2010/12/25

草津病院支部中山委員長を奪還しよう!新井口駅前と草津病院でビラまき


 12月25日朝、広島連帯ユニオン草津病院支部の中山委員長に対する国家権力によるでっち上げ逮捕・起訴と、草津病院当局のデッチ上げへの加担に抗議し、草津病院と病院の最寄り駅であるJR新井口駅(広電商工センター駅)前でビラまき・街頭宣伝を行いました。
 前日24日には広島高裁による「証拠隠滅のおそれ」を口実として保釈請求の抗告が棄却されました。家宅捜査を強行し、検察側立証も終了しているのに何の「証拠隠滅」があるというのか!団結破壊のためだけにひたすら拘留を継続する裁判所を絶対に許さない!怒りのビラまきです。
 「中山無実!弾圧粉砕!病院当局の加担を許すな!」というビラは、中山委員長のことを心配していた草津病院の労働者に吸い込まれるように受け取られ、約1時間で60枚以上のビラが受けとられました。受け取った人は歩きながら熱心に読んでいました。
また新井口駅頭でも300枚以上のビラが配布されました。
中山委員長を一刻も早く取り戻そう!

2010/12/23

動労千葉を支援する会・広島第3回総会が成功!

 去る12月23日、広島市西区民文化センターで動労千葉を支える会・広島の第3回総会が開催されました。
 広島の闘う労働者や物販を支えている仲間や購入している方などが70名も参加し、総会は大盛況に終わりました。広島連帯ユニオンは、三菱広機分会、広大生協労組、草津病院支部、広島地域支部などから会員が大勢参加しました。また支援する会・広島に賛同する労組として、総会の運営も担いました。
 ユニオンの仲間からも、物販を職場でとりくみ成功させたことや組合で物販担当者を決めて、組織的なとりくみを始めた例などが報告されました。また集会の締めくくりとして、ユニオンの青年労働者がまとめと団結ガンバロー!を行いました。「青年を支援する会の会員にしよう。ユニオンに組織しよう!青年部をつくろう!」とアピールしました。草津病院支部からは、でっちあげ弾圧と闘い、拘留されている中山支部委員長を一刻も早く取り戻すという決意が述べられました。
 職場で物販をとりくみ、動労千葉を支援する会を職場に広げていこう!その力で団結をつくり出してユニオンの仲間を組織していこう!動労千葉を支援する会と国鉄闘争全国運動の掲げる解雇撤回!非正規職化ををなくせ!派遣法撤廃!民営化・外注化阻止!のスローガンは私たちユニオンの合言葉そのものです。この運動の拡大こそが、資本と非和解で闘う労働組合を職場や地域・産別によみがえらせると思います。ユニオンは2011年、全力で会員拡大の闘いにとりくみます。
 さらに、総会で講演を行った大野義文さん(国鉄闘争全国運動呼びかけ人)は、高知県の安芸労働基準監督署長でしたが、当時から広島連帯ユニオンの多くの争議に的確なアドバイスをいただいた方です。また大野さんも労働基準監督官になって始めて着任したのが広島中央労基署だったそうで、広島にはひとかたならぬ思いがあったようです。
 そのこともあってか、この日の交流会で広大生協労組の仲間と意気投合して、現在の労働者を排除するような労基署のあり方に、もの申し、”ケンカをふっかけに”労基署に行くことになりました。広大生協経営の許しがたい労働法違反とすりぬけの数々に対して、現場の組合員と共に怒り、一緒になって闘う姿に感動しました。
 翌日、広島中央労基署に行った広大生協労組の仲間からは、キッパリと労働者の側に立って、敢然と闘う大野さんの迫力に感心したとの報告がありました。
大野さん、ありがとうございました!(お)

2010/12/20

草津病院支部弾圧公判、中山支部委員長が無実を訴える!

 12月20日、13時半から広島地裁第304法廷において、草津病院支部弾圧の第5回公判が開かれました。広島拘置所に拘留されている中山支部委員長が元気に出廷し、弁護士の質問に対してキッパリと「私は無実です!」と証言しました。中山支部委員長は、堂々と前を見据えて、一点の曇りもなく「やっていない」と言いきりました。さらに、検事の質問には、黙秘を貫いて階級裁判を闘う現場労働者として、断固として闘い抜きました。
 また、同時に証言に立った2名の組合の仲間は、中山支部委員長は『不良看護師』というデタラメな証言をぶっとばす「きちんと仕事をし、職場に団結をつくり出した中山支部委員長」の闘いを活き活きと語り、また病院のズサンな管理体制を暴いて、中山支部委員長の無実を証言しました。職場の団結の力が示されました。
 中山支部長の態度と組合の団結した闘いに、年休を取りかけつけた青年労働者をはじめとした支援の労働者で埋まった法廷は、感動に包まれ、闘う仲間は心底から草津病院支部と連帯しました。大勝利!です。
 公判後、直ちに保釈闘争に入りました。
これ以上1日も拘留を許してはならない!ただちに保釈をかちとろう!闘う中山支部委員長を取り戻そう!組合員と闘う仲間の総力で何としても年内に奪還しよう!

2010/12/04

12・4朝鮮侵略戦争許すな!戦争ぜったい反対緊急行動に参加

 11月23日の南北朝鮮の砲撃戦、朝鮮半島と黄海での米・韓の実戦さながらの軍事演習、12月3日から始まった日米共同訓練-「尖閣諸島奪回作戦」、今まさに戦争への道が現実になろうとしています。しかしこれまで「反戦」を口にしてきたあらゆる政党・団体が、戦争をとめよう!の声をあげられなくなっています。今、日本の労働者階級がどのような立場に立つのかが問われているのです。
 日米をはじめとして資本家階級が、侵略戦争によって大恐慌からの生き残りを果たそうと画策しています。その資本家階級に協力している既成の労働組合(民主党政権支持!)に対して、動労千葉をはじめとする私たち”11月集会派”は、職場・地域に闘う労働組合を甦らせ、労働者の国際的団結の力で、戦争をとめよう!と訴えて、12月3日に民営化・外注化反対のストライキに入り、3名の仲間の組合加入をかちとった動労千葉を先頭にして、渋谷での反戦行動にたちあがりました。440名を超える労働者学生が週末の夜の渋谷の街を”戦争反対!”を訴えてデモしました。
 広島では、翌4日午後、8・6ヒロシマ大行動実行員会の呼びかけで、原爆ドーム前で40名の参加で集会を開き、そこから新天地公園へのデモと八丁堀交差点での街宣をやりました。ユニオンからも多くの組合員が参加して、「朝鮮半島を再び戦場にするな!日米共同演習反対!労働者の団結の力で戦争をとめよう!」のコールを広島の街に響かせました。
 沿道の人たちは、車の中や歩道から笑顔でエールを送ってくれました。ビラも750枚が撒けました。
 ヒロシマの労働者の反戦反核の魂は、排外主義や国家主義にとらわれることなく、今こそ”戦争反対”の労働者の力強い闘いを求めていると感じました。

2010/12/03

中山崇志組合員の奪還をかちとる決議

■広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長の長期拘留を許すな!
■闘う労働組合つぶしのための「刑事弾圧」を組合の団結で粉砕しよう!
■不当弾圧を許さず、一刻も早く中山さんを労働者の手に取り戻そう!


 2010年6月10日の朝、広島県警は、広島連帯ユニオン草津病院支部の委員長であり、医療労働者(看護師)の中山崇志さんを職場で「窃盗」の罪で逮捕しました。中山さんは広島拘置所に移管され、逮捕以来5ヵ月以上、接見禁止の拘留を受けています。全く怒りに耐えません!ただちに釈放せよ!
 中山さんと草津病院支部、広島連帯ユニオンは、国鉄分割・民営化以来、不当解雇撤回!反合理化・運転保安闘争で闘う国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)と共に闘っています。中山さんは、動労千葉などが呼びかける11月全国労働者集会へ労働者を組織して、沖縄現地闘争に起ちあがり、8・6ヒロシマ大行動では、呼びかけ人となって広島の反戦反核の闘いを牽引してきました。また逮捕直後に開催された6・13大集会でスタートした国鉄闘争全国大運動の広島での担い手でもありました。
 国鉄闘争の火を消すことは労働運動を根絶やしにすることです。草津病院弾圧と同時に強行された国鉄1047名解雇撤回闘争の「4・9政治和解」とは、動労千葉と一体で闘う広島連帯ユニオンや草津病院支部のような階級的労働運動を一掃する攻撃であり、資本が大恐慌の矛盾の一切を労働者に徹底的に押しつけ、労働者を賃金奴隷として、果ては侵略戦争にかり出していく戦争への道でもあります。労働者の職場の団結と国際連帯で打ち破らねばなりません。その運動のリーダーこそ中山さんです。
 彼が、今日の労働者、とりわけ青年を“ワーキングプア”に突き落としている新自由主義、その鋭い攻撃の切っ先である『医療・福祉の民営化』に対して“国鉄闘争のように闘おう!”と職場・地域で反撃してきたことが病院資本と国家権力の憎しみの対象とされ、職場での団結の強化と拡大、つまりユニオンの組織拡大を恐れた病院資本と国家権力によって刑事事件をデッチ上げられて、職場から“排除”されたのです。これはまさに「4・9政治弾圧」というべきものです。
 今回の草津病院支部と中山さんへの弾圧は、病院資本と警察権力が一体となった労働組合破壊・絶滅の攻撃であり、ユニオン全体への攻撃です。資本の搾取に怒る広範な青年労働者の決起に恐怖した組合弾圧に他なりません。広島連帯ユニオンは、絶対にここをあいまいにせず、今回の不当弾圧を絶対に許しません。
 必ずや中山さんを取り戻し、弾圧を打ち砕く決意です。
 以上、広島連帯ユニオン第23回定期大会の決議とします。      
                    (2010年11月23日)

