2019/12/26

人事考課制度反対で組合が裁判で全面勝利! 人事考課表提出拒否は労働組合法で認められた正当な活動!

人事考課制度とそれによる解雇に対してストライキでたたかう草津病院労組(2015年)

労働委員会ー裁判で組合の取り組みは正当と認定

■組合員らによる人事考課表等の不提出は、組合活動として正当な目的の範囲内にあると認められる。〔広島高裁判決〕
■被控訴人(組合が)人事考課の提出を拒否することは労働組合の正当な行為〔労働組合法7条1号〕にあたるということができる。〔東京高裁判決〕

本年10 月24 日に東京高裁で、翌25 日には広島高裁で、草津病院の労働組合法違反をめぐる裁判の判決公判がありました。2つの裁判では、組合側の主張が全面的に認められ、反対に草津病院経営側の反論がことごとく退けられる判決が出されました。
その後、経営側が2つ裁判の最高裁への上告を断念し、ついに組合側の正当性を示す判決が確定したのです。

2019/11/16

声をあげよう!弾圧許すな!11.16全国集会に参加


 11月16日、大阪・西梅田公園で「声をあげよう! 弾圧ゆるすな! 11・16全国集会」が1200人で開催されました。 集会は「当たりまえの市民運動・労働運動を守ろう!」「全日建関生支部つぶしを許さない! 憲法28条・労働3権守れ!」「沖縄の民意をつぶすな! 新基地許すな!」「民主主義をこわすな! 表現の自由守れ!」のスローガンを掲げて行われ、関西地区生コン支部への労組破壊を弾劾し、沖縄辺野古基地建設絶対反対を許さない決意を固めるものとなりました。
 特に関西地区生コン支部への弾圧については、集会直前の14日に新たに2人が逮捕されました。あたりまえの労働組合活動を犯罪とする異常な弾圧に対して、集会参加者一同改めて怒りを燃やしました。

2019/11/13

非正規職の継続雇用を|環保協


 環保協で働く仲間の皆さん!広島連帯ユニオンは、環保協のすべての職場で働く非正規職員(期間の定めのある労働者)の雇い止め-解雇を行わなわず、来年度も継続して雇用することを求める『要求書』を10 月7 日に、協会へ提出しました。組合は、組合員のみならず、環保協で働くすべての仲間の雇用を守るために取り組みを行ないます。現在、雇用について不安のある方は下記の連絡先までご一報下さい。

2019/11/03

11.3全国労働者総決起集会に参加

11月3日、東京・日比谷野外音楽堂で全国労働者総決起集会が開催され、ユニオンからも大挙参加しました。動労千葉の関委員長は「6千万労働者の労働基本権と未来を守るために関西生コン支部への大弾圧を粉砕する、それが今日この場に集まった私たちの最大の課題である」とアピール。「労組のない社会」を狙うJRに対して職場から反撃し改憲阻止の先頭に立つ決意を表明されました。

 広島連帯ユニオンからも、真保副委員長が10月24日に東京高裁で不当労働行為に対する組合勝利の判決、翌日の25日には広島高裁で人事考課での賃金カットに対する損害賠償裁判で全面勝利判決を勝ち取ったことを報告。職場労働者と固く結びついて、評価制度を粉砕する闘いを起こしていく決意を明らかにしました。

 第2部の改憲阻止!1万人大行進では、広島教職員11人声明の仲間が特製の横断幕を持って登壇し発言しました。

  集会に先立って、戦犯企業三菱に対する抗議行動を東京駅前で行いました。三菱広機分会の斉藤さんもマイクを持って連帯のアピールを行いました。



2019/11/02

11.2労働者国際連帯集会に参加

11月2日、千葉市民会館で労働者国際連帯集会が開催されました。韓国・民主労総はじめ、ドイツから、台湾から、在日・滞日の闘う労働者から闘いの報告が語られました。香港からのビデオメッセージが上映されました。

 ユニオンからも組合を代表して発言しました。

 本日の国際連帯集会に日本各地から、韓国、台湾、ドイツ、全世界から結集された皆さん。広島連帯ユニオンから発言させていただきます。在日三世・被爆三世で、広島市内のコンビニで非正規職労働者として働いています。トゥジェン(闘争)でご挨拶します。トゥジェン!
 9月に開かれた組合の第32回定期大会で、初めて執行委員に選出されました。2017年に刊行された『労働運動の変革をめざして』(出版最前線)という本の中で、動労千葉前委員長の田中康宏さんが「どんなに小さな労働組合でも、労働者階級全体の利益、労働運動全体の前進という観点を常に忘れてはならない」と書かれています。広島連帯ユニオンもそういう組合であるように、私もできる限りのことをしたいと思っています。
 広島連帯ユニオンは、2013年秋から韓国・大邱の城西工団労組との交流を始めました。さらに大邱・慶北地域の運動体「民衆行動」ともつながり、8.6ヒロシマ大行動や国際婦人デー広島行動に参加してもらいながら、国際連帯を深めてきました。
 本日、この場に来てくださったイドゥクチェさん、イジョンジェさん、クォンイルチョンさんをはじめ、大邱の皆さんの尽力により、今年1月に大邱で星野文昭さんと暁子さんの詩画展、暁子さんの講演会が開催され、星野闘争と日韓連帯が大きく前進しました。星野闘争は、星州のサード配備阻止の闘いともつながっています。
 安倍政権とマスコミが韓国への排外主義を煽って、「日韓関係」が戦後最悪と言われています。しかしその根本原因は、安倍政権が植民地支配と侵略戦争の責任を認めず、居直っていることにあります。8月27日に当時の外務大臣・河野太郎が、1965年の日韓請求権協定について「韓国が歴史を書き換えたいと考えているならば、そんなことはできないと知る必要がある」と言い放ったことは、居直りの最たる例です。
 8月5日に広島で開かれた国際反戦反核集会で、星野暁子さんが「日本の植民地支配の残虐な歴史を消すことはできないが、その歴史を変えるために文昭は44年間、日韓民衆の真の連帯のために闘った」と発言されました。各国の支配階級が分断しようとしても、労働者民衆は国籍や民族の違いを越えて、階級として一つの存在です。広島連帯ユニオンは、星野精神を継承し、日韓連帯をさらに拡大していきたいと考えています。
 広島では現在、広島市当局が制定をねらう「拡声器規制条例」反対の闘いが最大の攻防になっています。これについてお話ししたいと思います。
 広島市当局は、反戦反核の声を押しつぶし、8月6日を「静かに祈るだけの日」にするため、8.6ヒロシマ大行動をターゲットにして拡声器規制条例の制定をねらっています。広島連帯ユニオンは、8.6ヒロシマ大行動実行委員会の一員として、制定を阻止するため市役所への申し入れ行動などを行い、広島の仲間と団結して闘ってきました。
 先月22日、広島市内で拡声器規制問題に関する第2回公開討論会が開かれました。広島市立大学の教員の方、広島の弁護士の方、自治労広島市労働組合委員長・福井利明さんの3名がパネリストになり、非常に有意義な討論ができました。条例の制定に反対する署名運動も始まりました。受付に署名用紙がありますので、ご協力をよろしくお願いします。
 広島市の松井市長は、7月の前回の討論会に引き続いて出席を拒否しました。市長の態度は許しがたいものですが、それだけ追いつめられているのだと思います。拡声器規制条例の制定は、自治体労働者に市民活動を弾圧させ、戦争に動員することをねらう攻撃であることをつかみました。来年の被爆75周年の8.6ヒロシマ大行動を成功させるため、条例制定を絶対に阻止しなければなりません。
 安倍政権は臨時国会で、憲法への自衛隊明記と緊急事態条項新設のため、改憲発議を目論んでいます。「労働組合のない社会」「非正規職だけの社会」をつくることは、改憲と一体の攻撃です。拡声器規制条例の制定も、本質は同じです。
 明日の全国労働者集会と改憲阻止! 1万人行進を成功させ、改憲と戦争を阻止する力強い闘いをつくっていきましょう。トゥジェン! ありがとうございました。

