2014/12/23

12.23国鉄闘争全国運動年末統一行動


 国鉄闘争全国運動から年末統一行動がよびかけられ、広島では12月23日に八丁堀交差点で街頭宣伝をおこないました。解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名(10万人署名)を訴えました。最高裁で闘われている動労千葉鉄建公団訴訟の反動判決を許すなと、全国の仲間と一体で統一行動としてやりぬきました。署名は12月25日現在で83804筆となり、目標の10万人を何としても実現し、解雇撤回判決をかちとりましょう。国鉄・分割民営化以来の労働組合破壊を打ち破り、闘う労働組合を復権させましょう!

2014/12/19

安全破壊の病棟大再編絶対反対!|草津病院支部

安全破壊の病棟大再編絶対反対!

組合で団結して闘おう!

医療の現場 No.82 【2014/12/19】

■12・12団交報告

去る12月12日、草津病院支部は病院経営側との団体交渉(団交)を開催しました。前回の団交で協議した1病棟のケアワーカーの人員不足による事故や労働災害の問題などの継続している案件に先立ち、12月5日に職員と組合に提示された「病棟大再編問題」を議題にしました。
 12日の団交では、今回の病棟大再編が、職場の安全とそこで働くすべての仲間の労働条件にかかわる重大な問題であることがハッキリしました。この計画が、病棟のみならず病院で働く労働者全体の労働条件・働き方を一変させることは明らかです。
 12・12団交で判ったことは「病棟大再編計画」が、全職員を駒のように配置転換させることなしには、成り立たないものであるということでした。

■「何も決まっていない」のに発表とは!

経営側は、病棟大再編について「まだ、何も決まっていない」「工事や施工の計画も未定」「行政への届出をしてから計画の詳細を明らかにする」とあいまいな回答をしてきました。しかし、一方で「解雇はしない」「働くところはある」とも明言しました。計画の詳細がわからず、働く部署は確保できると断言されても説得力はありません。
 さらに、救急病棟の増床によってどれだけ増収を図るのかということに対しても、「12・5の文書のとおりで、いろいろ考えている(試算している)」「“採算”はやってみないとわからない」と不正実な回答をしてきました。

■職員への「説明会はしない」のか?

経営側は、病棟大再編に関する「職員への説明会は今は考えていない」と言いました。これは、それぞれの労働者を孤立させ、分断して、経営の思い通りに大再編をやろうということです。経営側は、職員が労働組合で団結して闘うことを最も恐れています。職員への説明は、管理職との個人面接で対応するとも言われましたが、人事考課制度での面接の現状を見れば、どうなるか結果は明らかです。

■強引な配置転換や退職は許さない

つまり、職員が希望していない部署でも経営の方針に沿って働かなければならなくなり、職員の不本意な「配置転換・退職」が起こります。
 結局、草津病院経営のやり方に異を唱える職員は「辞めてもらってもけっこう、経営のいうとおりに働く職員だけ残ればよい」ということではありませんか。

■「国鉄方式」には絶対反対だ

このやり方は、国鉄が分割・民営化されJRが発足した時の「全員解雇・選別再雇用」と同じ構図です。その時には、20万人の職員が半減してしまうような「希望退職」が起こりました。今、人員削減の際に「国鉄方式」が横行しています。私たちが28年前の国鉄1047名解雇撤回・JR復帰を闘う理由がここにあります。
 労働者が、職場で団結して闘えば、雇用と職場の労働条件・安全を守れます。今こそ組合に加入して、闘いましょう!
 さらに経営側は、1病棟で管理職が、浴室清掃業務を行っている人員数や所要時間の聞き取りを行ったことについて、「外注化(外部委託)のための調査ではないか」という質問についても、否定しませんでした。医療・介護以外の業務の「外部委託」も検討されているということです。

■病棟大再編絶対反対!15春闘へ!

草津病院で働く仲間のみなさん!組合は、来る2015年の15春闘での最大の課題として『病棟大再編絶対反対!』を掲げて闘います。
 労働条件の不利益変更、労働環境の悪化、つまり病棟の安全の崩壊をさらに全面的に促進して事件・事故を引き起こす草津病院経営の施策に絶対反対の声を上げましょう!生きていけるだけの賃金の大幅な引き上げを闘ってかちとろう!
 すでに組合には、今回の病棟大再編に関して労働相談が寄せられています。病棟大再編で悩んでいる方は、組合に、ぜひ連絡して下さい。共に団結して病棟大再編絶対反対・反合理化・安全闘争を闘おう!

1病棟の事故の「再発防止策」についての経営側12・5『回答書』

「机は可動式のものを配備する」というところ以外は、すべて職員への「注意喚起」「自己責任」の徹底です。ここに書かかれていることができない状況だから事故が続発しているのです。それが、できないのは、すべて職員が悪い、と言わんばかりの”上から目線”です。
 現に、最近もある病棟では、患者の患者に対する暴力事件が発生しています。
 「状況に応じて」とありますが、危険な状況が事前に認識できていれば事故は起きません。その判断が過重労働のためにできないから事故が発生しているのではないでしょうか。
 根本的には、安全を確保できるだけの人員を配置するしかありません。
 組合は改めて、すべての病棟のケアワーカーの補充を求めます。

※以下に、12月5日、経営側代理人の久保弁護士から出された『回答書』を掲載します。

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回答書

平成26年11月7日貴労組との団体交渉において質問された、第1病棟における事故後の再発防止策について回答いたします。

1.本年8月27日第1病棟における患者による暴力事件を受け、当該病棟内カンファレンスにおいて、次の事故防止策の周知を行った。
・スタッフは、患者から目を離さないこと。
・特に保護室エリア内においては、スタッフは、カルテ記載中等の作業中であっても、ドアがあいた ら注視する。
・上記の対策として、保護室エリア内の机は可動式のものを配備する。
・状況に応じて、保護室は男性看護師2名の対応も行う。
・状況に応じて、入浴の見守り介助は男性スタッフ付き添いのもとで行う。
・朝の保護室清掃および検温は、複数名で対応する。

2.本年10月1日同病棟における患者による性的暴力事件を受け、当該病棟内カンファレンスにおいて、次の事故防止策の周知を行った。
・スタッフは、まず自分の身は自分で守る。患者から目を離さないようにし、リスク管理を怠らない。
・患者のカルテをよく読み、申し送りを十分に理解し、患者のリスクをよく承知しておく。
・状況に応じて、保護室清掃と当該患者の検温は、患者には、ドアから離れた位置で保護室出入口に背を向けて座ってもらうこととし、さらに看護師は、当該患者の背後に立つ等の対応も行う。
以上

2014/12/18

機関紙『連帯』No.249(2014年12月号)を発行


機関紙『連帯』No.249(2014年12月号)を発行しました。

2014/12/12

病棟大再編絶対反対!|草津病院支部

12・12団交へ強制配転・賃下げ・労働強化・安全破壊の病棟大再編絶対反対!

『医療の現場』No.81(2014/12/12)

 草津病院で働く仲間のみなさん!12月5日に病院が発表した「新たな病棟大再編計画」に職場では不安の声があがり、怒りの渦が巻き起こっています。病棟を大改造して救急・急性期病棟を作ることは、職員に強制配転や賃下げを強要し、職員を退職に追い込む施策です。
 今でさえ救急・急性期病棟では、人員不足による過重労働で事故や労災が絶えません。
 この上に新たに救急病棟を増床するなどとんでもないことです。いっそうの安全崩壊、事故と労災が多発するのは必至です。組合は提案された病棟大再編計画に絶対反対です。

●本日、団体交渉を開催!

 本日、組合と病院は団体交渉を開催します(17時半~ サムシングホール・ドルフィン)。
 前回の11・7団交で組合は、1病棟で発生した労災や事故問題を取り上げ、事故の責任は経営にあることを追及して、安全に働ける人員を確保し、事故を防止することを要求しました。また全病棟のケアワーカーの欠員を補充することを求めました。
 ところが、12月5日付の病院側の『回答書』と同時に出されたのが、病棟大再編計画でした。安全な職場を求める私たち職員に、さらに危険な過重労働を迫る病棟再編です。ケアワーカーを補充するどころか、減らす施策が打ち出されました。本当に、ふざけるな!ということです。
 さらに、12月10日に支給された冬期ボーナスの大幅な減額は、職員の間にいっそう怒りを呼び起こしています。これでは、本当に生きていけません!
 病棟再編について管理職からの説明では、「病院経営のために必要」「働くところはある」などというものでした。つまり救急病院で利益を上げろ、そのために職員は不平を言わずに病棟再編に全面協力しろというものです。このことが職員の不安と怒りをかき立てています。
 大恐慌の爆発で、草津病院は2009年に救急病棟を開設しました。しかしこれは数年で行き詰ってしまいました。
 すでに破産している「アベノミクス」の新成長戦略・医療制度改革の下で、よりいっそう救急医療に全面的にのめり込んでも破たんすることは明らかです。この大再編は労働者の犠牲の上に資本家階級が生き延びようとするものであり、絶対に反対です!
 病棟大再編計画には、誰も賛成していません。病棟の労働者は、事故の責任を現場に転嫁し、職員を駒のように使い捨てにする経営のやり方に怒りを爆発させています。
 組合は、草津病院で働く労働者として、団結して病棟大再編計画に絶対反対で闘います。草津病院で働く仲間の皆さん!組合に加入して病棟再編に声を上げ、本日の団交を共に闘いましょう!

2014/12/02

労働者の分断を許すな|推進機構支部

当局による労働者分断を許すな!推進機構に闘う労働組合を作ろう

『団結通信』No.39(2014/12/2)

 遅くなりましたが、11月6日の団体交渉の報告をします。
 今回の団交は組合から推進機構当局に提出した①Eさんに対する仕事外しの「処分」撤回、②受付業務の外注化・非正規化反対の申し入れの内容をめぐるものでした。
 推進機構当局は、仕事外しが不当な「処分」であることを認めず「単に内勤の業務を命じただけ」とごまかしました。その上で、団交の場でもEさんを個人攻撃し、自分たちのやっていることを居直りました。
 団交の場で当局はあろうこうとか「(Eさんを)検診に出すと現場が混乱する」などという暴言を吐きました。長年現場で働いている労働者に対してなんという言い草か! 絶対に許すことはできません。
 現場で起こる問題をすべて個人の責任にして、気に入らない労働者を見せしめのように集中攻撃する労務支配のやり方です。とんでもないことです。
 しかも、重ねて許せないことに今回のEさんへの仕事外しは「現場の声の実現」とまで言いました。これはEさんへの処遇決定に対する卑劣な責任逃れであり、労働者どうしの分断です。絶対許せません。
 また、受付業務の外注化・非正規化についても、「新システムで安全性は損なわれていない」と居直りました。当局の言い分は、以前のように受付で名簿を作成するわけではないから、フィルムや検体との取り違えが起こらないから安全性は高まっているというのです。しかし、名簿を作ることだけが受付の仕事ではありません。実際に慣れていない労働者を配置していろいろなトラブルが起こっているではありませんか。

根本的な問題は労働組合の不在だ

 当局のパワハラ、労働者への分断、外注化・非正規化・・・。すべて根本的な問題は職場に労働組合がないこと、あっても機能していないことが根本問題です。日本じゅう世界中で起きている資本による労働者への攻撃も全く同じです。労働組合がないことを見透かして、足元を見て労働者への攻撃をかけているのです。

推進機構労組をたたかう労組に作り変えよう

 推進機構には、形式上「推進機構労働組合」が存在していますが、実体は「委員長は親睦会長と兼務する」ということだけが言われ、労働組合として機能していません。機能していないどころか、実際には当局のすすめる合理化や賃下げにお墨付きを与える存在になっています。
 例えば、推進機構労組の規約では年に1度の総会開催や、役員選挙、組合費徴収などが規定されており、それは労働組合が労働組合として成立する上で当然やらないといけないことなのですが、この数年一切行われていません。(親睦会役員の選挙だけが行われています)。
 昔を知っている人の話によれば、かつては親睦会の選挙とは別に組合の役員選挙が行われ、組合費も親睦会費とは別に徴収していたそうです。ところがいつからか組合活動が形骸化し、親睦会だけが実体的に残る形になったのです。しかし、当局や管理者も含む親睦会と、当局と闘う立場であるべき労働組合は根本的に違う組織です。
 当局・資本と労働者が「なあなあ」でやっていける時代は終わりました。みんなの力で推進機構労組を闘う労働組合に作り変えましょう。

安倍政権の戦争政治、アベノミクスは破産した!
いまこそ新しい労働者の政党を作ろう!

