2011/01/14

1・14草津病院支部が合理化に反撃のビラ配布

 本日(1/14)、職場の朝ビラと病院当局へ「申入書」を病院に提出しました。
 内容は、現在職場で強要されている合理化攻撃=『業務分析表』の提出に協力しないことを呼びかけるものです。ビラで支部が訴えた内容が圧倒的に支持され、ビラまきは大勝利しました。ビラ配布活動は、草津病院で支部が撒いたビラでは最大級の数と反響でした。
 今までビラを受け取らなかった人が受け取ったり、名前も知らない職員が共感の言葉をかけてきたりしてきました。
 病院は正当な組合活動であるビラ配布に対する妨害も全くできず、出勤の時に最高経営幹部である事務長が通りかかって、「ここではダメだということは知っているのか」などと弱々しく言うのみでした。
 ビラまき終了後、ユニオンとして「調査」中止を病院に申し入れました。『申入書』は企画課長が受け取りました。ユニオンは要員削減・労働強化と医療事故・労災を引き起こす『調査』には断固反対していきます。
 草津病院の働く仲間のみなさん!草津病院支部で共に闘い、過重労働をなくそう!

草津病院で新たな合理化攻撃!

仕事に集中できなくなる「業務分析表」を止めさせよう!

 新年1月7日から、草津病院で新たな合理化攻撃が開始されました。
 今でも要員不足によって過重労働を強いられて、労災や医療事故寸前、いつ発生してもおかしくない状況の中で、さらなる合理化を病院資本は目論んでいます。
 闘う青年労働者を組合つぶしのために権力と協力し、職場から排除して、病院が始めたことは医療事務への非正規職導入策動と人減らし、電子カルテ導入、そして医療現場への徹底した要員削減と過重労働でした。
 医療業務(本来の仕事)を圧迫して行う『調査』とは、金儲けのためのリストラのデータ収集でしかありません。断じて働く者や患者のためにやっているのではないのです。
 菅民主党政権は、医療・福祉を「新成長産業」の基軸に位置づけて、徹底した金儲けの場にしようとしています。「ライフ・イノベーション」とは、医療を新自由主義の下、市場原理に基づいて資本の飽くなき利潤追求の道具にするものです。民主党は全ての産業で、破産した新自由主義をさらに進めようとしています。今やあらゆる職場で労働者は闘わなければ生きていけません。
 新自由主義の下での民営化・外注化が医療・福祉の現場に全面的に持ち込まれたら、今以上の生きていけない苛酷な労働現場になることは明らかです。『貧困大国アメリカ』で暴露されたような現実が現出するということです。日本の財界が生き残りをかけて世界で金儲けを行うために、”医療の自由化”を推し進めるのを許してはなりません。それは労働者を「国際競争」(経済戦争)と侵略戦争へと駆り立てるものです(逆に労働者の国際連帯・国境を越えた団結が戦争を止める)。
 新自由主義の民営化と非和解で闘い抜き、勝利してきた国鉄1047名解雇撤回闘争を広げ、民営化に勝ち抜いてきた動労千葉や国鉄労働者のように資本と闘う労働組合を職場に甦らせよう。労働者が社会を動かしています。労働者こそが社会の主人公となる時代-資本主義(資本家)の終わりの時代が到来しました。
 2011年、最も矛盾の集中している青年労働者を先頭にして職場と地域、産別で資本と闘おう!解雇撤回!非正規職撤廃!大幅賃上げ獲得を掲げて、2011春闘に起ちあがろう!

【以下に1・14に草津病院で支部が配布したビラを掲載します】

医療現場は、『業務分析表』には「協力」できない!

過重労働・多忙化-合理化が医療事故・労働災害を引き起こす
 1月冒頭から草津病院当局は、職員全員に「業務分析表」を書かせて提出させようとしています。1日の仕事の業務内容を5分刻みで、業務ごとに割り振られた4桁コードを記入させるというものです。昨年8月にも1週間行なわれましたが、今度はもっと手の込んだ(手間のかかる)内容で2週間も続けて行なおうとしています。
 経営当局は何を考えているのか! ただでさえ電子カルテの導入などで極限的な忙しさに追いまくられているのに、こんな報告書に取り組んでいたら仕事が回らない!自分のやってる仕事をいちいちメモしながら働けというのか!私たちの仕事をなんだと思っているのか!こんなものは医療現場の仕事ではない。ふざけるのもいいかげんにしろ!
 自分のやった仕事を「業務表」に書かれた4桁のコードで探しながらこの「業務分析表」を書くこと自体が、ものすごく大変な労力=業務です。これによってますます仕事は忙しくなり、サービス残業を強いられる状態になっています。こんな働き方が強要されるようでは、行き着く先は医療事故と労働災害です。

今よりもっと職員を減らし、仕事をきつくさせる(合理化)ための「調査」だ!
 経営当局は何のためにこんなことをやっているのか! もっと人を減らせる部署はないか、もっと仕事を「詰めて」やることができないかということを調べるためであることはミエミエです。要するに合理化=クビ切り、労働強化のための調査なのです。私たち自身が労働強化のための資料を提出して、それをもとにますます過重労働を押し付けられ仕事は忙しくなる!その結果はやはり医療事故・労災事故です。なんで自分で自分の首をしめるような調査に、私たちが「協力」しないといけないのか! 