星野文昭さんの奪還をかちとる決議

 星野文昭さんは、自らが先頭で切り開いた70年安保・沖縄闘争の爆発の中で,1971年11月14日の渋谷暴動闘争で機動隊員が1名死亡したことをもって、殺人罪にデッチ上げられています。
 彼は、『日米安保粉砕!沖縄の基地撤去!』の歴史的意義と正義を確信し、弾圧に屈せず真正面から対峙し、闘い続けてきました。それが36年の非転向の闘いです。この闘いが今日の階級情勢の中で、闘う労働者の心をとらえています。とりわけ青年労働者、学生が星野さんの闘いに強い共感を寄せています。広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志組合員もその一人です。
 広島連帯ユニオンは、本年6月10日に、草津病院支部中山崇志組合員を広島県警と病院資本の組合つぶしの弾圧によって獄中に奪われました。中山組合員は「私は、この事件で有罪になり実刑になっても獄中で星野同志と共に闘います!そして職場に徹底的にこだわり職場生産点を必ず病院当局より奪いとる決意です!社会的信用や職員の信用を、マスコミを使って権力・病院当局が、私から奪っても、私と全国の仲間との団結は絶対に奪う事は出来ない!なぜなら弾圧すればするほど団結はより強固になるからだ!」と手紙に書いてきています。中山さんも言っているとおり、“弾圧すればするほど強固になる団結の力”を実感することができます。
 全世界で労働者・学生・市民と多くの人民が、資本主義-新自由主義にNO!を掲げて起ちあがっています。この中で、国家権力と資本による激しい組合つぶしが、デッチ上げ弾圧という形でかけられてきています。これは、労働運動を根絶やしにすることを意図している4・9政治和解の下で吹き出した『4・9弾圧』というべき攻撃です。
 このような情勢の下、労働者の団結した力で星野文昭さんを取り戻そう!階級的労働運動を闘う労働組合の全国的な階級的団結の力で、国家権力をぶっとばして星野文昭さんを奪還しよう!というとりくみが全国の闘う労働組合で開始されています。
 広島連帯ユニオンもこの闘いの一翼を担い、中山組合員を先頭に獄中の星野文昭さんと固く固く団結して、闘い抜く決意です。その力で中山組合員を必ず我々の元に取り戻します。
 星野文昭さんは、本年の11月7日の全国労働者総決起集会によせたメッセージの中で「労働運動の本来の力を取り戻し、全労働者・人民の怒りを解き放って、国境を超えた全労働者・人民の団結をつくりだそう。」と訴えています。
 全世界をめぐって資本主義が行き詰まり、破たんした新自由主義は、崩壊の危機を迎えています。これに対し労働者の怒りが燃え広がっています。階級的労働運動解体の攻撃である『4・9政治和解』に対して、本年6月13日、動労千葉を先頭に『国鉄闘争の火を消すな!全国大運動』が開始されました。階級的労働運動の再生をかけた原則を貫く闘いが開始されたのです。星野文昭さんを取り戻す根源的な力もここにあります。
 今、星野さんの闘いと存在が国家権力を震え上がらせています。それゆえに国家権力は獄中弾圧を激しくかけています。徳島刑務所は、今春2度の懲罰をかけました。1週間の「閉居罰」を加えました。100人を超えた友人面会を停止し、現在も拒否し続けています。星野闘争の大きな前進と飛躍に対する大反動です。私たちは、この攻撃に対し、心底からの怒りをもって弾劾するものです。星野さんを一日も早く労働者階級の手に取り戻そう。星野奪還!中山さんの釈放をかちとるぞ!
 以上、決議します。(2010年11月23日)
         広島連帯ユニオン第23回定期大会参加者一同

2010/11/23

11・23広島連帯ユニオン、第23回定期大会をかちとる!

 11月23日、まさに朝鮮半島で南北の砲撃戦が開始されたその日の夕方、広島連帯ユニオンは第23回定期大会を歴史的な大会としてかちとりました。
 今回の大会は、準備から青年組合員がけん引して、執行委員会での粘り強い討論の結果、戦争と大失業の時代に、労働者に勝利の展望を指し示すユニオンに飛躍しよう、という決意で闘いとられました。
 6月13日に動労千葉の呼びかけで開始された『国鉄1047名解雇撤回!国鉄闘争の火を消すな!全国運動』を階級的労働運動-闘う労働組合を甦らせる決定的な水路とし、職場闘争と一体で広げていこう、職場・地域で動労千葉を支援する会の組織化を進めよう!という方針が提起され、討論の後に運動方針として決定されました。同時に非正規職に落し込められている青年労働者を組合に組織していくために、青年組合員の活動の場として「青年部」をつくろう!との方針も確認されました。また、単組や地域の職場からの実践的な総括が全体に提起され、活発な討論が行われました。
 大会決議として「星野文昭さんを奪還する決議」とデッチあげ弾圧と闘う「中山崇志組合員を奪還する決議」が満場一致で採択されました。
 さらに、広島でともに闘う動労西日本、高陽第一診療所労組、「8・6処分」撤回を闘う広教組組合員、不当処分撤回裁判闘争に勝利した郵政労働者などからの連帯のあいさつがあり、また関西や全国のユニオンの仲間からメッセージが寄せられました。
 労働運動は、本日(23日)の南北朝鮮の砲撃戦でついに戦時下の労働運動へと突入しました。大恐慌と戦の情勢の下で、労働運動解体の攻撃として国鉄闘争つぶしの4・9反動が資本と菅民主党政権によってかけられてきています。ユニオン草津病院支部への弾圧も「4・9弾圧」と言うべき労働組合根絶の攻撃です。広島連帯ユニオンだけの問題ではありません。広島連帯ユニオンが先頭に立ち、全国のユニオン-闘う労組の総力ではね返していこう!と確認されました。
 鈴木委員長は「最近復刻された『最前線』の70年安保沖縄闘争を闘い抜いた反戦派の青年労働者のように、青年が労働運動の担い手になるようユニオンは青年労働者の組織化を進めよう!」と閉会のあいさつを行いました。その後、全員での力強い”団結ガンバロー”を三唱して大会を終えました。

2010/11/21

11・21広機分会が定期大会を開催

 11月21日、三菱広機分会の2010年度の定期大会が、広島市の分会事務所で開催されました。
 滋賀県栗東市の三菱工機工場で働く仲間と広島で働く仲間が、労働組合に定年はない!と再雇用や出向先で、広島連帯ユニオンと共に、粘り強く闘おう!との方針をガッチリと確認しました。団結してガンバロー!

2010/11/14

11・14APEC粉砕!横浜現地闘争に参加

 11・7集会の息吹を持って、100名を超える動労千葉訪韓団が韓国・ソウル現地でG20粉砕の闘いを打ち抜きました。
 そのソウルの闘いを引き継ぎ、そして連帯して、横浜で開催されているAPECを打ち砕く集会とデモが11月14日にありました。広島連帯ユニオン・広大生協労組からも仲間が参加して、横浜の街(桜木町-関内)をデモしました。厳戒体制に対する労働者の怒り、アジア侵略のために労働者・農民を切り捨てる資本家どもへの憤りが爆発!
 集会では、広大生協労組の仲間が、オバマ政権による核実験-核開発を弾劾し、このオバマと共にアジア侵略を狙う菅民主党政権、原発輸出・核武装を目論む三菱重工をはじめとした日本の資本家どもを労働者の団結でぶっとばそう!と全国の仲間にアピールしました。
 何名もの青年労働者が警察官の列を押し分けてデモ隊と感動的な合流を果たしました。またデモ解散地のJR桜木町駅前はデモ隊と労働者民衆によって「解放区」となりました。目と鼻の先にあるAPEC会場-みなとみらい21に向けてシュプレヒコールをたたき付けました。愉快、痛快なり!

2010/11/07

11・7全国労働者総決起集会に5900人が大結集!

日、韓、米、ドイツ、ブラジル、フィリピンなど全世界の労働者との国際的団結を固める!

国鉄1047名解雇撤回!労働者派遣法-非正規職撤廃!民営化-外注化・非正規職化許すな!

 わが広島連帯ユニオンは、合同・一般労働組合全国協議会の仲間と共に集会をけん引しました。全国から国鉄(JR)、郵政、自治体、教育、医療・福祉をはじめとして多くの青年労働者が集まり、怒りのデモを東京のど真ん中で打ち抜きました。
 この中には各地でユニオンに結集して闘うたくさんの非正規職労働者がいました。その先頭に起ったのが、青年です。青年の中には怒りが渦巻いています。前日6日の国際連帯集会に参加した足で、首都圏のユニオンの仲間や学生と前日の夜まで駅頭のビラ撒きをやりましたが、その中で、翌日のこの集会に何名もの”怒れる若者”が参加しました。すごい情勢です。
 また、韓国の民主労総ソウル地域本部も、その訪日団の先頭には非正規職の労働者が立っていました。動労千葉の闘いの中に、非正規職撤廃の道がある!と言い切るその姿に、私たちも動労千葉を支援する会・広島を大きく広げて、広島の地で闘う労働組合-動労千葉労働運動を組織しよう!と決意を新たにした闘争でした。
 国鉄闘争全国運動の拡大-この道を進めば、勝てる!戦争を止められる!という思いが全体を貫く感動的な集会でした。この方針で、直ちに職場・地域で闘争にとりくもう!(TO)

※集会HPhttp://www.geocities.jp/nov_rally/

※動労千葉HPhttp://www.doro-chiba.org/

※動労千葉を支援する会HPhttp://www.geocities.jp/dorosien28/

2010/11/06

NTTの外注化・非正規職化攻撃=構造改革を粉砕しよう

昨年のNTT派遣切り解雇撤回の闘いの地平を引き継ぎ、広島労組交流センター電通部会の仲間が、NTT構造改革粉砕の闘いに立ち上がっています。10月26日発行のビラに掲載された闘争宣言を以下掲載します。

闘争宣言 〜広島第一分会・植野定雄〜

 怒りをひとつに
構造改革を打ち破ろう! 