2019/10/31

10.31広島狭山集会に参加


 10月31日、部落解放広島共闘会議の主催で広島市西区福島町の西地域交流センターで 広島狭山集会が開かれ、労働者・学生30人が参加しました。
 7月の全国水平同盟第8回大会で、植木団地闘争を広げることを水路として、全国に水平同盟の旗を立てる方針が出されました。広島でも「新たな部落解放闘争を発展させよう」「植木団地闘争、星野闘争と一体で狭山再審闘争の勝利をかちとろう」を合言葉に、広島解放共闘を生まれ変わらせて、全国水平同盟の仲間を組織する決意で取り組みを開始しています。
 10・31集会は、大阪・高槻から植木団地の仲間を迎えて大成功しました。
植木団地の曽我勝宣さんは次のように述べました。
 「追い出し攻撃に対して勝つとはどういうことかを労働組合の取り組みから仕込まれました。闘ってきたから、勝てる!と思えるようになっています」「高槻市による追い出しを認めた大阪高裁判決で『部落民は甘えるな』と言われ、改めて狭山闘争を闘う石川一雄さんへの差別と自分たちの地域に対する差別が同じ国家権力による部落差別であることが分かりました」「今後、自分たちの闘いと狭山闘争とを一体で闘い、全国に仲間を拡大していきますので支援をお願いします」。静かですが感動を呼ぶ、渾身(こんしん)の力を込めたお話でした。
 さらに広島連帯ユニオン、安芸太田町議で婦人民主クラブ全国協議会の大江厚子さん、広島大生、郵政労働者から、自らの現場で狭山闘争―植木団地闘争をとらえ返して闘うとの発言が続き、連帯と団結がより強まりました。(部落解放広島共闘会議・奥村毅)

2019/10/28

拡声器規制条例反対で公開討論会


 10月22日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の主催で拡声器規制条例に関する第2回公開討論会が行われました。「ヒロシマの危機にどう立ち向かうか」と題して、柿木伸之さん(広島市立大学教員)、山田延廣さん(弁護士)、福井利明さん(広島市職員)の3人のパネリストが問題提起を行いました。

柿木伸之さん「公権力によって表現の自由が奪われる。異なった立場の人が出会い対話する空間が閉ざされつつある。この息苦しさ」「なぜ今、規制なのか? 人権を『公益及び公の秩序』に従属させる憲法改定に向けて利用しようとしている」
山田延廣さん「デモや拡声器の使用は、経済的に貧しい庶民が心に思っていることを対外的に訴える最も有効な手段。憲法の中で最も大切なのは表現の自由だ。規制は違った意見を持つ者同士が討論で合意を形成する機会を奪うもの。民主的な討論の対極には戦争がある」
福井利明さん「核兵器禁止条約に反対する安倍首相に対して、抗議の声を上げるのは当然の権利。松井市長のトップダウンのやり方に対して、市の内部から声を上げることが大切だ。世界のヒロシマで規制条例をつくらせるわけにはいかない」

10/28広島市へ申し入れ

 松井一実・広島市長は10月3日の記者会見で、あくまでも条例規制を含めた対応策を検討していると表明しています。28日には、公開討論会での意見をふまえて広島市に申し入れを行い、あらゆる人の声を規制する条例制定について8・6ヒロシマ大行動実行委員会とだけ話して決められる問題ではないこと、憲法に保障された表現の自由を踏み破ってでも規制する論拠を明らかにすることを求めました。
 一方広島市は8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対して「要請」を行い、8月6日午前8時から9時の間①拡声器の使用を控える、②音量を下げる、③デモ行進のルートを変えるから選択して11月18日までに回答するよう求めてきました。とんでもないことです。
 多くの人が戦前の言論弾圧につながるような言論弾圧に危機感を感じています。自治体労働の戦争動員につながること、労働者が労働組合に団結して声を上げることを押さえつけていくことにもつながっていきます。「拡声器規制条例反対署名」もスタートしました。これまでの枠を越えて運動を大きくしていきましょう。