11月21日衆議院は解散し、総選挙が始まりました。
 今回の選挙についてマスコミや野党は「不意打ち」とか「大義がない」とか言っていますが、実際は安倍政権が労働者民衆の怒りの前にすべての政策が破産して解散に追い込まれたと思います。アベノミクスで株価が上がったとか、賃金が上がったとか言っていますがすべてデタラメです。私たちの年金基金の積み立てを勝手に株に投入して無理やり株価を買い支え、株価上昇を「演出」しています。賃金については物価上昇分を含めた実質賃金は15カ月連続で下がり続けています。労働者の生活を破壊し、国民の10数%にすぎない株主をもうけさせることしか考えていないアベノミクスに労働者民衆の怒りは爆発しています。
 そしてなんといっても集団的自衛権行使容認7・1閣議決定、改憲・戦争政治、沖縄の新基地建設、福島圧殺・原発再稼働策動に対して怒りが爆発しています。労働者民衆の怒りの前に安倍は追い詰められ、いったんは打倒されたのです。
 今回の解散総選挙は一旦打倒された安倍が再度延命して、戦争と首切り、民営化と非正規化、首切りの大攻撃をやるための選挙です。
 したがって、この選挙に対する労働者の回答はいまこそ団結し、闘う労働組合を職場によみがえらせることと、闘う労働組合の先頭でたたかう労働者の党を作り出すことです。
 広島連帯ユニオンは今回の総選挙に対して、動労千葉を先頭にした階級的労働運動派の代表として東京8区(杉並区)から立候補した鈴木達夫弁護士を応援します。安倍自民党政治は破産していますが、対する野党は全く闘う路線も方針も出せていません。
 こうした中、都知事選に続き、東京8区から労働弁護士として最先頭で闘っている鈴木たつおさんが立候補しました。全国の力を1点東京8区に集中し、労働者の怒りを真に代表する革命的議員として鈴木さんを国会に送り込みたいと思います。ぜひご支援をよろしくお願いします。

2014/11/30

11.30高槻・植木団地追い出し阻止闘争に参加

 11月30日、高槻市で「植木団地追い出し絶対反対・高槻現地闘争」が、高槻市富田園芸組合・植木団地労働組合・全国水平同盟高槻支部によって開催されました。高槻市は、高槻市富田園芸組合に対して、11月末を期限に植木団地を出て行けという攻撃をかけています。いよいよ退去期限を迎えたこの日、全国から支援の仲間がかけつけました。太鼓の音色と餅つき、焼きそばで歓迎され、明日以降の闘いにパワーがみなぎる集会でした。
演壇のバックには「植木団地追い出し絶対反対!安倍を倒せ!」のスローガンとともに「義理・人情・団結」の文字。植木団地労働組合からは、追い出しに屈せず分断を許さない固い団結をつくっていく決意が次々と述べられ、参加者の心に響きました。8家族に対する住宅追い出し攻撃と闘う全国水平同盟西郡支部からは、ともに闘う決意が明らかにされました。
 広島連帯ユニオンからも宮原青年部長が発言に立ち、自分の職場でも労働者から仕事を奪う攻撃がかけられている。植木団地のたたかいは自分の職場に労働組合を作るたたかいと同じだ。労働者から仕事を奪って戦争に狩り出すのがアベノミクスだ。ともに団結して闘うと訴えました。
 集会後、更地化攻撃をかけられている富寿栄住宅へ向けてデモ行進を行いました。

<感想>生活奪う追い出しは許せない

 何年もかけて作ってきた植木団地を、他の所で一からやり直せというのは大変だと思う。更地にして民間業者に儲けさせるつもりだろうが、広大な土地を一部の利益のために取り上げるのは許せない。実際に働いているのに、急に出て行けというのは酷だ。やり方が汚い。明日12月1日で期限だが、西郡の8家族を無理やり住宅から追い出したようなことは、絶対して欲しくない。自分は負けないという西郡の発言はたいしたものだ。
 動労千葉の中村さんが、生きるために団結するのか、それとも媚を売るのか、自分たちは団結してたたかおうと言われたが、絶対反対でたたかう植木団地労働組合の人たちは本当にすごいと思った。全国から見たら小さな問題だが、当事者にとっては死活問題。多くの人が同じようにやられてきたが、頑張ってひっくり返してほしい。どんな小さなことからでも世の中変わって欲しい。デモは長かったが、参加して良かった。

2014/11/23

三菱広機分会が定期大会を開催


 三菱広機分会は11月23日午後1時から今年度定期大会を開催しました。竹中委員長あいさつの後、来賓として参加いただいた全造船本部永田委員長は、「都合の悪いことはすべて覆い隠し、今なら勝てるていう自らのす延命解散を強行した安倍内閣に働く者の怒りは高まっている」と述べ、先細りではなく、闘いを継続していこう!とあいさつしました。続いて、広島連帯ユニオンの壹貫田書記長が、労働者の安倍政権の新自由主義に対する怒りが爆発して、安倍を倒した!職場に闘う労働組合の拠点ををつくろう。私たちは総選挙で東京8区に鈴木たつおさんを立てて闘います。応援をお願いします!と述べました。

 その後議事に入りました。当初は3時までの2時間程度を計画していましたが、大幅に時間をオーバーして4時まで開催。定年退職で三菱在籍が1名という状況ですが、「会社の定年が組合の定年ではない」と活発に議論しました。「これまでの闘いの経験を引っさげて広島連帯ユニオンの運動を支えていこう」と、三菱独占の兵器・原発生産と輸出に反対する運動を軸に、広島連帯ユニオンの活動について継続して討議していくことが確認されました。



2014/11/17

11.17東京西部ユニオン鈴コン分会が職場復帰


11月17日、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の内尾稔分会長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計の3人が、ついに職場復帰を果たしました。

ついに職場復帰!鈴コン闘争勝利の第2ステージへ(都政を革新する会)
http://www.tokakushin.org/wp/?p=3668

<引用>11.15鈴コン闘争勝利・団結集会へのよびかけ
 全国の仲間のみなさん! 支援者のみなさん! 鈴コン闘争は勝利しました!
 11月17日、内尾稔分会長、鈴木善弘会計、吉本伸幸書記長の3名が職場に復帰します。そこで、第1ラウンドの区切りの意味で左記による団結集会を企画しました。多数の仲間のみなさんのご参加をお待ちいたしております。
 鈴木コンクリート工業分会の3名の解雇撤回の闘いは、3年余に及ぶ仲間のみなさんの力強いご支援でついに「原職復帰」を勝ち取りました。ご支援を頂いたみなさんに勝利報告と心よりの感謝を申し上げます。
 9月30日、東京高裁はたった2回の裁判で会社側のデタラメな証人申請も却下し、結審した上で、強力に和解斡旋を進めました。組合側は基本要求である ①解雇撤回・原職復帰、②被解雇者3名らの「期限の定めのない雇用」の確認、③今後、会社は不当労働行為をしない。以上3点を認めない限り和解には応じない旨、原則を貫きました。
 これまで3名の解雇については金を払い続けても職場には絶対に戻さないと豪語し、過去の組合破壊経験を自慢していた鈴木富美子社長でしたが今回は遂に頭を下げたのです。しかも、期限の定めのない雇用を確認し、その上で、東豊商事と鈴木コンクリート工業の両者に対して、「不当労働行為を行ってはならない」との条項を確認したことは、片方をダミーとして逃げることが出来ない歯止めとなりました。
 東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の仲間のたたかいは、世間に吹き荒れる非正規雇用労働者の無権利状態に対し「労働組合に団結して闘えば勝てる」ことを立証しました。そして、当面は会社の攻撃で分裂状態となった組合組織の立て直し、都労働委員会における他の不当労働行為の決着と続きます。同時に、今後は鈴コン分会が「受けた支援を運動で返す」支援者として支援連帯の役割を担う時代に変わることになるでしょう。
 若者はじめ労働者の雇用の現状は、派遣、外注化、非正規など企業の大小を問わず深刻を極め、「闘う労働組合」の復権、創成と結集が広く求められていると思います。労働運動の真価が問われている時代であると考えます。鈴コン共闘会議は今回の勝利をバネとしてさらに大きく飛躍し、時代の一翼を担う存在に成長すべきです。
 「金儲けのためなら人権、安全も命も破壊する」新自由主義、勝手な憲法解釈で戦争への動員を煽る安倍政権、原発再稼働! 日本の進路は今、重大な分岐点に立っています。日比谷の11・2全国労働者総決起集会5700人の成功から、さらに「戦争反対、生きさせろ、全労働者の団結」の旗を高く掲げようではありませんか。
 11・15の勝利団結集会へのみなさんのご参加をよびかけます。


鈴コン闘争支援共闘会議

2014/11/09

11.8-10訪韓闘争、国際連帯をさらに発展させよう!


 11月8日から10日、広島連帯ユニオンは6名の仲間を韓国・民主労総の労働者大会に派遣しました。
 8日の前夜祭は、歌・踊り・寸劇などとアピールが交互に行われ、非常に組合員との一体感があるものです。登壇は産別や地域ごとのようです。城西工団労組と事前の会談を考えていましたが到着時間の関係で前夜祭終了後の交流会での話に。交流会は前夜祭会場のテントで、関西セミナーでお会いした金属労組ポハン支部のイゾンラクさんを中心にしたグループと、城西工団のグループにそれぞれ合流しました。イゾンラクさん他、KECの委員長など昨年の訪韓でお世話になった方々とも再会できました。城西工団労組の歴代3人の委員長と移住労働者労組の代表などと2時ごろまで交流の進め方について討議できました。言葉の壁をどう乗り越えるか、日常的に直面している城西工団労組の意見は重みがあります。
 9日午前中は、大邱グループでチョンテイル烈士の墓地を訪問、合同労組グループで建国大学を訪問、その他はセウォル号遺族の座り込み現場を訪問しました。
 労働者大会は当初の予定と違って、14時にヨンプン文庫前に結集し、デモで大学路を目指しました。宣伝カーで次々にソウル地域本部や闘争の当該から「日本の同志へ」のアピールが続々と行われました。集会は、大学路を約1kmにわたって3万人が埋め尽くして行われ、ステージはもちろん2台用意されたスクリーンも遠すぎて見えないほどです。それでも一体感のある集会でした。
 10日は午前中6人で観光ののち、2人が残って理念交流に参加しました。ソウル地域本部と動労千葉川崎執行委員のあいさつに続いて、動労千葉田中委員長、動労水戸石井委員長、セウォル号惨事についてソガン大学教授、福島から倉岡さんが報告しました。
 セウォル号惨事の報告では、問題点は(1)海上警察が外注化され全く救助できなかった(2)海運組合の検査が会員制で安全点検も外注化された(3)政府の規制緩和で船齢を20年から30年に延長したことの3つが核心であると提起されました。
 歓送会では、各産別ごとに自己紹介し、合同一般労組は吉本代表から、広島から8・6報告集を贈呈、関西合同労組のホヨンホさんが発言しました。ソウル本部の皆さんには、民主労総の役員選挙や烈士追悼で忙しい中を親切に対応していただきました。心から感謝したいと思います。

 今回の訪韓で、国際連帯がさらに前進しました。ユニオンの闘いをさらに飛躍させ、階級的団結を打ち固めていきましょう。

チョンテイル烈士墓地にて
前夜祭のあと交流会

2014/11/03

11.2全国労働者総決起集会が5700名の参加で大成功!