 職場には「何のためにここまで痛めつけらるんだ、もう我慢ならん」という怒り、「本当に将来やっ て行けるんだろうか」という不安でいっぱいだ。組合員は評価制度で分断され、50才になったら賃金 25%カットが待っている。非正規の労働者は責任ある仕事をしなが超低賃金、雇用契約は三ヶ月更新、 何時までこの職場で働き続けられるのかという不安を常に強制されている。全て構造改革が作り出した ものだ。しかし構造改革は完全に破綻している。怒りをひとつにしよう! 構造改革を粉砕しよう!

 構造改革当時の社長・宮津は「同じ会社で大幅に賃金を下げると人権問題になる」とマスコミに公言 し、「自主退職」と言う「違法」な形式を取れば構造改革は可能だとNTT労組協力のもと全国で爆発 した職場の怒りを労使一体で抑え強行した。このような違法・脱法行為がなぜ今でもまかり通っている か。それはNTT労組が構造改革を容認し、先頭に立って推し進めているからに他ならない。このNT T労組に対する怒りがマグマのように職場に吹き出しはじめている。構造改革を容認し推し進めるNT T労組は完全に信頼を失ない支配は空洞化している。会社の威を借りる以外になくなったNTT労組幹 部たちは、必然的に昨年の派遣切りに手を貸したようにますます会社の言いなりになる存在に転落する 以外の道はないのだ。NTT労組の支配を打ち破るチャンスが来た。NTT労組を甦らせ労働組合を我 が手にしよう! 怒りをひとつに構造改革の「現実」を打ち破ろう! それは全く可能なのだ。

 NTTの「構造改革」は大幅賃金カットを柱とし、労働者を言うがままに扱える状態に叩き込む小泉 構造改革の柱をなす攻撃として私たちに襲いかかってきた。小泉構造改革は破綻した経済の立て直しの ために全矛盾を労働者に押しつけ資本だけが生き残れば良いという許すことの出来ない新自由主義の攻 撃だ。「競争原理」を振りかざして労働者を分断し、規制緩和で大量の非正規労働者を作り出したの だ。まさに今のNTTの現状そのものではないか。しかし世界に吹き荒れた新自由主義はリーマン・シ ョックで突き出されたように大破綻し今や大恐慌の事態に陥っている。

 一昨年起きた百年に一度と言われたリーマン・ショックは資本主義の矛盾そのものだ。リーマン・シ ョック以降、金融機関と巨大企業救済のため全世界で何百兆円という天文学的な税金がつぎこまれ、日 本では「資本の安全弁」として何十万という非正規労働者の首が切られ、「派遣切り」という言葉が生 まれた程だ。しかし問題は何ら解決せず失業者は増え続け、ギリシャに見られるように、いや日本の国 の借金はギリシャと比べ桁違いに上回っているように、国家財政の大破綻へと突き進んでいる。更に現 在進行している円高ドル安は打つ手を失なった各国が、自国通貨の切り下げで有利なろうという「通貨 戦争」といわれる事態だ。第二次世界大戦に至ったブロック化、保護主義への道を再び歩み始めている だ。もはや死にあえぐ資本主義を倒す以外の道はないのだ。

 労働者は団結すれば勝てる。労働者には社会を変える力がる。闘えば巨大な敵にも手が届く。勝利の 環は国鉄1047名解雇撤回闘争だ。労働組合を叩き潰すと強行された国鉄分割・民営化に24年間解雇撤回 を掲げ闘い続け、今年の屈辱的政治和解を拒否した闘争団の存在と闘いがある。NTT労働者がこの闘 いと結びつき、構造改革を粉砕したとき勝利を手に出来る。共に闘おう!

2010/09/30

動労千葉を支援し、国鉄全国運動を広げる9・20広島集会を開催!

 9月20日、広島市内で、青年労働者を先頭に、11・7労働者集会に1万人結集を!を掲げて、「動労千葉を支援し、国鉄全国運動を広げる9・20広島集会」が動労千葉を支援する会・広島の主催で開催され、ユニオンも支援する会の賛同組合として集会を担いました。動労千葉から清水匠執行委員を迎えて、動労千葉からのアピールがありました。この集会には、動労西日本をはじめ広島の闘う労働組合と労働者、学生、市民60人が結集しました。もちろんユニオンからも支援する会の会員を先頭に多数の組合員が参加しました。
 清水さんは、この間の動労千葉の闘いを振り返り、「JR検修外注化阻止の闘いを断固闘う決意と分割・民営化25年問題-公務員制度改悪との闘いは、全社会の民営化・外注化、非正規化を許すか否かの決戦だ。動労千葉は全国の闘う労働者と団結して闘う。」と発言されました。動労西日本は、現場の組合員が全員登壇して、大江委員長が「昨年の9月19日の再建大会からちょうど1年、私たちこそが主流派であることが鮮明になった。青年部をつくり、組織拡大を実現する。」ときっぱりと表明しました。さらに中四国の国鉄全国運動呼びかけ人である矢山有作さん、大野義文さん、宇都宮理さんの3氏からの熱いメッセージも寄せられていました。メッセージからは国鉄全国運動にかける熱い思いが伝わってきました。


 集会では、ユニオン書記長の壹貫田さん(広大生協労組委員長)が基調提起を担い、その後、産別・職場からの決意表明でも広大生協労組の中島さんとユニオン草津病院支部の真保さんが発言しました。職場での闘いも国鉄全国運動と一体で進めることが重要だな、と感じました。やはり「解雇撤回!派遣法・非正規職撤廃!」の核心は国鉄全国闘争と共に闘うことが団結と勝利のカギだと思います。
 国鉄闘争を共に闘う仲間からの発言では、社保庁分限免職と闘う平口さん、教育の民営化・ヒロシマの反戦反核闘争解体と闘う教育労働者・倉澤さんからも意気軒昂と闘う決意が述べました。さらに、国鉄全国運動と一体で、自らの職場や地域で闘い抜いて、11月集会への結集しようという提起が、高陽第一診療所労組や自治体の青年労働者からおこなわれました。
 集会終了後は、清水執行委員を囲んで懇親会が行われ、動労千葉の現場での闘い、JR貨物の現状、公務員制度改悪についての質疑応答が交わされ、10月物販へ向けて動労千葉との交流が深まりました。


 9・20集会参加者は、6・13集会で本格的に開始された国鉄全国運動を職場・地域で拡大して、11月労働者総決起集会の1万人結集を実現するために闘う組織者になろう!と決意を新たにしました。ユニオンでも、11月7日の労働者総決起集会までの1ヶ月余、物販と支援する会を広げて、11月集会への大結集にむけて全力で闘う決意です。(執行委員D)

2010/08/05

合同一般労組全国協議会を結成

 8月5日、全国の闘う合同・一般労組が結集し、「合同・一般労組全国協議会」が結成されました。広島連帯ユニオンは、全国の仲間とともに「合同一般労組全国協議会」に参加し、大恐慌と新自由主義と対決し、労働者階級の利害を貫く労働運動、戦争と改憲と闘い資本主義を打倒する階級的労働運動を創りだす闘いに立ち上がります。

 世界大恐慌が本格的に爆発しようとしています。全ての犠牲を労働者に集中する資本、政権に対して世界各地で労働者がストライキで闘っています。7月11日参院選では日本の労働者階級の大恐慌と戦争に対する根底的な怒りで民主党は大敗しました。政権与党として戦争と大量首切りを遂行する連合の労働者支配ももはや破綻しています。労働者の闘いと労働組合を巡る攻防が一切を決する情勢です。

 私たちユニオンは、国鉄分割民営化と連合結成に抗して労働運動の階級的再生を展望し、「全ての職場に闘う労働組合をつくろう」と地域の労働者の団結を組織してきました。職場での組織拡大とともに、非正規雇用、失業者も含めた全ての労働者との団結を求めて闘ってきました。資本と非和解の私たちの闘いは、国鉄分割民営化の決着を許さず、新自由主義攻撃への対抗力となってきた国鉄1047名解雇撤回闘争と一体と確信してきました。

 4・9政治和解は全ての労働運動を壊滅しようとするものです。なによりも最も原則的に闘ってきた動労千葉を排除、解体し、ともに闘う私たち労働組合をほうむり去る攻撃です。前原国交相がいう「国鉄改革の完遂に全力をつくす」とは徹底した民営化、外注化と合理化、非正規雇用化を全社会化するという事です。この攻撃に打ち勝つ労働運動をつくることができるかに全労働者の未来がかかっています。動労千葉の4・1外注化阻止の闘いが展望を示してくれています。

 4・9政治和解という労働運動の大変な危機に対して動労千葉が「国鉄闘争の火を消すな」と呼びかけ、<国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する労働運動>がスタートしました。これまで屈服と敗北、分断と絶望を強いられてきた全国労働者の怒りと結び付き、日本の労働運動をあらたに作り替える闘いへの挑戦です。「国鉄全国運動」の拡大にこそ労働者階級の勝利の展望があります。この運動は職場や地域の労働者の怒りと真に結び付き、その階級性に根付いた労働運動を創造する飛躍をかけた闘いでもあります。広島連帯ユニオンは全国の合同一般労組の団結のもとに「国鉄全国運動」の組織化の先頭にたち、とりわけ2000万青年労働者の獲得に全力を尽くす決意です。

2010/07/25

8.6ヒロシマ大行動に参加を!労働者の団結で核と戦争をとめよう!

