2013/12/29

韓国・民主労総のゼネストと連帯して街頭宣伝

 12月28日にソウル市庁舎前広場で闘われた韓国・民主労総の「民営化阻止!鉄道ストライキ勝利!民主労総第1次ゼネスト決意大会」と連帯して、広島市内本通り交差点で街頭宣伝を行いました。韓国パククネ政権の鉄道民営化に対して、鉄道労働者を先頭に民主労総は総力決起で闘う決意を明らかにしています。日韓労働者の連帯をかけて、動労千葉鉄建公団訴訟の最高裁への10万筆署名を呼びかけ、国鉄分割民営化以来の非正規職化・外注化の攻撃への反撃しようと訴えました。
 民主労総は、1月9日と1月16日に第二波、第三波のゼネスト、2月25日に国民ゼネストを構えています。シン・スンチョル委員長は「あれほど動かなかった世界がいよいよ動いています」と大会のあいさつ(↓下記参照)でアピールしています。まさに、そのとおりではありませんか! ともに闘い、時代を変える大きなうねりにしていきましょう!


■大会のあいさつ■12月28日、朴槿恵政権の崩壊が始まった

全国民主労働組合総連盟委員長 シン・スンチョル

 がんばれ民主主義! がんばれゼネスト!

 国民の皆さん!去る12月22日何を見ましたか?その日、朴槿恵(パククネ)政権は、12時間の生中継で自分の仮面を脱いで投げ捨てました。弾圧は明白であり、妥協は禁止されました。私たちは、独裁を見ました。

 朴槿恵は失敗したのです。今、私たちの順番がきました。民主労総は、朴槿恵政権の全面闘争を宣言します。あれほど動かなかった世界がいよいよ動いています。労働者が団結しています。真実を伝えるジャーナリズムは、今日のことをこのように記録することです。「12月28日、朴槿恵政権の崩壊が始まった」、と。

 彼らがいくら嘘の編成放送を前面に出して、書きなぐり歪曲しようとも真実は埋められません。ネチズンたちがストライキ基金を集めて、青年たちが鉄道の安否を尋ねています。鉄道ストライキはすでに勝利しました。否定すべきは、朴槿恵体制です。国家機関の官権不正選挙で選ばれた大統領であれば、なぜ、その資格を問わないということがあるのでしょう!昨日(12月27日)、鉄道労働者たちは、重大発表をしました。スソ発のKTX免許証の発行を中止すれば、ストライキを中止すると提案したが、朴槿恵は当日の夜10時にひったくりのように免許証を発行し、交渉を蹴った。

 朴槿恵は、貧困と戦うのではなく、貧しい人々と戦っています。朴槿恵は経済を育てるのではなく、資本の貪欲を育てています。政権と資本は、私たちを労働貴族と非難する資格はありません。60年以上の大韓民国の権力と富を独占してきた者たちであり、権力に取り入って子々孫々の鉄ジャー(安定的な社会地位)を自分のものにしてきた者たちです。「壁新聞(大時報)見てもダメ」、「政府の方針に反対してもダメ」 、「ストライキもダメ、妥協もダメ」という政府は政府ではありません。いったい民主主義と労働者の権利はどこにある言葉だと言うのか!

 労働者同志の皆さん!我々は87年労働者大闘争と96〜97年のゼネスト、その歴史を再び蘇らせています。終えることが出来なかったキャンドル抗争と去ることのできない時代、脅びやかされる民主主義のために再び集まって来ました。誇りを持ってください。恐れないでください。

 独裁は砕かれ、時代は正しく直すべきです。公務員労組と全教組をご覧ください。20年以上活動してきた労働組合が、一晩で不法とされて、憲法が保証するストライキ権は、業務妨害罪の下に窒息させられています。今日帰る家があり仕事があろうと、明日も安寧だろうと期待はできません。雇用不安は、従順に働く自由のほかにどのような権利も認めません。雇用不安に震え機会さえ持てなかったアルバイト世代のうめき声が溢れています。さらにどのような競争をしろと言うのですか!政府は、鉄道、医療などすべての公共財を民営化して利己的競争の中に国民を押し込んでいます。我々は、それでも一緒に生きていきますか。

 政府が政府ではありません!大統領ではなく、大統領でない大統領に対して闘いましょう。民主労総の各連盟と地域は、全組織力をフル稼動してください。日常業務を削減し、闘争態勢を整えてください。多くの難関があるでしょう。しかし、今日のように、国民は必ず私たちと一緒になるでしょう。1月9日、民営化を防ぎ、民主労総を死守するために第二次ゼネストを組織しましょう。毎週土曜日、国民と一緒にキャンドルを灯しましょう。そして2月25日、朴槿恵就任1周年に再び闘争の叫び声でソウルを覆いましょう。民主労総を弾圧することは、国民を弾圧することです。今、私たちは一人で戦うのではありません。国民に勝つ権力はありません。恐れることはありません。結局、退陣するのは朴槿恵になります。民主労総組合員の皆さん!我々が先頭に立ちましょう。ストライキの権利を手に入れましょう。民主主義をしましょう。

”がんばれ民主主義! " "がんばれゼネスト! ”
ありがとうございます。

2013年12月28日

2013/12/14

動労千葉を支援する会・広島 第6回総会を開催!

~労働組合での国鉄闘争全国運動-動労千葉を支援する会の組織拡大を実現し、最高裁決戦に勝利しよう!~



昨年、12月14日の夜、広島県労組交流センター主催の『ひろしま労働学校』終了後、同じ幟会館において、動労千葉を支援する会・広島 第6回総会を開催しました。
今回の労働学校での学習テーマは「労働者の党と労働組合」でした。まさにその実践編として動労千葉を支援する会・広島をどのように組織していくのか、また国鉄闘争全国運動を拡大していくのか、という2014年春闘の運動方針を決める決定的な総会となりました。
動労千葉のような、闘う労働組合・階級的労働運動を実践する労働組合と労働者が主人公の社会をつくるためのプロレタリア革命党の建設を一体的に進めていくために、国鉄闘争全国運動の拡大を実現しよう!ということ、具体的には広島連帯ユニオン(草津病院支部・推進機構支部・広大生協労組など)や高陽第一診療所労組を産別・地域の拠点労組にしていく闘いをやろう、ということが確認されました。
呼びかけ人の李東碩・広大准教授はあいさつに立って、「日韓そして中国なども含めた東アジアの労働者の連帯が決定的に重要になってきた。韓国をはじめ東アジアの労働者が総資本と外注化阻止・非正規職撤廃!で闘っているが、東アジア、ひいては世界の労働者が直面している課題である非正規職撤廃を、動労千葉派・階級的労働運動派としてどのように闘い抜けば勝利できるのか、という勝利の展望、労働者の未来を指し示す闘いを2013年の韓国の労働者・大邱の現場との交流の地平に踏まえて広島でもやりしょう、新しい闘いをつくりだそう!と檄を発しました。
動労千葉の最高裁へむけた『新10万筆署名』と国鉄物販を職場と地域の労組に持ち込んでいくことと同時に113労働者集会で発せられた『改憲反対3労組声明』の賛同組合・団体をおしひろげて、大恐慌と戦争の新自由主義を打ち破り、韓国・民主労総の鉄道民営化反対のゼネストと断固団結して国際連帯の闘いをより深く・強固にしようということが確認されました。