 労働運動の新時代がついにスタートしました。11.2全国労働者総決起集会は、5700名が結集し、大成功しました。安倍政権による戦争と原発再稼働・首切りの政治を許さず、安倍政権を打倒する労働組合の闘いを、本格的に発展させる時です。動労千葉、関西生コン支部、港合同の3労組は、その先頭に立つことをハッキリ打ち出しました。城䑓さんがナガサキから、佐藤さんがフクシマから、戦争への怒り、核への怒り、原発への怒りを訴えられました。
あらゆる困難を乗り越えて全国から自分たちこそ労働者階級の先頭に立って安倍を倒すぞという仲間が、その呼びかけに応えて全国から結集しました。新自由主義がとうとう行き詰まった資本主義の危機の時代こそ、労働者階級が資本家にとって代わる時です。動労千葉・動労総連合を先頭に国鉄闘争を闘う仲間が集会を牽引しました。鈴木コンクリート分会の解雇撤回・原職復帰に続いて続々と闘う仲間が登壇しました。労働組合の団結した力が、ハッキリと見えてきました。立ち退きを迎え撃つ高槻の植木団地の仲間の合流は感動的でした。
韓国の民主労総、アメリカからUTLA、ドイツから、そして在日滞日の仲間が大挙参加しました。昨階級的労働運動と国際連帯こそ、全労働者の希望であり核心です。翌11月3日には、労働者国際連帯集会にも参加しました。年訪韓した時に訪問した弘益大学のイスッキさんとも再会することができました。11・8〜9の訪韓闘争を一体の闘いとして闘いましょう。

2014/10/31

10・31広島狭山集会に参加


 10月31日、西区福島町の西地域交流センターで「10・31広島狭山集会」が開催されました。「寺尾差別判決40カ年糾弾!労働者階級の団結で狭山第3次再審闘争勝利へ!」と、 11・2全国労総者総決起集会への組織化が最後の追い込みとなる中、35人が集まりました。
 広島解放共闘の主催者あいさつ、石川一雄さんの10・31メッセージ朗読に続いて、5・23集会での石川さんの発言、植木団地取り上げと闘う富田園芸協同組合・水平同盟高槻支部・植木団地労組のメッセージと闘いをまとめたビデオが上映されました。解放共闘事務局から基調が提起され、「7・1情勢に立ちむかい、階級的労働運動と階級的団結論にかけきって闘おう。西郡住宅闘争が一気に水平同盟高槻支部、植木団地労組結成まで進んだように、7・1情勢のもとで労働者の闘いが社会変革をめざして大きく流動化している。部落解放の核心は階級的団結論であり、「動労総連合を全国に!」の闘いを先頭に職場・地域に階級的拠点をつくりだそう」と提起されました。
 決意表明の最初に、富田益行さんの告別式に出席してきた動労西日本の大江委員長が、「動労西日本の組織拡大、動労総連合を全国にの闘いを、みんなでやり遂げよう」と、動労西日本の組織化にも尽力されてきた富田さんの遺志をついで先頭に立って闘う決意を表明されました。広島連帯ユニオンからは、福屋解雇撤回を闘う谷口恭子組合員、闘う労組建設を進める宮原亮青年部長が、外注化、正規・非正規の分断を打ち破って階級的団結をつくる決意を述べ、広島東郵便局解放研のメンバーは「労働者階級の闘いこそ社会を変える」と訴えました。
 まとめと方針提起を広島県労組交流センターの植野共同代表が行い、「国鉄闘争を軸に闘ってきたことが、いよいよ実る過程に入った。11・2を2010年代中期の闘いへの出陣式としてかちとり、動労西日本から呼びかけられた来年2月の中四国国鉄集会へ向けて拠点建設の闘いをさらに進めよう」と呼びかけました。11・2労働者総決起集会の成功をバネに、ユニオンの拠点建設を画然と前進させていきましょう!


2014/10/22

草津病院で緊急団交を要求して門前闘争

■相次ぐ労災・事故!人員増やせ!安全を守れ!

 1022日の朝、広島連帯ユニオン草津病院支部は、病棟での労災・事故続発の状況に対して、「人員を増やせ!安全を守れ!」「団交ただちに応じよ!」の緊急門前闘争を行いました。
 この闘いには、中山支部委員長を先頭に真保支部書記長、事故の当該である組合員が参加しました。さらに広島連帯ユニオン、高陽第一診療所労組の闘う仲間も駆けつけて総勢9名で門前に登場し、職場の安全に責任を取らない草津病院の理事長に対して、「安全に働ける人員を配置せよ」「団交をただちに開け!」と怒りの声をあげました。
 患者からの暴行を受けた組合員は、心の底からの怒りを爆発させ、職場の仲間に「団結して共に闘いましょう」「命の現場から”命より金もうけ”の新自由主義の社会を変えましょう!」と元気にアピールし、ビラを配布していました。ビラはいつもより多い90枚が撒けました。いつもはビラを取らない職員も、その真剣さにビラを受け取っていました。また、病院の経営側の職員もビラまきの様子を窺いに来ていました。労働者の怒りの職場門前行動は、彼らに大打撃を与え、職員に勇気を湧かせたようです!大勝利です!

 合同・一般労組全国協・鈴コン分会や911JR郡山総合車両センターでの国労郡工支部の闘い、動労水戸や動労千葉のストライキのように、職場の仲間との団結を生み出す門前闘争をやり抜きました。この力で組織拡大と112労働者集会へと攻め上ります!


草津病院支部ビラ『医療の現場』№782014/10/22)より

■相次ぐ労災・事故!人員増やせ!安全を守れ!緊急団交を要求

これ以上事故が起きてからでは遅い!

 女性職員が患者から暴力を受ける事故が相次いで起きています。一人はいきなり顔面を強くなぐりつけられました。打ち所が悪ければ大変な事態になっていたところです。もう一人は、「性的逸脱行為」で警察から救急搬送された男性患者に突然体を触られるという暴行を受け、精神的ショックを受けています。
 どちらもしっかりした人員を配置していれば防げた事故です。一人は突発的に暴力をふるうことが予見されていた患者です。もう一人については、そもそも女性職員に対応させるなどありえない話です。しかし、人が足りない、男性職員が少ない、ということで事故が引き起こされたのです。
 この責任は、職員の安全、患者への十分な見守りより営利を優先して人を減らし、労働条件を悪化させてきた病院経営にあります。
 患者による暴力でケガをする職員は後を絶ちません。それは「仕方がないこと」としてすまされています。しかし、こうした事故が放置され続けるなら、必ず取り返しのつかない大事故、死亡事故まで引き起こされます。
 人員不足による長時間・過重労働で、からだをこわす職員も続出しています。ある職員は、腰痛をがまんして痛み止めの薬を使いながら働き続け、検査したら腰の骨が折れていました!
 病気になっても休めない、休んだら賃金保障もなく生活できない、こんな非人間的な労働条件を許すことはできません。

●組合に入り団結の力で職場を変えよう

 今の矛盾だらけの職場が回っているのは、私たち現場労働者が毎日必死になって働いているからです。一方で経営・管理者たちは職場の安全崩壊を放置し、労働者の評価付け・分断に熱中している。本当に許せない! 職場のみんなで団結し、「人員増やせ! 安全と命を守れ!」「評価制度なくせ!」の声をあげよう。
 広島連帯ユニオン草津病院支部は「ただちに必要な人員を配置せよ」という要求を掲げ、緊急団交を申し入れました。仲間のみなさん、組合に入って団結しよう。その力で職場を変えましょう。


2014/10/19

国際反戦デー広島行動、労働組合は反戦の先頭に


  10月19日、10.21国際反戦デーを前にして「国際反戦デー広島行動」が、広島県労組交流センター・広島大学学生自治会・百万人署名運動広島県連絡会の共催で行われました。戦争に突き進む安倍政権に対する怒りに燃える仲間は、原爆ドーム前に集まり繁華街を一周するデモ立ち上がりました。沿道からは拍手喝采が起き、デモに合流するイギリス出身のムスリムの人も。安倍政権への怒りが街中にあふれています。
 デモに先立って、広島大学学生自治会の百武委員長は、実際に戦争をやろうとしている安倍政権を徹底的に批判し、学生や青年労働者が戦争に動員されるような社会を変えようと訴えました。続いて労組交流センターを代表して壹貫田共同代表、さらに動労西日本、広島連帯ユニオン、高陽第一診療所労組、百万人署名運動が発言に立ち、労働組合が戦争反対の戦争に立つことを熱烈に訴えました。11・2全国労働者総決起集会の成功で安倍を倒そう!


2014/10/04

10.4広島国鉄闘争集会が大成功


 10月4日、広島市西区民文化センターで「国鉄1047名解雇撤回! 許すな外注化・非正規化! 戦争と民営化に反対する闘う労働組合をつくろう! 広島国鉄闘争集会」を動労西日本・広島連帯ユニオン・動労千葉を支援する会広島の共催で開催し、65人が集まりました。
 冒頭、9・11郡山闘争のビデオが上映され、国労郡山工場支部の橋本書記長、動労総連合の「青年部」の明るく闘う姿にみな大注目でした。ユニオンの鈴木委員長が主催者を代表して開会あいさつに立ち、「闘う労働者の表情はみな生き生きとしている。動労千葉のようにストライキで闘う組合をあらゆる職場につくろう。この場のすべてのみなさんが11・2労働者集会に参加してほしい」と呼びかけました。
 連帯あいさつでは、広島星野文昭さんを救う会の増上昭典共同代表が「あと1、2年で星野文昭さんを奪還しよう」と訴え、NAZENヒロシマの室本けい子さんは、「99%の人たちみんなの怒りを結集し安倍を倒しましょう」と熱く訴えました。広島大学学生自治会からは国際反戦デー広島行動が呼びかけらましれた。

 動労西日本の大江照己委員長が「動労総連合を全国に」の決意を込めて基調報告を行いました。9・11郡山闘争、動労千葉の10・1ストの意義を語り、JRをはじめあらゆる職場で進む民営化、外注化との闘いへの決起を呼びかけ、「動労西日本の一大拠点を広島の地につくり出す。とりわけ青年労働者の圧倒的な結集を実現させよう。動労西日本を先頭にすえた広島の闘いを全国の仲間に示そう」と訴えました。
 続いて闘いの現場からのアピールが次々と。動労西日本の岡崎昭夫組合員は「労働組合の団結こそ安倍打倒の力。私は一人の青年労働者を獲得しなければならない」と組織拡大の決意を表明。
 ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長は、「職場では合理化による過重労働、事件・事故の多発に怒りが渦巻いている。今こそ反合理化・安全闘争を貫く階級的労働組合として職場丸ごとを獲得し、職場生産点を握って草津病院を自他共に認める拠点職場にする」と拠点建設の決意を鮮明に。

 福屋で解雇撤回闘争を闘う谷口恭子組合員は「外注化による分断を打ち破り、団結と労働組合を取り戻すことこそ核心。戦争を止める力もそこにある」と路線的確信をもって訴えました。さらに解雇攻撃をはね返した仲間が職場での奮闘を報告。
 高陽第一診療所労組から、森末委員長が「階級的団結を拡大し、高陽第一診療所を建設当初の原点を貫いて地域全体を組織していく拠点にする」と、自治体労働者から学童保育の民営化、外注化と闘う仲間が「絶対反対を貫くということは革命をやるということ。そのためには労働組合が強くなって闘っていかなければならない」と、教育労働者からは、不起立処分撤回の人事委員会闘争を闘う仲間から「組合は提訴を取り下げろと言ってきたが、不当な処分と闘い続けるのは当然。7・1閣議決定の下で教え子を再び戦場に送る教育に変えることを許してはならない」と訴えました。
 ユニオン青年部から訪韓闘争へのカンパの訴え、壹貫田書記長から11・2労働者集会へ向けた方針提起、広島労組交流センター植野代表から「組織拡大が確信できた」との閉会あいさつで締めました。


城西工団労組イムボンナム委員長から連帯のメッセージが届きました
 利潤より命を!非正規職撤廃!戦争と民営化反対のために闘っておられる同志たちに連帯のあいさつを伝えます。韓国の大邱城西工団労働組合委員長・イムボンナムです。
 私は去る8月5日、国際連帯集会、8月6日、ヒロシマ大行進に参加して、同志たちに深い感銘を受けました。人間らしく生きられる社会のために、社会の不条理と不正義に立ち向かい、正しさを持って闘っておられる同志たちの情熱的な姿を見て、多くのことを学びました。そのような心を見せてくださった同志たちに、もう一度心よりお礼申し上げます。
 今、韓国はまさに貪欲と破滅の道へ向かっています
 パククネ政権はセウォル号惨事の真実究明を要求する遺家族たちの絶叫と闘いを、財閥に対するありとあらゆる恩恵と、庶民の懐をはたくことで答えの代わりにしました。規制緩和の危険性を警告する声を全面的規制撤廃であざ笑い、医療民営化反対の世論を病院の付帯事業の大幅拡大で押さえつけてしまいました。政権に対する苦言は公権力を通じて処罰するという公安統治の時代を予告して、歴史を逆さまに回そうとしています。
 パククネ政権の爆発的な弾圧の中で、先輩たちが命をかけて闘い取った民主主義が砂の城のように力なく崩れ落ちる危機に処しました。国民の命と安全よりは「持った者」の利益のみのために法を作り、制度を悪用しています。
 このような時、労動者、民衆が全面的な抵抗に出ないならば、血で刻まれた私たちの歴史は、そっくりそのままブルジョア政権の歴史として、汚点となってしまうでしょう。
 このような問題は同志たちと違わないでしょう。
 パククネ政権退陣の闘いと安倍政権打倒の闘いは違うものではなく、新自由主義に立ち向う闘いは違うものではなく、民営化反対、非正規職撤廃、解雇撤回に対する闘いは違うものではありません。
 新自由主義が国境を引き離し、労動者階級を引き離しています。
 私たちはこの障壁を取り壊さなければなりません。全世界民衆の闘争を通じて労動者、民衆が夢見た世の中を勝ち取らなければならないでしょう。
 支配されず搾取されない平等な社会のために、私たちの先輩が築こうとした社会主義の社会を私たちが作らなければならないでしょう。
 同志たちと共にします。

 難しい条件の中でも力強く闘争される同志たちと共に肩を組んで進みます。トゥジェン(闘争)!!!