8.5闘う合同・一般労組交流集会のご案内

 被爆65周年、労働者の団結の力で核と戦争をとめるのか、それとも闘う労働組合の解体を許しまたしても資本家のための戦争に動員されるのか、労働者階級の持てる力を存分に発揮して立ち上がるときがやってきました。広島の地から全国の闘う皆さんへ、8.5闘う合同一般労組交流集会〜8.6ヒロシマ大行動への参加を訴えます。大恐慌情勢の下、帝国主義の戦争衝動はかつてなく高まっています。北朝鮮侵略戦争の切迫、安保体制=沖縄基地の強化、オバマ賛美と田母神講演。労働者民衆の怒りを押さえつけ戦争への道を掃き清めているのが民主党=連合政権です。6.13集会をもって国鉄1047名解雇撤回の全国運動をスタートさせ、全国津々浦々に闘う労働組合をよみがえらせる大運動に着手しました。6.22マツダ事件は労働組合が闘わず労働者が分断された結果です。合同・一般労組こそ、正規=非正規の分断を打ち破って労働者の中にひとつの強固な階級的な団結を作りだす原動力となろうではありませんか。とりわけ、大恐慌と戦争の情勢の下で苦闘する青年労働者こそがこの闘いの先頭に起とう。全国全世界の労働者とともに闘いましょう!
■沖縄の怒りとヒロシマの怒りをひとつにし、民主党・菅政権を倒そう!
■国際連帯をさらに発展させ、世界の労働者が団結してオバマ政権の核政策と対決しよう!
■原水禁・原水協などの「オバマ賛美」・「北朝鮮非難」と対決し、労働者の反戦反核の力を解き放とう!
■国鉄全国運動で闘う労働組合を甦らせよう!

8.5闘う合同一般労組交流集会<要項>

【と き】 2010年8月5日(木)
  12:00 開場
  13:00〜14:00 合同一般労組全国協議会結成集会
※他の産別集会の開始は14:00です。他の産別集会に参加される合同一般労組の方も結成集会にご参加ください。
  14:00〜16:30 闘う合同一般労組交流集会
※青年労働者交流集会終了後、懇親会を予定しています。
【ところ】 広島市東区民文化センター スタジオ1
【参加費】 500円 *集会後の懇親会は別途
【呼びかけ】広島連帯ユニオン

2010/06/23

マツダ宇品工場事件に対する緊急アピール

マツダ宇品工場事件に対する緊急アピール

広島連帯ユニオン

6月22日の朝、マツダ宇品・本社工場内で労働者11名が暴走車にはねられ、うち39歳の労働者(正社員)が死亡するという事件が発生した。この事件をめぐって、容疑者がマツダ工場で働いていた42歳の非正規雇用労働者(期間工)であったことから「会社への恨み」という報道が行われている。マツダ車のファミリアを暴走させた彼は「秋葉原事件のようにやるつもりだった」と言っている。これは“工場での秋葉原事件”そのものだ。彼を事件に駆り立てた怒りは単に個人的なものではない。事件は労働者が本来は団結するべき工場内で起こっているのだ。国鉄分割・民営化以来の新自由主義政策の下で期間工と正社員に分断され、徹底した団結解体の中で生み出された絶望的な怒りの爆発だった。

この怒りは労働者に一切の犠牲を強いて生き残りを図る自動車資本(マツダ)とそれと結託している連合・自動車総連(マツダ労組)という御用組合へむけられたものに他ならない。私たちは09年「派遣切り」以来、マツダ工場での労働者の団結を訴えてきた合同労組として、改めて正規・非正規職の分断をのり越えて、職場で団結をつくりだし、たたかう労働組合をよみがえらせることを訴える。

世界は大恐慌に突入し、資本主義体制が崩壊の危機に直面している。各国政府は史上かつてない危機ののりきりをかけて、天文学的な公的資金を投入し、国債を乱発して資本を救済し、資本主義体制を何とか取り繕うために躍起になってきた。その中心が自動車産業だ。自動車資本は、「派遣切り」を容赦なく断行して何百万という労働者を路頭に放り出した。その一方で労働者から搾り取った血税を自動車産業に注ぎ込み、さらに“エコ・カー減税”というペテンで自動車産業を救済してきたのだ。それが「景気回復」なるものの正体だ。資本は雇用調整金を政府から受け取りながら、他方で労働者を切り捨て生き延びてきたのである。

職場では、解雇・要員削減と過重労働が強制され、会社のためにガマンして働け!とマツダ資本とその手先である御用組合(マツダ労組)が結託して労働者の怒りを抑えつけてきたのだ。今回の事件は、この抑圧体制が崩壊したことを劇的に示している。

では、労働者の怒りはどこへむかうべきなのか。それは「(一社員ではなく)社長をやればよかった」ということなのか?いやちがう労働者は怒りを燃やして起ちあがり、隣の働く仲間と団結して、職場にたたかう労働組合をつくり、資本と非和解でたたかうべきなのだ。この『あたりまえの労働組合』の中に労働者の生きる希望と未来への展望がある。資本の生き残りのために政府中枢に入り労働者によりいっそうの矛盾の集中(解雇・増税)を強制し、たたかう労働組合に襲いかかってくる連合の幹部どもをブッ倒して、職場にたたかう労働組合をよみがえらせよう!

菅政権―民主党・連合政権が、大リストラと首切り・増税の反動政権であることは今や誰の目にも明らかだ。JALや社会保険庁労働者の大量解雇を皮切りに、公務員制度改革―道州制で360万人の首切りを強行しようとしている。この張本人こそ自動車総連(全トヨタ労連)出身の連合幹部・直嶋正行(通産相)だ。絶対に許してはならない!

中国では、ホンダやトヨタをはじめ自動車工場で、低賃金と格差に反対して10代や20代の青年労働者が起ちあがり、御用労組(総工会)をブッとばして、ストライキで工場を占拠し、操業を止めてたたかっている。日本でも状況は全く同じだ。青年労働者の皆さん!私たちと共に資本とたたかい、中国やブラジル、全世界の労働者階級と連帯し団結して、人間らしく生きられる未来を切り拓こう!

社会の主人公である労働者を犠牲にしなければ成り立たない資本主義はもう終わっている。その枠内で選挙や救済を求めても何も変わらない。今こそ、資本への怒りを団結の力に変えて、たたかう労働組合を職場・地域につくりだし、労働者の手で社会を動かしていこう。

労働者の非正規職化の始まりであり、労働者が働いても生きていけない状況を生み出した国鉄分割・民営化に反対し、24年間、不屈に解雇撤回を求めてたたかってきたJR(国鉄)の労働組合―動労千葉や国労のたたかう仲間が、新たな全国運動を呼びかけて全世界の労働者の共感と賛同を受けてたたかいを開始している。このたたかいの中にこそ労働者、とりわけ青年労働者の生きる道がある。この道を共に進もう!

(2010年6月23日)

2010/06/15

働く仲間の団結で、職場の仲間を取り戻そう!

『医療の現場』号外2(2010/6/15)

ユニオン組合員は不屈に不当なデッチ上げと闘っています!
 六月一〇日に草津病院で「窃盗」事件の容疑者として不当逮捕されたユニオン組合員である看護師Nさんの身柄は、さらに一〇日勾留が決定。まったく許しがたい不当な勾留です。絶対に認められません!
 警察は、本人との面会を禁止し、弁護士としか面会できないようにしています。彼は「黙秘」して理不尽なデッチあげと闘っています。彼は私たちと共に働いてきた仲間です。一刻も早く私たちの職場へ取り戻そうではありませんか!
病院は真相を明らかにしろ!
 入院中の患者や家族とのトラブルが生じた場合、病棟の責任者が、関係スタッフに事情を確認するのが普通です。ところが今回は、いきなり多数の警察官が病院に来て、身柄を拘束して逮捕してしまうという異常な事態なのです。はじめから逮捕するのが目的でした。
 今回の「事件」では、病院当局は「まったく何も知らなかった」と言っています。病院が「知らなかった」のであれば、警察に抗議して引き取らせるべきです。事情もわからないのに警察に病院の職員を引き渡し、職員個人の責任として一切を切り捨てていくやり方には、職員はとうてい納得できません。病院は真相をすべての職員の前に明らかにすべきです。これはJR尼崎事故のように、規程を超えてスピードを出した運転手に事故の責任があるとして、JR西日本が責任逃れをしたのとまったく同じです!ふざけるな、ということではないですか!

病院でおこる事故・事件の一切の責任は、病院資本にある!
 今、医療・福祉の現場では、事故、労働災害が多発しています。これらの多くが当事者の「自己責任」にされてきました。大変な緊張と重圧の下で医療・福祉労働者は働いています。評価制度導入で現場の仲間のチームワークも破壊されています。その上に慢性的な要員不足です。
 このような労働環境を強制しているのは病院資本ではないですか。それならこのような働かせ方をしている病院そのものに、パワハラや虐待、医療過誤などの一切の責任があるのは当然のことです。
見せしめの弾圧と闘っている仲間を職場の声で取り戻そう!
 不当逮捕された青年労働者は、草津病院において「評価制度」に反対して「人事考課表」の提出拒否を貫いてきました。また、全国の医療・福祉職場の労働組合運動の先頭で闘っています。
 Nさんは、六月一三日に、東京で開催された1047名解雇撤回!国鉄闘争集会に参加しようとしていました。この全国集会への結集を阻むために今回の権力犯罪が仕組まれたのです。
何よりも彼は、草津病院の看護師であり、私たちと一緒に働いてきた仲間です。面会した弁護士を通して、これからも草津病院の職場で働く意思を表明しています。これまでも警察の不当な捜査によって、数々のえん罪事件やデッチあげ事件が作られてきたのです。
 Nさんを草津病院の仲間で激励し、私たちの声で職場に取り戻そう!

2010/06/11

不当逮捕を許すな!