2019/10/21

2019/10/19

高陽第一診療所労組定期大会を開催


 10月19日(土)、第26回定期大会を開催しました。1994年、12月労組結成から25年、新自由主義政策は、安倍政権の下で、労働者・家族・地域住民から生きるための医療・介護を奪い、金儲けの道具し、急速に社会を崩壊させている中で、医療・介護現場の労働組合が、本当この社会の行く末を決めるための重要な役割をもっている時代です。
 今回の大会ではこの1年間のたたかいを、職場闘争の取り組み・団結の拡大の観点から、総括し、組織拡大、職場での団結の拡大のために何が足りないのか、今年は具体的にどういう課題で闘うのかを討論できる大会になりました。
 ユニオン新委員長の宮原さん、自治労広島市、動労西日本から、あいさつをいただき、ふくしま共同診療所や動労千葉からのメッセージもいただき紹介しました。
 職場の一人一人とつながり、声や怒りを集め、団体交渉の課題に上げて、又職場に返していくそういう原則的な活動を通じて、職場を変え、労組への結集をかちとり、組織拡大していこうと話し合いました。新施設では、労働条件を、診療所とは就業規則がちがう、医療と介護では違うと、切り下げて、差別的な労働条件になっています。この差別を許さず、追及していこうと話し合いました。
 理事会・経営は新施設建設のための元本返済を来年度から開始していく事を迫られています。そのしわ寄せは、職員・労働者に押しつける以外に方法が無い「仕方がない」というのが、理事会の現状・本音です。
 高陽地域の被爆者・労働者・高齢者・住民のより所として、高陽第一診療所を守るために、労働者の団結、地域の団結を作り出す事が私たちの課題です。
昨年から、継続して取り組んできた、憲法連続学習会、改憲・戦争阻止!大行進・高陽地区実行委員会の取り組みを職場にもひまわり会にも広げていきたいと考えています。
 広島連帯ユニオンの医療・福祉産別の労働組合として、草津病院と共に拠点労組建設・拡大の課題に取り組んでいきます。

広大生協労組定期大会を開催


 10月19日、広大生協労組は2019年度定期大会を開催しました。広島連帯ユニオン・婦民広島支部・広大学生自治会から来賓あいさつを受け、拡声器規制条例反対のニュース報道や「同一労働同一賃金」についての映像を見ながら討論を進めていきました。

 昨年度は、一貫田委員長が広島地区の労働者代表選挙になりました。組合員が先頭に立って票集めをした結果です。東広島地区でも百数十の理事会反対票が投じられました。労働の問題をめぐる討論が職場に巻き起こる状況が生まれました。一貫田委員長が労働者代表となった広島地区では、労働組合の力を背景に36協定をタテにして理事会と交渉しました。その結果、怒りのマトだった資格手当改定を阻止し、フルタイム労働者の嘱託化・パート労働者の賃金改定上積み・非正規職退職慰労金のさかのぼり実施を実現することができました。一方で東広島地区では理事会派の代表が早々と36協定を締結し、闘う組合が職場にあることがいかに大事か、誰の目にも明らかになりました。
 経営陣に対する怒りが職場に渦巻いています。それだけでなく実際に声をあげる人たちも登場しました。今年こそ広大生協労組の組織拡大の年にしていきたいと決意しています。また大会では、今年度の最重要課題として安倍政権の「同一労働同一賃金」との闘いを確認しました。「同一労働同一賃金」については、「理事会にとって都合の良い労働者だけをいろいろ勝手な理由をつけて優遇していくんじゃないか」という意見や「今まで以上の労働強化をやってくるに違いない」という声が上がっています。広大生協はすでに95%が非正規職の職場です。パート労働者の初任給は常に最低賃金ギリギリ、食堂・ショップを問わず過重労働で労災が発生するような職場です。職場を変えていくために今年度も先頭に立って闘います。

2019/10/12

関西生コン支部弾圧を許さない

2019/10/05

10.31広島狭山集会へ

2019/09/27

24時間営業義務化廃止を|コンビニ関連ユニオン


新しいリーフレットができました!

2019/09/16

広島連帯ユニオン第32回定期大会を開催

 9月16日、広島連帯ユニオンの第32回定期大会を開催しました。宮原新委員長はじめ新しい役員体制を確立し、結成以来30年間の地平を基礎に新たな飛躍に挑戦していきます。安倍政権の「働き方改革」と対決し、労働組合破壊を打ち破って改憲戦争への道を阻止する先頭に立つことを確認しました。解雇撤回を闘っている仲間や新たにユニオンに加入した仲間からも発言がありました。いっそう団結を固め、世界中の労働者と連帯していきましょう。

宮原新委員長就任あいさつ

 去る9月16日、広島連帯ユニオン第32回定期大会を開催し新たな執行委員体制を形成しました。1989年の結成以来委員長として闘ってきた鈴木範雄さんが退き、私宮原が委員長となり、新たな執行委員体制を形成しました。新たな体制のもと頑張っていきたいと思います。
 安倍政権の改憲をめぐる攻撃は国会で議論が始まろうとしています。しかし実際には私たちが働き、生活する現場で始まっています。改憲をやって戦争のできる国にするということは国のためには一人一人の人間は犠牲になってもいいという考えの国に変えるというです。これは自衛官だけの問題ではありません。
 安倍政権と財界は「労働組合のない社会」を作ろうとしており、この攻撃とどうたたかうのかということです。大会でもっとも議論したこともこのことです。JR東日本では民営化に賛成したJR東労組でさえ解体して、社友会というのを作り会社のやりたい放題で労働条件を変え、正社員のいない会社にしようとしている。西では関西生コン支部への弾圧です。ストライキをやったとか、会社の法令違反を摘発したとかが犯罪にされる。挙句には子どもの保育園のための就業証明を求めたら逮捕される。これが許されたら広島連帯ユニオンも活動の全てが逮捕の口実になります。
 労働組合というのは労働者が働きやすい職場にするために、生きるためにあるものです。行われていることはそれを許さないということです。みんなが感じているおかしい、こんなんじゃ生きていけない、何とかして欲しいという思いがあってもどうすることも許さない。国が決めたこと会社が決めたことは仕方ない諦めるしかない。そういう職場、そういう社会にしようとしているということです。このことと改憲の攻撃は一体です。こういうことを許す先に国のために死ねと言われても「仕方がない」という社会が生み出されると思います。
 これに対し、大会で出した方針は改めて基本に立ち戻ろうということです。職場の労働者の声とか意見とか一つ一つにしっかり向き合って、そこから出発して労働組合として何ができるのか、どうすべきか考えて、地道に現場から労働組合をもう一度組織していこうということです。すぐには結果は出ないかもしれませんが、そういう現場からの、一番下からの力が集まっていくことが一番力になると思います。ぜひそうした「当たり前の労働組合」を組合員のみなさんと作っていきたいと思います。

