2016/01/30

1.30ユニオン春闘団結集会を開催



 1月30日、広島連帯ユニオンの主催で、16春闘団結集会を開催しました。青年労働者が発言を先頭で担い、2・14中四国国鉄集会への大結集へ向け、全参加者が決意を固めて成功しました。
 司会を広島連帯ユニオンの矢田副委員長(高陽第一診療所労組書記長)が行い、「ゼネストに労働者の闘う方向性がある。16春闘へ団結を強めていきたい」と述べました。開会あいさつでは、ユニオンの鈴木委員長が「年が明けて株が下がり続け、資本家にとっては手がつけようがない状況。世界中が大恐慌の一歩手前。16春闘は、その中での春闘になる。動労西日本との共闘を進めていこう」と発言しました。また、動労西日本からの「ユニオンは青年部を中心に組織拡大している。2・14へ揃って結集し、労働者の手本になる闘いをやっていこう」というメッセージが紹介されました。連帯あいさつでは、広大学生自治会が、労働組合の支援で学生自治会選挙に勝利したことを報告し、「解雇撤回、非正規職撤廃の闘いは学生の闘いと一体。共に闘っていく」と訴えました。
 続いて基調提起を広島連帯ユニオンの宮原青年部長が行いました。「本日の集会の獲得目標は、2・14集会への大結集を勝ち取るもの。『闘っても勝てないという敗北のくびき』を超えるのは青年の決起にかかっている。国鉄闘争は、ついに最高裁に『不当労働行為意思に基づいて採用候補者名簿不記載基準が策定された』ということを認めさせた。2・14集会の成功から動労総連合の全国的建設を勝ち取ろう」と提起を行いました。
 特別報告に入り、初めに、会社のロックアウト解雇と闘うユニオン広島中央支部の組合員が発言に立ちました。ユニオンの団結で、会社のパワハラをはじめとする攻撃と闘ってきたことを報告し、解雇撤回を求めて裁判闘争に打って出る決意が発せられました。次に、ユニオン草津病院支部の労働者からのメッセージを通じて、「病棟大再編」の外注化・非正規職化の本質を暴いてきた絶対反対の闘いの報告と、「16春闘で全体の怒りを一つにまとめ、『私も組合に入って闘いたい』と思ってもらうことができる組合にしたい」と決意が表明されました。
 各職場からの決意表明では、広島連帯ユニオンと共闘する三菱広機分会の仲間、国鉄闘争に学んで新施設絶対反対で非正規職化と闘う高陽第一診療所労組、理事会から持ち帰り残業代を勝ち取った広大生協労組、解雇撤回闘争を闘う医療福祉職場の労働者、当局による試用期間延長の攻撃に対して組合員通告して闘っている病院労働者から活発な発言が続きました。発言の最後に、ユニオン広島地域支部の労働者から、年末に強行された職場のパート労働者への大量解雇に対し、仲間の解雇撤回を要求して資本に団交を叩きつけて闘う決意が表明されました。また、韓国・民主労総とのゼネスト連帯決議案、16春闘スト権投票が提起され、参加者の圧倒的支持を集めました。
 集会の最後に、まとめと団結ガンバローをユニオンの壹貫田書記長が行いました。全参加者が、非正規・貧困・戦争の世の中をひっくり返そうと奮起しました。
 2・14中四国国鉄闘争集会への大結集を勝ち取り、16春闘をストライキで闘いましょう!

2016/01/23

2.14中四国国鉄闘争集会へ!

ひっくりかえせ!
国鉄分割・民営化から始まった
非正規・貧困・戦争の世の中を

国鉄分割・民営化で不当解雇から29年
2.14中四国国鉄闘争集会

2016年2 月14 日(日)
正午開場 12:30 開会
広島工大広島校舎5階
広島市中区中島町5-7
※駐車は近隣のコインパークをご利用下さい。
発言
動労西日本 大江照己委員長
愛媛県職員労働組合 宇都宮 理委員長
自治労倉敷市職員組合 百本敏昭委員長
広島連帯ユニオン 鈴木範雄委員長
青年労働者/非正規労働者
広島大学学生自治会ほか
主催:2・14 中四国国鉄闘争集会実行委員会
連絡先/国鉄西日本動力車労働組合
    広島市東区光町1-7-15-208 
電話・FAX 082-263-6103 メールdoro.nishi@gmail.com

動労総連合を先頭に闘う労働組合をつくり
労働者が主人公の新しい世の中へ!