『医療の現場』号外 2010/6/11
広島連帯ユニオン草津病院支部

昨日10日の朝、草津病院でいつも通り勤務中の看護師(広島連帯ユニオン組合員)を、広島西警察署の警察官が連行し、「窃盗」事件の容疑者として不当逮捕したことを徹底的に弾劾する。これは、労働組合の闘う青年労働者を狙った大弾圧です。絶対に許さない!
いま全国で青年労働者が労働組合運動の先頭に起って闘い始めています。二千万人の青年労働者の怒りで、自民党支配が打倒され、鳩山内閣が打倒されました。団結した労働者の力で社会を変革する時代が始まりつつあります。
まさにこのような情勢の中で、労働者をさらに搾取して生き延びようとする資本家どもが、警察と協力して、労働組合の破壊と青年活動家への弾圧を策動しているのです。

「完全黙秘」で不当なデッチ上げと闘っています!

病院内に端を発した「事件」であれば、警察が介入する前に、まず病院が患者や家族、職員の関係者から事情を聞き、事に当たっているはずです。ところが、平田事務部長は「警察が来たから取り次いだ。何も知らない。」と言いました。これはまったく理解できません。
また、昨日午後のテレビ報道も、異常な取り上げ方でした。取り調べなどほとんど始まってもいない内から、テレビ局は警察発表をそのまま垂れ流し、青年労働者を犯人扱いしています。
今回の逮捕の目的は、労働組合活動を止めさせるところにあります。組合員は「完全黙秘」で不当なデッチ上げと闘っています。警察の不当な弾圧を許さず、一刻も早く私たちの職場へ取り戻そう!

警察と草津病院は一体だ!処分は許さない!!

相原事務部長代理は、かつて「警察に情報を提供する」とユニオン組合員に言いました。屋上に監視カメラまで付けて、組合活動を監視しているのもそのためです。ユニオンは、不当逮捕を口実にした、病院による懲戒処分を絶対に許さない!ユニオンに加入して労働者の団結の力で職場を変えよう!

2010/05/28

国鉄1047 名解雇撤回闘争の「政治和解」に反対します!

国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回を貫き、動労千葉と共に闘う
2010年5月
広島連帯ユニオン
執行委員長 鈴木範雄

(1)
 現在進められている国鉄1047名解雇撤回闘争の「政治和解」とは、国家・資本による国鉄闘争解体攻撃であり、労働組合破壊そのものです。広島連帯ユニオンはこれを弾劾し、「政治和解」反対の立場を表明します。
 マスコミ等では「政治和解」「政治解決」などと報道されていますが、これは「和解」でも「解決」でもなく、闘争を止めよ、全面屈服せよというものです。政府・国土交通相が提示し国労本部と4者4団体が受諾した和解の条件は、解雇に対する一片の謝罪もなく、解雇撤回もなく、それどころか僅かなカネと引き換えに「全ての訴訟を取り下げる」「不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない」「JRへの雇用は保証できない」というものであり、1047名の23年余の闘いを100パーセント踏みにじるものです。何よりも「動労千葉争議団を除く」として、最も原則的に闘う者をあらかじめ排除していることにその意図が示されています。
 国鉄分割・民営化とは国家の総力をあげた労働組合破壊の攻撃でした。退職強要や出向・転籍、組合差別・選別などあらゆる不当労働行為が吹き荒れ、20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200名以上が自殺に追い込まれました。1047名の被解雇者は国鉄分割・民営化への怒りとくやしさを片時も忘れず、労働者としての誇りにかけて闘ってきました。
 「政治和解」とは、前原国交相が「国鉄改革の完遂に向かって全力を尽くす」と述べているとおり、国鉄分割・民営化をあくまでも正当化するものであり、分割・民営化に際して行われた労働組合攻撃、不当労働行為、解雇などのすべてを承認するということです。
 このことは全ての労働者の未来を左右する大問題です。広島連帯ユニオンはこのような「政治和解」を絶対に容認できません。

(2)
 広島連帯ユニオンは、国鉄分割・民営化と総評解散—連合結成という労働運動の反動的大転換に抗して1989年7月に結成されました。民間基幹産業において組合分裂・破壊攻撃に対して第一組合の旗を守り抜いた全造船三菱広機分会の闘いを土台とし、広大生協労組とともに労働運動の階級的再生を展望して、地域の未組織労働者のなかに団結を組織する闘いを開始しました。したがってユニオンにとって国鉄闘争とりわけ1047名解雇撤回闘争は自らの闘いそのものであり、ユニオン結成の当初から、全金本山闘争に対する支援と同時に、一貫して国鉄闘争を支援し続けてきました。
 いま世界が大恐慌に突入し、リストラ、解雇、雇い止めなど大失業攻撃が吹き荒れています。労働者の約4割が非正規雇用にされ、凄まじい低賃金と強労働を強いられています。その矛盾と犠牲が青年労働者に集中的に襲いかかっています。連合の変質は極まり、政権与党そのものとして大量首切り・賃下げと沖縄への基地押し付けをおこなっています。
これら一切の出発点となったのが国鉄分割・民営化でした。中曽根首相(当時)は「国労を潰して総評・社会党を潰す」「行政改革で立派な憲法を安置する」と述べました。労働者の労働条件、権利、生活の一切を破壊しつくして資本の無制限の搾取・収奪を可能にすると同時に戦争国家体制をつくる攻撃であり、その攻撃の核心に国鉄労働運動—日本労働運動の破壊が据えられていました。
 これに対し、動労千葉は1985〜86年の2波のストライキをはじめ、国鉄分割・民営化反対を貫いて闘い団結を守り抜いてきました。1047名の労働者が解雇撤回闘争を不屈に貫き、国鉄闘争を軸にして全国で100万人ともいわれる支援の陣形がつくられてきました。この力が労働運動の産業報国会化を阻み、改憲・戦争を阻止してきました。
 国鉄1047名解雇撤回闘争の解体とは、1047名の闘いのみならず日本労働運動のすべてを葬り去るという攻撃であり、その先にあるのは、さらなる民営化・外注化の推進と大合理化・非正規雇用化、首切り・賃下げであり、改憲・戦争—ヒロシマ・ナガサキへの道です。
 しかし、1047名闘争が解雇撤回を貫いて闘い抜いたとき、必ず膨大な労働者の怒りの結集軸となります。この間、ユニオンでは解雇に関する労働相談を受け、いくつもの争議を闘っています。多くの青年労働者が国鉄闘争に感動し、「1047名のように闘おう」と困難を突き破って決起しています。23年余におよぶ解雇撤回闘争は、大失業時代に生きる青年労働者の希望なのです。

(3)
 動労千葉は、「1047名の人生をかけた闘いが踏みにじられようとしている。23年間の闘いはなんのためだったのか。国鉄分割・民営化との闘いは何ひとつ終わっていない。動労千葉と動労千葉争議団9名にとってすべてはこれからである。国鉄闘争の火を消してはならない。この闘いの勝利の中に労働者と労働組合の未来がかかっている」と訴えています。国労闘争団の中からも「政治和解」を拒否し、あくまでも解雇撤回を貫く複数名の労働者が登場しています。
 「国鉄闘争の火を消すな」という動労千葉の呼びかけに応えて、6月13日に「国鉄分割・民営化に反対し、1047名の解雇撤回闘争を支援する新たな全国運動」がスタートします。広島連帯ユニオンは労働運動の再生と復権をかけてこの全国運動に賛同します。
 国鉄分割・民営化との闘いは過去の問題ではありません。現在JRでは、鉄道のあらゆる業務を外注化し、数百の子会社・孫会社に分割し、労働者を強制出向・転籍させるという究極の合理化攻撃が進められています。これに対し動労千葉は、「反合理化・運転保安闘争の真価をかけて、数年がかりの大闘争にはいる。これは新たな分割・民営化反対闘争だ」と闘争宣言を発して5波のストライキをもって闘い、検修・構内業務の全面外注化の4月実施を阻止しました。
動労千葉の闘いを守り発展させ、国鉄分割・民営化の完成を許さず1047名解雇撤回を貫く闘いの勝利に、日本労働運動のこれまで限界を突き破り、大恐慌と対決する新たな労働運動をつくりだせるのかどうかの命運がかかっています。この闘いは全労働者の未来がかかった一大階級決戦です。
 広島連帯ユニオンは、すべての職場に闘う労働組合の旗を打ち立てる闘いと、国鉄闘争の勝利は一体であることを強く確信して、解雇撤回を貫く国鉄労働者と共に勝利の日まで闘います。

2010/05/07

4.25尼崎事故弾劾闘争〜4.26国労臨時大会抗議行動

あくまで1047名解雇撤回!~国鉄分割・民営化は終わってない!

425日、国鉄分割・民営化の帰結として引き起こされた尼崎事故5周年を弾劾する尼崎現地闘争が開催されました。ユニオンからも多くの仲間が参加しました。現地で事故弾劾の集会と事故現場までのデモが闘われ、480人の労働者・学生が結集しました。この闘いは、4月25日を「静寂な慰霊の日」からJR資本を弾劾する「怒りの日」へと塗り替えました。集会後、参加者は直ちに事故現場までのデモに出ました。「事故弾劾・解雇撤回」のシュプレヒコールを響かせて進むデモ隊に、例年以上の沿道から熱い注目が集まり、激励がありました。民営化の下、「稼ぐ」という人命を顧みない金儲け路線のJR西日本に対する労働者・住民の怒りが大きく渦巻いていることが肌で感じられました。

その尼崎現地闘争に参加した足で、426日、東京・社会文化会館で開催された国労の第78回臨時大会での1047名解雇撤回闘争の「和解案」承認に反対する抗議行動に行きました。

 国鉄分割・民営化という国家的な不当労働行為を受けた国労がそれを不問に付して、雇用と労働条件について二度と争わない、などという条件付きの「金銭和解案」を23年間、解雇撤回を闘ってきた国労と闘争団が認めてしまえば、労働運動に大きな汚点を残します。なにより全ての労働運動、とりわけ合同労組の闘いにとっても大きな影響があります。こんな「和解」ならざる資本への全面降伏が労働組合の名をもって行われれば、労働組合の闘いは成り立たなくなってしまう。全て金で終わってしまう。こんなことは絶対に認められない。