わが広島連帯ユニオンからは、基調報告を壹貫田書記長、決意表明を広島地域支部の山下組合員が担い、先頭で支援する会・広島の総会をけん引しました。2014年春闘を通して、広島連帯ユニオンこそが職場の闘いを国鉄決戦そのものとして新10万筆署名と物販にとりくみ、労働運動のあたりまえの要求である「解雇撤回・原職復帰、長時間労働・過労死許すな!大幅賃上げかちとろう!」を実現していく団結の力を示し、全ての労働者に勝利の路線を労働運動として目に見える形で明らかにしていこう!という決意が溢れる総会をかちとりました。

2013/12/06

国会前と連帯して広島でも秘密保護法反対に1000人

 特定秘密保護法が参議院本会議にかけられる12月6日、原爆ドーム前で弁護士会主催の集会が開催され、1000人が集まりました!広島連帯ユニオンも参加し、改憲反対労組声明への賛同を訴えビラまきを行いました。


国会前に続々と集まる仲間と一つになって、秘密保護法反対を訴えました。成立しても絶対あきらめない、安倍政権を吹っ飛ばすまでたたかおう!追いつめられたのは安倍の方だ!






2013/12/05

「特定秘密保護法案」絶対反対!

広島連帯ユニオンは「特定秘密保護法案」に絶対反対です!



 11月30日の第26回定期大会で、以下の特別決議を採択しました。12月4日には、とめよう戦争への道!百万人署名運動広島県連絡会の皆さんとともに、広島市の繁華街で街頭宣伝とデモを行いました。追いつめられているのは安倍政権です!「特定秘密保護法案」絶対反対で闘おう!

特別決議
11・26「特定秘密保護法案」、衆議院強行採決弾劾する!戦争と治安弾圧、労働運動弾圧を狙う「特定秘密保護法案」を許さない決議


 1126日、自民党・公明党など与党によって「特定秘密保護法案」の採決が国会と全国の労働者人民の絶対反対の声を踏みにじり強行されたことを徹底弾劾する!とりわけ福島公聴会を開き徹頭徹尾、“フクシマ抹殺”を狙った法案成立への策動を心底からの怒りで弾劾するものです!私たちはフクシマと固く団結して廃案へ向けて闘います。

 この法案でいう「特定秘密」の対象になる情報は「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」に関する情報とされ、抽象的で、いくらでも拡大できてしまうものです。さらに条文では36カ所で「その他」を乱発し「特定秘密」の範囲を無制限に拡げられるようになっています。
 そして最大の当事者となる公務員労働者を「懲役10年」の脅し、「適性検査」と称して思想・信条、 飲酒の節度や借金の状況、家族や親しい友人、交際相手も調査、監視対象にするという際限のない権利侵害の法案です。この法案は、公務員の基本的人権を全て奪う、労働運動弾圧そのものであり、労働者が団結して闘うことを根本的に否定する法律を制定しようとするものであり、絶対に認められません。労働運動・労働組合の力で阻んでいこう!闘う労働運動で反撃しよう!
 さらに日米の軍隊の動き、海外出兵や核武装、そして原発事故や放射線被曝の実態が「テロリズムの防止」の名のもとにすべて隠され、反原発、反戦・反基地闘争は弾圧する企みがあります。その上で、TPPの中身も全て秘密にされ、官僚・政治家、警察など国家機関の腐敗や汚職を調査・公表することも処罰できる内容になっています。まさに“現代の治安維持法そのもの”と言わねばなりません。
 そして何より安倍政権の目論見は、この「特定秘密」法案と一体で、NSC法で国家安全保障局を新設することにあるのです。政府が自衛隊を先頭にして、盗聴や通信傍受、スパイ活動などの情報収集活動を日本の内外で行うための機関の創設と一体で「特定秘密保護」を行う事は、まさに改憲攻撃を先取りと言って過言ではありません。凶暴さは政権の強さではなく、弱さの現われであり、脆さを示しています。今、多くの労働組合、報道・出版の労組、弁護士会、大学、反原発・反TPPを闘う人びとなどが絶対反対の声を上げて、全国の津々浦々で起ち上がっています。私たち広島連帯ユニオンは、結成以来の組合の闘いを貫いて、この法案と戦争を推し進める安倍政権への腹の底から怒りを爆発させて、安倍政権を打ち倒すために先頭で闘う決意です。
以上、決議します。
20131130

広島連帯ユニオン第26回 定期大会参加者一同

2013/12/01

12・1星野全国集会に参加



 12・1星野全国集会が、東京・星稜会館で開催されました。無実の星野文昭さんを取り戻す闘いは、全証拠を開示させ再審勝利へ向けた重要な段階をむかえています。無期攻撃の重圧と分断をすべての労働者人民の団結した力を信じてはね返してきたと、星野さんのメッセージが紹介されました。労働者解放を闘う私たちにとって、大きな励ましとなる言葉です。
 『愛と革命』の出版や徳島刑務所デモなど2013年の闘いの前進によって勝利感に満ちあふれた集会でした。伊方原発再稼働阻止の闘いや秘密保護法阻止の闘いと一体で、そして何よりもともに最高裁が決戦場となった国鉄闘争と星野闘争を一体で闘い、「近いうちに星野さんの奪還をかちとろう」を全参加者の共通の確認として運動を大飛躍させる決意を固めました。集会後、新橋駅までの都心デモに打って出ました。

伊方原発再稼働阻止!12.1 NO NUKES えひめに8000人!