国鉄1047名解雇撤回へ闘いはこれから!外注化阻止・非正規職撤廃・被曝労働拒否!戦争と労働法大改悪に立ち向かおう!
2016年は、年明けから中国バブル崩壊に端を発する株暴落、中東情勢緊迫、北朝鮮の核実験と戦略核爆撃機B52や核空母を動員しての米日韓の核戦争態勢突入など、大恐慌と戦争の情勢を加速させています。その中で安倍政権は戦争法成立に続き、7月参議院選(ダブル選)で一気に改憲と朝鮮侵略戦争参戦に突き進もうとしています。また、戦争法と一体で制定された労働者派遣法改悪(派遣労働者を3年ごとに使い捨て)に続き、残業代ゼロや解雇の金銭解決などの労働法大改悪をねらっています。安倍政権は、日本資本主義の危機を戦争と総非正規化で乗りきろうとしています。
 日本における「戦争と非正規化」の新自由主義攻撃は、30年前の国鉄分割・民営化から始まりました。これと絶対反対で闘い抜いてきた動労千葉を先頭に、全国に動労総連合を建設する闘いが力強く開始されています。動労総連合は、JRにおける外注化・非正規化に反対し、福島での放射能汚染地帯への鉄道延伸に「被曝労働拒否」で闘っています。この闘いは中四国の地でも広島、米子、岡山での動労西日本の闘い、伊方原発再稼働に反対する愛媛県職員労働組合の闘い、非正規職撤廃に立ちあがる青年労働者の闘いへとつながり、広がっています。
 韓国民主労総は、ゼネスト(全国全産業一斉スト)で労働法制改悪を阻止し、パククネ政権を追い詰めています。日本でも動労総連合を軸に闘う組合の拠点をつくり、ゼネストで安倍の戦争・改憲・総非正規職化の攻撃を打ち砕こう。そして労働者が主人公の新しい世の中を開きましょう。労働運動をよみがえらせるための2・14中四国国鉄闘争集会にお集まり下さい。

2016/01/21

1.21山陽測器に解雇撤回求め社前闘争|広島中央支部


 1月21日、山陽測器の解雇攻撃に対して社前闘争を行ないました。M組合員に対するデタラメな解雇攻撃をはねかえし、ユニオンに加入してともに闘おうと職場の仲間に訴えました。また同日、動労西日本のJR西日本印刷事業所廃止絶対反対の社前闘争にも立ち上がりました。

山陽測器桐木社長は不当解雇を撤回せよ!
解雇責任からの逃亡を許さないぞ!

山陽測器で働く労働者の皆さん!あけましておめでとうございます。
 中国発の世界同時株価暴落と朝鮮半島をめぐる戦争危機で2016年は幕を開けました。安倍政権と資本家階級は、労働者に対する解雇、非正規化、貧困化の攻撃を激しくかけています。生きるために労働者は団結して立ち上がり、社会の1%にすぎない資本家の支配を打倒して労働者が人間らしく生きられる社会を作る、そういう時代がやってきました。
 広島連帯ユニオンはM組合員の解雇撤回を勝ち取るために今年も闘います。ともに団結しましょう!

解雇の責任さえ労働者に押し付ける桐木社長

M組合員に対する不当解雇を撤回させるため、広島連帯ユニオンは社前闘争とともに広島県労働委員会に対し「解雇は不当労働行為」と申し立てて闘っています。
 12月18日、会社側から証拠書類が労働委員会に提出されました。M組合員の解雇の「正当性」を主張するために出されたそれら証拠は一つ一つが本当に怒りに耐えない、許しがたいものです。
 その一つは、M組合員が仕事でどういうミスをしたかなど事細かに報告させたものです。60ページにもわたるもので、ただM組合員を解雇に追い込むために膨大なエネルギーを割いてこのような密告文書の作成を労働者に強いていたということです。本当に許しがたいことです。
 さらに、もっと許しがたいのは「M組合員の配転か解雇を要望する署名」として社員の署名を出してきたことです。あたかも社員が自主的に署名を集めたかのような体裁をとっていますが、明らかに会社が社員に踏み絵を踏ませるように書かせたものであることは明らかです。
 重要なことは、会社はなぜこんなものを解雇を争う労働委員会の場に証拠として出したのかということです。桐木社長は自分の意思で、M組合員を解雇しておきながら、解雇の責任を労働者に負わせようとしているのです。解雇しておきながらその責任からも逃げる! なんという卑劣なやりかたでしょうか! まさに「社長失格」です。
 会社が提出したこの証拠こそが、逆に今回の解雇がいかに不当な解雇であったかを示しています。