2019/08/21

2019/08/18

共謀罪と労働運動〜関西生コン弾圧許すな|ひろしま労働学校

 8月18日、第12期第3回ひろしま労働学校が開催されました。今回は「共謀罪と労働運動」と題して、広大生協労組の壹貫田委員長が提起しました。冒頭、戦前の治安維持法についての映像を視聴しました。治安維持法が戦争体制を作っていくために目的遂行罪の導入や自白を証拠とすることで、共産主義者だけでなく幅広い人々を弾圧して戦争に反対する声を押しつぶしていったことがよくわかりました。
 後半は、関西生コン支部に対する弾圧について学びました。労働組合なら当たり前の活動を犯罪として取り締まり、現場にいない組合役員を長期勾留する共謀罪型の弾圧がかけられています。歴史を画するような戦時型の弾圧を、ともに連帯してはね返していく決意をあらたにしました。

2019/08/06

8.6ヒロシマ大行動に参加


 被爆74年の8・6ヒロシマ大行動は、この秋の改憲阻止決戦に向けての号砲となりました。改憲・戦争・核武装を絶対に許さない決意に満ちあふれた、感動的な3日間でした。
 8月5日、広島教職員100人声明主催の「改憲戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会」が開催されました。100人声明呼びかけ人の皆さんが先頭に立って集会をつくり、学校現場から声があがったことで、改憲戦争阻止の運動を大きく発展させていく可能性を開きました。
 夕方からは、国際反戦反核集会が、核兵器が実際に使われる危機が切迫し、排外主義宣伝によって日韓関係が急速に悪化する中、獄死を強制された星野文昭さんの精神を継承し、国際連帯で戦争を阻止する集会としてかちとりました。入管での足止めで韓国テグからの仲間が参加できないという、許しがたい妨害をはね返して、日韓の仲間が団結を固めました。星野暁子さんの詩集「夫のいない結婚式」を韓国語と日本語で朗読、星野文昭さんの闘いが国際連帯を前進させています。世界戦争、核戦争を止める力に発展させましょう。
 松井広島市長は、2020年の8・6に向けて、拡声器規制条例を制定しようとしています。拡声器規制絶対反対を訴えて12月から5度の広島市への申し入れ、保守系の市議まで参加して公開討論会を開催するなど、ヒロシマ大行動が注目の的になりました。こんな祈念式典でいいのか、こんな平和宣言でいいのか、そもそもなぜ安倍首相を式典に呼ぶのか! 被爆者団体をはじめ広島市民のなかに大論争を巻き起こしました。こうした闘いが被爆者の核と戦争に対する怒りを呼び起こし、核兵器禁止条約批准を安倍政権に求めないような平和宣言を書き換えさせたと思います。
 8月6日、原爆ドーム前の集会では右翼と警察の妨害を完全にはねかえし、日韓の公務員労働者から戦争協力を公務にさせない決意が示されました。規制のために駆り出される広島市の労働者にも共に闘おうという熱意が伝わったと思います。労働組合の力が本当に戦争を止めると実感しました。安倍政権による労働組合破壊の攻撃をはねかえしていきましょう。
 7日には、移住労働者組織化について城西工団労組のキムヨンチョルさんから具体的な取り組みの報告を受け、熱心な討論を行いました。移住労働者は新自由主義の時代の象徴としてあり、受け入れ国と送り出し国で労働運動のネットワークを作ることで東アジアの労働者の団結を作っていく展望が示されました。そして、合同一般労組全国協への期待も語られました。
 あらゆる人々の改憲・戦争絶対反対の思いをひとつにし、世界中の労働者と団結して戦争を阻止しましょう。安倍政権による改憲を阻止する大運動を作り、11月労働者集会1万人結集を実現しましょう!

2019/08/05

8.5広島国際反戦反核集会に参加

8月5日、「被爆74周年8・5広島国際反戦反核集会」(主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会)が「星野文昭さんの遺志をつぎ、核と戦争をなくそう」をメインスローガンにアステールプラザで開催されました。
 、第1部の「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・チェルノブイリ・フクシマをくり返すな」が始まりました。中島健さん(大行動共同代表・ユニオン組合員)がヒロシマからのアピールを行い、「国際連帯で実際の戦争を阻止しよう」「核使用を必然化する帝国主義を打倒し、核兵器を廃絶しよう」と訴えました。ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師が、東京オリンピックへの安全安心・帰還・復興キャンペーンを弾劾、被曝労働拒否を闘う動労水戸の照沼靖功さんは、高線量地域への常磐線延伸に反対する9・22水戸集会を呼びかけました。沖縄から「チーム緑ケ丘1207」の皆さん、韓国から全教組テグ支部のキムソクヒョンさんも
 第2部の「星野精神継承日韓国際決意大会」は、星野暁子さんの詩「僕のヒロシマ」の朗読から始まりました。小森龍邦さんは「星野さんの突然の死について権力を徹底的に追及する」「安倍内閣の不当な韓国に対する態度を、日本人から声を上げて追及しなければならない」と延べられました。続いて星野暁子さんが星野精神の継承を訴えました。韓国テグから参加予定の仲間が不当にも福岡空港で足止めされ参加できないという事態をはねかえして、集会は大成功でした。

