2020/03/19

高齢者を安く使い捨てるな! 団体交渉で解決金勝ち取る!


広島市西区にある建設会社で働いていたTさんから労働相談がありました。70歳を超えるベテランの建設労働者であるTさんは年金をもらいながら働いて生活をしておられます。数年前に、ある建設会社に就職。3年ほど勤めていましたが、仕事の量が少なくなってきたことを理由に「来月からは来なくていい」と突然解雇されました。



デタラメな雇用のやり方で、この会社では雇用契約書さえ作成されていませんでした。ボーナスも出すと言いながら、「残業代や手当ての代わり」と言って最初の1年ほどしか支給せず、解雇もハシゴに登って作業しているTさんの下から声をかけて通告。Tさんも「犬や猫じゃないんだから、こんな解雇のやり方は許せない」とユニオンに相談に来られ組合に加入されました。
要求したものの全てを勝ち取ったわけではありませんが、2度の団交で未払いの残業代など解決金として勝ち取ることができました。

安倍政権が「一億総活躍」などといって高齢者や女性、外国人を労働力として動員しようとしていますが、その実態は「安く資本の都合よく」使うやり方が横行しています。高齢者も女性も外国人も労働相談はユニオンへ!

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