 12月1日、松山市城山公園で「12.1 NO NUKES えひめ」が開催されました。原発再稼働の「一番手」と言われている伊方原発の再稼働を、何としても絶対阻止しようと全国から8000人が集まりました。広島連帯ユニオンもNAZENの仲間とともに参加しました。


2013/11/30

第26回定期大会を開催しました


 11月30日、広島市西区民文化センターにおいて第26回定期大会を開催しました。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の李東碩先生、高陽第一診療所労組の森末委員長から来賓あいさつの後、壹貫田書記長は1年間の活動を総括して、動労千葉鉄建公団訴訟の高裁要請10万筆署名と物販を基礎に闘う労働組合をよみがえらせる拠点建設の地平が、11・3労働者集会の成功と訪韓闘争の実現に結びついたことを報告しました。
 宮原青年部長から活動方針案が提案され、「動労千葉鉄建公団訴訟9・25判決の切り開いた地平をさらに前進させて国鉄闘争に勝利しよう」「非正規職撤廃!国際連帯!反原発・被爆労働拒否!をかかげて全職場で反合理化・安全闘争路線の実践し拠点建設・組織拡大・青年指導部建設に勝利しよう」と、全会一致で闘う方針を確認しました。
 組織防衛と安全闘争のストライキ権投票と特別決議の採択に続いて役員選挙を行い、青年部から新執行委員を迎えて新たな執行体制を確立しました。新自由主義が崩壊するなか、労働者圧殺の攻撃に突進する安倍政権を打ち倒す、さらなる飛躍をかけて前進しましょう!
 宮原青年部長から活動方針を提案
 新役員を先頭に団結がんばろう!
大会後、訪韓報告会

2013/09/29

9・29橋下打倒集会に参加


9月29日、大阪市役所前の中之島公園で、9・29橋本打倒集会が開催されました。冒頭、港合同、関西生コン、動労水戸のあいさつに続いて、動労千葉争議団の中村さんが、9・25鉄建公団訴訟の高裁判決を徹底弾劾しました。4万の署名の力が不当労働行為を認めさせた、不当労働行為があったと認めたのなら解雇撤回しかないと、最高裁での闘いにむけ決意も新たにアピールされました。
 労働組合の闘いが橋下大阪市長の攻撃を破産させていると、八尾北医療センター労働組合から基調報告。市バス民営化の延期、斎場労働者の解雇撤回など、民営化による全員解雇・全員非正規化攻撃をことごとく破産させているのは、4・26自治労ストライキ情勢をうみだした現場組合員の力です。「入れ墨」処分と闘う大阪市職労働者から橋下打倒の熱烈なアピールも寄せられました。
 集会後、梅田までデモ行進。450名が結集しました。

2013/09/28

広島労組交流センター、9・28労働者総決起集会を開催

 9月28日、広島労組交流センターの主催で労働者総決起集会が開催されました。冒頭、判決後集会の動労千葉田中委員長の発言をビデオ上映しました「何のために26年間闘ってきたのか。許せない思いで判決を聞いた。名簿にのっていても採用されていたとは限らない、理屈もへったくれもない、解雇撤回を認めないためのデタラメな作文、難波裁判長は追い詰められグラグラに。最高裁での闘いを、全労働者の恨みを晴らす新しい出発点に」と、熱いアピールを発しました。(http://youtu.be/Vfmf1Wwf4TE)
 広島労組交流センターの植野事務局長が基調報告。「9・25は労働運動の歴史を画する日になった。難波裁判長は反動判決を書く任務のはずだった。しかし4万筆の署名に追い詰められそれができなかった。11月労働者集会1万人結集を実現することができる地平にたった。あらゆる職場に労働組合を甦らせよう」と訴えました。特別報告にたった動労西日本の大江委員長は、「我々が先頭にたって闘うことが大事だ。職場で実践しよう」と11月へ向けて力強いアピール。続く発言ではユニオンの仲間が次々と登壇して集会を牽引しました。
 草津病院支部は、中山支部委員長が朝ビラで門前に登場、400人の職員を対象に組織拡大を目指し、病棟再編との闘いを10万筆署名で職場の仲間を獲得するとアピール。推進機構支部は、9・25判決は署名の力で押し返した。国鉄闘争は解雇特区など安倍がやろうとしていることに反撃する力になると感じている。社会を変えるしかないということが、ストレートにはいる時代、署名を武器に闘い、青年のリーダーを作ろうと訴えました。広島地域支部からは山下組合員が、労働者階級の意思を反映した組合は動労千葉のような闘い以外にない。9月21日の雇い止めを前に19日にストライキに起ち上がった。最初は経営者と1対1の闘いだったが、それでは今の自分はなかった。無数のリーダーを生み出し権力を震撼させるような11月へと決意を明らかにしました。
 高陽第一診療所労組からは森末委員長が、オリンピック招致の安倍演説はフクシマ圧殺と弾劾。TPPや資本のための医療と闘う労働組合の存在が問われている中、闘う拠点建設へ。教労部会からは倉澤さんが、8・6年休処分の人事委員会闘争で再審を闘い、ブラック企業のはしりのような教育現場を変える闘いへ。既成の組合に絶望した人が新たに加入し、とともに部会を再建していく決意を明らかに。自治体労働者からは、組合員であることを職場にの仲間に話し受け入れ気味の反応うれしい。サービス残業や持ち帰り仕事が当たり前の状況の中、職場改善にとどまらない活動をしていきたいと表明。集会全体が若きリーダーの登場を実感させるものとなりました。壹貫田書記長が、ユニオンと四大産別が一体となって11月集会1万人結集をとまとめ、団結ガンバローで集会を締めくくりました。

2013/09/15

動労千葉鉄建公団訴訟勝利に向けて!9.15総決起集会に参加


 動労千葉鉄建公団訴訟の控訴審判決を9月25日にひかえた9月15日、東京・代々木公園ケヤキ並木で動労千葉と国鉄闘争全国運動が呼びかけた「9.15総決起集会」が開催され、1100名が結集しました。午前中の大雨を吹き飛ばす勢いで広島からも大挙参加、集会が始まるころにはすっかり雨もあがりました。
 動労千葉長田書記長の司会で集会がはじまり、動労千葉の田中委員長と全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが主催者あいさつに立ちました。田中委員長は、9月25日に判決を迎える1047名解雇撤回の裁判に勝利し、安倍政権の国鉄分割民営化を数十倍するような民営化攻撃と対決し闘う労働組合を甦らせ、11.3労働者集会を時代の転換点となるような集会にすることを訴えました。
決意表明では、全国の仲間とともに合同一般労組全国協の吉本共同代表(東京西部ユニオン鈴コン分会)も登壇組織拡大決戦として国鉄決戦を闘い「1000名の全国協」として11月集会に登場することを決意表明しました。
 集会後、再び降りはじめた雨を「レインコート」ではねのけ元気にデモ行進、渋谷の繁華街をハチ公前から宮下公園前をまわって、労働組合をつくって団結しいっしょに闘おうと沿道の若者に訴えました。11月集会1万人結集を実現するために、9〜10月の連続闘争をユニオンの組織拡大と一体で闘おう!

2013/09/14

さようなら原発大集会in亀戸に参加

 東京・亀戸中央公園で、さようなら原発大集会が開催されました。再び「原発ゼロ」を迎えるなか、原発再稼働阻止に向けて熱気ある集会となりました。主催者として開会あいさつに立った落合恵子さんは、安倍首相が東京オリンピック招致にむけ「完全にコントロールされている」と発言した事にたいして、「千倍返ししよう」と訴えました。


伊方原発に反対されている方も、事故が起きたら最も大変な事態になると、伊方原発の再稼働阻止を闘う決意を訴えました。ともに闘おう!