8.5改憲・戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会に参加


 8月5日、「改憲・戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会」(主催:改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明)がアステールプラザ中ホールで開催されました。100人声明よびかけ人が先頭に立って全国の仲間に呼びかけ、教育労働者が一堂に会して今こそ改憲絶対反対の旗を高々と掲げようと声をあげました。
 ノンフィクション作家の野本三吉さん、「日の君」全国ネットの元教員・永井栄俊さんが連帯のあいさつ。韓国からは、全教組テグ支部のキムソクヒョンさんが、韓国と日本の労働者が団結することを訴えました。

2019/07/31

2019年度賃金改定を要求|広大生協労組


『団結』No.266をダウンロード

2019/07/20

平和記念式典のあり方と拡声器規制条例について考える公開討論会に参加


 7月20日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の主催で「平和記念式典のあり方と拡声器規制条例について考える公開討論会」が開催されました。 パネリストは、中島健さん(反戦被爆者の会・被爆2世)、東琢磨さん(音楽評論家)、平野綾子さん(「改憲・戦争阻止!教え子を戦場に送るな!広島教職員100人声明」呼びかけ人・被爆2世)、福井利明さん(広島市職員)の4名。保守系の市議まで含め幅広い参加者で活発な議論となりました。
 拡声器規制条例をめぐる論議は、8・6ヒロシマとは何かを改めて掘り下げる良い機会になりました。特に、教員や公務員が国家の命令にいやいやながらも従わされる現実とどう闘うのか、改めて労働組合の闘いが重要だと思います。
 公開討論会の終了後、第4回の8.6ヒロシマ大行動実行委員会が開催されました。8.6広島大行動の成功にむけて、組織化に全力をあげましょう。

2019/07/17

労働者を監視する防犯カメラは撤去を|広大生協労組



休憩室になんで防犯カメラが!? 

防犯カメラは組合活動を監視するため!?
労働者を監視する防犯カメラは撤去を
広大生協労組機関紙『団結』No.265
2019年7月17日

許せない!組合のビラまきを防犯カメラで監視 

 当組合のビラまきが、防犯カメラによって監視されているという話が耳に入りました。「目的とちがうんじゃない?」「ひどいことをする」という声があがっています。もちろん、とんでもない組合弾圧であり、絶対に許せません。 
 職場での組合活動については、勤務時間外の者がビラを配布すること、15分未満の面会が認められてきました。職場でのビラ配りは全く正当な活動です。 

休憩室の監視カメラはすぐに撤去を 

 組合活動の監視だけでなく、労働者を「犯罪者」ではと監視するための監視カメラは撤去以外にありません。 
 東広島のショップ休憩室に監視カメラが設置され、多くの人が「なんで?」と感じています。なぜ休憩中も監視されなければならないのか、怒りは全く当然です。 
 千田店でも、休憩室を兼ねた事務室に監視カメラが設置され、大問題になりました。監視カメラが写る範囲をみんなに確認させ、ひとまず一件落着しました。 

労働者の監視に年370万円? 

 このたび導入されたの防犯カメラの費用はなんと年間370万円というではありませんか! 電子マネーの不正利用(4万円)があり、防犯カメラによって「犯人」が特定できたと言います。しかし、「防犯」には全く役に立たなかったではありませんか。廃棄ロスを減らすために活用すると言いますが、そんな事のために防犯カメラが必要でしょうか? 

防犯カメラ運用規程は守られているのか? 

 広大生協では、万引き対策の防犯カメラ設置に際して、利用者のプライバシーへの配慮などの問題があり、賛成反対の意見を戦わせた経緯があります。 
 そのために防犯カメラの運用にあたっては「映像の保存期間後の消去」「映像にアクセスできる者の限定」「外部流出の防止」などが決められました。守られていますか? 
 労働者を監視するための監視カメラは直ちに撤去し、責任者は費用を弁済すべきです。

2019/07/13

7.13「放射線副読本学習会」に参加


 7月13日、西区民文化センターで「放射線副読本学習会」が「改憲・戦争阻止!広島教職員100人声明」の主催で開催されました。100人声明呼びかけ人の倉澤憲司さんが、文部科学省が全国の学校に送り付けてきた『放射線副読本』の問題点を暴いていきました。
 福島原発事故による健康被害を無視し、「実際の被害よりも、〝根拠のない思い込み〟によって風評被害や差別、いじめが起きていることが問題」という『放射線副読本』の内容に、広島から声をあげていかなければと感じました。参加者からも「地元の教育委員会に抗議しよう」「回収すべきだ」「我々の副読本を作るべき」など、積極的に意見が出されました。
 8.5全国教職員ヒロシマ集会と8.6ヒロシマ大行動の成功に向けて、取り組みを強めていきましょう。

2019/07/12

8.6ヒロシマ大行動に全国から結集を


ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・チェルノブイリ・フクシマをくり返すな!
改憲と核戦争をとめよう! 
被爆74周年8.5-8.6ヒロシマ大行動に全国から結集を