広大生協労組が定期大会を開催

 広大生協労組は10.4広島国鉄闘争集会終了後に定期大会を開催しました。昨年度は、食堂の危険個所を改善させ、ショップの労働者に食堂のレジを兼務させることを阻止し、8月6日の休日出勤と闘ってきました。「過重労働が軽減され労災が減る」と食堂への中四事業連合方式導入が強行されてきました。しかし、「前より忙しくなった」「重い物を運ぶことが増えた」「不自然な姿勢を強いられる」などの意見が出され、「まるで体を壊すために働きに来ているようだ」というのが実感です。パート労働者への負担は逆に増しています。「他の職場の労働者の声も聞きたい」という声も出されました。ショップ労働者に食堂レジを兼務させるのも、食堂の負担軽減ではなく、全部門にわたる労働強化です。合理化が強行された後こそ団結して労働組合が闘う必要があります。

 第2組合からパート労働者の人事異動について反対して欲しいという話がありました。この間の勝利は単に組合で交渉したら解決したと言うことではありません。組合員の一致や団結があればこそ実現することができたのです。中四方式絶対反対・不良職制打倒・組織拡大で団結拡大を!

2014/09/30

東京西部ユニオン鈴コン分会が解雇撤回・原職復帰の大勝利!



  3ヶ月更新の非正規労働者が、労働組合の力で偉大な勝利をもぎとりました!東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会の3名の労働者が、解雇撤回・職場復帰を勝ち取ったのです!すべての非正規労働者に希望と闘いの展望をしめす大勝利です。4月16日の東京高裁勝利判決の後も、会社は組合つぶしに必死になっていました。しかし鈴コン分会は、必ず職場にもどると職場の仲間と団結して闘い抜き、実力で勝利的な「和解」をかちとりました。
 和解の内容も決定的です。「解雇撤回・原職復帰」だけでなく、「3ヶ月雇用」の3名について「期限のない雇用」として認めさせました。非正規雇用のもとでいとも簡単に雇い止め解雇されている現実をひっくり返したのです。さらに「不当労働行為をしない」という1項を入れさせました。国鉄分割・民営化以来、不当労働行為のオンパレードで労働組合つぶしをやってきたことへの決定的な反撃です。動労千葉鉄建公団訴訟の9・25高裁判決で国鉄分割民営化で不当労働行為があったことを認めさせた地平がここにあります。最高裁署名10万筆を何としても達成しましょう!
 安倍政権は、秋の臨時国会で派遣法改悪や労働時間規制の撤廃をやろうとしています。7・1集団的自衛権行使の閣議決定と一体で、労働者への攻撃を強め、戦争に反対する労働組合を解体しようと必死です。こうした情勢のもとで、非正規職撤廃を掲げた鈴コン闘争が勝利したことは決定的です。動労千葉の10・1ストライキが「雇用・安全破壊の外注化粉砕」「CTSの仲間を犠牲にするな」を掲げて闘われました。非正規職が正規職との団結を求めて闘った鈴コン分会と、正規職が非正規職との団結を求めて闘った動労千葉の闘いが、正規=非正規の分断を打ち破り全労働者が団結して闘う中に勝利の展望があることを示しています。11・2全国労働者総決起集会に大挙結集し、安倍政権を打倒しましょう!
【写真は、上:東京西部ユニオンのサイトよりhttp://www12.ocn.ne.jp/~seibu-un//下:動労千葉10・1スト総決起集会で勝利の報告に立つ鈴コン分会、「北島邦彦未来BOX」より】


2014/09/13

第27回定期大会を開催、広島国鉄集会させ11月労働者集会へ!

10.4広島国鉄闘争集会から11月集会へ第27回定期大会が大成功!

 9月13日、広島連帯ユニオンの第27回定期大会を開催しました。草津病院支部の中山支部委員長を議長に選出し、冒頭「四半世紀闘ってきて組合員も増えてきた。非正規の闘いが重要になってくる。労働組合が拡大する情勢をむかえている。ユニオンの総力をあげて闘おう」と鈴木委員長が開会あいさつをおこないました。続いて大会によせられたメッセージが紹介されました。動労千葉からは「外注化攻撃こそが安全問題のアキレス腱であり、外注先の労働者と団結し、ともに闘うなかでこの外注化攻撃を打ち破れることをこの間の闘いの中から確信しました」と、労働者が団結して国鉄分割・民営化以来の新自由主義攻撃を打ち破るアピールがよせられました。
 壹貫田書記長の活動報告では、1年間国鉄闘争を軸に闘い闘う労働組合の拠点建設が前進したことが報告されました。何よりも新しいユニオンのリーダーが次々誕生してきました。労働運動の力と国際連帯で8・6ヒロシマ大行動を大成功させた原動力となりました。
 活動方針案は宮原青年部長から提案されました。「7・1閣議決定と対決し、10・4広島国鉄闘争集会を戦争と民営化に反対してたたかう労働組合を無数につくりだしていく集会として大成功させよう。その力で11月全国労働者総決起集会の大結集を」と今大会の獲得目標を強調し、
(1)7・1集団的自衛権閣議決定と対決し、戦争と民営化に反対する労働運動を職場からよみがえらせよう!(2)国鉄1047名解雇撤回! 民営化・外注化粉砕! 国鉄決戦に勝利しよう!(3)民営化・外注化絶対反対!=非正規職撤廃!(4)「命より金」の新自由主義と対決し、「反合理化・運転保安闘争路線」でたたかおう!(5)国境を越えた労働者の団結で新自由主義を打倒しよう! 労働者国際連帯の更なる発展を切り開こう!(6)改憲・戦争絶対反対! 全ての原発を廃炉に(7)労働者はひとつだ! 差別・分断と闘う地域拠点としてユニオンを建設しよう!
の7本の柱を軸に1年間の方針を提起しました。
 続いて熱心な討論がおこなわれました。広大生協労組からは、大学法人化によって進む大学の外注化に対して生協の食堂外注化と一体で闘う決意が、草津病院支部からは、医療の安全闘争を闘う中で「自分が一皮剥けたのではないかと思います」と熱い決意が、推進機構支部からは職場全体を対象に労働組合をよみがえらせていく闘いを、三菱広機分会からは、定年退職で三菱在籍ゼロが近づいているがユニオンの運動に引き続き組合員として闘う決意が、福屋闘争を闘う谷口さんからは、求められているのは労働組合の指導部としてどう闘うのかでありユニオンが階級の指導部として力をつけていこうと今後も解雇撤回の闘いを続けていく決意が明らかにされました。
 全議案を満場一致で可決したあと、役員選挙で全役員の留任が決まり、「10・4広島国鉄闘争集会の大成功を勝ち取り、11月労働者集会へ総決起しよう!」と「星野文昭さんを取り戻そう!全証拠開示・再審開始の100万人の署名運動に全力で取り組もう!」という二つの特別決議を採択して、団結がんばろうで締めくくりました。10・4広島国鉄闘争集会に全組合員が参加し、戦争と首切りの安倍政権打倒の先頭に立ちましょう!

動労千葉からのメッセージ

貴労組第27回定期大会の開催を心よりお祝い申し上げます。また、日頃のご支援・ご協力に厚く御礼申し上げます。
 また、土砂災害の被害にお見舞い申し上げます。

 私たちは歴史の分岐点に立っています。安倍政権は7月1日、ついに集団的自衛権行使容認の閣議決定を容認しました。深まる世界恐慌の危機が戦争への衝動を生み出し、安倍政権は武器輸出や教育・マスコミへの介入など、戦争のできる国へと一挙に突進しようとしています。そして、これと一体で社会丸ごとの民営化、労働時間規制の解体、派遣法改悪、解雇特区、限定性社員制度など、総非正規職化・解雇自由化を行おうとしています。原発もまるで事故などなかったかのように川内原発の再稼働や海外輸出を強行し、福島や被災者を見殺しにしていることを断じて許すことはできません。
 国鉄分割・民営化をもって始まった新自由主義攻撃がもたらしたこんな現実をひっくり返さなければなりません。JR北海道で露わになった安全の崩壊は民営化の行き着く先を戦慄をもって示しています。
 私たちは、外注化攻撃こそが安全問題のアキレス腱であり、外注先の労働者と団結し、ともに闘うなかでこの外注化攻撃を打ち破れることをこの間の闘いの中から確信しました。そして今、この外注先の労働者の中から新たな仲間が動労千葉に結集し始めました。
 国鉄1047名解雇撤回闘争の10万筆署名運動が広がっています。全国で開催される国鉄集会の成功から11・2労働者集会へ、総結集をぜひともお願いします。戦争と民営化の流れを変え、安倍政権を打倒する闘う労働運動をなんとしても復権させましょう!
 貴大会の成功と貴労組のますますの発展を記念いたします。

2014年9月13日
国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 田中 康宏

2014/09/08

安全に働ける人員を病棟に配置せよ|草津病院支部

『医療の現場』No.76

安全に働ける人員を病棟に配置せよ!
草津病院は、続発する労災・事故の責任を取れ!

■労災・事故は安全・命の問題だ!

8月27日の看護師が受傷した労災に続いて、同じ1病棟で同じ患者から職員が再び暴力をふるわれる事故が起こりました。心底から怒りが湧いてきます。
 決定的に病棟の人員が不足しています。退職者が出ても人員の補充もなく、誰かが休めば不穏な状態にある患者への対応ができなくなる……。こんな状況をもはや放置することはできません。怒りを持って起ちあがろう!

■病院は続発する労災・事故の責任を取れ!

団交で組合が、1病棟での人員不足を訴えると、経営側は「『施設基準』はクリアしている」ので問題はない、と言いました。基準に合っているかではなく、労働者の安全が守れていないことが大問題なのです。人員不補充は合理化です。日々の業務の中で、いつ受傷するかわからない不安があっては働くことができません。労災の原因は、人員が足りず、不穏な患者に対応できない病棟の状況にあります。職員の不注意やスキルの未熟などの個人責任では決してありませんし、ましてや患者の責任でもないのです。経営の働かせ方と合理化(人件費の削減)、つまり人員の不足に問題があるのです。
 本当に『命と健康』が問題になっています。組合と現場の職員は一歩も引くことはできません。病棟・職場の仲間が団結して安全をかちとるために、全員で声を上げましょう!組合で団結して、職場の安全を取り戻そう!

■病院は安全に働ける人員を病棟に配置せよ

病院の利益のための救急体制によって安全が無視され、労働者の命が脅かされています。
 組合は、全病棟へ「安全に働ける人員を配置する」ように、あらためて経営に要求します。草津病院で働く仲間は、命を守り、生きていくために、共に団結して闘おう!

■団結して、むつみ会の医療費補助を継続させよう!

むつみ会の「アンケート」は、すでに記入がほぼ終わり回収されましたが、本当に怒りに耐えない”ペテン”的なアンケートでした。
 ある病棟では朝の申し送りの時に、管理職が最初に「賛成」の欄に署名した後、それに続け!とばかりに職員に用紙に回したので、大半の人が「賛成」に記入しました。別の病棟では管理職から「(反対が多くなると経営の圧力で)むつみ会がなくなるかもしれない」という”脅し”発言がありました。この”圧力”に職員から怒りの声が上がりました。このような”経営の監視下”で実施された「アンケート」に、現場の意見は反映されていません。

■「アンケート」は医療補助廃止への「賛成投票」の強制だ!

これはアンケート調査ではなく、経営が管理職を通して『改訂規約』への賛成投票を組織したということです。      【ウラに続く】
 実際に「医療費補助は、維持して欲しい」と思いながら、「賛成」に記名させられてしまった職員も多数いました。また、むつみ会の「規約を変えるだけ」と言いながら、本当は労働条件の切り下げ―賃下げと福利厚生の剥奪です。これは、きわめて卑劣なやり方なのです。

■組合は医療費補助廃止のむつみ会『改訂規約』には絶対反対だ!

