2014/06/29

アクオ西日本は解雇撤回を!福屋前でビラ入れ


 6月28日、アクオ西日本による谷口さんへの解雇を絶対に撤回させようと、ユニオン総決起集会を開催しました。職場を動かしているのは私たち労働者だ。レジの労働者がいなかったら福屋は何も売ることが出来ないじゃないか。非正規労働者だからとあきらめさせられているのは、労働者がバラバラにされているからだ。こんなのでいいのかという怒りが労働者の中に必ずある。こんな現実は絶対変えることが出来る、生きるための団結をつくり労働組合の力で何としても解雇を撤回させよう。それこそが8・6の闘いと一体で社会を変えていく力だ。広島中央支部からの方針提起をうけて、谷口さんから労働組合の力で絶対に解雇を撤回させる決意があきらかにされました。集会後、20時の退勤に間にあわせて福屋本店前でビラ入れを行ないました。


労働組合の力で解雇を撤回させるぞ!

『雇い止め解雇撤回!非正規職撤廃!八丁堀通信』No.2(2014年6月27日)

 福屋地下の食品レジで働いています。
派遣会社アクオ西日本との2ヶ月更新の契約です。
雇い止め解雇撤回を闘っています。
(谷口恭子)

労働者が生きていくことすらできないのは誰のせいだー安倍政権じゃないか!

現在、新聞・テレビでも連日報道されているように、安倍政権は戦争へ戦争へと向かっています。同時に、福島や被災地の人たちはいまだ仮設住宅や避難先で暮らしている中、石原大臣は福島の人たちに「最後は金目」と言い放ち、故郷を奪われた思いを平気でふみにじっています。都議会では鈴木都議はじめ自民党議員のヤジが問題になっています。「ふざけんな!」 故郷を奪い、命を奪い、仕事を奪い、結婚すらできない状況を作っているのは誰だ! 安倍政権・資本家たちじゃないか!

労働者は団結して闘えば勝てます!

私のように2ヶ月更新だったり、半年、1年だったり、派遣やアルバイトは、いつクビになるかと不安をかかえ続けて働かなければなりません。こんなこと、労働者が望んで作った制度・社会じゃありません。すべて、企業や会社が、いかにもうけるのか、どうやったら人件費を減らせるのかを考えて作り出した制度です。「派遣」という働き方も「派遣会社」という存在自体も、もうけたい資本が作り出したものです。派遣や非正規であれ、正社員であれ、職場を動かしているのは労働者です。労働者が団結すれば、職場も社会も変えることができます。

世界中で労働者がたちあがっています

アメリカ、ヨーロッパ、韓国、中国、ブラジル、、、世界中で労働者がたちあがっています。日本では「すき屋スト」に経営者たちはびびりあがっています。たった一人では弱い存在かもしれません。でも労働者の団結を恐れているのは会社・経営者・資本です。だからこそ、労働者は労働組合に団結して闘いましょう! 解雇撤回を勝ち取るぞ!!!

私達はSさんのパワハラ解雇は断じて許しません!!|郵政支部

 郵政非正規ユニオンの定期大会にむけて、郵政支部のTさんから連帯メッセージを送りました。

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 私は、広島の郵便局(集配勤務)で働くものです。もう9年間勤務をしている訳ですが、現在は(前)小泉政権によって強行された「郵政分割民営化」の只中、我々郵政の仲間は、人員削減及び安月給の環境のどん底に落とされており、本当に許せない状況になってきております。

