郵政事業会社での9月30日での「雇い止め」-解雇の攻撃は、広島県三次市にも及んでいました。東京の郵政非正規ユニオンから連絡を受けた広島連帯ユニオンでは、早速本人と面談しました。直ちに加入をかちとり、郵政事業会社三次支店に対して、組合員通知と団体交渉申し入れを行いました。
昨日26日に三次支店で団交闘争を闘いました。支店前では、出勤時に広島連帯ユニオンのビラ、郵政非正規ユニオンの9・20ストライキと9・19を報じる労組交流センター全逓部会のビラと11・6のタブロイド紙を配布しました。
慌てふためく管理職とは対照的に、現場の労働者は笑顔でビラを受け取ってくれました。中には「頑張って下さい!」と激励の声をかけてくれる人もいました。支店への不満・怒りは爆発寸前です。
以下は、広島連帯ユニオンのビラの内容です。
布野集配センターのTさんの解雇をやめろ!すべての「期間雇用社員」を正社員に!
郵便事業会社三次支店は、雇い止め-解雇を撤回せよ!
本日、18時~三次支店と団交を行います!
東京多摩支店で郵政非正規ユニオンがストライキ
すべての働く仲間のみなさん!とりわけ三次支店で働く労働者のみなさん!
郵便事業会社は、いま全国で、期間の定めのある非正規職労働者を大量に雇い入れ、会社の都合のよいように働かせて、「儲からない」とわかるとモノのように使い捨てにしています。本当に許すことはできません!
全国で16万人ともいわれる郵政非正規職の労働者が団結して、この理不尽な賃金ドレイ制度をなくそう!正社員と同じように働いている非正規職労働者を正社員にしろ!と郵政労働者が正規・非正規の枠を超えて団結して闘いを始めました。『郵政非正規ユニオン』を結成し、全国に団結を求めて闘いを開始した東京多摩支店の労働者は、18人の解雇撤回を掲げて、9月20日にストライキに起ちあがりました。反撃の火の手はあがっています。会社の、人を人とも思わないデタラメな対応に怒りを燃やす労働者が、ついに声をあげたのです。
三次支店布野集配センターTさんの解雇を撤回せよ
三次支店でも、正規-非正規職の分断が進み、職場の団結が破壊されて、「会社に言ってもどうにもならない」「組合はあてにできない」というムードがつくられてきました。しかし、大恐慌と大失業の時代、いまや「闘わなければ生きられない」状況です。9月30日に「雇い止め」されようとしている布野集配センターの「期間雇用社員」Tさんは、ハローワークで求人票を見て応募しました。しかし支店は採用以来、何の確認も相談もなく、機械的に「ハイ、期限がきました。解雇(雇い止め)です。」と突然、文書を突きつけてきたのです。『満足に雇用条件も示さず働かせて、2ヵ月で解雇する』こんなことが許せますか!
求人票には「雇用期間経過後、6ヵ月毎の更新」などと示しておきながら、何の面談も相談もなく、現在の雇用条件も明らかにしないで、『解雇予告通知』『雇止め予告通知』を相次いで突きつけてくる支店は、本当に許せません!怒りあるのみです。
その上、先に『解雇予告通告』を手渡し、「順番が違いました」と後で『雇止め予告通知』を持ってくる始末。さらに、首切りを行いながら同時にハローワークに「布野集配センター」の求人を出しているのです!(支店はTさんが組合員通知した9月15日の翌日にひっこめました)。なんという卑劣なやり方でしょうか!
期間雇用社員はドレイじゃない!非正規職撤廃!
ふざけるな!人を何だと思っているのか!「働く機械」だとでもいうのか!生活がかかっていて一生懸命に働く現場の労働者への不当な仕打ちは、支店のすべての労働者を、支店長以下の幹部が「煮て食おうが焼いて食おうが自由」と思っているということです。労働者が社会を動かしているのです。絶対に労働者を路頭に放り出すような雇い方を認めることはできません!労働者にとって、解雇は死に値します。来月から、どうやって生きていくのか!雇用に責任を取るのは、大企業の社会的責任ではないのですか!解雇を撤回しろ!Tさんに限らず多くの郵政非正規職の労働者が同じように首を切られようとしています。絶対に認められません。 郵便事業会社、ハローワーク、そして職場で労働者の権利と生活を守るべきJP労組幹部が、不安定雇用の非正規職を認めている。非正規職で会社の言いなりで働いていたら本当に生きていけません!広島連帯ユニオンは本日、支社と団交を行います。非正規職撤廃!今こそ郵政非正規ユニオン、そして共に闘う広島連帯ユニオンに加入して闘おう!
2011/09/27
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