労働組合に加入し団結して闘えば勝てる

世界大恐慌の時代、世界中で企業の倒産、労働者への解雇が吹き荒れ、ますます激しくなって行こうとしています。企業の大小を問わず全ての資本家どもは自分たちだけがいかに生き残るか、そのために労働者からどうすればもっと搾り取ることができるか、このことだけを必死で考えています。そして労働者が団結して立ち上がらないか戦々恐々として労働者をいかに分断するかを必死になって考えています。
 山陽測器の桐木社長もまた、この情勢の中で労働者をもっとこき使って、もっと搾り取るために、労働者の分断を狙ってM組合員への解雇攻撃を仕掛けてきたのです。
 しかし、労働者は労働組合で団結し、原則的に闘えば勝てます。労働者への解雇・非正規化が横行する出発点となった1987年国鉄分割・民営化での解雇攻撃も、動労千葉を先頭に職場での団結拡大を基礎に闘った結果、ついに最高裁に「不当労働行為」を認定させる勝利を勝ち取りました。(2015年6・30判決)。山陽測器においても、ユニオンの団結で闘ったからこそ、不当なボーナスカットに対して労働委員会において組合勝利の命令を勝ち取ったのです。一見強大に見える会社や国も労働者が団結して闘えば勝つことができます。
 山陽測器のM組合員解雇撤回闘争は、今日本中で横行する「自由な解雇」攻撃との最先端の攻防です。日本中の労働組合が注目しています。山陽測器・桐木社長は広島連帯ユニオンだけではなく、日本中で資本の解雇攻撃に怒る全ての労働者を敵に回したことを思い知ることになるでしょう。
 山陽測器で働く労働者の皆さん! M組合員の解雇を撤回させ、山陽測器を労働者が生き生きと働ける職場に変えましょう! ユニオンに加入して共に闘いましょう!

2016/01/20

1.20安佐市民病院前でビラ入れ|医療福祉支部

非正規職撤廃・貧困をゆるすな16春闘を闘おう!
病院機構はS組合員をただちに「正式採用」せよ!

 広島連帯ユニオンのS組合員は、昨年3月に看護師として、安佐市民病院に入職しました。半年間は「試用期間」であり、その後、「正式採用」になるということで勤務していましたが、病院側は8月の団体交渉において、不当にも「試用期間延長」とし、さらに半年間の不安定な雇用状態を強制してきました。その結果、要員不足による超過重労働と相まってS組合員は病気休職を余儀なくされています。半年で退職せざるをえなくなったり、病気になったりという職員はS組合員だけではありません。命を守るべき医療の現場で、このように働くものが使い捨てにされていくことなど、絶対にゆるせません。病院機構は、すべての市民病院を、全職員が安心して働ける職場にし、半年以上も勤務してきたS組合員を無条件で「正式採用」せよ!

独立行政法人化という公立病院の民営化に原因!

 「試用期間」とは、その職場に慣れ、仕事を覚える期間に過ぎません。その期間の終了をもって解雇するのは自由などとしているのは、まったく許しがたい「制度」です。雇い入れた労働者を「試用期間」でふるいにかけ、使い捨てにしていくやり方は、医療が民営化によって金儲けの対象にされていったことと一体です。
 医療や介護とは、病人やけが人の手当てをすること、お年寄りのお世話をすることなどであり、本来「金勘定」できないもので、人間としての社会的共同性に基づいたものです。だからこそ、「利潤」で動くこの資本主義社会にあっても、公立病院が重要な存在となっていました。しかし、現代の新自由主義は、あらゆるモノコトを金儲けの対象にし、医療・介護の分野からさえ儲けを搾りだそうとしています。医療機関や福祉施設での事故や「事件」もすべて「命より金儲け」の民営化によって起こっています。にもかかわらず、それらは現場で働くものの「自己責任」にされています。広島連帯ユニオンは労働者、患者を犠牲にする公立病院の民営化に絶対反対の立場で闘います。

労働者の団結で、職場の現実を変えよう!