経営は医療費補助を死活的に必要とする労働者と相対的に健康で医療費補助をあまり受けていない労働者が団結しないように、分断を持ち込んでいます。「些細なこと」と職員に思わせて、実は命が奪われる、安全が崩壊するような合理化をしようとしています。
 組合は、「むつみ会の『改訂規約』には絶対反対」で闘います。病院は、これだけ労働者をこき使いながら、この上にさらに医療補助をなくそうというのです。絶対に認められません。

■インフルエンザでの休業補償~職場復帰で未払い賃金をかちとる大勝利!

組合は14春闘で、職場の安全衛生の問題として、インフルエンザ罹患に対する休業補償について、当該の金光組合員を先頭にして闘い抜きました。
 7月31日の第3回14春闘団交で、経営側の平田事務部長は「インフルエンザの罹患に関わる補償はしない」と明言していましたが、団交直後に経営は、インフルエンザ休業の後、管理職の指示で働かせた分の賃金を支払いました。これは額の多少に関わらず、大勝利です!組合の闘いが、この対応を生み出したのです。
 組合が団結して闘えば勝てるのです。

■闘う労働組合へ結集しよう!

経営は、労働者の怒りと組合の闘いが結びつくことを、本当に恐れています。草津病院で働く、すべての仲間のみなさん!職種や病棟・施設の違いを越えて、団結して組合で共に闘い、職場の安全をかちとり、命を守ろう!

2014/09/05

福屋の外注化が大破綻|福屋ビラ第8弾

全員解雇・大幅賃下げ絶対反対!

全ての仲間のみなさん。たったひとりの非正規労働者の決起で福屋の外注化が大破綻に陥っています。これからが闘いの本番です。福屋の居直り強盗的労働条件の切り下げを許さず闘い抜きましょう。団結すれば勝利出来ます。共に団結し勝利しよう!

追い詰めているのは労働者、追い詰められているのは福屋だ

福屋本店の地下売場のレジは、請負と派遣が混在する状態でした。福屋は、派遣法逃れのための偽装請負を行ない、一方の派遣は三年を超えるという派遣法違反状態を長年放置して来ました。どうしてこのようなデタラメなことが起きるのでしょうか。
「周知のとおり、百貨店経営を取り巻く諸々の環境は、年々厳しさを増しております。弊社におきましても業務委託や派遣等により外部の方々のお力をお借りすることで、辛うじて経営を成り立たせている状態です。したがいまして、弊社として、そのような外部の方々を直用化するということはできません」。
 この文章は、「解雇予告された谷口組合員の雇用責任は偽装請負で谷口組合員に日常的に指揮命令を行なってきた福屋にある」と、広島連帯ユニオンが行なった、谷
口組合員の直接雇用の要求に対する福屋の回答です。この中で福屋は「外部のお力をお借りする」ことで「経営を成り立たせている状態です。」と言っています。言い換えれば「雇用を含め何の責任も取る必要のない労働者を低賃金で働かせることで儲けを出しています」ということです。金儲けのためなら労働者を非正規にし、労働者に犠牲を転化し、法律違反でも何でもやるという表明なのです。
 しかし実際に違法状態が解決出来なくなった福屋は、「出来ない」と言っていた直接雇用に踏み込まざるを得なくなりました。これは外注化がもたらした大破綻です。追い詰めているは労働者の側であり、追い詰められているのは福屋なのです。

ストライキで闘おう!

労働者を無権利状態に置き、あたかも資本が好き放題にやっているかのように見えます。しかし実際には違います。「労働者は抵抗しないこと」が前提になっているのです。「ふざけんじゃない」と労働者が怒りの決起を開始したとたん、違法行為を好き放題にやってきたことを逆転させ力関係が大きく変ります。
 労働組合で闘おう!ストライキで闘おう!労働者が底力を出したとき、この世の中は一変するのです。

2014/08/26

外注労働者全員解雇を許すな|八丁堀通信No.8

八丁堀通信 No.8
2014年8月26日
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福屋 地下食品レジの外注労働者全員解雇! ふざけんな!

一人の解雇も許さない!

福屋は違法行為を様々に繰り返してきました。私が働いていた、地下食品売り場のレジに労働局から調査が入り、業務委託の違法性や、派遣労働者を無制限に使いたい放題使い続けていることなど、多くの違法状態が明らかになりました。
 私-たった一人の非正規労働者が闘いを開始し、労働局に「内部告発」し、様々な福屋の違法行為が明らかになりました。
 福屋は、この怒りが派遣や委託の労働者、さらにはパート労働者や出入りの業者で働く人など、労働者の怒りに火がつく事にビビりあげて、直接問題になっている地下食品レジの非正規労働者を9月いっぱいで全員クビにするというのです。絶対に許せません!

クビか時給140円カットか!

レジ外注化の違法状態の是正を求められた福屋は完全に追い詰められました!私が所属する広島連帯ユニオンとの正式な協議の場でも「外部の方々を直用化するということはできません」と明確に文書で回答していたにもかかわらず(福屋社長のハンコ付き)火消しのために地下食品レジの労働者を全員解雇し直接雇用を提示してきました。レジ業務が回らなくなるのははっきりしているのに、9月いっぱいで派遣会社と契約を打ち切り、労働者に対しては「時給140円カットでの直接雇用」!!!こんな条件を提示してきました。ふざけるのもいい加減にしろ!こんな条件のめるか!

福屋の外注化は完全に破たん
労働者には、首切り宣告も 賃下げされる理由もない!


労働者は使い捨ての消耗品じゃない

すべての働く皆さん、私たちは使い捨ての消耗品のように、資本・会社の都合のいいように、いつでもクビを切られていい存在ではありません! 
 福屋は労働者をすき放題に使っている実態を暴露され、福屋全体に怒りの火の粉が移ることを恐れて、私-谷口の首切りに走り、それでも安心できず、地下レジの労働者全員の首切りをしてまで、福屋の体面と利益を守るためにすべての矛盾を労働者におしつけようとしています。
 9月っぱいで外注をやめる、だから労働者は「雇い止めか賃下げをのめ」などとよく言えたものです! なにが「ハッピー、ハッピー頑張ろう」だ!(朝礼の時、毎朝言わされます) ちゃんちゃらおかしい!
 労働者は日々働いて、賃金を得て、生活している人間です。福屋地下の食品レジで無料でぱーぱー使われるレジ袋や紙袋と一緒にするな!

今までの雇用条件は最低限の条件だ!!

福屋は今、地下の食品レジを3つの派遣会社に外注して、非正規の労働者を使っています。当然、労働者一人ひとりに支払われる賃金よりも多額のお金を派遣会社に支払っています。直接雇用にするということは派遣会社がピンハネする分がないだけでも福屋としては「安くあがる」はずなのです。

労働者の怒りがあふれ出し団結することに恐怖する福屋

じゃあ、どうして140円もの時給賃下げを提示してくるのでしょうか。それは現在、直接雇用しているパートさんたちの賃金との釣り合いがとれなくなり、パートさんたちからも怒りをかうことに恐怖しているのです。実際、突然140円もの時給賃下げを提示されて「もう知るか、今すぐでもやめたい」という声があがっている中で直接雇用の労働者からもやってられるか、という声が出始めたら、多数の店舗をを閉じざるをえなくなった「すき家」と同じ状態に叩き込まれます。労働者が働かなければ福屋は1日たりとも成立しません。たたかう団結を作りましょう!!!

2014/08/22

8月20日、戦争反対!解雇撤回!訴え福屋前に登場|八丁堀通信No.7

雇い止め解雇撤回! 外注化・非正規職撤廃! 八丁堀通信 No.7

2014820

戦争反対解雇撤回!福屋・アクオ西日本に1000人のデモやりました!

 福屋で働くみなさん、すべての労働者市民の皆さん。8月6日、原爆の日、全国の仲間と共に「戦争絶対反対!解雇撤回!」の大デモをやりました。派遣会社アクオ西日本の目の前を通り、福屋を包囲しました! 7月1日、集団的自衛権が閣議決定され、8月6日広島の式典での安倍首相の姿で、安倍政権の戦争へ向かう姿勢がはっきり見えました。解雇撤回と戦争反対は一つです!金儲けのために労働者のクビを切り金儲けのために戦争をする資本・政府。クビを切られ路頭に放り出され、戦争で殺し殺されるのは労働者です。


解雇を撤回しろ! 戦争反対!外注化・非正規職をなくせ!


全国の仲間、若い女性労働者たちも、明るく楽しくデモ行進! だって、理不尽なことに「理不尽だ!」許せないことに「許せない!」って、団結して声をあげることは楽しい!嬉しい!


 福屋の地下食品レジは外注化されています。従業員の半数以上が「福屋の社員」ではありません。金儲けだけを優先して、派遣や業務委託だったり、外注化と違法行為が広がっています。福屋はそうした労働者に対して、「直接の雇用契約関係にない」と言って責任をとりません。でも、たった一人の非正規労働者の私が2時間半もの間、ストライキでレジをとめました!労働者にこそ力があります。派遣会社アクオ西日本・福屋と闘って、解雇を撤回させるぞ!




街ゆく人たちからもすごい注目と共感。手を振る人、一緒にデモコールする人、リズムに合わせて拍手する人、ビラを読む人、デモに参加する人!やっぱりみんな声をあげたいんだ!一人じゃ確かに苦しくてしんどい。だからこそ、団結しよう!


2014/08/06

8・6ヒロシマ大行動が大成功


8・6ヒロシマ大行動が大成功!
真っ向から「安倍倒せ!」を宣言

7・1安倍政権による集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けて迎えた8月6日、これと真っ向から激突する、安倍首相は記念式典に出席させるな!戦争をやる安倍政権を倒そう!という怒りの声がヒロシマに響きわたりました。マスコミをあげて抗議の声を押しつぶそうとする中、8・6ヒロシマ大行動は、1170名を結集し、ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの怒り、ガザ侵攻への怒り、戦争への怒り、原発再稼働への怒り、そして首切り合理化の資本への怒り、あらゆる怒りを束ねて私たちは闘い抜きました。8・17安倍打倒集会、さらには11月全国労働者総決起集会への大きなステップとなり、国際連帯を大きく前進させることができました。
 実行委員会は労働運動と戦争反対の問題で大いに白熱しました。その中で、広島連帯ユニオンの飛躍も問われました。福屋=アクオの解雇撤回の闘いは、労働者を分断する非正規職化の現実に正面から向き合い、いとも簡単に労働者がクビを切られても自分たちは関係ないという福屋の外注化の矛盾をあばいていきました。労働組合を作らせないという労働者への団結破壊を、だったら職場にユニオンを作り、この現実を絶対変えてやろうと、連日のビラ入れ、3度にわたる福屋包囲デモをやり抜き、福屋の労働者だけでなく八丁堀全体、さらには全労働者に団結を訴えました。この力こそが安倍政権の暴虐を止める展望を示していることが、どんどんハッキリしていきました。
 韓国の仲間からもすばらしい発言を受けることができました。民主労総の仲間からは、非正規職撤廃の闘い、民営化反対の闘い、移住労働者の闘いなど、新自由主義との闘いが同じように闘われている、私たちはみな「同志」だ!そう実感できる報告がされました。キム・イクジュン先生からは、日本の再稼働阻止の闘いの重要性が話されました。ふくしま共同診療所との交流が実現したことは決定的です。
 8・6記念式典への安倍首相を直撃し、原発推進の中国電力を包囲した朝デモ、福屋を包囲して谷口組合員の解雇撤回を訴えた昼のデモも解放的に勝ち取ることができました。福屋前では、千名を超える仲間が、福屋とアクオを徹底弾劾するシュプレヒコールをあげました。
 広島連帯ユニオンとしても、全責任をとる決意でのぞんだ被爆69周年の8・6ヒロシマでした。『日韓連帯集会』『全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会』『ヒロシマ大行動大集会』の三つの集会の基調報告と司会をはじめ、『青年労働者集会』や『ヒロシマ・アピール集会』も含めて、8・6の成功のためにあらゆる任務を担い切りました。同時に、あらゆる職場の前面にユニオンが登場し、怒りの先頭に立って拠点建設に打って出る闘いが、8・6への組織化と一体で闘われました。この間の闘いで蓄積してきたユニオンの組織的な力があってこそ、大きな前進を勝ち取ることができたと思います。さらにこの闘いを推し進めていきましょう。





2014/07/31

7.31ストライキ貫徹!福屋とアクオ西日本を完全に追いつめた!


7.31ストライキ貫徹!
解雇撤回!外注化阻止!非正規職撤廃!