 被曝74周年の8月6日が近づいてきました。おりしも参院選の真っ只中ですが、安倍政権は改憲をふりかざして今秋臨時国会での改憲発議、2020年新憲法制定にむけて必死になっています。8・6ヒロシマが、改憲を阻止できるかどうかの、決戦中の決戦となりました。全国から8・6ヒロシマ大行動に大挙結集されるよう訴えます。
 広島市は、被爆75周年2020年8月6日の平和祈念式典に際して、デモ行進での拡声機を規制する条例を作ろうとしています。広島市は今年はじめ、拡声機の声が安倍首相に向けられていることには一切触れずに、拡声機を規制する条例をつくるべきかと誘導尋問のようなアンケートを行いました。69%が規制条例を作るべきと答えたといいます。しかし、当然にも各被爆者団体からは「規制はおかしい」という声が挙がっています。原発を再稼働し核武装をすすめる安倍首相が祈念式典に参列することに抗議の声をあげるのは、あまりにも当然のことです。「亡くなった被爆者を追悼する場だから静かにしろ」と言って、被爆者や二世・三世が安倍首相に抗議する声をおさえるような平和祈念式典でいいのか、核兵器禁止条約批准すら安倍政権に要求しないような平和宣言でいいのか、核廃絶を「永遠の課題」にするのか、改めて問い直さなければなりません。7月20日には公開討論会を開催してヒロシマ全体に論議を巻き起こして行きたいと思います。
 今もなお多くの被爆者が原爆症と闘い、一刻も早い核廃絶や原発の廃止を求めています。安倍首相が8月6日にヒロシマを蹂躙することなど絶対に許せません。8月6日のデモ行進から声を奪うことから始まって、改憲・戦争に反対するあらゆる声が押さえつけられるようになり、ヒロシマ・ナガサキにまで行き着くのではありませんか。広島市は、今度は祈念式典の参加者にアンケートをとると言っています。ヒロシマ・ナガサキを絶対に繰り返してはならないという誓いを新たにし、安倍首相弾劾の声をますます広く大きな声にしていきましょう。
 8月5日には「改憲・戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会」が開催されます。文部省是正指導から始まった広島の教育破壊に抗して、ついに広島教職員100人声明が発せられました。文科省が配布した「放射線副読本」に対しても、職場からの反撃が始まっています。「教え子を戦場に送らない」「子どもたちを被曝させない」という闘いが全国の仲間と結びつき、安倍政権の改憲・戦争をはばむ大きな力になっています。ともに団結して闘いましょう。
 今年も韓国から仲間が参加します。星野文昭さんの解放を求めてテグでの詩画展を開催した仲間とともに、星野精神を継承する国際反戦反核集会をかちとりましょう。安倍政権は、韓国に対して経済制裁を発動し、一気に侵略戦争へと突き進んでいます。労働者民衆の日韓連帯こそ戦争を止める力です。不当弾圧、労働組合破壊をはね返し、世界中の労働者と連帯していきましょう。8月7日には城西工団労組を交えて移住労動者組織化懇談会を開催します。可能な方はぜひ参加をお願いします。
 8.5-8.6ヒロシマから、改憲・戦争を絶対阻止しましょう!

2019/07/11

7.11時短スト・時短行動に立ち上がろう|コンビニ関連ユニオン

コンビニ関連ユニオンがストライキに突入(7月11日セブンイレブン本社前)

24時間営業義務廃止をかちとるためにコンビニ関連労働者、事業者は711時短スト、時短行動に立ち上がろう!

2019年7月4日
コンビニ関連ユニオン
委員長 河野正史

 コンビニの24時間営業義務をめぐって今年前半日本社会が大きく揺れてきました。圧倒的世論は無理に24時間でなくていい、です。しかし、セブン、ファミマ、ローソンはじめコンビニ企業は高い利益率のために、いろいろ言いながらも原則24時間を変えていません。しかし、無理なものはムリなんです。時短希望は急増し本部が認めない独自時短も増えてます。24時間義務の条件だったオーナーヘルプ制度が嘘だったことも分かり怒ったオーナーがついに1日臨時休業を宣言しました。時短は自由ですという社長永松のもとで執拗な時短妨害がされていたことが報道で明らかになりました。二枚舌の責任をとらされる管理者層は取締役の自己保身に絶望し退職が急増しています。リクルートは給与を大幅に減らされこれまで体を壊しても店舗増にひた走ってきたのはなんだったのか、社員の動揺も深刻です。問題は、永松はじめ幹部が自己保身のため、原則24時間を変えないことです。独立した事業者なら、営業時間は原則自由のはずです。しかし、世論もあり営業時間原則自由をかちとる時がきました。本部の良識や行政に頼ってもダメです。みずからが闘いの声を上げるしかありません。今声をあげれば変えられます。私たちコンビニ関連ユニオンは、来る7月11日全国一斉時短ストを呼び掛けてます。行動に立ち上がることが24時間義務をやめさせる力です。時短でもいい、送金スト、発注飛ばし、一部業務停止、公取委申告、やりようはいくらでもあります。臨時休業もありです。24時間義務をやめさせるため、力を合わせ711一斉に行動に立ち上がりましょう。

24時間営業義務化廃止7・11スト突入 
四ッ谷駅前ビラまき 7月11日7:30JR四ッ谷駅麹町口 
セブン本社前行動 7月11日(木) 12:00~13:00 セブンイレブンジャパン本社前路上
 ◎7・11ストは、当日0:00から店舗で突入。社員は始業時からの全日ストとなります。そのうえで当日昼休み時間にユニオン役員と支援を中心に、スト突入アピール行動を計画しております。

2019/07/08

7月10日団体交渉で一時金の減額を止めよう|高陽第一診療所労組

7月10日団体交渉で一時金の減額を止めよう!

高陽第一診療所労組機関紙『きょうちくとう』
No.154(2019年7月8日)

●7月10日17時~デイケア室で団体交渉をやります!声を上げていきましょう!

理事会は先日の朝礼で夏季一時金について常勤1.5ヶ月、パート0.75ヶ月と発表しました。なぜ減額なのか?はっきりした説明もなく職員は誰一人として一時金の減額には納得していません。団体交渉で、説明を求め、労働者の生の声をぶつけ、減額を止めましょう。

●減額に対してアンケートに寄せられた意見

「借金の返済状況や経営状況を伝えて納得のいく説明をしてほしい!」
「貯金が出来ず困っている!子どもがいるので大変です!」
「職場は万章状態が続いているのに減額はおかしいのでは?」
「今回引っ越しを検討しています。資金には一時金をあてるので減額は困る!」
などの意見が出ています。理事会の借入金返済のための減額にはもうやめてほしいと思っている職員が大勢いると思います。理事会の一時金の金額の提示は決定したわけではありません。みんなで減額を止めさせていきましょう!組合と共にみんなで声を上げればかならず変わります。

●職場の問題は組合に!