スカイツリーに向かって?デモ行進。

2013/09/09

機関紙『連帯』9月号を発行

機関紙『連帯』9月号(No.234)を発行しました


動労千葉鉄建公団訴訟控訴審反動判決を阻止しよう!
10万筆署名達成にむけて最後まで全力をあげ
 9・15総決起集会へ!

 1987年国鉄分割民営化による国鉄労働運動解体攻撃と、1989年総評解散・連合結成という労働運動の右旋回に抗して、私たちは広島連帯ユニオンを結成しました。以来、階級的労働運動の復権をめざして今日まで闘ってきました。今こそ組織拡大と一体で十万筆署名を集めきるときです。
 国鉄分割民営化の過程で退職強要・強制出向・強制配転・人活センターなどあらゆる権利侵害が行われ、そして選別解雇によって40万人の国鉄労働者は20万人に半減しました。その結果、現在の職場にあらゆる権利侵害が蔓延しているではありませんか。ユニオンに労働相談し加入して闘う仲間が直面している現実は、国鉄分割民営化から始まったのです。そして、労働組合がこの攻撃にどう立ち向かうか、あらゆる労働組合が問われました。ある組合は組合員を率先して攻撃の前に差し出し、またある組合は現場組合員の奮闘にもかかわらず闘う方針を出すこともできない、そうした中でストライキで闘ったのが動労千葉です。

 動労千葉の闘いが労働者の心をとらえ、あらゆる困難を乗り越えて、労働組合を復権させる闘いが四半世紀にわたって全国で営々と闘われてきました。鉄建公団訴訟控訴審は、その最後の決戦を迎えたということです。十万筆署名は、崩壊する連合支配を食い破って労働者が本物の労働組合を取り戻す、決定的なきっかけになっています。正規=非正規、民間=公務員、あらゆる分断を打ち破って労働者の団結を回復させる、決定的な武器になっています。経営者のデタラメな解雇攻撃や・パワハラ・サービス残業の強制と闘いながら、先頭に立って十万筆署名を職場で街頭で訴えていこうではありませんか。団結して十万筆署名を貫徹し、反動判決阻止に向けてラストスパートをかけよう!

2013/09/08

星野文昭さんを取り戻そう!徳島刑務所デモに参加

 9月8日、徳島刑務所デモに参加しました。無実の星野文昭さんとの団結を強烈に感じる集会とデモでした。クーラーも扇風機もない刑務所の中、今夏の酷暑で大変厳しい暑さだったということです。しかも体を拭く洗面器一杯の水さえ「予算がない」と与えないというのです。各地の刑務所では熱中症による死者まで出ているのに、自由を奪ったうえで健康や命まで奪うのか!まさに拷問そのものではありませんか。
 星野さんはメッセージの中で、あらゆる労働者民衆の団結を訴えています。労働運動にとって大きな励みになるメッセージです。新自由主義のもとでがんじがらめにされている労働者が置かれている現実も、フクシマの現実も、そして星野さんと私たちを隔てている獄壁も、強固な団結で打ち破って行ける展望を示した闘いでした。



2013/08/06

8.5-8.6ヒロシマの闘いが大成功!(8月6日)

早朝からヒロシマアピール集会
安倍の式典出席弾劾!中電本社へ向けてデモ!


 8月6日、早朝から原爆ドーム前に950名が結集し、ヒロシマ・アピール集会を行いました。宮原青年部長の司会で始まった集会は、ヒロシマ・アピールを採択して8時15分をむかえ、ヒロシマに始まりフクシマに至る核と原発によって殺されて来た人々の無念と怒りをともにする黙祷を行いました。


 集会後のデモは、フクシマを見殺しにし原発輸出・再稼働を進める安倍首相の祈念式典出席に対して、平和公園の対岸から「安倍首相の式典出席弾劾!」「松井市長は恥を知れ!」と渾身の怒りをたたきつけました。さらにデモ行進は島根原発再稼働と上関原発建設を進める中国電力本社へ。再稼働反対!全原発廃炉!の声が中電前を埋め尽くしました。


ヒロシマ大行動大集会に1250名が結集

午後からは、県立体育館小アリーナでヒロシマ大行動大集会が1250名の結集で開催されました。広島の労働者からは、「8・6年休処分」と闘う教育労働者に続いて、広島連帯ユニオン草津病院支部の仲間が登壇。新自由主義の命より金儲けの医療に対して、職場の団結を拡大して闘う決意を鮮明にしました。


 集会後は、繁華街から平和資料館にむけてデモ行進です。被曝68周年の8・6の闘いを締めくくるデモ行進をユニオンが一丸となってやり抜きました。今年の8・6は、青年部が国鉄決戦と一体となって職場で街頭で奮闘し、広島の労働者の先頭に立って8・6の成功を実現しました。同時にそれはユニオンの新時代を切り拓くものとなりました。




2013/08/05

8.5-8.6ヒロシマの闘いが大成功!(8月5日)

8.5闘う合同一般労組総決起集会に70名が結集

8.5ヒロシマ世界大会の前段に、闘う合同一般労組総決起集会が広島連帯ユニオンと合同一般労組全国協議会の共催で開催され、全国の合同一般労組から70名が結集しました。広島連帯ユニオン鈴木委員長の開会あいさつと中山草津病院支部委員長の戦列復帰のあいさつで集会が始まりました。


 全国協の小泉事務局長による基調は、時代認識を鮮明にし、全国協1000名建設で労働組合を甦らせる最先頭に立っていくことを、しっかり確認するものとなりました。ユニオン青年部からも闘いの報告を行い、新自由主義攻撃に団結を拡大して立ち向かい、職場や地域に打って出て青年労働者をユニオンに組織していくことを訴えました。

再稼働阻止!全原発廃炉!ヒロシマ世界大会に650名!

 8月5日15時からは、8.6ヒロシマ大行動実行委員会とNAZENの共催で『再稼働阻止!全原発廃炉!ヒロシマ世界大会』が開催され、650名が結集しました。
 NAZENの運動が、内部被曝との闘いと、市民運動と労働者の闘いを結合することで、全原発廃炉の闘いの方向性を示しています。集会の冒頭、中島健さん(ヒロシマ大行動共同代表/広大生協労組書記長・広島連帯ユニオン組合員)がヒロシマからの訴えを行い、原爆と原発は別と言い安倍首相を祈念式典に招いた松井広島市長を徹底批判しました。全国・全世界から反核・反原発を闘う仲間が結集し、国際連帯が前進して来た地平を実感できる集会でした。

青年労働者交流集会 in HIROSHIMAを牽引!

