2011/12/04

広島連帯ユニオン第24回定期大会を開催

遅くなりましたが、去る11月27日に広島連帯ユニオン第24回定期大会が開催されました。その報告です。 執行部を代表して発言する鈴木委員長(広機分会のたたかいと今日の青年部のたたかいを語る)

当日、来賓として参加していただきました動労西日本の大江委員長、動労千葉を支援する会 広島の運営委員の方、また熱い激励のメッセージをよせていただいた高陽第一診療所労組、動労千葉、全国各地の合同・一般労組全国協議会のユニオンのみなさんに感謝の意を表します。本年の大会は、大恐慌の本格化と3・11大震災ー原発爆発の事態を受けて、労働組合、とりわけユニオンがどのようにして労働者階級の怒りと結びついて、たたかうのかが問われる中で開催されました。
9・19の明治公園6万人の反原発の怒りと結びつくこと、なにより”フクシマの怒り”と私たちユニオンに結集する労働者がどのようにして、怒りを共有して連帯していくのか、がテーマになっています。その答えは、11・6日比谷公園6千人の「反失業・反原発」~解雇撤回、非正規職撤廃!国際連帯のたたかいの中にあると思います。
11月集会をけん引する動労千葉や動労水戸が、外注化と偽装請負、さらには原発を推進するJR資本の被曝労働強制と真っ向からストをうち抜いて、青年労働者を獲得、組織していく姿の中に、今、労働組合が職場で資本とガチでたたかうことの重要性が明らかにされています。その資本と真っ向からたたかい、「解雇撤回、非正規職撤廃」をかかげて職場のたたかいを地域や産別に広げていこうとしている東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会闘争を全国の力で支援して勝利させていく中に展望があります。             広島地域支部からの報告
全造船の右派分裂とのたたかいを打ち抜いた三菱広機分会の45年のたたかいを基礎に、わが広島連帯ユニオンは、20年を超えてたたかってきました。その中で、本大会ほど労働者の団結の力を感じたことはありません。             全造船三菱広機分会からの報告
地域の仲間と団結をつくりだして、少数の会社でたたかい抜く青年労働者から三菱独占と40年以上たたかい続けてきた”反戦派”の再雇用の労働者まで、全組合員が一体になって、労働組合とその団結の中にこそ、労働者階級と人民の未来があるということを実感し、その路線に確信をもつことができた大会でした。             青年部からの報告
また、国鉄闘争-分割・民営化と1047名解雇撤回のたたかい、とりわけ震災直前に全国運動をたちあげて解雇撤回と外注化反対・非正規職撤廃のたたかいを全国に広げる活動を展開してきたことは決定的だったと痛感しました。「惨事便乗型資本主義」-『ショック・ドクトリン』としての国鉄分割・民営化攻撃と総評解体・連合結成、日本での新自由主義の全面的な始まりに対して、正面からこれをを受けて起ち、勝利してきた国鉄闘争の意義を再確認しました。広島でも、動労西日本の開始した「契約社員制度廃止」をめざすたたかいは、まさに合同・一般労組(ユニオン)こそが課題としてたたかうべきことであると鮮明になりました。
このたたかいの実践的なとりくみとして、民営化・非正規職化とたたかう拠点が、ユニオン呉交通局支部の呉市バス民営化とのたたかいです。 呉市バス労働者としての誇りを踏みにじり、雇用を奪い、非正規職化と偽装請負の横行する公営交通民営化にユニオンは絶対反対でたたかい抜きます。来年4月民営化をぶっとばすたたかいをやり抜こう!国鉄全国運動の具体的なとりくみとしてたたかっていくことが呼びかけられました。




復興増税-「復興特区」「福島医療特区」、TPP(環太平洋経済連携協定)、労働者派遣法改悪、日米安保強化と米軍辺野古新基地建設、原発再稼働と原発輸出の極反動政権である野田政権を、反失業・反原発の怒りの炎で焼き尽くし、労働者が社会の主人公となるために、職場にたたかう労働組合を組織しよう。そこを拠点に地域に団結を拡大しよう!この路線で一致して、広島連帯ユニオン第24回定期大会は『団結ガンバロー』で、締めくくられました。
































 

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