 福屋地下売場5番レジが二時間半止った!すべての仲間の皆さん!7月31日、正午より谷口組合員が「解雇撤回」の指名ストライキに入りました。このストライキは「解雇撤回、非正規職撤廃、外注化阻止、国鉄闘争勝利」を掲げた渾身の決起であり新たな闘争宣言として闘われました。

福屋とアクオ西日本を完全に追い詰めた!

「解雇は無効」の闘いは、「福屋地下売場の五番レジは偽装請負であり業務を違法に外注化している福屋に雇用も含めた全ての責任がある」ということを徹底的に暴き出しました。そして福屋を追い詰め「雇用関係がない」と逃げようした福屋を連帯ユニオンとの「協議」の場に引きずり出しました。
 一方、派遣会社のアクオ西日本は団体交渉の場で「職場の仲間への署名集めと集会への勧誘が解雇の理由だ」と言い切りました。労働組合活動を理由とした解雇は不当労働行為であり、解雇は無効です。しかし第二回団体交渉の場でもアクオ西日本は言を左右に逃げまどおうとしています。
 福屋もアクオ西日本も私たちの闘いに完全に追い詰められています。しかし谷口組合員の解雇については一切譲ろうとしません。「解雇だけは譲らない」という姿の中に私たちは勝利の確信をつかみました。ひとりの非正規労働者が労働組合として職場に登場し闘いを開始した。会社にとっては「あってはならないこと」「起るはずもないこと」が起きたのです。その瞬間、会社の支配は根本で崩れ、新たな決起が根底で開始されました。「労働者は抵抗するはずがない」ということを前提に野放図に違法・不法なことを繰り返しているから労働者の決起を最も恐れているのです。
 解雇を撤回させるまで闘い抜く第一歩の闘いとしてストライキ闘争を貫徹しました。

国鉄闘争を軸に労働組合を甦らせよう!

福屋の地下売場に限らず、八丁堀界隈、いえ日本中の労働現場を非正規労働者が支え、非正規労働者なしには一日たりとも動きません。しかしそこで働く非正規の労働者は、低賃金を強制されダブル、トリプルで仕事するのは当たり前となっています。雇用の保障さえもありません。しかしその底流では「もうがまんならない」というマグマのような怒りが巨大な塊となって何時吹き出してもおかしくはありません。私たちは今回の闘争を通じてこのことを強烈に実感し、励まされてきました。「すき家」の現実はここにもあるのです。
 日本の非正規労働者は既に2000万人を超えたと言われています。この20数年の間についにここまで来ました。非正規化の出発点は国鉄分割民営化です。国鉄分割民営化に対して闘うことが出来なかった日本の労働組合運動は後退に後退を続けました。現在その惨状は目を覆うばかりです。しかし、この国鉄分割民営化は未だ決着はついていません。昨年の9月25日には東京高等裁判所で国鉄分割民営化での「不当労働行為」を認めさせました。国鉄闘争を軸として、労働組合を甦らせる闘いが全国で闘われています。広島連帯ユニオンもその一翼を担って闘い抜いています。「解雇撤回」「ひとりの首切りも許さない」闘いを断固闘い抜きます。

安倍政権の「戦争政策」を許すな!

安倍政権は「集団的自衛権の容認」「福島原発事故の現実」「労働規制の撤廃」「消費大増税」「社会保障の解体」等々を進めています。戦後の歴史を塗り替えるような大反動攻撃です。しかしこれらの反動政策がすっきりと安倍政権の目論見通りには決っしていきません。見て下さい。「集団的自衛権の容認」決定後、安倍内閣の支持率は下り続け、不支持率は上り続けています。国会や首相
官邸前が「戦争やめろ」の万を超える人達の声で埋めつくされています。この安倍政権の戦争政策にノーの声を挙げよう!被爆69周年の八・六ヒロシマ大行動へ参加しましょう!

ストライキ宣言


ただいまより、私―谷口恭子は解雇撤回のストライキを決行します。
 雇い止め解雇を撤回させるため、広島連帯ユニオンとして派遣会社アクオ西日本と団体交渉をかさね、福屋と協議し、労働局や労働委員会にも相談してきました。しかし労働組合活動を唯一の理由とするこの不当な雇い止め解雇を本日までにくつがえすことはできませんでした。本当に悔しいし許せません。しかし私は決してあきらめません。絶対に解雇撤回させる決意です。
 アクオ西日本は、雇い止めは労働組合活動をしたことが理由だと言ってきました。労働者が誇りを取り戻し、団結してたたかうことが最も恐怖なんだと、自らの口で言っています。
 会社の経営者や幹部に力があるのではなく、働く労働者こそが、会社を、社会を動かす力を持っています。その力を最大限に発揮するのがストライキです。労働者の力を知らしめる武器として、本日ストライキ権を行使します。
 福屋で働くみなさん、ひとまず本日までお世話になりました。みなさんの様々な形での支えがあって、ここまでたたかいを前進させてくることができました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
 今日のストライキは、解雇撤回、外注化・非正規職撤廃のたたかいの開始を宣言するものです。
 たたかう団結を労働者の手に!
2014.7.31
広島連帯ユニオン 谷口恭子



2014/07/25

解雇は無効!直ちに解雇を撤回せよ!|アクオビラ第6弾

解雇は無効!直ちに解雇を撤回せよ!

7月23日、アクオ西日本を不当労働行為で提訴

7月23日、広島連帯ユニオンは広島県労働委員会に対して、アクオ西日本の不当労働行為の救済申立てを行ない受理されました。
 アクオ西日本は団体交渉の場で谷口組合員の雇止の理由として、組合活動である「署名や集会勧誘が雇止を決めた要因のひとつ」であると表明しました。
 谷口組合員の6月から7月の二ヶ月の雇用契約の更新の面談が4月21日に行なわれました。その面談時、会社は、これまでと同様の条件で雇用を継続するつもりでいました。しかし、谷口組合員の広島連帯ユニオンの組合員であることの通知、および組合活動を見て、4月30日頃7月一杯での雇用の打ち切りを決めたと言うのです。とんでもない話です。
 厚生労働省のホームページには「不当労働行為救済制度は、憲法で保障された団結権等の実効性を確保するために、労働組合法に定められている制度です。労働組合法第7条では、使用者の労働組合や労働者に対する次のような行為を『不当労働行為』として禁止しています。」として「労働者が労働組合の正当な行為をしたことを理由に、労働者を解雇したり、その他不利益な取り扱いをすること」は不当労働行為にあたると書かれています。
 正にアクオ西日本の「署名活動や集会勧誘」という組合活動を理由とした雇止の決定は不当労働行為です。絶対に許されるものではありません。解雇は無効なのです。

福屋とアクオの偽装請負を許すな!

「偽装請負」は別名「偽装派遣」と呼ばれ、実際は人材を派遣しているにも関わらず、業務請負など別の契約形態で労働者を働かせることを言います。人材派遣ではないので委託をした会社が請負業者の労働者を支配下に置いてはいけません。しかし福屋は地下レジの五台の内の一台だけをアクオ西日本に業務委託をし、アクオ西日本のスタッフを日常的に福屋の指揮命令下に置いています。他の直営や派遣と何ら変らないことを請負にさせる。これが典型的な「偽装請負」です。
 人材派遣では社会保険・有給休暇・福利厚生といった負担が発生し、色々な制限が加えられます。そうした様々な制限が請負では発生しません。何の責任もない、このことに委託をする会社の「うまみ」があるのです。
 二千万人を超えたといわれる非正規労働者が生み出され、どんどん劣悪な労働条件に置かれています。非正規を生み出し、劣悪な労働条件にしていく仕組みこそ、業務の外注化です。偽装請負との闘いはこうした非正規職撤廃の要をなす闘いなのです。
 7月23日、福屋とアクオの偽装請負を告発しました。

中国新聞(7/24)に掲載されました


2014/07/22

アクオは不当労働行為!福屋は偽装請負!|アクオビラ第5弾

解雇は無効!闘いの前進で明らかに!  

アクオは不当労働行為!福屋は偽装請負!


 福屋で働くみなさん。八丁堀で働くみなさん。福屋の地下売り場のレジで働いている谷口組合員に対する解雇撤回闘争は大きく前進しました。
 7月13日の福屋との協議、7月14日のアクオ西日本との団体交渉を通じて、谷口組合員の解雇は、違法・無法なものであることが完全に明らかになりました。断固、解雇撤回あるのみです。

アクオ西日本、解雇が不当労働行為であることを自認

7月14日、アクオ西日本は団体交渉の中で谷口組合員が「署名活動や集会に誘ったこと」を解雇の理由にあげました。これは完全な不当労働行為です。憲法は、団結権、団体交渉権、争議権を労働三権として定めています。この労働三権を保障するため使用者の行なってはいけない行為が定められ、それを破る行為を不当労働行為と呼びます。
 不当労働行為のひとつに「労働組合の活動を理由として不利益扱いをしていけない」という項目があります。団体交渉の場でアクオ西日本が「解雇の理由」として「正当な組合活動の署名や集会勧誘」をあげたことは決定的であり、完全な不当労働行為です。アクオ西日本は完全に墓穴を掘りました。徹底追求し、解雇撤回を実現します。

福屋の偽装請負の居直りを許さない!

7月13日の連帯ユニオンと福屋との「協議」が行なわれました。ひとりの非正規労働者の解雇をめぐる「協議」に、福屋は取締役業務本部長、総務部長、人事課長が出席しま
した。この出席した陣容を見ても「偽装請負はしていない」「雇用関係がないから福屋は無関係」ということが口先だけであり、広島連帯ユニオンの力、労働者の団結した力に福屋が心の底から恐れおののいている姿を見て取ることが出来ます。
 福屋の地下売場には五台のレジがあります。三番レジはA社の派遣、四番レジは別の会社・B社の派遣、五番レジはアクオの請負となっています。そもそもこのような業務運営形態で、請負だけが独立して福屋の指揮命令下に入らずにレジ
業務を行なうことは不可能です。福屋はそのことを十分承知で、ただただ業務委託料が安いからというだけで違法を承知でこのようなことをしているのです。
 お客さまからのクレーム等の対処はは福屋が行なう、熨斗(のし)紙は福屋が付ける、朝のミーティングを福屋が行なう、レジの故障時の対応等々。具体的に出て来ている偽装請負の実態は、偽装請負を前提にした業務委託そのものが問題なのです。
 福屋は「協議」の中で、連帯ユニオンが指摘した偽装の実態に対して「具体的に調べていないが偽装請負はしていない」と繰り返えしました。「調べて偽装の実態があってもそれを解決出来ないから」調べることさえ出来ない姿を晒したのです。
 福屋の偽装請負の居直り許さず、谷口組合員の雇用の責任は福屋にもあることを徹底的に追求していきます。

集団的自衛権容認に怒りをぶつけよう!

今回の谷口組合員に対する解雇の攻撃は、安倍政権の進める外注化・非正規職化、正規職には一層の強労働・長時間労働、低賃金化を強いる、「成長戦略」労働規制撤廃の攻撃そのものです。安倍政権との闘いは、今回の解雇の理由が示したように「労働組合の存在と闘い」が核心の問題なのです。首切りも、偽装請負も原則的に闘う労働組合が職場に存在したらありえないことなのです。
 その安倍政権は、7月1日、公明党の屈服を取りつけ、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。これは憲法九条を踏み破り、日本が武力行使=戦争ができるようにする大暴挙です。戦後の最大の転換が安倍内閣での閣議決定で決められたのです。これは安倍政権が強いからではありません。大恐慌に締めあげられ、明日をも知れない安倍政権の絶望的なあがきでしかないのです。労働者の怒りの決起は、首相官邸前をはじめ日本全国で起っています。この怒りをひとつにしよう!
 被爆六九年の8・6は、集団的自衛権容認を決めてから最初の、安倍政権と激突の場となりました。解雇撤回闘争を根底に据え、被爆者の怒りと、フクシマの怒りとひとつになって、怒りを解き放たち、8・6大行動に決起しよう!
 戦争と解雇はひとつ、広島連帯ユニオンに加入して闘おう!

集団的自衛権絶対反対!労働運動と国際連帯の力で勝利を!
被爆69周年8.6ヒロシマ大行動へ参加しよう!!
解雇撤回・非正規職撤廃! 国鉄闘争勝利!