一時金のアンケートへの皆さんの意見ありがとうございました。意見から様々な問題が各部署にあることが見えてきました。例えば診療所と新施設での就業規則の格差の問題では
「そんなに差があるとは知りませんでした!ショックです!」「同じにできるならすぐにしてほしい!」「違いがあると知った時は変なやり方だと思いました」「同じ法人でも事業所が違えば休み方も働き方が違うのはあたりまえと思っている職員同士の団結力も協力もなくなり益々状況は悪くなると思います」
新施設からこのような意見があり、診療所からも「ひどい格差だと思います。診療所と同じにすべきだ」と意見があります。格差をなくしていきましょう!

●組合に加入して職場を一緒に変えよう!

すべての部署で人がいない、休めない事と、一時金の減額は大きく深く関係しています。「収益アップ」「赤字解消」が最優先で、人件費は削減していく。これは社会全体に起こっている介護崩壊の問題です。人の余裕のない職場で事故や事件が起きています。まずは診療所からここを変えていきましょう!「問題をどこに言えば改善できるのかはっきりしていない」と意見が出ています。いつでも、どんな問題でも組合に寄せてください。職場の問題を全体で共有して解決のために話し合って方針を作り、理事会と交渉していきましょう!組合に入って共に職場を変えていく闘いを開始していきましょう!

2019/07/03

休暇差別撤廃・時間帯手当UP・全土曜を休日に|広大生協労組

広大生協労組機関紙『団結』No.264
2019年7月3日

休暇差別撤廃!時間帯手当UP!全土曜を休日に!

理事会がまじめに検討しないのならみんなの声で変えさせよう!!

 休日・休暇と時間帯手当について、要求書を提出しました。吉山専務は、3月理事会で時間帯手当の検討を、4月理事会で全土曜休日化の検討を行うと約束しましたが、全く守られていません。理事会がまじめに検討しないのならみんなの声で変えさせましょう!

休暇差別撤廃!非正規職も病休・盆休などを有給に

 ひとつは、休暇制度について正規職員・嘱託職員・準職員の不合理な格差を無くするようにという要求です。疾病休暇は正規職員の場合には年20日まで有給ですが、嘱託職員・準職員は無給です。盆・正月の季節休暇も正規職員・嘱託職員は有給ですが準職員は無給です。盆正月に大きく収入が減ってしまうので、賃金が減るから仕事をさせろという声も当然です。
 嘱託職員や準職員も、正規職員と同じように長期にわたって常勤者として働いています。全く不当な差別です。早急に改めさせましょう。

2019/07/02

『夏期賞与の支給にあたって』を弾劾する|草津病院労組


佐藤悟朗理事長の『2019年度夏期賞与の支給にあたって』を弾劾する!
事業への投資・利潤追求のための過重労働・労働強化は許さない!


2019/06/26

環保協は現場の業務に責任を取れ|広島地域支部

協会は現場の業務に責任を取れ!
すべての残業には賃金を!
サービス残業をなくそう

2019/05/26

交流センター女性部大会に参加

 5月26日、全国労働組合交流センター女性部の定期大会が開催されました。広島労組交流センターを代表してユニオンの森実執行委員が参加しました。広島からこの間の闘いの報告を行いました。

 この一年間、私たちは階級的労働運動の拠点を「改憲・戦争阻止!大行進」運動と一体で進めることに全力で挑んできました。 
 改憲攻撃が国鉄運動つぶし、日教組、自治労つぶしとして進められる中で、私たちは教労、自治体の労働組合で、これと闘う旗をあげ労働運動を再生させる事に取り組んできました。それは同時に国鉄と共に教労部会、自治体部会を軸に据えた交流センター運動を発展させることであり、組織拡大として勝ちとりたいと思います。 
 広島では「改憲・戦争阻止!大行進」運動が「広島教職員100人声明」運動を生み出し、大きく発展しようとしています。
 女性労働者はその先頭で闘っています!

2019/05/23

5.23広島狭山集会を開催


 広島市西区福島町の「いきいきプラザ」に、初参加の人も含め30人が集まり、5.23広島狭山集会を開催しました。前日の22日に、広島大学で活動していた全学連の学生2人が、「傷害事件」でっち上げで不当逮捕されました。この弾圧で家宅捜索を受けた広大部落解放研究会の仲間が、絶対にこの攻撃を粉砕すると断固とした決意を表明しました。国家権力が改憲・戦争のために石川一雄さんや星野文昭さん同様にでっち上げを仕掛けてきたことに、参加者は怒りを燃やし、改めて狭山―星野を一体で闘う決意を新たにしました。

2019/05/22

8.6デモ規制に反対!条例制定を阻止


 広島市は8月6日の平和記念式典の周辺でのデモ行進・拡声器使用を条例により規制しようと、昨年末から市民へのアンケートなどを行ってきました。しかし、4回の申し入れ行動、市役所前座り込み抗議行動、全国からの意見書の提出と、具体的な粘り強い取り組みにより、今年の条例制定を断念させることができました。
 5月22日には、前回までの申し入れの回答を求める8・6ヒロシマ大行動実行委員会と改憲・戦争阻止!大行進広島の申し入れ、NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)ヒロシマの第4回申入書提出行動を行いました。

2019/05/12

5.12広島教職員100人声明学習会に参加


 5月12日、広島教職員100人声明が主催する学習会が開催されました。100人声明呼びかけ人の平野綾子さん(広教組八千代町分会)が「勤評闘争から学ぶ」と題して問題提起され、現在の「学校評価」や「業務評価」などの評価制度の問題点や評価制度とどう闘うかが話されました。地域丸ごと立ち上がることの大切さ、その中心に教職員がいることを実感しました。
 かつて「勤評は戦争の一里塚」と言われたように、評価制度は上の言う通りに動く教員をつくることを実感しました。100人声明が非公表も含めて155人になったことが報告され、どんどん運動が拡がっていることにみんな勇気づけられました。

2019/05/01

5.1メーデーに参加


 5月1日、東京・銀座ブロッサム中央会館ホールで5・1メーデーが開催され、ユニオンからも大挙参加しました。改憲のために新天皇即位と改元の大キャンペーンでメーデーつぶそうとする安倍政権の目論見は、完全に打ち砕かれました。広島からも「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」の賛同が151人に拡大したことを報告し、現場から闘う広教組をよみがえらせる決意を明らかにしました。集会後、銀座をデモ行進しました。