 続いて開催された『ヒロシマとオキナワを結ぶ青年労働者交流集会』では、動労西日本の山田書記長が基調報告、ユニオン青年部が発言に立ちました。仲間の首切りに反対して仕事はずしにあっている仲間から、社前ビラ入れ・地域へのビラ入れと十万筆署名で9月雇止めを阻止するとアピール。宮原青年部長が、毎週のように労働相談があり、職場で殺される現実こそ新自由主義の最後の段階、こんな生きていけない社会はひっくり返してやる!と集会をリードしました。

 また、3つの集会の司会をユニオン青年部が担いきり、青年労働者こそが時代を変える主人公であることを鮮烈に示しました!

2013/07/22

8・6へ!機関紙「連帯」7月号を発行

8.5~8.6ヒロシマの闘いの最先頭に!

8.5闘う合同一般労組総決起集会を成功させよう!

 福島原発事故がいまだ収束せず、大量の放射性物質を垂れ流しているというのに、政府、電力会社は何の反省もしていません。何の責任もとっていません。そればかりか、原発再稼働を進め原発輸出さえ行おうとしています。絶対にゆるせません。今こそ安倍政権を打倒しよう!
 高線量下での生活を強制されているフクシマの現実、そして原発労働者は重層的な下請け構造のもとでメチャクチャな被曝を強制されてきました。それだけでなく、除染労働者や復興に携わるインフラ労働者なども被曝の危険にさらされながら働いています。ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、内部被曝の影響を否定する政治のもとで苦闘してきました。フクシマを無かったことにし、労働者に被曝を強制している現実も全く同じではありませんか。動労水戸の被曝労働拒否のストライキは、労働組合の団結でそうした現実を変えることが全く可能だということを示しています。
 ついに2000万人を超えた非正規労働者の現実も全く同じです。非正規労働者にとどまらず命を削りながら働かざるを得ない現実が全社会を覆いつくしています。とりわけ青年労働者は、未来を展望することすら奪われています。「経営のためには原発再稼働が必要」(葛西JR東海会長)とは何という言い種か!文字どおり「命より金」です。こうしたことがまかり通っているのは、労働者が正規・非正規、民間・公務員など様々なやり方で分断され、労働者の団結が破壊されているからではありませんか。既成の労働組合が労働者の声を押さえつけてきたからではありませんか。闘う労働組合を甦らせ、安倍政権を一刻も早く打倒し、世界の労働者の団結によってこの腐り切った社会を変えよう!
 被爆者の闘いを体制内に押しとどめてきた原水禁運動は、この夏、これまでの連合・核禁会議と共催の集会を中止しました。労働者の再稼働反対の声が「もう一緒にやれない」現実を強制したのです。根底には国鉄闘争全国運動や動労千葉の高裁要請署名が労働者の心をとらえ、体制内指導部の制動を打ち破って闘う労働組合を甦らせようとしているからに他なりません。全国の職場で、今私たちは、草津病院支部を先頭に闘う労働組合の拠点を作り出す闘いに挑戦しています。労働学校でのマルクス主義の学習と一体で、青年部が先頭にたって若き組合のリーダーを組織する闘いがはじまっています。被爆68周年、どんな困難にも核廃絶の未来に希望をもって苦闘してきた被爆者の闘いを、全国、全世界の労働者の闘いと一体となって本当の解放に向かって大きく前進させる時がきました。その闘いの牽引者となろうではありませんか。8・5闘う合同一般労組総決起集会を成功させ、8・5全原発廃炉再稼働阻止ヒロシマ世界大会~8・6ヒロシマ大行動に大結集しよう! 

<8・6ヒロシマ闘争行動方針>

■8月5日■
8・5闘う合同一般労組総決起集会
 日時:8月5日12時15分~14時15分(12時開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール 
 主催:広島連帯ユニオン/合同一般労組全国協議会

再稼働阻止!全原発廃炉!ヒロシマ世界大会
 日時:8月5日15時00分~18時00分(14時15分開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール
 主催:8.6ヒロシマ大行動実行委員会/ すべての原発いますぐなくそう!全国会議 

オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会 in HIROSHIMA
 日時:8月5日18時30分~20時30分(18時00分開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール
 主催:オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会実行委員会

8月6日■
ヒロシマ・アピール集会
 日時:8月6日7時00分~
 場所:原爆ドーム前(8時15分黙とう後、首相式典出席抗議デモ)
 主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会

8・6ヒロシマ大行動大集会
 日時:8月6日12時30分~14時00分
 場所:広島県立総合体育館・小アリーナ
 (14時30分~市内デモ行進、16時00分平和資料館前解散)
 主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会

2013/07/15

鈴コン闘争支援連帯共闘会議が結成1周年集会を開催

 7月15日、鈴コン闘争支援連帯共闘会議の結成1周年集会が、豊島区民センター(東京・池袋)で開催されました。3名の解雇撤回をともに闘う支援共闘も2年目に突入し、賃金仮払いの延長をかちとってさらにフル回転の鈴コン分会です。集会では、呼びかけ人の花輪さんをはじめ、闘う仲間が次々に発言。動労水戸からは、被曝車両の運転を阻止するために翌日からストライキに突入することが報告されました。被曝労働阻止の闘いはヒロシマ・フクシマの闘いと一体です。広島からも、8・6ヒロシマ大行動への参加を訴えました。最後に鈴コン分会の5人の組合員が田口さんの遺影とともに登壇し、来年の2周年は勝利集会にするぞ、いや革命だ!とますます元気です。




2013/07/14

7.14三里塚全国集会に参加

市東さんの農地取り上げを許さない全国集会が千葉市中央公園で開催されました。7月29日の判決を前に並々ならぬ決意で集会を迎えたと発言に立った市東さんは、「空港会社が裁判にかけること自体を認めることはできない」「金より大切なものはいっぱいある」と訴え、「裁判に絶対勝利し、いかなる判決も受けて立つ」と参加者に決意を表明されました。連帯のあいさつでは、動労千葉の田中委員長が「三里塚のように絶対に譲らず不屈に闘う拠点があるかどうかだ。安倍政権に膨大な怒りの声が吹き出そうとしている」と闘う労働運動を再生することをアピール。千葉県庁、裁判所に向けデモ行進を行い、不当判決を出させない闘いをやり抜きました。





7.14全国水平同盟結成大会に参加

全国水平同盟の結成大会が大阪・八尾市の桂人権コミュニティーセンターで開催されました。ユニオンも、前日8・6ヒロシマ大行動にむけた福島町全戸ビラいれを行って、結成大会に参加しました。
岡邨全水同委員長が結成宣言。旗は、荊冠旗を囲む白い輪は「団結」を現し、真ん中に白い「団結」の文字が入る。佃青年部長は「私たちに相応しい旗、私たちが作り出した旗です」と紹介しました。また関合労に結集した青年2名が発言。住民が次々に発言しました。
感動的な大会でした。