 またしても、許せないことは、八王子西郵便局(お客様サービス部)にて勤務されていたSさんに対するパワハラ解雇です。Sさんは、入社されて間もない時期に、局長からいきなり解雇通告を受けてしまい、挙げ句の果てに今度は管理者から監視されるとともに、わざわざトイレまで尾行され「お前おかしいのではないか?病院に行ったらどうだ?」などという、非常に人権侵害を受けるようなことを言われたみたいで、特に全く考えられない事は、管理者がSさんのロッカーをいきなり開け、更衣物を取り出し、会議室へ持ち込み、その場で着替えさすなど、大変すさまじい事をされました。
 私は、そのことを書いたビラを何度か読み返しました。私自身も読めば読むほど、もう悔しい思いをし、もう誰が読んでも100%以上怒りが込み上げるだろうと、とても腹が立ちました。ひと言で言えば、私もSさんも同じ人間の立場であり、大切な仲間です。職場というものは、ただ単に働き、収入(給料)を得るだけではありません。それは、我々が仕事をしていく中で、当然つらいことも現れてきます。ですが、そんな時こそ職場のメンバーで一団結をしていき、どのように問題を解決していくのか、それが職場ではないでしょうか?もちろん「パワハラ」や「解雇」があれば、我々は黙っていられません!!
 私が望むのは、これからの時代は、どんな職場環境があろうが互いに支えあっていく組織、「パワハラ」問題を全てなくし、我々労働者一人一人がいつまでも安心して勤務が出来る「楽しい職場環境」を展開していけるよう協力していきたいものです。そうすれば、どのようなつらい時にも立ち向かっていき、すぐ解決できます。
 まず我々のスローガンは「安倍政権打倒!!」「新自由主義・外注化阻止」「非正規職撤廃」を本日から実施すべきです。非常に簡単ながら、これが私のメッセージといたします。最後に、私たちが見方でおります。Sさん頑張りましょう!!

2014/06/20

アクオ西日本は雇い止め解雇を撤回しろ


 6月20日、アクオ西日本による雇い止め解雇の撤回をもとめて、福屋前の門前ビラ入れを行ないました。「雇い止め解雇撤回! 非正規職撤廃! 八丁堀通信 No.1」が、福屋で働く労働者にどんどん手渡されました。様々な分断を打ち破って労働組合に団結し不当解雇撤回をかちとろう。


解雇を撤回させるぞ!
団結こそが力 労働組合を作ろう

雇い止め解雇撤回! 非正規職撤廃! 八丁堀通信 No.1 
2014620日 谷口恭子 

いとも簡単に首切り! 怒!怒!怒!

 私は老舗百貨店・福屋の地下1階のレジで働いています。派遣会社・アクオ西日本と2ヶ月更新での「契約」です。派遣会社は5月下旬に突然、「6月~7月の契約で雇い止めにします、この契約に納得できなかったら5月いっぱいで辞めてもらいます」という条件を提示してきました。「はぁ?ふざけんな!」 解雇なんて絶対に許せません! 労働者の生活と命、誇りをかけて闘います! アクオ西日本と福屋は雇い止め解雇を撤回しろ!

派遣やパートなど“非正規”という働かせ方こそ問題

 私の職場ではレジごとに派遣会社が違います! 隣のレジ、その隣のレジの仲間とは派遣元が違うのです。福屋では外注化がどんどん進み、「福屋の従業員・社員」ではなく派遣会社など非正規・低賃金・無権利化が驚くほど進んでいます。非正規の労働者は会社・企業が欲しいときだけ駆り集められ、いらなくなったら即クビです。ダブル・トリプルで寸断された仕事と時間。給料の出ない移動時間、休憩時間。どれほど自分の自由な時間を奪われているのか。正社員には過重な負担と責任が押し付けられます。残業代ゼロに過労死、過労自殺で3万人もの人が毎年自ら命を絶っています。労働者の命も誇りもズタズタにする外注化・非正規化をなくしたい!

闘う労働組合を作れば勝てます!


 アクオ西日本が、4月全スタッフに対し解雇をちらつかせた個別面談を突然要求してきました。私が組合員通告をし仲間に声をかけ始めた途端の雇い止め。会社がいかに労働者の団結を恐れているかがよくわかります。東京では3ヶ月雇用の生コン車の運転手の労働組合が雇い止め撤回の判決を勝ち取っています。闘う労働組合を作れば勝てます!闘う労働組合をつくりだそう!

