2021/02/28

コロナ下の医療福祉労働者のたたかいをメインテーマに21春闘集会開催


2月13日広島連帯ユニオンは21春闘集会を開催しました。

今回はコロナ下で最大の矛盾が集中している医療福祉労働者をクローズアップして「医療崩壊の本当の原因は何か? 医療福祉労働者は団結してたたかおう」をメインテーマに看護師である真保副委員長(草津病院支部)とケアマネージャーである矢田副委員長(高陽第一診療所労組)のパネルディスカッションを行いました。


冒頭、「医療は社会保障だ!」を掲げてストライキに立ち上がった船橋二和病院労働組合のストライキの模様と記者会見の動画を上映しました。

宮原委員長が基調を提起「①大量首切り・賃下げ・ボーナスカット・人員削減の激化、②新型コロナ特措法改悪に示された労働者への責任転嫁、③春闘解体・労組なき社会、解雇自由・残業代ゼロ・成果主義賃金狙う」という3点の情勢を確認した上で「労働者の怒りの結集軸となるユニオンに飛躍しよう。まずは職場からたたかいを起こそう」と提起しました。

パネルディスカッションでは矢田副委員長からコロナによる感染対策が組合の要求から始まったこと、マスクを職員に有料で配布するということに反対してきちんと支給させたことなどが話され、また新施設での感染対策が予算も少なくないがしろにされていることが話されました。また現在職場のパワハラ問題を取り組んでいるがその背景に看護師の人員不足があることなどが話されました。

真保副委員長からはコロナ対策の中で草津病院の中でも労働強化になっていること、二和病院労組のたたかいから現在の医療制度が金儲け主義になっていること、非正規化が進められている事、社会保障としての医療の切り捨てを介護への押し付けによって行おうとしていることなどが話されました。

会場からの発言では、高陽病院の組合員から施設での感染対策に理事会が責任を取らず現場任せになっていること、作業所で働く看護師の組合員から感染対策に自分が責任感を持って取り組んでいること、病院で働く看護師の組合員から感染者疑いの労働者に対するパワハラの実態、病院の事務で働く仲間からはワクチン接種がまともな説明もないまま行われようとしている実態が話されました。

医療福祉労働者を中心に団結を強め職場でのたたかいと地域での団結の拡大に向かっての一歩を築いた集会でした。


2021/02/01

年度末一時金カット(0.5→0.3ヶ月)絶対反対! 広大生協労組

 

年度末一時金カット絶対反対 

労働条件変更は1ヶ月前提示の約束を守れ! 


理事会が冬季一時金に続いて年度 末一時金もカットを提案!

1月25日の団体交渉の席上、理事会は年度末一時金を0.5ヶ月から0.3ヶ月にしたいと言ってきました。絶対に認めることはできません。しかも、支給日の直前になって何の協議もできないまま強行するなど言語道断です。撤回を求めて徹底的に闘います。


次の年度末や夏季一時金は満額支 給したいと言っていたのに!   

理事会は、昨年12月の冬季一時金を大幅カットするにあたって、2月の年度末一時金や6月の 夏季一時金は満額出したいからと言っていまし た。個人面談でそのように言われ、次の一時金が満額出るのなら我慢しようと思った人も多くいる と思います。こんな嘘をついてだまし討ちするようなやり方は絶対認められません。 


経営が悪化したら賃下げさえすれ ば良いのか?   

こんなやりかたを認めたら、次の夏季一時金だけでなく、月々の賃金もカットされ、さらにはクビ切りに行き着くようになってしまうのではない でしょうか。経営が悪化したら賃金カットしたら良いのなら簡単なことです。しかし、私たち労働者の生活はどうなるのか!あまりに無責任です。 


労働組合には1ヶ月前に提示する という確認を守れ!   

労働条件を変更する際は、労働組合には1ヶ月まえに提示し、必ず協議すると約束しています。特に労働条件を切り下げる時は絶対条件です。団体交渉などで合意したことを一方的に破るのは、労働組合無視の不当労働行 為であり、違法行為です。絶対に認められません。 


団結して年度末一時金カットをは ねかえそう!   

冬季一時金のカットに対しては、残念ながら他の二つの労働組合の正式な協力は得られませんでしたが、組合員は組合の枠を超えて署名が集まり ました。職階や組合の枠を超えて署名が集まったことで一歩前進することができました。さらに団結し一時金カットをはねかえそう。   休業手当の100%補償も継続させましょう。コロナ特例措置の拡大を要求しましょう! 


1/25団体交渉速報 

■嘱託職員の賃金差別について 

賃金差別の根拠にされている「同一労働同一賃金 比較表」がようやく示されました。 秘密裏に賃金差別のための表を作っていたこと追 及し、比較表の矛盾点について質問しました。 [2/5までに回答・詳報次号]

■学生バイトの休業手当について 

1月15日付朝日新聞を示し、学生バイトへの休 業手当支給を求めました。 

■年度末契約更新にあたって 雇止・解雇をしないこと、5年以上勤務し無期雇用となった準職員・嘱託職員に面談を強要しないことを求めました。 

■36協定について 2020年度の残業実績を示し、違法状態についての見解を明らかにするよう求めました。