2014/07/21

谷口組合員の解雇撤回せよ!福屋包囲デモ第2弾


 7月21日の午後、被爆69周年 ヒロシマ大行動 第5回実行委員会が開かれました。8・6ヒロシマにむけた”総決起集会”として、熱い討議が行われました。いよいよ2週間後に迫った2014年の8・6へ、総力を挙げて猛然と職場と地域で闘い抜き、組織化を進めよう!との一致がかちとられました。発言でも労働運動と国際連帯で全原発廃炉!核廃絶!をの訴えが次々と出されました。
 まとめで、共同代表の大江照巳委員長から「安倍の戦争政治に対して、安倍打倒の闘いを加速させよう!」との檄があり、参加者全員が8・6ヒロシマに向け闘いをうちぬく決意を固めました。

 実行委員会終了後、直ちに谷口恭子8・6ヒロシマ大行動実行員会事務局長の職場である福屋百貨店の前に集結して、「解雇撤回!福屋は外注化をやめろ!非正規職撤廃!の第2弾の福屋包囲デモ」を打ち抜きました。
 休日の広島市中心部の繁華街を通る労働者や市民、学生が大注目でした。中には「解雇撤回!」を唱和する若者のグループもいました。谷口組合員の生きさせろ!のアジテーションに頷く人も多くいました。第1弾を上回る大反響でした。
 闘う仲間の怒りの決起 で、 8・6 ヒロシマで安倍を迎え撃ち、打倒しよう!全国の仲間の皆さん!8・6白熱するヒロシマへ全国から大結集しよう!




2014/07/18

アクオは不当労働行為! 福屋は偽装請負!|ユニオンビラ第4弾

解雇は無効!闘いの前進で明らかに!

アクオは不当労働行為! 福屋は偽装請負!

福屋で働くみなさん。八丁堀で働くみなさん。福屋の地下売り場のレジで働いている谷口組合員に対する解雇撤回闘争は大きく前進しました。
 7月13日の福屋との協議、7月14日のアクオ西日本との団体交渉を通じて、谷口組合員の解雇は、違法・無法なものであることが完全に明らかになりました。断固、解雇撤回あるのみです。

アクオ西日本、解雇が不当労働行為であることを自認

7月14日、アクオ西日本は団体交渉の中で谷口組合員が「署名活動や集会に誘ったこと」を解雇の理由にあげました。これは完全な不当労働行為です。憲法は、団結権、団体交渉権、争議権を労働三権として定めています。この労働三権を保障するため使用者の行なってはいけない行為が定められ、それを破る行為を不当労働行為と呼びます。
 不当労働行為のひとつに「労働組合の活動を理由として不利益扱いをしていけない」という項目があります。団体交渉の場でアクオ西日本が「解雇の理由」として「正当な組合活動の署名や集会勧誘」をあげたことは決定的であり、完全な不当労働行為です。アクオ西日本は完全に墓穴を掘りました。徹底追求し、解雇撤回を実現します。

福屋の偽装請負の居直りを許さない!

7月13日の連帯ユニオンと福屋との「協議」が行なわれました。ひとりの非正規労働者の解雇をめぐる「協議」に、福屋は取締役業務本部長、総務部長、人事課長が出席しました。この出席した陣容を見ても「偽装請負はしていない」「雇用関係がないから福屋は無関係」ということが口先だけであり、広島連帯ユニオンの力、労働者の団結した力に福屋が心の底から恐れおののいている姿を見て取ることが出来ます
 福屋の地下売場には五台のレジがあります。三番レジはA社の派遣、四番レジは別の会社・B社の派遣、五番レジはアクオの請負となっています。そもそもこのような業務運営形態で、請負だけが独立し福屋の指揮命令下に入らずにレジ業務を行なうことは不可能です。福屋はそのことを十分承知で、ただただ業務委託料が安いからというだけで違法を承知でこのようなことをしているのです。
 お客さまからのクレーム等の対処は福屋が行なう、熨斗(のし)紙は福屋が付ける、朝のミーティングを福屋が行なう、レジの故障時の対応等々。具体的に出て来ている偽装請負の実態は、偽装請負を前提にした業務委託そのものが問題なのです。
 福屋は「協議」の中で、連帯ユニオンが指摘した偽装の実態に対して「具体的に調べていないが偽装請負はしていない」と繰り返えしました。「調べて偽装の実態があってもそれを解決出来ないから」調べることさえ出来ない姿を晒したのです。
 福屋の偽装請負の居直り許さず、谷口組合員の雇用の責任は福屋にもあることを徹底的に追求していきます。

集団的自衛権容認に怒りをぶつけよう!

今回の谷口組合員に対する解雇の攻撃は、安倍政権の進める外注化・非正規職化、正規職には一層の強労働・長時間労働、低賃金化を強いる、「成長戦略」労働規制撤廃の攻撃そのものです。安倍政権との闘いは、今回の解雇の理由が示したように「労働組合の存在と闘い」が核心の問題なのです。首切りも、偽装請負も原則的に闘う労働組合が職場に存在したらありえないことなのです。
 その安倍政権は、7月1日、公明党の屈服を取りつけ、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。これは憲法九条を踏み破り、日本が武力行使=戦争ができるようにする大暴挙です。戦後の最大の転換が安倍内閣での閣議決定で決められたのです。これは安倍政権が強いからではありません。大恐慌に締めあげられ、明日をも知れない安倍政権の絶望的なあがきでしかないのです。労働者の怒りの決起は、首相官邸前をはじめ日本全国で起っています。この怒りをひとつにしよう!
 被爆69年の8・6は、集団的自衛権容認を決めてから最初の、安倍政権と激突の場となりました。解雇撤回闘争を根底に据え、被爆者の怒りと、フクシマの怒りとひとつになって、怒りを解き放たち、8・6大行動に決起しよう!
 戦争と解雇はひとつ、広島連帯ユニオンに加入して闘おう!

集団的自衛権絶対反対!労働運動と国際連帯の力で勝利を!  
被爆69周年8.6ヒロシマ大行動へ参加しよう!!
解雇撤回・非正規職撤廃! 国鉄闘争勝利!


2014/07/15

<速報>7 /14アクオ西日本と団体交渉開催

<速報> 7 /14アクオ西日本と団体交渉開催

7月14日、広島連帯ユニオンは谷口組合員の雇い止め解雇撤回を求めアクオ西日本との団体交渉を行いました。アクオ西日本側は代理人の弁護士と管理マネージャーが出席しました。

「労働組合活動が解雇の理由」とホンネが飛び出す

団交で、谷口組合員の雇止め解雇を決めた理由について問いただすと、会社側は最初、「そういう契約にしただけで理由をいう性格のものでははない」というふざけた対応をしてきました。その上でユニオンがさらに追求すると「谷口さんが職場の人から署名を集めたり、集会に誘ったりした事が理由」というホンネが飛び出しました。
 谷口組合員が職場の仲間に呼びかけた署名とは、国鉄分割民営化による1047名解雇を撤回しJR 復帰を裁判所に求める10万筆署名です。誘った集会とは国鉄解雇撤回・非正規職撤廃を掲げた6月の国鉄闘争全国運動主催の全国労働者集会です(1650人が結集)。日本における非正規職拡大の出発点となった国鉄分割民営化=20万人首切りに対する解雇撤回の闘いはいま、非正規職・ブラック企業・過労死とたたかう全ての労働者のたたかいの結集軸となっています。この署名を非正規労働者であり広島連帯ユニオンの組合員である谷口組合員が職場で取り組むのは当然のことであり、まさしく労働組合としての組合活動そのものです。
 労働組合の活動を理由に解雇する事は労働組合法違反の不当労働行為です。不当労働行為による解雇は無効であり、当然撤回されなければなりません。アクオ西日本は直ちに谷口組合員の雇止め解雇を撤回せよ!

労働者が労働組合のもとに団結することに恐怖

今回の団交で飛び出した「労働組合活動が解雇の理由」というアクオ西日本のホンネは、会社側がいかに労働者が労働組合のもとに団結する事を恐れているかを示しています。先日のすき屋ストに示されるように、非正規労働・ブラック企業への怒りは火を噴き始めています。アクオ西日本も福屋もいつ労働者がいっせいに立ち上がるのではないかと戦々恐々としているのです。追いつめられているのはアクオ西日本であり、福屋です。解雇撤回まであと一歩です。
 福屋で働く全ての労働者の皆さん! 八丁堀で働く全ての労働者の皆さん! どんな形でも構いません。あらゆる形でのご支援をよろしくお願いします。そして一緒に非正規労働・首切りをゆるさない団結をつくりましょう!

労働組合法 第七条(不当労働行為)
使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 労働者が労働組合の組合員であること、労働組合に加入し、もしくはこ
れを結成しようとしたこと若しくは労働組合の正当な行為をしたことの故を
もって、その労働者を解雇し、その他これに対して不利益な取扱いをするこ
と又は労働者が労働組合に加入せず、若しくは労働組合から脱退することを
雇用条件とすること。

2014/07/14

<速報>連帯ユニオンと福屋、「協議」を開催

<速報>連帯ユニオンと福屋、「協議」を開催

7 月13 日、18 時より、協議は福屋側は取締役業務本部長、総務部長、人事課長の3 名が出席し、組合側は書記長と谷口組合員はじめ3 名で、約一時間行なわれました。

福屋が偽装請負の調査を約束

 冒頭、福屋は「ユニオンはビラを12 回撒き、デモを一回行なった。非常に迷惑だ。」「福屋は谷口組合員の解雇をアクオに指示したことはない。ビラは事実と違うことが書かれている。」と言ってきました。しかしユニオンは一貫して「福屋の5番レジの業務委託は偽装請負である。そもそも福屋はレジ業務を業務委託するにあたって、偽装請負を前提としている。したがって職安法44 条の違反であり、谷口組合員と福屋の間には指示命令系統があり労働契約がある。よって福屋には谷口組合員の雇用に責任がる」と主張してきたのです。冒頭からいきなり福屋の認識の浅さが暴かれる事態となりました。
 福屋は事前の「回答書」の中で「指揮命令は一切行なっていない」と主張していました。しかしユニオンは福屋地下の5番レジにおける偽装請負の実態を逃れられない形でつきつけました。ユニオンの追及に福屋は「指揮命令はしていない」と繰り返すのみで「事実関係については調べていない」とその場で直ちに馬脚を現わしたのです。
 そしてついに「事実関係について調査する」と約束をさせました。

これが偽装請負の実態だ

 請負会社のアクオ西日本がリースしている5番レジが故障するという事態が発生しました。そのとき福屋の社員の指示でアクオの請負労働者が1番レジで作業を行ないました。そもそも請負企業であるアクオの窓口となる責任者は福屋の地下に常駐してはいません。何事か起きた時は、福屋は直接請負労働者に指揮命令するしかないということです。だから今回のようなことが起こるし、福屋は福屋の社員が指揮命令することを業務委託の前提にしているのです。
 福屋は地下で働いている社員、派遣労働者、請負労働者全員を集めてミーティングを行なっています。ミーティングは福屋の社員が業務の内容を指示するために開いているのです。
 レジ業務では発生する様々な苦情等の対応は福屋の社員が行なうことになっています。お客さまから商品に熨斗(のし)紙の注文を受けたら、アクオは熨斗紙を準備していないので福屋の社員が熨斗紙をつけるのです。

再度の団交を申入れ

 そもそも福屋は「回答書」で「百貨店業界は厳しい」「外部の力を借りてかろうじて成り立っている」と労働者を低賃金で働かせることが福屋の生き残りの道であると言っています。しかし外注職場で起きていることは、いとも簡単に労働者のクビを切るという現実です。今回の谷口組合員の解雇の攻撃そのものなのです。連帯ユニオンはひとりの首切りも許さず闘います。
 谷口組合員の解雇撤回闘争も総力の闘いで福屋を追い詰めついに「協議」へ応じさせました。そして協議の最後に再度の「団体交渉」の申入れを行ない受理されました。一切、手を緩めず、解雇撤回の実現まで全力で闘い抜いていきます。

2014/07/12

ユニオン8・6学習会後、八丁堀通信No.4を配布


7/13 福屋と「協議」します!
7/14 アクオ西日本と団体交渉します

 福屋で働く皆さん、全ての労働者の皆さん、ついに福屋と「協議」することになりました。組合で団体交渉を要求したところ、代表取締役=社長名で手紙がきました。労働者がたった一人で声をあげても、確かに弱い存在だと思います。でも、労働組合の力は大きい!と改めて実感しています。
 世界でも日本でも、私たちの先輩たちが、資本と闘って作ってきたのが労働組合です。労働者の様々な権利も闘わなかったら存在していません。雇い止めや、外注化、非正規職が当たり前にさせられていることに対しても、闘わなかったら変えることはできません。闘う労働組合を作りましょう!(八丁堀通信No.4)

8・6ヒロシマに向けてユニオン学習会を開催

 7月12日、8・6ヒロシマに向けてユニオン学習会を開催しました。
 7月1日に開催された8・6実行委員会の資料と、来日する民主労総の闘いを学習し、アクオ西日本の解雇撤回の闘いをユニオンの総力で闘うことを確認しました。福屋の外注化こそが問題で、労働組合として登場したことに追い詰められた雇い止め解雇攻撃です。職場に闘う労働組合をつくり、外注化反対・非正規職撤廃で闘って安倍政権の戦争へ向けた政治を絶対にひっくり返そうと、改めて決意を固めました。
 参加した青年部の仲間からは「安倍首相が記念式典参列するのは絶対許せない」「職場の仲間に8・6ビラを渡したら安倍のやっていることはおかしいという声、ぜひいっしょに参加したい」という意見が寄せられました。学習会が終わって、福屋前でアクオ西日本による解雇撤回を訴えビラ入れを行いました。ユニオン組合員総力決起で8・6を闘いましょう!