 何より広島連帯ユニオンと三菱広機分会は、物販をはじめとした共同闘争を担ってきました。この23年間の不当解雇との闘いを、動労千葉の争議団も含めた1047名だけの問題ではなく、労働者全体にかけられた資本・国家権力との決戦と捉えて、支援という観点からだけではなく、自らの闘い、労働組合と資本との闘いとして担ってきました。この闘いが、国労の一部幹部の私利私欲で、当該の闘争団にも知らせないで「和解」するなどということは、とうてい認められないし、断じて許せません。

 当日は、国労の闘う闘争団・組合員を先頭にして、広島から参加した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島の仲間と共に全国の闘う仲間と団結して終日の抗議闘争を闘いました。

 1987年の国鉄分割・民営化の強行が、現在の労働者の非正規職化と格差社会の始まりでした。国鉄分割・民営化との闘いは、まだまだ終わっていません。いやむしろ今こそ闘いの炎を燃え上がらせて、全ての労働者の反撃の軸に、1047名解雇撤回闘争を据えていく時です。民営化は合理化そのものであり、労働者の首切りが核心です。合理化の結果がJRでは尼崎事故をはじめとした事故や労災を引きおこしています。そして大恐慌の下で、資本が労働者を賃金奴隷として使い捨てにする状況を生んでいます。

 第二の尼崎をくり返すな!と反合理化・運転保安闘争を闘う動労千葉―動労西日本と団結して、動労千葉が呼びかける「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を支援する新たな全国運動」を広島でも広げて、反撃していこうではありませんか。








あくまで1047名解雇撤回!~国鉄分割・民営化は終わってない!



 4月25日、国鉄分割・民営化の帰結として引き起こされた尼崎事故5周年を弾劾する現地闘争が開催されました。ユニオンからも多くの仲間が参加しました。現地で事故弾劾の集会と事故現場までのデモが闘われ、480人の労働者・学生が結集しました。この闘いは、4月25日を「静寂な慰霊の日」からJR資本を弾劾する「怒りの日」へと塗り替えました。集会後、参加者は直ちに事故現場までのデモに出ました。「事故弾劾・解雇撤回」のシュプレヒコールを響かせて進むデモ隊に、例年以上の沿道から熱い注目が集まり、激励がありました。民営化の下、「稼ぐ」という人命を顧みない金儲け路線のJR西日本に対する労働者・住民の怒りが大きく渦巻いていることが肌で感じられました。
 その尼崎現地闘争に参加した足で、4月26日、東京・社会文化会館で開催された国労の第78回臨時大会での1047名解雇撤回闘争の「和解案」承認に反対する抗議行動に行きました。
 国鉄分割・民営化という国家的な不当労働行為を受けた国労がそれを不問に付して、雇用と労働条件について二度と争わない、などという条件付きの「金銭和解案」を23年間、解雇撤回を闘ってきた国労と闘争団が認めてしまえば、労働運動に大きな汚点を残します。なにより全ての労働運動、とりわけ合同労組の闘いにとっても大きな影響があります。こんな「和解」ならざる資本への全面降伏が労働組合の名をもって行われれば、労働組合の闘いは成り立たなくなってしまう。全て金で終わってしまう。こんなことは絶対に認められない。
 何より広島連帯ユニオンと三菱広機分会は、物販をはじめとした共同闘争を担ってきました。この23年間の不当解雇との闘いを、動労千葉の争議団も含めた1047名だけの問題ではなく、労働者全体にかけられた資本・国家権力との決戦と捉えて、支援という観点からだけではなく、自らの闘い、労働組合と資本との闘いとして担ってきました。この闘いが、国労の一部幹部の私利私欲で、当該の闘争団にも知らせないで「和解」するなどということは、とうてい認められないし、断じて許せません。
当日は、国労の闘う闘争団・組合員を先頭にして、広島から参加した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島の仲間と共に全国の闘う仲間と団結して終日の抗議闘争を闘いました。
1987年の国鉄分割・民営化が、現在の労働者の非正規職化と格差社会の始まりでした。国鉄分割・民営化との闘いは、まだまだ終わっていません。いやむしろ今こそ闘いの炎を燃え上がらせて、全ての労働者の反撃の軸に、1047名解雇撤回闘争を据えていく時です。民営化は合理化そのものであり、労働者の首切りが核心です。合理化の結果がJRでは尼崎事故をはじめとした事故や労災を引きおこしています。そして大恐慌の下で、資本が労働者を賃金奴隷として使い捨てにする状況を生んでいます。
 第二の尼崎をくり返すな!と反合理化・運転保安闘争を闘う動労千葉―動労西日本と団結して、動労千葉が呼びかける「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を支援する新たな全国運動」を広島でも広げて、反撃していこうではありませんか。

2010/04/26

4.26チェルノブイリ原発事故弾劾!中電前行動


労働者民衆の団結で核と戦争をなくそう

◇中国電力による上関原発・島根原発3号炉建設絶対反対!
◇中国電力はプルサーマル計画をやめろ!原発を止めろ!
◇日本の核武装絶対阻止!原発輸出反対!侵略戦争許すな
◇闘う労働組合の団結で民主党・連合政権を打倒しよう!
◇オバマ政権の新核戦略=北朝鮮・イラン核戦争策動許すな
◇日米安保体制粉砕!沖縄をはじめ全国の基地撤去を!


◆日米安保体制、核武装に巨大な反撃を~8・6ヒロシマ大行動に結集しよう!
世界大恐慌が日々深まる中、世界中で労働者民衆は大失業、大幅賃下げ、貧困や飢餓を強制されている。資本主義諸国の財政破たんが深まり、各国が生き残りをかけた保護主義・市場の奪い合いに走っている。これは新たな世界戦争=核戦争の危機を爆発的に高めているのだ。青年をはじめとする労働者民衆が生きていけない現実と戦争・核戦争の危機は一体のものだ。
この中で、私たちは昨年から連合や原水禁などあらゆる勢力が米オバマ大統領を賛美する状況で、唯一、オバマと対決した。オバマ政権の狙いがアメリカによる核の独占にあることを鮮明にして闘った。オバマこそイラクやアフガニスタンで侵略戦争をおこない、沖縄にあくまでも基地を押しつけている張本人だ。4 月6 日、にオバマが発表した「核戦力体制の見直し(NPR)」は実際に核を使うという宣言そのものだ。実際にゲーツ米国防長官は「北朝鮮とイランは核攻撃の対象となりうる」と明言している。さらに本年の米予算でも核兵器関連予算や原発開発などの核関連予算は大幅な増額となっているではないか。このようなオバマ(政権)を支持することがどうして核廃絶につながるというのか!支配者に「お願い」しても核はなくならない。
この間、民主党政権によって「核密約」の暴露がおこなわれ、日米安保同盟は〈核戦争のための同盟〉だということが改めて鮮明にされた。沖縄-日本全土を核戦争の出撃基地とする日米安保体制とヒロシマは絶対に相いれない!民主党政権は、核をなくすために「密約」を暴いたのではなく、公然と日本独自の核武装への道を開くためにオープンにしたのだ。現実には鳩山政権下で「非核3 原則」の法制化は拒否され、「エコ」の名の下に原発大増設と高速増殖炉・もんじゅの運転再開、六ヶ所村の核燃料再処理工場の本格稼働を強行している。沖縄の普天間基地問題でも移設を口実に沖縄に巨大な新基地を建設し,安保体制を強化しようと画策している。4 月25 日-5 月15 日に10 万人規模の基地撤去県民大会を開く沖縄の労働者民衆と団結して、〈軍事基地全面撤去、侵略戦争・核戦争のための日米安保絶対反対〉を掲げて闘おう!4.29 沖縄デー広島集会に参加しよう。被爆65 周年8・6ヒロシマ大行動へ!全ての闘う労働者、労働組合は総力で結集しよう!
◆チェルノブイリ事故の教訓―“労働者は闘わなければ殺される”
1986 年4 月26 日に起こった旧ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故によって「核の平和利用」幻想は吹き飛んだ。この事故で、核体制・原子炉運転が労働者に被爆を強制するものであり、労働者階級の犠牲なしには一日たりとも成り立たない戦争のためのシステムであることが明らかにされた。
核と核兵器の破壊力を必要とするのは、支配階級である資本家階級である。被爆を強制される労働者階級にとっては、廃絶する以外にないものだ。しかし資本家階級は新自由主義の下、原発を金儲けの道具として生き残りを図ろうと躍起になっている。資本家の利害と労働者の利害は非和解である。核を支配の道具として必要とする資本家階級を打倒することなしに核廃絶は実現しない。今こそ資本主義体制を打ち倒して核廃絶の道を進む時だ。職場・地域に闘う労働組合を復権させて、労働者は、生きるために団結して資本家階級と闘おう!
◆労働者は団結の力で核と戦争をなくすことができる!
資本家が生き残るためには、保護主義・ブロック化と侵略戦争しかない。次の戦争は核戦争というところまで危機は深まっているのだ。鳩山政権は、この間の核関連施設や原発事故の続発をも顧みず、中国電力をはじめとした電力資本を先兵にして、しゃにむに核開発=核武装政策を推進している。
島根原発でのデータ改ざんや安全無視の原発運転の強行、上関原発での強権的で住民無視の原子炉の建設も、この核武装政策の下に推進されているということだ。さらに政府は独自の核武装のためにプルトニウムの軽水炉での運用(プルサーマル)を開始した。資本主義の危機の中で中国電力は、民主党政権の核武装政-原発推進に活路を見出そうとして、お先棒を担いでいるのだ。断じて許すことはできない。
今こそ、全世界でゼネストに起ち上がる労働者民衆と固く団結して、職場に闘う労働組合を復権させよう。改憲・戦争と民営化、労働組合つぶしを推し進める鳩山政権を打倒しよう!民営化・合理化をぶっ飛ばして原発建設推進の道州制を労働者の団結の力で粉砕しよう!国鉄1047 名解雇撤回闘争の解体=労働運動根絶を許さず、23 年間、不屈に闘う動労千葉の呼びかける国鉄闘争勝利の大運動をひろげよう。この団結の中に核廃絶の道がある!