2013/07/07

「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」に参加

 7月7日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会とNAZENヒロシマの主催で、「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」が開催されました。原発・放射能・内部被曝から子どもたちの命を守ろう!と、8・6ヒロシマ大行動の成功にむけて60名が結集しました。
 反戦被爆者の会の下田礼子さんは、開会あいさつで「私たちにとって大事な話、何も知らされず放射能で汚染された食べ物も食べてきた。反戦被爆者として絶対再稼働反対で闘って行きたい」と、講演への期待と共に闘う決意を述べられました。
 崎山さんの講演は、「低線量被ばくの健康リスク 国会事故調が明らかにしたこと」と題しておこなわれました。福島原発事故の国会事故調の委員に選ばれ、東電の内部資料も調べることができたそうです。東電のリスクとは長期間停止と敗訴であり、放射線についても「規制緩和」でICRPの勧告規制を緩めてきた実態を暴露されました。DNAがどのように放射線によって傷つけられるか、セシウムを体内に取り込むと微量でも心電図に影響が出て、しかも細胞に取り込むと排出されにくいことなど、内部被曝の問題をわかりやすく説明していただきました。
 (講演内容は、NAZENヒロシマのブログに資料がアップされていますので、活用してください)
 講演のあとに、広島大学の学生さんから、フクシマを見殺しにし原発推進の三菱重工の元会長が経営する広大を、自治会を再建し変える、8・6を大成功させたいとアピール。高陽第一診療所労組からは、福島へ帰る補助はするのに保養の補助は打ち切るのはおかしい、保養はヒロシマの使命、ふくしま共同診療所と結びついていこうとアピールが。崎山さんからも、チェルノブイリの保養を見習うべき、ゼネコンが儲けるだけの除染より保養に予算をまわすべきと強力なアドバイスがありました。最後に大江厚子さんから、「学習したいと思っていたことを知ることができて良かった。再稼働やTPPなど安倍政権への怒りは沸騰寸前、トルコやブラジル、エジプトのような闘いに。動労千葉、動労水戸の闘い、自治労ストなど、労働組合の復権が始まっている。山本太郎さんをぜひ当選させ、すべての怒りを8・6に結集して核廃絶の世界大会を実現したい」と8・6へのアピールで講演会を締めくくりました。
 フクシマを無かったことにして原発を再稼働しようとする安倍政権がいかにデタラメか、改めてはっきりと確認することができたと思います。あらゆる怒りを結集して闘うユニオンへ!8・6ヒロシマの闘いの中で大飛躍を実現しよう!

2013/06/09

6・9国鉄全国運動大集会が1800名の結集で大成功

 国鉄闘争全国運動の6・9集会は、1800名の参加で大成功しました。動労千葉の闘いを先頭に、私たちユニオンも職場で街頭で高裁署名を集め、物販を拡げ、職場闘争を展開してきました。全国で外注化阻止・非正規職撤廃の闘いが前進しており、私たちの闘いも一体であることを実感できる集会でした。
 動労千葉の田中委員長は、「国鉄分割民営化以来26年間の闘いに決着をつけ、非正規化・貧困化・ワーキングプア、労働組合の弱体化に決着をつけて反転攻勢にうって出る」「労働組合が立ち向かうことができることを示せば、絶対に労働組合は復権する」「私たちの努力は未来と希望を求める声と結びつき、爆発的な力を取り戻す」と熱烈に訴えました。最後の悪あがきであったアベノミクスもすべて破綻しようとしています。いよいよ闘う労働組合が復権するかどうかにすべてがかかっています。
 自治体労働者は、賃下げ・民営化の攻撃に対して、ストライキで労働組合を甦らせる闘いに立ち上がっています。解雇撤回・原職復帰をかけた動労千葉鉄建公団訴訟控訴審で、東京高裁は結審を強行して国鉄闘争を葬り去ろうとしています。9月25日の判決までの4ヶ月決戦を勝ち抜く上で、今夏8・6の闘いは決定的です。

 安倍政権は、フクシマを無かったことにし、被爆者の核への怒りを押しつぶし、原発再稼動=核武装を強行しようとしています。全世界の労働者が核による分断を打ち破って団結する8・6へ、ユニオンこそ8・6ヒロシマ大行動を大成功させる原動力となる時です。全労働者の力で国鉄闘争に勝利し、外注化阻止・非正規職撤廃を職場で闘い、再稼働阻止・全原発廃止の先頭にたち、改憲阻止・安倍政権打倒を闘いとる決戦に打って出ようではありませんか!

2013/06/08

6・8全国協全国代表者会議ー青年のユニオンへ

 6月8日、合同・一般労組全国協の全国代表者会議が、21加盟労組と未加盟3労組が参加して総勢44名で開催されました。昨年10月の大会で掲げた1000名建設を中間集約するものとして、全国で123名の組織拡大をいかに総括するか真剣な討論が行われました。特に、青年労働者をどう組織していくか、青年労働者が「これこそ自分たちが求めていたものだ」という労働組合をどう作っていくか、待った無しで問われています。
 ユニオンからも、この間の闘いで大きな手応えをつかんできたことを報告しました。草津病院支部をはじめとする拠点建設の前進、労働学校やユニオン街宣を通じての次世代を担うリーダー育成、労働相談やNAZEN運動を通じての拡大など、数としてはまだまだですが組織拡大の芽が大きく膨らんできています。

 全国的にも、国鉄闘争全国運動を基軸に正規労働者の非正規職化を許さない闘いと一体で非正規労働者を組織して行くという全国協の路線が、いよいよ全面的に力を発揮して行く時がきたと実感する会議でした。全国協1000名建設、ユニオン100名建設を、8・6の勝利と一体で実現しようではありませんか。

2013/06/05

日韓交流セミナーに参加ー国際連帯で非正規職撤廃!