2014/07/11

谷口組合員の解雇撤回!さあ、団体交渉へ!|ユニオンビラ第3弾

谷口組合員の解雇撤回!さあ、団体交渉へ!
戦争と首切りはひとつのもの、安倍政権を団結の力で打倒しよう!

 アクオ西日本(福屋のレジを請け負う派遣会社)は谷口組合員の解雇を撤回せよ。アクオ西日本は谷口組合員の雇い止め解雇を強行しようとしています。雇い止めの理由を「総合的に判断して」とだけしか言わず、問答無用の解雇攻撃をしかけているのです。そのアクオ西日本との団体交渉を7月14日(月)に行なうことが決りました。また、福屋との「協議」も7月13日(日)に決定しました。解雇撤回にむけて闘いが前進しています。
 解雇の攻撃は全国で吹き荒れています。その背景に派遣法や労基法など労働法制の改悪を強行し、非正規職化を更に推し進め、賃下げ、首切り、過酷労働を強制し、働く者を虫けらのように扱おうとしている安倍政権があります。しかもその安倍政権は憲法解釈を変更し、集団的自衛権を認め、戦争と改憲への道を開きました。絶対に許すことは出来ません。
 労働者は一方的にやられている訳ではありません。労働組合で団結し、労働組合として闘うことで勝利が実現されています。

集団的自衛権=戦争への道をひらく安倍政権

 7月1日、安倍政権は公明党の屈服を取り付け、集団的自衛権の行使容認の閣議決定を行ないました。
 安倍政権のいう「集団的自衛権行使の三要件」はなんの歯止めにもなりません。どのようにも拡張解釈、拡大適用できるものでしかありません。「おそれがある」だけで武力行使出来るのです。
 ベトナム戦争も、アフガニスタン侵略戦争もイラク侵略戦争もすべて「集団的自衛権」を掲げて行なわれました。「集団的自衛権」とは「侵略戦争」の別名なのです。
 安倍政権は「国民の命と暮らしを守る。それができない憲法でいいのか」と絶叫しています。まったくのペテンです。安倍政権は日本経団連と一体となって、派遣法や労働基準法など労働法制の改悪を強行し、非正規職化を推し進め、賃下げ、首切り、過酷労働を強制し、労働者階級を虫けらのように扱っています。その安倍政権が「国民の生命と財産を守る」ことなど、逆立ちしてもありえないことです。
 資本家の利益のために労働者を使い捨てる連中が、資本家の利益を守るための戦争で労働者を殺し合わせるのです。戦争と首切りはひとつのものです。
 労働運動の前進と国際連帯の力で戦争政策をすすめる安倍政権を打倒しましょう。

7月14日、アクオ西日本と団体交渉!

アクオ西日本との団体交渉を7月14日(月)に行なうことが決りました。アクオ西日本へは5月23日に団体交渉を申入れました。しかし代理人弁護士の一方的な不誠実な態度により期日の決定が出来ない状況になり、5月30日に広島県労働委員会へ「団体交渉応諾のあっせん」を申請していました。そしてあっせんの結果、団体交渉が実現することになりました。そもそもアクオ西日本の窓口のF氏は「すべて弁護士に任せてある」「何も分らない」「弁護士から要求書も受け取ってはいけないと言われている」等全く無責任な態度に終始してきました。団体交渉の実現は解雇撤回へ向けての第一歩です。徹底的に追求していきます。
   福屋と「協議」が決定
 私たちは、福屋にも団体交渉を申し入れていました。福屋は地下のレジを違法である偽装請負で業務を行なっています。福屋が請負労働者を「直接指揮命令下」に置くことなしにはレジ業務は行なえません。福屋は「偽装請負はやっていない」「谷口氏とは雇用関係が存在しない」「団体交渉の義務は存在しない」ので「団体交渉は行なわないが、見解の相違があるので協議には応じる」と回答をして来ました。7月13日(日)に広島連帯ユニオンと福屋の協議が開催されます。
 今回実現する、アクオ西日本との団体交渉と福屋との協議を通じて、今回の谷口組合員の解雇がいかにデタラメで不当なものであるのかを明かにしていきます。解雇撤回まで闘い抜きます。

世の中を動かしているのは労働者だ!労働組合で闘おう!

 派遣、非正規職というのはどの時代にもあったわけではありません。日本において、非正規化の突破口となったのは「国鉄・分割民営化」です。当時の首相・中曽根は「国労を解体し、総評を解体し、憲法を変える」と言って国鉄の分割・民営化を行ないました。その結果、労働組合が大きく後退し全く闘えない事態が生じました。
 そして、「業務の外注化」=丸ごと分社化=非正規化ということが行なわれ二千万人を超える労働者が非正規に落し込められたのです。
 しかしこの世の中を動かしているのは労働者です。この現実に対する根底的な怒りが吹き出そうとしています。「すき家」の闘いを見て下さい。労働者が現場を放棄したら営業が成り立たなくなったのです。百貨店やアパレルを支えている非正規の労働者にも同じ力があるのです。今こそ怒りを解き放とう!広島連帯ユニオンに加入して闘おう!国鉄闘争に勝利しよう!解雇を撤回させよう!

解雇撤回・非正規職撤廃! 国鉄闘争勝利!生きるために団結しよう!広島連帯ユニオンへ加入しよう!

2014/07/08

アクオ西日本は谷口組合員の解雇を撤回せよ!|ユニオンビラ第2弾

アクオ西日本は谷口組合員の解雇を撤回せよ!
戦争と首切りはひとつのもの、安倍政権を団結の力で打倒しよう!

アクオ西日本(福屋)は解雇を撤回せよ!

アクオ西日本(福屋のレジを請け負う派遣会社)は谷口組合員の解雇を撤回せよ。アクオ西日本は谷口組合員の雇い止め解雇を強行しようとしています。雇い止めの理由を「総合的に判断して」とだけしか言わず団体交渉も引き延ばし、問答無用の解雇攻撃をしかけているのです。
 解雇の攻撃は全国で吹き荒れています。その背景に派遣法や労基法など労働法制の改悪を強行し、非正規職化を更に推し進め、賃下げ、首切り、過酷労働を強制し、働く者を虫けらのように扱おうとしている安倍政権があります。
 しかもその安倍政権は憲法解釈を変更し、集団的自衛権を認め、戦争と改憲への道を開きました。絶対に許すことは出来ません。
 労働者は一方的にやられている訳ではありません。労働組合で団結し、労働組合として闘うことで勝利が実現されています。 
 アクオ西日本による解雇の強行許さず、労働組合の団結の力で解雇撤回を実現しよう!

集団的自衛権=戦争への道をひらく安倍政権

七月一日、安倍政権は公明党の屈服を取り付け、集団的自衛権の行使容認の閣議決定を行ないました。
 安倍政権のいう「集団的自衛権行使の三要件」はなんの歯止めにもなりません。どのようにも拡張解釈、拡大適用できるものでしかありません。「おそれがある」だけで武力行使出来るのです。
 ベトナム戦争も、アフガニスタン侵略戦争もイラク侵略戦争もすべて「集団的自衛権」を掲げて行なわれました。「集団的自衛権」とは「侵略戦争」の別名なのです。
 安倍政権は「国民の命と暮らしを守る。それができない憲法でいいのか」と絶叫しています。まったくのペテンです。安倍政権は日本経団連と一体となって、派遣法や労働基準法など労働法制の改悪を強行し、非正規職化を推し進め、賃下げ、首切り、過酷労働を強制し、労働者階級を虫けらのように扱っています。その安倍政権が
「国民の生命と財産を守る」ことなど、逆立ちしてもありえないことです。
 資本家の利益のために労働者を使い捨てる連中が、資本家の利益を守るための戦争で労働者を殺し合わせるのです。戦争と首切りはひとつのものです。
 労働運動の前進と国際連帯の力で戦争政策をすすめる安倍政権を打倒しましょう。

アクオ西日本(福屋)は解雇を撤回せよ!

アクオ西日本に七月四日に要求書を持参しました。しかしアクオ西日本の窓口であるF氏は「弁護士から言われているので、要求書は受け取ることが出来ない」とかたくなに対応に受取を拒否しました。広島連帯ユニオンの長い歴史の中でも会社が「要求書」を受け取らないという事態は初めてのことです。その弁護士はユニオンと誠意を持って解決するという立場に全くありません。団体交渉の設定においても「労働組合は全て自分の言う条件を飲め、自分の勤務時間以外で団体交渉はやらない」との態度に終始し、広島県労働委員会の団交応諾あっせんでも同様の態度をとり続けてきています。
 アクオ西日本も福屋も、労働者の雇用に全く責任を取っていません。
 私たちは、福屋にも団体交渉を申し入れています。福屋は地下のレジをそれぞれ別の派遣会社に外注しています。その結果、当然にも違法である偽装請負になっています。福屋が請負労働者を「直接指揮命令下」に置くことなしにはレジ業務は行なえません。福屋と請負労働者と間には当然、使用従属関係が発生し労働契約が存在します。
 広島連帯ユニオンは「福屋で働いている業務請負労働者および派遣労働者を全員福屋の直接雇用にせよ。」「谷口組合員の雇止・解雇を行なわないよう、福屋が責任をもってアクオ西日本を指導すること。」のふたつの要求を掲げて団体交渉の申し入れをしました。早期の団交の実現を目指して闘います。

世の中を動かしているのは労働者だ!労働組合で闘おう!

派遣、非正規職というのはどの時代にもあったわけではありません。日本において、非正規化の突破口となったのは「国鉄・分割民営化」です。当時の首相・中曽根は「国労を解体し、総評を解体し、憲法を変える」と言って国鉄の分割・民営化を行ないました。その結果、労働組合が大きく後退し全く闘えない事態が生じました。
 そして、「業務の外注化」=丸ごと分社化=非正規化ということが行なわれ二千万人を超える労働者が非正規に落し込められたのです。
 しかしこの世の中を動かしているのは労働者です。この現実に対する根底的な怒りが吹き出そうとしています。「すき家」の闘いを見て下さい。労働者が現場を放棄したら営業が成り立たなくなったのです。百貨店やアパレルを支えている非正規の労働者にも同じ力があるのです。今こそ怒りを解き放とう!広島連帯ユニオンに加入して闘おう!国鉄闘争に勝利しよう!解雇を撤回させよう!

解雇撤回・非正規職撤廃! 国鉄闘争勝利!
生きるために団結しよう!広島連帯ユニオンへ加入しよう!

2014/07/06

アクオは解雇撤回せよ!福屋包囲デモを行いました!

福屋包囲デモ
福屋前を出発し紙屋町交差点から本通りを通って福屋を一周
団結ガンバロー!


 7月6日、アクオ西日本による谷口組合員の雇い止め解雇撤回を訴えて、福屋包囲デモを行いました。「アクオ西日本は谷口組合員の雇い止めを撤回しろ!福屋にも雇用責任があるぞ!外注化反対!福屋は外注化をやめろ!闘う労働組合を作ろう!団結して闘おう!」

デモ後、谷口組合員がアピール

八丁堀通信No.3

 前段では、8・6ヒロシマ大行動の街頭宣伝を行いました。安倍政権による集団的自衛権行使の閣議決定に対して、安倍首相が8月6日に広島に来て祈念式典に出席することなど認められないという怒りが満ちあふれています。何としても労働者をユニオンに組織して、労働者・学生・民衆の団結で、本当に安倍政権を打倒したい。アクオの解雇撤回も全く同じです。解雇撤回をさせる力は労働者の団結の中にあります。8・6と解雇撤回は一体の闘いです。
8・6ヒロシマ大行動実行委員会の谷口事務局長がアピール
広大自治会百武委員長もアピール