2010/03/29

広大生協労組 春闘第一波ストライキ!

 本日3月29日、広大生協労組は10春闘の第一波ストに突入しました。

 食堂の運営方式を全面的に合理化することに対して、合理化、リストラー非正規化絶対反対の立場を鮮明にして闘いぬきました。 今回、運営方式を変えるために人事異動となった店長職のコック労働者2名を先頭に、新運営法式絶対反対の指名ストライキに立ちあがりました。
 コックを不要にしてマネージャーとパート労働者で運営するこの方式は、すでに9割がパート労働者の職場を、さらに非正規化しようとするものです。コックから職場を奪い、パート労働者にはさらなる労働強化と低賃金化を強制する攻撃です。
 国立大学法人化によって大学の福利厚生予算が削減される中で、広大生協の理事会は学生教職員の生活を守るのではなく、もうけを出して教育の民営化に「貢献」していこうというのです。全てを労働者と利用者にしわよせして、ますます労働者が生きていけない社会を促進することに、何の正義性もありません。
 これまでも数々の不当労働行為を行ってきた吉山専務(写真一番下。右が吉山)は、またしてもストライキ宣言をはがそうとしましたが、スト参加者の追及に手も出せない有り様でした。 利用者である教職員学生の皆さんの600を超える反対署名や、生協の総代による臨時総代会開催請求など、大学の福利厚生の在り方をめぐる論議も巻き起こっています。おかしいことはやっぱりおかしい。実際に職場を動かしている労働者の団結の力によって、事態を変えることができることを示そうではありませんか。


ス ト ラ イ キ 宣 言

2010年3月29日

広大生協労働組合

東食堂を利用する教職員・学生の皆さん、私たち生協労組はやむにやまれぬ思いで本日ストライキに立ちます。

(一)ストライキは、東食堂にコック制度廃止の中四国方式を導入することへの抗議です。
私たちは、97%の高率でストライキ権を確立し、労働組合として中四方式導入の撤回を求めてきました。こうした労働組合の反対、さらには東食堂利用者のほとんどが反対している中、生協理事会は労働者の沈黙を強制しようと、業務命令を乱発しています。当労組の二人のコックに対して、交渉中であるにもかかわらず、辞令を交付してきました。現在の職場に異動して、わずか2年という異例な短さです。労働者があたかも商品のようにあごで左右されることを許しません。
私たちは本日のストライキを起点に絶対に中四方式を撤回させるまで闘い続けます。是非ともご支援をお願いします。

(二)中四方式とは、国鉄分割民営化による日本の労働組合運動の破壊の結果である、非正規化と不安定雇用を極限まで生協労働者に押し付けようとするものです。
 非正規化と格差によって日本の社会は崩壊寸前です。半数の若者は非正職を強いられて未来を奪われています。日本の社会にはやり場のない怒りが鬱積し、爆発寸前です。生協では既に、正規職員は店長一人、他は全てパート労働者とされた3つの食堂がありますが、これを中四国方式導入によって全て安上がりのパート労働者に切り替えようとする攻撃です。生協理事会はこの方式の採用によって、売上高対比19%の利益を残すとしています。それは、全学の生協食堂に中四国方式が導入されれば、50名ものパート労働者が過剰人員、不要の人員とされかねないことを意味します。私たちは首切り合理化・労働強化と闘って労働者の権利と命を守ります。

(三)コック制度廃止の決め手が、「カット野菜」導入とレトルト・冷凍品の多用です。
 コックのいない加工場では、労働の単純化と効率化を図るために、次亜塩素酸ナトリウムで消毒したカット野菜の使用が常態化します。カット野菜の腐食は早く、褐変しやすいので、その防止のために消毒液に「5分プラス5分間浸漬」するが、5分間水にさらすから残留塩素は0ppmであるとしています。前日の午後作業されるが、真空パックであるから、殺菌状態は持続するとしています。いずれも、実際に食堂で作業する時点での測定は不要とされています。残ったものは翌日のみそ汁の具に使うともされ、とても安全性が保証されているとは言えません。

(四)手作り日替わりが廃止されることは、労働者のプライドに関わる問題です。
東食堂では、西2食堂と同じように中四国方式メニューをベースにするやり方では、上級生の多い工学部生には不向きと判断して、コックとして手作りメニューを3~4種類日替わりで作ってきました。中四国方式の全面導入によって手作りは廃止され、食堂労働者と利用者が作ってきた信頼関係がずたずたにされます。中四国方式は、原価の高いカット野菜や既成の調味料を使う代わりに、それ以上人手を減らして利益をあげるということが本質です。年間4000万円の利益をあげる生協に変貌する。そのために、定昇見送り、一時金カットなど労働者に厳しい仕打ちをする一方で、利用者をも生協の金儲け主義の対象にしようとしています。その金は、将来、大学に対する生協の建物使用料に充てられたり、大学に頼らないでの自己投資に使われるのでしょう。しかし、それは広大全体の福利厚生政策に関わることであり、ひとり生協理事会が勝手に決めれることではありえません。このように労働者と利用者を無視して独断専行することは民主主義の破壊です。生協労組は断固闘います。

2010/02/23

広大生協労組『団結』No.178

中四方式阻止・大幅賃上げ・パート差別撤廃を合言葉に、97%の高率でスト権を確立!
定昇なし、六月・二月の一時金カットの専務方針に職場の総力で反撃する10春闘を!

 東食堂へ中四方式を導入しても、「解雇も、契約時間の短縮もない」と言った、口の根も渇かないうちに、生協経営者は次の攻撃を仕掛けてきました。
 先日の全部門店長会議で、①予算通りの利益が上がるまで、労働者の人件費をカットする、②「あるべきシフトになるまで」退職不補充とし、③どしどし配置転換や多忙化攻撃をするといった趣旨の提案を行なって来ました。一体、労働者の生活を何と思っているだろうか! 労働者を喰わせるのが経営者の責任じゃないのか! 子どもの教育費、家のローンはもとより、毎日食べることに追われている労働者に、「生協の労働者の賃金は東広島では高い方だ」とうそぶく経営者なんかいらない! 
 4000万円の利益を残して何をする積もりなんだ! 自分たちの報酬を上げるのか?
 大学に言われるままに自販機の権利を差し出すのか?おめおめと建物使用料を支払うのか?
冗談じゃない。我々は絶対に泣き寝入りなんかしない。今こそ労働組合で団結した労働者が職場を仕切って、労働者の権利を侵すようなことは一切許さない闘いを構築しよう。

学生・教職員597人が東食堂への中四事業連合方式導入反対の署名

 裏面のように労働組合が事務局になって、工学部の教員四名が呼びかける『中四事業連合方式の撤回』を求める署名を行ないました。対象は工学部学生など東食堂の利用者。東食堂のお昼の利用者が約六百人ですから、99・5%。利用者ほぼ全員が中四方式に反対です。
 理事会は、四月に導入して、その既成事実で批判をかわそうとしていたのですが、その狙いが破綻しました。「西2食堂と同じにするなら二度と東食堂を利用しない」という一声カードに寄せられた怒りが具体的な数字で示されました。吉山専務は、自分でポスターを引きはがしておきながら、「なぜ反対か分からん」と二月八日の団交で居直っています。しかし、この圧倒的な反対の声を無視するなら、理事会が『組合員のために」と生協労働者に犠牲を押しつけてきたこれまでのやり方がペテンだったことが証明されます。正統性のない理事会の命令なんか一片の紙切れにすぎません。堂々と撤回を求めて闘いましょう。
 昨年末の団交で、提供した食事に利用者からクレームがついた時、その責任は誰が取るのかとの質問がありました。吉山専務は『分かりません。山大生協に聞きます」と約束したのに、二月八日の団交では『忘れてました」との答弁です。これは単に仕事が遅いだけの問題ではありません。儲け主義の矛盾を現場の労働者に押しつけようとする労働者蔑視そのものです。さらに団交で追及してゆきます。

春闘、闘いの目標について

1. 東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対
2. 大幅一律賃上げ
 正規・非正規を問わず、一律時間給換算で一〇五円のアップ
 この十年間で、広島県の最低賃金と同じところまで悪化しています。このままでは今年ははそれを下回ることは必至です。
3. パート労働者差別撤廃
 手当て関係;住宅手当と家族手当については生計同一者に同種の手当てがない労働者を支給対象にする。最低限の生活保障
 休暇関係;忌引、結婚など。生理休暇と同様に有給とする

*経営者の賃下げ攻撃は、一歩後退すれば、どこまでも激しく無慈悲になります。四〇〇〇万円の利益出しは『錦の御旗』にされてしまいます。反転攻勢的に大幅賃上げで闘いましょう。
*国鉄分割民営化をテコに、規制緩和が社会を覆い、労働運動は資本家の手先に牛耳られました。その結果、社会に低賃金と不安定雇用が蔓延しています。社会の富を創っているのは、資本家ではありません。労働者こそが総ての富を作り出しているのに、その成果を奪い取られています。こんなデタラメな資本主義社会の仕組みをひっくり返しましょう。春闘は、その第一歩です。圧倒的に高率のストライキ権の確立は自分の力に目覚めた労働者の姿です。搾取と支配を拒否しよう!