日韓共同セミナーに参加


 6月20日、「外注化・非正規職化と闘う日韓地域一般労組の現状と課題」というテーマで日韓共同セミナーが、大阪で開催されました。日本側からは、広島連帯ユニオンと関西合同労働組合が、韓国側からは、民主労総の3氏が報告しました。
 冒頭、壹貫田書記長が「広島連帯ユニオンからの日韓連帯の展開過程」と題して、日韓セミナーのへ関わりと動労千葉労働運動=国鉄闘争全国運動の取り組みを通して階級的労働運動を前進させてきたことを報告し、8.5日韓連帯集会の成功を訴えました。

 「建設労組の組織化のための闘い:慶北浦項の事例を中心に」
(李ゾンラク/金属労組浦項支部長・前民主労総慶北支部長)

「慶北一般労組の外国人移住労働者組織化」
(金憲柱/慶山移住労働者センター所長)

 「大邱地域医療と福祉分野の非正規職化の実態と実践課題」
(林順光/前民主労総非正規教授労組委員長)


 広島連帯ユニオンからは、宮原青年部長が「解雇撤回・非正規職撤廃を闘う広島連帯ユニオンの取り組み」と題して、この間の草津病院支部・広大生協労組・推進機構支部と福島町地域の拠点建設の闘いと、サンナビ・山陽測器の解雇撤回と現在闘われているアクオ西日本の解雇撤回闘争を報告。国鉄闘争全国運動の取り組みと合同一般労組全国協議会の結成を通して外注化阻止・非正規職撤廃の路線を確立し、動労千葉労働運動=国鉄闘争を基軸に新自由主義攻撃と対決していくことを訴えました。
 最後に「階級的労働運動が主流はとなる時代へ」と題して、関西合同労働組合の黒瀬委員長・田中副委員長・山口書記長から報告がありました。
 国鉄闘争全国運動6.8集会の地平をさらに前進させ、階級的労働運動の発展と国際連帯で8・6ヒロシマー8・9ナガサキを闘いましょう。

2014/06/08

国鉄闘争で限界を超えよう!国鉄闘争全国運動6.8全国集会


 国鉄闘争全国運動6.8全国集会が、東京・文京シビックホールで開催されました。全国から1650名が参加し、この間の国鉄闘争を基軸にした階級的労働運動の実践が会場全体をおおい、国鉄闘争を新たな段階へ発展させる勢いを実感する集会となりました。
 開会あいさつでは、鈴コン支援連帯共闘会議の花輪さんが、鈴コン分会の勝利判決は職場の闘いで押し込んでもぎとったことを強調され、人間扱いされていない非正規職の闘いを国鉄闘争と一体でインタナショナルな闘いとして闘うことを訴えました。連帯のあいさつで佐藤幸子さんは、福島の怒りの声を「美味しんぼ」問題などで押しつぶす安倍政権と対決しているふくしま共同診療所への支援を訴えました。港合同、関西生コン支部、動労千葉の三労組が集会を牽引、動労千葉の田中委員長は「日本の労働運動の限界を自分たちの団結でのりこえよう」と先頭に立って闘う決意を明らかにされました。
→3労組・呼びかけ人から(日刊動労千葉)http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7720.htm
 韓国鉄道労組のオムギリョンさんは、新自由主義に国境がないように労働者の闘いにも国境があってはならない、階級的労働組合の復元のためにともに闘おうとアピール。同志に対する信頼と国民の支持があったから鉄道民営化阻止の22日間のストライキを闘いぬけたこと。根底に、成果給を一緒にして分け、職種を超えて一緒に闘争するなど、ともに闘いともに責任を追う伝統と気風にあったことを、熱く語られました。国鉄闘争が韓国の労働者の闘いとつながり、世界の労働者はひとつという国際連帯を前進させています。
→オムギリョンさんの発言(日刊動労千葉)http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7721.htm
 国鉄闘争を先頭で闘う闘争団や動労総連合とならんで、解雇撤回を勝ち取った鈴コン分会を始め、小竹運輸、郵政八王子西局、沖縄のIJBSなどの解雇撤回を闘う仲間が、国鉄闘争と一体で不屈に闘っていることが、勝利の展望を示しています。
 愛媛県職労の宇都宮委員長が集会宣言を朗読し、「動労総連合を全国に! 最高裁10万筆署名を集めきろう! 国鉄闘争で団結し日本の労働運動の限界をのりこえよう!」という今後の闘いの方向を示しました。
→全国運動の新たなアピール(国鉄闘争全国運動)http://www.doro-chiba.org/z-undou/mokuteki/yobikake2014.htm
 今春広島連帯ユニオンが切り開いた解雇撤回の地平をさらに発展させて、ともに団結していきましょう。アクオ西日本の解雇撤回の闘いを、8・6闘争そのものとしてユニオンの総力を上げて闘いましょう!