 広島大学と慶北大学の日韓交流セミナーが、『広島・大邱の「労働者の非正規化」をめぐる労働組合の取り組みと実践課題』と題して開催され、ユニオンからも報告を行いました。
 6月5日は、鉄道運輸職場から動労西日本の山田書記長と大邱地下鉄の労組、医療福祉現場から推進機構支部・草津病院支部と大邱医療病院労組が報告を行いました。
 7日は大・中・小規模事業体労組の課題としてそれぞれの規模ごとに報告が行われました。大規模では三菱重工・マツダと起亜自動車、中規模では広電と大邱地下鉄、小規模では広島連帯ユニオンと大邱城西工団ユニオンをテーマに熱心な討議が行われました。

 新自由主義のもとで、労働者は国境を超えて非正規職化という同じ課題に直面しています。その中での労働組合作りもそれぞれ苦闘の連続です。特に、安倍政権が改憲と戦争への道を突進し、他国の労働者との対立をあおり労働者を戦争に動員しようとしている今、労働者の国際的団結を前進させることは決定的です。さらに交流を深め団結を固めて行きましょう。


慶北大学から額をいただきました

2013/05/19

5・19星野街宣

 5月19日には、沖縄で復帰41周年の県民大会が開催されました。沖縄闘争を闘い抜いている無実の星野文昭さん、沖縄で闘っている仲間、沖縄の労働者民衆と固く団結して、毎月恒例の「星野再審・全証拠開示署名」を集める街頭宣伝を行いました。
 広島星野文昭さんを救う会の呼びかけで、ユニオン、高陽第一診療所労組、交流センターなどの仲間も参加して、総勢7名が集まりました。場所は本通アーケードです。本日はあいにくの雨でしたが、アーケードがあり問題なく活動できました。
 雨でビラの受け取りが悪くなるのでは?と危惧していましたが、それも杞憂に終わりました。いつも以上にビラが撒けて、270枚配布できました。「ビラをください」と取りに来る人も多くいました。
 途中、何と罵声をあげながら「在特会」と思われる20名弱の「ヘイト・デモ?」らしき集団が来ましたが、全く意気が上がらず去っていきました。逆にデモに反発して、私たちのビラを取りに来る人が多くいました。完全に排外主義は孤立しています。
最終的に署名は、1時間半で62筆でした。

 

鈴コン-国鉄署名街宣

 5月18日(土)、毎月継続している『鈴コン』街宣(署名とカンパ)を、参院選に向けて各政党の街宣カーが走り回る広島市の中心部・本通で、とり組みました。また、来る6・9全国集会への結集を呼びかけて、タブロイド紙を配布しました。
 鈴コン街宣は、この間は動労千葉の解雇撤回・JR復帰の東京高裁要請の10万筆署名と一緒にやっています。ユニオンが鈴コン、動労千葉を支援する会・広島で国鉄闘争10万筆署名を呼びかけていますが、どちらもそれぞれ集まっています。
私たちは、この2つの闘いを、新自由主義と闘う「解雇撤回・外注化反対・非正規職撤廃」の一つの大きな闘争ととらえて取り組んでいます。
 鈴コン街宣は、合同・一般労組全国協・東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会(鈴コン)の解雇撤回・非正規職撤廃の闘いを支援するために「鈴コン分会支援・連帯共闘会議」が全国の闘う労働者に呼びかけている署名とカンパを集める活動として、昨年来、ユニオンでは月例化しています。

信号待ちの人々の注目を受けて「解雇撤回・非正規職撤廃」と6・9全国集会への結集を訴える青年部
 この大恐慌・大失業-戦争か革命か、の情勢の中で、闘う労働組合が街頭でも粘り強く闘うことは、怒れる青年労働者と結び就くために重要だと思います。街頭では思いもかけない出会いがあるものです。そういう意味では重要な組織拡大の闘いです。
 今回は、青年部の仲間2名が参加して、大いに盛り上がりました。
 国鉄署名が36筆、鈴コン署名が7筆でした。鈴コンへのカンパは今一歩でしたが、次回は"捲土重来”を期したいと思います。
鈴コン・コーナーでは知り合いの方が「何しよるん?」と声をかけてきました。

2013/05/08

国際研修協力機構(JITCO=ジツコ)広島駐在事務所へ外国人研修制度廃止を求めて申し入れ

 本年のメーデーでは、4・21入管法・外登法と民族差別を撃つ関西交流集会での確認を受けて、広島連帯ユニオンで、JITCO(国際研修協力機構=ジツコ)広島駐在事務所への申し入れを行いました。
 外国人研修(技能実習)制度、絶対反対!即時廃止!の立場での申し入れは、「全国でも初めてだ」とジツコは言っていました。
 
 2名の応対者(養学所長と入管事務掌管・大塚副主任相談員)は「このような”非日常の事態”には広島では対応できない」「ジツコとしての返答をする(かどうか)は、中央に判断を仰ぐ」「申し入れは、制度そのものの是非を問うておられるので個人的見解は差し控えたい」という対応でした。
 組合員からは、「あなたたちは、江田島の中国人労働者の実態を知っていたはずだ。それで今回の事件に対して、どう考えるのか。明らかにすべきだ。」「ジツコの活動そのものが今回の事件を引き起こしたのだ。即刻、外国人研修制度は止めるべきだ。」という腹の底からの怒りがぶつけられました。
 また、青年部からは、「江田島の中国人労働者の月給13万円、そして最後に手にしていた5万円というのは、非正規雇用で働き、組合活動をやり、仕事を干されている今の私の待遇と全く同じだ。非正規の青年と外国人を食い物にする資本と一体になっているジツコに対して怒りを覚える。今すぐ外国人研修制度は廃止すべきだ。全ての非正規職をなくしていかなければ。そのためにジツコが業務をやめるように要求する。」との声も叩きつけられました。
 ジツコ側は「申し入れの件は本部に報告して検討したい。」と申入書を受取りました。

【申入書】
                                 2013年5月1日

公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO) 御中
                 会長        様
                 理事長       様
            広島駐在事務所 所長     様

 「3・14広島・江田島事件」を受けての申し入れ
                            広島連帯ユニオン
                              執行委員長 鈴木 範雄
 
 私たちは、地域合同労働組合 広島連帯ユニオンです。
 労働組合として、『外国人研修制度絶対反対・外国人研修制度は廃止するべきである』との立場から、以下、貴財団に対して申し入れを行います。
 申し入れを行う理由は、貴財団が、外国人の「研修・技能実習」制度の実務の一切を国から任されている政府5省共管の公益財団法人であり、実際に外国人を渡航させ、労働させる「実務機関」であるからです。とくに教育や労災、事故についても貴財団が大きく関与しているからです。

(1)
 本年3月14日に広島県・江田島で発生した中国人研修生による痛ましい事件の発生に怒りを抑えることができません。
 地域合同労組である私たちは、最近数年間に限っても多くの外国人労働者やその受け入れ先(日本側)企業で働く仲間から、外国人研修制度の現状を伝え聞き、また実際に団体交渉を行う中で、その問題点を把握するに至りました。
 報道によれば、事故の当該となった労働者は、自らと家族の生存のために中国から「研修・技能実習制度」を通じて渡航し、カキ養殖会社で労働をさせられていました。しかし、その実態は、「実習」などではなく、「使い捨て労働」そのもの、劣悪極まりないものでした。
 実際、月給は13万円。ここから食事代、寮費、手数料を引かれて手取り5万円以下でした。寝る場所は倉庫の隅、相談できる仲間もなく孤立し、耐え難い仕打ちに対する怒りが爆発したのです。
 それだけではなく、この「研修・技能実習」制度は中国の「送り出し会社」で多額の費用を払わされた上に、日本の会社に文句を言ってはいけない、労働組合に入ってはいけない、賃金は3年後にしか払われないことを承認しろ、などという労働者を人とも思わないような「誓約」を課せられていたのです。
 このように、「誓約」でがんじがらめにしておいて、職場の仲間との団結を破壊し、地元の労働者との分断を強制して「中国の家族のためにガマンしろ!」と労働者の誇りを奪い、「使い捨て」の低賃金労働を強いて、まさに「奴隷労働」をさせていたのです。これこそ「研修・技能実習」制度の実態です。