この間の闘いの成果 

一、組合員の未払い賃金=一年分を様々な妨害をはねのけて勝ちとりました。但し、未払いの原因については「若手の育成」であると訳の分からないことを言ってます。徹底的な責任追及が必要です。
二、労災後の職場復帰について、当然のことながらそれを認めました。しかし、マット上の横転について、想定外のことであると、責任を認めようとはしていません。木坂労災問題では、酒井部長は『病院に行かせてくれ』とは聞いていないと居直りは続いています。

労働運動高揚の時代 JR研修部門外注化阻止は我々と共通の課題

 トヨタ社長召喚に見られるように、日米の車の販売市場をめぐる激突で、日米対立は戦前並の国家レベルのものになっています。鳩山内閣は、崩壊の淵にある資本家に莫大な救済資金を回す一方で、福祉と医療を切り捨てるばかりか、労働者の首切りを推進しています。「名ばかり労働組合」である連合が、こうした労働者への政府と資本家の攻撃を許しています。しかし、こういう体制内労働運動の命脈はつきました。
 資本家の手先である御用幹部への労働者の怒りは、分割民営化と二十三年間闘ってきた動労千葉のように闘おうという気運を盛り上げています。多数の犠牲者を出した福知山線=尼崎事故のような大惨事が再び起きようとしています。JRで一番大事な車両の点検修理業務を下請けに外注化し、JR労働者の大半を非正規化する攻撃が始まっているからです。職場を守る闘いが、同時に乗客の命を守る闘いになっています。中四方式という最悪の合理化・人減らし・安全無視を押しつける理事会と闘う生協での取組みと同じです。ストライキを武器に闘いましょう。利用者も我々の味方です。団結すれば勝てるのです。


東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対!

2010/02/01

1.30ストでの解雇された組合員のアピール

定年再雇用拒否=解雇とは「お前は死ね」ということか!
 私は評価制度に反対し、「自己評価」「目標」を提出するのを数年前から拒否してまいりました。病院側は勝手に制度をつくり、提出をこばんだ者は、(評価を)2段階下げてきました。ちなみにB評価からD評価に落とすということです。
 職場でビラを配れば、ビラをまきはするな!と警告する。職場ビラは職場でまかなければ何の意味もありません。
 2010年、去年にも増して大失業の波が押し寄せています。社会全体が人として生きていけない。60歳定年をのりこえて、さあ、これから第二の人生をがんばっていこうと再雇用を希望してみましたが、みごとに首切りにあいました。
 大恐慌の中に放り出されて、私はどうして生きていったらよいのでしょうか?“お前は死ね!”ということですよ。
 昨年、団交をしたときは物別れになりました。再度、交渉しようとしましたが、管理職は「個人的なことだから」といって(交渉を)拒否しました。病院側は”個人相談“はうけつけません。
 毎朝、病院では「基本理念」や「基本行動」などを皆で読み上げていますが、立派なことは言っても、実際には何も行動されていない。口先ばかり言って、足元はグラグラではありませんか。
 私どもは色々と要求してきましたが、(病院が)一つでも要求に応じたことがありますか?すべて0(ゼロ)回答でしょう!
 みなさん!今回はたまたま私が”生け贄“になりましたが、10人に3人はD評価にしなければならない、とされていますので、必ず誰かが犠牲になりますよ。
 自分だけは、悪いことはしていないので、安心だと思い込んでいる人、大変ですよ!明日は我が身ですよ!
 自分の言いたいことも黙って我慢する。問題が「黒」でも病院が「白」と言ったら「黒」でも「白」になる。
 わずかな給料で病院の言うとおりにする、何も物言わず病院側の言うとおりにする。そんな資本家の奴隷になっては、人間がダメになり、何の希望も持てませんよ!
 私は非和解をつらぬき、解雇処分および生活破壊に対して、23年間も続いている国鉄1047名と共に闘っていきます。
 共に頑張りましょう!許さんぞ、草津病院!
(本日は)ご支援ありがとうございました。

2010/01/31

再雇用拒否=解雇撤回!1.30に怒りのストライキに起つ

 広島連帯ユニオン草津病院支部は、本年1月末で定年を迎える組合員への再雇用拒否=解雇攻撃に対して、1月30日、解雇撤回・再雇用を求めて職場で、指名ストライキを闘い抜きました。草津病院の定年再雇用制度は、長年勤めてきた職場の熟練労働者を低賃金・非正規雇用化する攻撃であり、今回の解雇攻撃は、何よりも組合員を職場から排除する組合潰しの攻撃なのです。絶対に許せません。
 広島連帯ユニオンと広島県労組交流センターの20名の支援の労働者は、草津病院支部の仲間の職場の朝ビラと連帯して、早朝から最寄り駅であるJR新井口(しんいのくち)駅頭でのビラまき宣伝活動に決起しました。
 職場では「本日ストライキ」を知らせる支部の朝ビラ活動に対して、病院当局が妨害に出てきました。「規則だからビラまきは止めてください」などというばかりです。組合員のクビを切っておいて何が「規則」か!解雇される当該の労働者を先頭に支部組合員が妨害に出てきた事務長や課長に詰め寄りました。
 ユニオンからスト指令を受けた労働者は、8時30分の始業開始時に断固として「ストライキ」を宣言し、職場の仲間に送り出されて病院前で支援の労働者と合流しました。

 スト突入集会では、草津病院支部の組合員が決意表明し支援に駆けつけた高陽第一診療所労働組合はじめ多くの闘う労働者、学生から発言を受け、終業までストライキ闘争が闘い抜かれました。スト決行後、支部の仲間は、病院への申し入れ行動を行い、病院に対して、解雇撤回の怒りの要求書をたたきつけました。管理職は右往左往するばかり。労働者の怒りの深さを思い知れ!
 草津病院では「評価制度」で労働者を分断支配し、労働者の階級性を奪い団結を妨害してきました。さらに「評価制度」と「定年再雇用制度」をリンクさせ、5段階評価の「標準」の評価を受けないと定年再雇用されない制度にしているのです。労働者にとって許しがたい不当な制度です。
 組合は、この評価制度に反対して、「目標」と「自己評価」のシート提出を拒否する闘いを貫いてきました。この組合の闘いを恐れた病院は、「人事考課規程」を改悪して、提出拒否者は評価を自動的に2段階下げると決定したのです。これを根拠に今回の当該組合員への解雇攻撃が出されたのです。本日のストライキを突破口に、さらなる闘いによって「評価制度」撤廃!再雇用制度撤廃!解雇撤回をかちとろう。
 草津病院の組合員への解雇攻撃は、動労千葉への組織破壊攻撃、道州制ー民営化・非正規雇用化攻撃とまったく同じ攻撃です。1・30草津病院ストライキは、動労千葉の2・1ストライキと固く連帯して闘い抜かれました。草津病院支部の解雇撤回闘争は国鉄1047名解雇撤回闘争そのものであり、JR鉄道検修業務全面外注化攻撃と同じ新自由主義の攻撃です。
断固、2・13東京・代々木公園へ結集して、新自由主義の民主党・連合政権をぶっ飛ばそう!

2010/01/22

1・20ユニオン春闘集会を開催!

 1月20日(水)広島市西区民文化センターにおいて「10 春闘勝利!広島連帯ユニオン総決起集会」が行なわれました。
 集会の冒頭、鈴木委員長があいさつ。連合が早くもベアゼロの裏切りを行なっていることを弾劾し、連帯ユニオンが春闘に向けスト権を確立してたたかうことの意義が確認されました。また、新しく加入した組合員が紹介されました。

 基調提起では以下の点が確認されました。
①09年は労働者が大きな前進を切り開いた年だったということ。2010年をさらに労働者が団結してたたかって勝つ年にしよう。
②情勢はドル大暴落必至の情勢。戦争と大失業の時代。民主党政権は自民党以上に反労働者的な政権であり、同時に自民党以上にボロボロ。連合支配に対する労働者の怒りの爆発は不可避。たたかう労働組合の存在が決定的であること。
③労働運動全体の課題として国鉄1047名解雇撤回・JR東日本検修業務の全面外注化攻撃阻止の闘いに立とう、2・13全国労働者総決起集会に結集しよう。
④連帯ユニオンの各支部の要求をまとめてただちに10春闘にたちあがろう。大幅賃上げ要求、反合理化、解雇撤回・処分撤回でたたかおう。たたかいを通じて支部の強化・拡大を勝ち取ろう。
と提起されました。

 各支部からの報告では広大生協労組から食堂の大合理化攻撃である「中四国方式」導入反対の闘いの報告があり、また広島地域支部からはこの間の相次ぐ労働相談の報告がなされました。
 そしてなんといっても草津病院支部の報告です。組合の評価制度反対方針でたたかったことを理由に60歳定年再雇用拒否=解雇の攻撃に対して、全面的に闘う決意が述べられました。当該のMさんは「解雇を絶対許さない。国鉄1047名闘争のように闘う」と決意を表明。支部の仲間からもアピールが行なわれました。
 連帯のあいさつでは、動労西日本の大江委員長が1・23伯備線事故弾劾のたたかい、さらには2・13JR東検修外注化阻止のたたかいへの呼びかけがなされました。自治体労働者からは社保庁525人分限免職攻撃と先頭でたたかう平口さんのメッセージが紹介され、道州制・民営化絶対反対の決意が述べられました。高陽第一診療所労働組合からも連帯のあいさつが寄せられました。
 全ての発言を通じて10春闘の闘う路線と方針を鮮明になりました。春闘のスト権投票が提起され、1票投票が行なわれました。最後は団結ガンバローで締めくくりました。
 激動の2010年。昨年以上に闘えば勝てるということを実証する年としよう。10春闘に総決起しよう。

2010/01/04

ユニオン・広機分会、合同旗開きを開催

 1月4日、広島連帯ユニオンと三菱広機分会の合同旗開きを組合事務所で開催しました。労働相談で昨年加入したばかりの若
い仲間から、「組合には定年はない!」と意気軒昂に闘う広機分会の仲間まで、2010年の闘いにむけた意気込みを各々が熱く語りました。

 新年早々労働相談が寄せられるなど、激動の年にふさわしい幕開けとなりました。今年は、われわれ労働者にとって「おもしろい」年になりそうだ!