「業務分析表」は「評価制度」と一体で職員を支配するためのものだ! 
 病院当局は、評価制度を導入し『S』~『D』の5段階評価で、職員を分断し賃金にも差をつけてきました。そうやって職員どうしを競争させ分断して、草津病院経営のやることに文句を言わずおとなしく従う職員をつくろうとしてきました。
 今回の「業務分析表」を書かせることも、評価制度と完全に一体です。どんなにおかしいと思っても、とにかく病院に逆らわずに言うことを聞くこと。何の意味があるのかと思うような報告書でもせっせと書くこと。こういう職員に仕立て上げようとしているのです。
 まじめに患者と向き合い、仕事をすることよりも、当局に文句を言わずに従うことが「評価」されるような職場は絶対におかしい! 

みんなで「業務分析表」を止めさせよう!
 病院当局は、私たち草津病院の職員を「命令をすればおとなしく従うロボット」か、何かと勘違いしているようです。私たちは、コンサルタントや経営幹部のロボットではありません!      組合は過重労働・合理化・医療事故・労働災害につながる「業務分析表」に絶対反対です。
 みんなで「こんな本来の仕事と関係ないものには協力できない」の声を上げよう!

2011/01/13

新井口で街頭宣伝



 1月11日夕方、新井口駅前にて、連帯ユニオンの定例街頭宣伝を行いました。
「いまこそたたかう労働組合を つくろう!、2011年を労働組合が時代の最前線に躍り出る年としよう!」とマイクとビラで訴えました。
 商工センターから退勤の労働者にビラが次々と受け取られ、わずか1時間足らずて400枚のビラが配布されました。
 参加した組合員はビラの受け取りが全然違う!と元気になった街宣でした。

2011/01/05

1月4日 広島連帯ユニオン・広機分会合同旗開き



 1月4日、全造船三菱広機分会・広島連帯ユニオン事務所にて広機分会・ユニオン合同旗開きを行いました。
 鈴木委員長の音頭で乾杯。一貫田書記長より年間スケジュールと昨年の定期大会で採択された闘いのスローガンが紹介されました。
 その後、おでんとオードブルを食べながら全員から近況報告と新年の抱負・決意がのべられ、話は盛り上がりました。
 特に、今年は広機分会の70年の闘いのエピソードや教訓で多いに盛り上がりました。
 また、草津病院支部中山委員長の年末の面会の報告があり、権力の弾圧に怒りを燃やしながら、みんなの力で一刻も早く奪還することが確認されました。
 最後に団結ガンバローでしめくくりました。

2011/01/04

2011年、新年ビラ撒き報告

 ユニオン組合員、闘う仲間の皆さん!大激動の時代、2011年決戦の幕開けです。本年もよろしくお願いします。
 年初より山陰の仲間からは、大雪の報告がありました。JRをはじめとしたあらゆる職場の合理化・外注化が自然災害に対応できないまでに進展していて、豪雪被害を拡大したことが伝えられました。やはり、年末の動労千葉のストライキにみられるように民営化・外注化に絶対反対で闘わなければ、労働者は生きられないし、社会に未来はない!とうことです。
 広島連帯ユニオンでは、執行部先頭に労組交流センターの仲間と団結して、広島での新年ビラ入れを行いました。組合員の皆さん、ごくろうさまでした。

 1.1-2の郵政ビラ配りでは、12月31日の郵政民営化破産を報じた商業紙の切抜きコピーを挟んだビラを配布しました。今年はバイトの人が朝に集中していなかったので枚数は多くありませんでしたが、大半の労働者が「ごくろうさまです。」と声をかけ、バイクや車を止めてビラを受け取ってくれました。職制も出てきましたが、全く迫力はありません。その中で2つの局で特徴的な反応がありました。
 一つは、この間ビラ入れをやれていなかった局へ久しぶりに元日ビラで登場すると、「組合のビラ入れは久しぶりだ」と多くの労働者がビラを受け取り、読みながら入っていきました。中には、職場から出てきて、「後でシフトで10人ぐらい来るので10枚もらえますか」と言ってくる人がいました。また「出先で見せたい」と何枚ものビラを持っていってくれた人も現れました。労働者は団結を求めているな、と感じました。
 もう一つは、全国で知られた「忘れ失効無免」処分撤回裁判で処分無効の高裁勝利判決をかちとった仲間がいる局です。ここは120台以上のバイクを並べて「出発式」なるものを強行し、ビラ撒きに対しても、職制が敷地内に物を置くなと言ってきたり、あいさつするふりをしながらビラを受け取る職員に圧力をかけたりしていました。しかし敗北感丸出しで全く迫力がありません。郵政職場は、確実に激動情勢に入っています。

 1月4日には交流センターの仲間と社保庁分限免職者-解雇撤回を闘う平口さんの仕事始め-職場ビラ配りを福山市の社保事務所前で行いました。
 朝、次々と職員が出勤してくると笑顔で平口さんのビラを受け取っていきます。何人もの仲間が声をかけ、立ち止まり、平口さんを激励していきます。社保事務所も3月にも非常勤職員の解雇、2012年には年金機構そのものの解体攻撃が、360万人公務員首切りの一環でかけられようとしています。解雇撤回!非正規職撤廃!の闘いは今や全ての労働者の課題となっています。
 民営化・外注化阻止、反合理化-安全保安体制確立の闘いをあらゆる産別の職場で進めよう。特にユニオン組合員の職場で物販と国鉄闘争全国運動の拡大で動労千葉労働運動を実践しよう!2011年、団結してガンバロー!(お)
写真は福山社保事務所でビラを配布する平口さん↓(1/4)