(2)
 本当にこれが『国際交流』『国際援助』でしょうか?本当に腹の底からの怒りが湧いてきます。隣で働く同じ労働者として、今の日本の非正規職労働者の扱いと通底するものがあります。
 私たち広島連帯ユニオンは、去る2006年3月、当時、ひろしま交流協同組合で働いていた組合員から、中国人女性労働者を「カキ打ち」で、時給300円という「低賃金」で働かせていた実態を詳細につかんでいました。現在、その当時と何ら変わらない、いやむしろ、より苛酷な状況になっています。その組合員は、当時の制度でも存在してはならない「ブローカー」(中間搾取団体)の指示で、違法行為を強制させられそうになり組合に加入して闘い、未払い残業代を全額、ひろしま交流協同組合に支払わせました。
 政府・入管当局、県知事、労働基準監督署、協同組合、受け入れ会社をはじめ現場労働者も、こうした実態を知っていながら、促進してきました。湯崎広島県知事は「中国人労働者なしには事業は成り立たない。引き続き(広島に)来ていただきたい」などと事件後も平然と言っています。怒りに耐えません。

(3)
 私たちは、今回のこの事件・事例が「一部の限られた例」「特別なケース」とは考えていません。この江田島の実態こそ今、政府・安倍内閣が進める『10割非正規化・解雇自由』『雇用の流動性』そのものであり、経済界が世界の全ての労働者に強制しようとしている攻撃の中身そのものだと断定しています。
 したがって、江田島の中国人労働者の怒り・無念は、私たち広島の労働者の怒りそのものであり、とりわけ、非正規職で「雇い止め」=解雇と闘っている全ての青年労働者の怒りとひとつです。

(4)
 3月14日の事件こそ、昨年7月の入管法改悪=在留カード制度導入の真の狙いを明らかにしています。
 劣悪極まりない非正規労働にアジアから労働者を動員して使い捨てにすることは、国内における10割非正規職化攻撃と一体で、その最先端の攻撃です。
 同時に、外国人労働者を使い捨てにしておきながら、一方では監視と抑圧を強化して、日本政府にとって都合が悪い外国人は、入国不許可・国外退去にしていくものです。これは、破たんした新自由主義(最末期の資本主義)の下での日本の支配層の生き残りをかけた攻撃であり、日本の労働者を10割非正規・首切り自由にしていくテコに入管体制の再編が位置づけられていることを明らかにしています。
 「在留カード」制度は、外国人労働者との団結を解体する分断・監視体制そのものであり、徹底的に弾劾します。
 日本国内においては、入管法の治安弾圧条項を残し、外登法を廃止して法務省入管局による外国人一元管理・弾圧強化を狙っています。さらに在留資格の再編・細分化によっても分断を強めています。入管局は「在留カード」導入直後から「不法就労」を口実に外国人の摘発・逮捕をくり返し収容所へ収監しています。絶対に許すことはできません。
 「研修・技能実習」制度は、このような「在留カード」を使った外国人の管理・支配の制度と表裏一体の制度です。絶対に廃止していかなければならないものです。

 「江田島事件」では、労働組合の姿は、全く見えません。私たち合同労組もこの点については、絶対に曖昧にはできません。職場に国境を超えた中日労働者の団結があれば、今回のような事態は避けられました。
 労働現場で、労働者同士を分断する「研修・技能実習」制度は、どのように運用しても、分断と差別を生み出すもの以外の何ものにもなりえません。今こそ、全ての労働者の寄る辺となる労働組合が職場に必要です。

(5)
 貴財団の業務一切は、外国人労働者を使い捨てにすることに繋がっています。今すぐに、外国人研修制度を廃止することです。
 真に国境を超えた労働者同士の国際連帯をつくりだそう。そのためにも、共に団結して全ての職場に闘う団結をとりもどしましょう!

 以上、申し入れます。


5・1広島メーデー!

 5月1日、広島メーデーは、動労千葉・動労総連合よびかけの新宿メーデーと連帯し、圧倒的な高揚感をもって闘い抜かれました。3月決戦、4月の自治労スト闘争を闘い抜いて、闘うメーデー、怒りのメーデーがついに広島でも復権した! そう言える歴史的なメーデーとなりました。

 青年を先頭に労働者ら45人が午前11時に広島市中区八丁堀・京口門公園に集まり、メーデー・デモに出発。メーデー当日に仕事を休み、年休をとって結集したことで、あたかもストライキに入ったような解放感がみんなに満ちあふれています。県庁などのオフィス街を「今日はメーデー。8時間労働を。食える賃金を。賃下げ・解雇にストライキで闘おう。改憲・戦争の安倍を倒そう」と呼びかけながら進みました。
昼休み時間に入って街頭に出てきた労働者はデモ隊に声援を送り、注視していました。

 この日は、昼休みのデモに先立って職場ビラまき(JR、県庁、市役所、郵便局、NTTなど)、県労連メーデー参加者へのJR復帰10万筆署名の呼びかけを行いました。

さらに広島連帯ユニオンは、江田島カキ養殖加工「川口水産」での事件で衝撃的に明らかにされた中国人研修生への奴隷的労働実態ついて、国際研修協力機構広島駐在事務所への抗議申し入れ行動を行いました。
 これらの行動をやりきってデモを貫徹し、さらにデモ解散地の広島市役所前一帯で10万筆署名、ビラまきを展開。そして県労連メーデーのデモ隊の労働者ともエールを交わし、デモ参加者は、青年労働者が配るビラをどんどん受け取っていきました。
 最後にメーデー集約集会を開催し、1~3月決戦から4月スト情勢まで闘いをけん引してきた労働者が次々発言。どの発言も動労千葉・総連合の外注化阻止決戦、新たな反合・運転保安闘争路線が切り開いてきた地平をわがものにして闘おうとするものであり、勝利への確信に満ちたものでした。
 メーデー初参加の広島連帯ユニオン草津病院支部の若い仲間は「動労千葉を手本に職場でがんばっています。金もうけの資本に命をむさぼられる前に勝利したい」と元気いっぱいに発言。5・1広島メーデーは、3月決戦、4月ストからさらに5月スト、6・9さらに8・6ヒロシマへ向かっての総決起をつくりだす行動として大成功をかちとりました。