 前日の4月30日には、広島でもメーデー行動をやり抜きました。

草津病院労組が裁判闘争勝利の報告

広島市内をデモ行進

2019/04/27

外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会に参加

 4月27日、大阪・東成区民センターで第28回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会が開催されました。集会では、金元重さんが『ロウソク革命後の韓国』と題して特別アピール。広島連帯ユニオンからも在日3世の組合員が発言しました。 
 4月1日に「現代の奴隷制度」として外国人労働者を劣悪な労働条件の元で働かせる改悪入管法が施行されました。ユニオンも外国人労働者とともに闘います。民族・国籍・故郷を越え団結して闘い、改憲・戦争をとめましょう。

2019/04/26

4.26チェルノブイリ原発事故弾劾!中電前行動を行いました


 1986年4月26日にチェルノブイリ原発4号炉が爆発事故を起こしました。事故処理に当たった多くの労働者や周辺住民の命と健康を奪った、文字どおり史上最悪の原発事故でした。今も事故現場は数トンの放射性物質で汚染され、半永久的に放射性物質が飛び散るのを防ぐ手立てをし続けなければなりません。また、今も多くの住民が健康被害に苦しんでいます。 
 2011年の福島原発事故もまた、深刻な被害をもたらしています。すべての原発をなくすまで、ともに闘いましょう!

2019/04/22

人事考課は不当労働行為!裁判で勝利判決|草津病院労組


 去る4月10日、広島地裁は、草津病院の人事考課制度による賃金カットついて、これは不当労働行為(違法)であり組合員3名に損害賠償を支払うように命じる判決を出しました。
これは地裁が組合側の主張を全面的に認めたものです。草津病院経営は、これを厳粛に受け止め、損害を賠償すると同時に、そもそもの原因となった人事考課制度による2段階切り下げ・賃金カットのみならず、今も続いている人事考課制度そのものを廃止するべきです。組合は、これを改めて要求します。

2019/04/21

尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会に参加


 尼崎事故を繰り返すな!尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会が4月21日、JR尼崎駅北口広場で開かれました。
 集会は動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西が主催、全国から185人が参加しました。動労千葉の川崎昌浩書記長は「第2の尼崎事故が目の前に迫っている。労働組合を解体し安全を破壊する攻撃と対決する」と宣言しました。さらに、港合同、関西生コン支部が発言。参加者は、労働運動の命運をかけ、共謀罪の先取りであり、改憲攻撃そのものである関生弾圧を労働者の団結で粉砕する決意を固めました。
 続いて動労西日本の山田和広書記長が、基調報告を行いました。尼崎事故の本質的な原因は、国鉄分割・民営化によって国鉄労働運動が解体されたことにあると断言し、JR西日本の責任を徹底的に弾劾しました。そして「尼崎事故現地闘争は、痛苦な反省から開始され、14年間、続けられてきた。2度と尼崎事故を許すな!の闘いは今こそ必要です。この闘いは、闘う労働運動をよみがえらせることとひとつなのです。」と述べました。
 次々に全国から結集した動労総連合の仲間が発言しました。動労水戸をはじめ、動労総連合・九州、動労北陸、動労福島が決意を表明。動労西日本は「戦争の波が押し寄せている。断固闘おう」と呼びかけました。さらに神戸市職の労働者や広島連帯ユニオンの矢田三恵さん(高陽第一診療所労組)の発言が続きました。集会には、天皇即位によるメーデー圧殺への激しい怒りと、これと対決してメーデーに決起する熱意がみなぎっていました。
集会後、事故現場までのデモを行いました。尼崎事故をなかったことにする凶悪な意志をむき出しにして外注化に突き進むJR西日本は、事故現場をドームに覆ってしまいました。激しい怒りが心底から湧き上がりました。14年間、続けられてきた「尼崎事故を許すな!」の闘いが今こそ必要です。それは、国鉄闘争が、改憲・戦争阻止!大行進の下で、闘う労働運動をよみがえらせる原動力であり、すべての職場での闘いと一体のものだと実感できました。

2019/04/20

星野文昭さん解放へ支援を|『きょうちくとう』No.153


『きょうちくとう』No.153
2019年4月20日
高陽第一診療所労働組合

沖縄をたたかい獄中44 年、反戦反核訴えつづける
星野文昭さん解放へ支援(要望書)をお願いします

 星野文昭さんは1971年の沖縄闘争(米軍基地や核兵器をそのままにした本土復帰に反対)の衝突の中で、機動隊員死亡の「実行犯」としてでっち上げられ、1983年、無期懲役の判決をうけました。星野さんは一貫して無実を主張し、再審を訴えています。1987年徳島刑務所に服役、32年になります。刑の確定から30年目に更生保護委員会に仮釈放の申請ができるという制度で、一昨年から、全国で仮釈放を求める運動を拡大し、100カ所をこえる絵画展、1万8千人をこえる要望書が集まり、更生保護委員会への13回の申し入れを行い、高松で全国集会・デモ行進を行いました。獄中結婚した星野暁子さんもその先頭で訴えてきました。しかし、更生保護委員会はなんの理由の説明もなく、申請を却下し、委員長は退職してしまいました。今の制度では、次の申請ができるのは10年後です。 

 29才で逮捕され、通算して44年の獄中生活、今年73 才の高齢になります。人生の大半を獄中で過ごし、無実・再審を訴えつづけています。そして反戦・反核、改憲・戦争阻止!を獄中でも先頭でたたかう星野文昭さんを、一日も早く取り戻したい。 

 昨年11月の健康祭に待合室で開催した絵画展にはたくさんのひまわり会・地域の方に来ていただき、要望書の支援がありました。うれしい報告をしたかったのですが、悔しく許せない報告になってしまいました。でも、あきらめるわけにいきません。徳島刑務所長宛ての要望書を集め、仮釈放を訴えていきます。ご支援おねがいします。