 S組合員の「正式採用」を求めるとともに、民営化による職場の現状を追及するために、機構との団体交渉を再設定します。正規、非正規を問わず、あらゆる職種の職員は、労組に結集し、団体交渉に参加しましょう。

2016/01/19

サンナビの年末不当解雇を許さない|広島地域支部

年末不当解雇を許さない! 1月27日団体交渉に集まろう!会社は事実を明らかにせよ!

サンナビで働く皆さん。
 この度の大量退職については、突然のこともあり、思うところもかなりあるのではないかと思います。
 もちろん、単なる退職ではなく会社による不当解雇そのものであり、絶対に許せません。

会社は不当解雇をただちに撤回せよ!

社長は会社の状況を従業員全体に説明せず、いきなり選択的個別に電話等で連絡しての退職勧奨。そして、『会社都合による整理解雇』(社長)と言いながら整理解雇の要件さえ満たさず、既成事実を作ることで事を進めています。
 退職勧奨を受け入れた皆は誰一人、好き好んで“退職届”を書いたわけではないでしょう。会社は「整理解雇」や「会社都合」などと従業員の皆を言いくるめて解雇に追いやったのです。しかも、年末年始休業直前という時期を選んだというやり方や、対象と内容を選別した電話連絡、『(パートは切っても)社員は切らない』(社長)などと、はじめから従業員の抵抗を恐れて従業員同士を分断することを企てていました。職場で相談する時間さえ作らせないやり方は本当に許せません。
 こんなことを放っておいていいわけがありません。こんなことを認めていたら、いつでも「会社都合」と称して解雇されてしまいます。

労働組合に結集し、団体交渉に参加しよう!

事実を明らかにするために、広島連帯ユニオンは株式会社サンナビに対して団体交渉を申し入れ、今回の事態について徹底的に追及したいと思います。2016年1月27日(水)19時から会社で行われる予定です。
 組合員でなくても参加できますし、歓迎します。労働者の団結で、会社の思惑を明らかにさせ、解雇された全員の職場復帰を勝ち取りましょう!二度とこのようなやり方は許さないことを突き付けましょう!

2016/01/16

動労西日本が第10回定期大会を開催


 1月16日、動労西日本の第10回定期大会が開催され、広島連帯ユニオンからも大挙参加しました。広島連帯ユニオンから壹貫田書記長が連帯のあいさつに立ち、軽井沢のバス事故について、格安バスツアーを利用せざるをえない学生と非正規の運転手という新自由主義が行き着いた現実を、動労西日本の組織拡大を共に担い闘う労働組合をつくることでひっくり返そうと訴えました。
 定期大会終了後、2.14中四国国鉄闘争集会の第2回実行委員会が開催されました。2.14集会を、16春闘を安倍政権による貧困と非正規職化・戦争政治と対決する総決起の場とすることを確認しました。全力で参加しよう!

2016/01/09

新年旗開きを開催


 1月9日、広島連帯ユニオンと三菱広機分会、広島労組交流センターの合同旗開きを開催しました。三菱広機分会の竹中委員長の乾杯の音頭で開会。組合員全員が退職してもなお「労働組合に定年はない」と闘いぬいている三菱広機分会と、ユニオンや交流センターの青年労働者が一同に集まり、2016年の闘いに向けた決意を鮮明にしました。
 大激動の時代が始まりました。年初より世界中で株価が暴落しアベノミクスの虚構もついに崩壊しました。大恐慌がいっそう深まる中、世界戦争の危機も切迫しています。労働者にますます激しく襲いかかろうとしている首切りと低賃金に対して、16春闘をストライキで闘い国際連帯で戦争を阻止する熱い思いがあふれる旗開きとなりました。


2016/01/01

2016年闘春


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。