2015/08/31

4・22山陽測器団交速報 社長及び役員は団交から逃亡!再度のボーナスカットを宣言! 労働者を消耗品扱いするブラック企業=山陽測器の不当なボーナスカットを許さない!

 4月22日(水)、広島連帯ユニオン中央支部は(株)山陽測器との団体交渉を行った。
 
 山陽測器は昨年、M組合員に対して解雇攻撃を行ったが、ユニオンの団結した力でこれを撤回させた(昨年4月)。しかし、会社側はM組合員への解雇攻撃の継続として春のボーナス(決算賞与)の半額カット(額にして10万円以上)を強行し、その後1年にわたって日常的にもパワハラを行ってきていた。M組合員は会社側の攻撃と対峙し、ユニオンの団結を守り抜いて闘ってきた。そしてボーナスカット攻撃を含む会社の攻撃に対して、不当労働行為としてとして広島県労働委員会において争ってきた。


 今回の団交は4月のボーナスを前にして、再び不当なボーナスカットを許さない闘いとして取り組んだ。今回の団交では会社側は代理人弁護士のみが出席し、社長以下役員は全員団交から逃亡した。そして断じて許しがたいことに昨年に引き続き、春のボーナスの半額カットを強行することを宣言してきた。

 
 労働者はだれでも年間の収入を見越して生活を設計している。10年以上にわたって支給されてきたボーナスを一方的に半額にカットするなどということは絶対に許されない。しかも、前回の決定も今回の決定も本人には何の説明もなく、「説明の必要はない」と居直っている。「ふざけるな!」「会社としての常識がないのか?」「労働者の生活のことなど全然考えていない」「労働者を消耗品としか思っていない!」「継続的な嫌がらせ、いじめだ!」。M組合員先頭に徹底的に弾劾し、怒りを叩きつけた。

 
 今回の決定の理由について会社側は「昨年と同じ評価のため」などというふざけた理由しか答えられず、どのような評価を具体的に行ったのかまったく言及できなかった。これはあらかじめボーナスカットありきの結論があったということであり、まさに組合敵視の不当労働行為の上塗りだ。

 
 団交においてユニオンはボーナスカット白紙撤回と、最低でも一昨年までの水準以上のボーナス支給を行うことを要求した。そしてあくまで不当なボーナスカットを強行するならば「組合としてあらゆる手段で争う」(M組合員)ことを通告した。合わせて、現在係争中の労働委員会決定を待たず、昨年カットしたボーナスも直ちに満額支給することを要求した。


 広島連帯ユニオンは労働者を使い捨ての消耗品のように扱うブラック企業=(株)山陽測器の攻撃を断じて許さず、白紙撤回=満額支給まであらゆる手段で闘う決意だ。

2015/08/30

8.30戦争法絶対反対デモ


 8月30日、安倍政権による戦争法制定に絶対反対のデモを行いました。国会前10万人、全国100万人の行動とひとつになって、原爆ドーム前から八丁堀福屋前を折り返して原爆ドーム前へ、本通りアーケード街を往復しました。スタンディングで戦争法に反対する皆さんと熱いエールの交換、沿道からは続々飛び入りが!参院での採決を絶対阻止しようと、広島の街じゅうから反対の声があがりました。


 デモのあと、9.27広島国鉄闘争集会の実行委員会を開催しました。戦争法絶対反対の闘いと一体で国鉄闘争の前進をかちとり、グラグラの安倍政権を倒そうと、集会の成功に向けて熱心な討論が行われました。広島連帯ユニオンも、動労西日本の広島印刷事業所廃止反対の闘いをともに闘い、組織拡大に打って出る決意を新たにしました。


2015/08/21

『団結』No.227を発行|広大生協労組



8.23『ストップ!戦争法』市民集会&デモ

団結した労働者の力で、時給1000円を勝ち取ろう

広大生協労働組合
機関紙『団結』No.227
(2015/8/21)
働く仲間のみなさん、
 今月二度目の労組機関紙『団結』をお届けします。
 「大学休暇期」もあとわずかで終わりです。夏休みの閉店で収入が途絶えた人、契約とはちがって土曜日出勤を断れなかった人、、、、結局、生協理事会が利潤を最大限あげるために、労働者が権利もない「商品」のように扱われた結果です。
 9月からいよいよ秋闘開始です。労働組合は次の要求をかかげて闘います。労働組合に結集し、団結して大幅賃上げをかちとりましょう!

① 最低時給を1000円に!

生協理事会が出している7月末決算書によると3月からの累計で、1億5400万円の利益
が出ています。売上が1億4000万円も増えているのに、人件費は600万円しか上がってないのが大きな要因でしょう。人手不足で、労働密度が高くなったはずです。まさに、搾取です。
 それを象徴するのが、中四国事業連合方式導入による「持ち帰り残業」の恒常化です。労働組合員の谷口さんが声をあげ、労働者の団結した力で、遅延分の利息も含め取り戻しました。ところが理事会は「今後は払わない」とデタラメをいってます。

② 準職員規定の一方的な改悪の撤回!

今年十月1日から広島県の最低賃金は769円になります。5年前に準職員から一方的に一時金(賞与)が奪われ、見せかけの時給アップ(760円)が仕組まれましたが、それすら最低賃金を割ることになります。広大生協は準職員規定の改悪で6000万円程度もうけ、その内4000万円を大学に寄附した。よって次のように要求します。
一、準職員改悪で労働者が受けた不利益の弁償。
二、準職員改悪と同様に最低賃金割れ回避のための「通勤手当改悪」の撤回と謝罪。

安倍のために子どもを戦場に送らない!

8月23日(日)14時から中央公園で『ストップ!戦争法』市民集会&デモ
主催;芸陽バス労働組合などで結成する集会実行委員会 

  「戦時中に戻ろうとしている」

8月6日ヒロシマで、8月9日ナガサキで第二次世界大戦の生き証人とも言うべき被爆者が安倍首相の戦争法制定の狙いを批判しました。
 7月15日、安倍は衆議院で戦争法案の採決を強行しました。しかし、労働者・市民はそれにへこたれることなく、かえって反対運動は大きく盛り上がっています。
 武藤衆議院議員が「戦争反対は利己主義」と発言したり、中谷防衛大臣がかってに自衛隊統幕の将軍たちに戦争計画の実践準備を指令していたことも発覚し、労働者の怒りは増すばかりです。自衛隊員(軍服を着た労働者)も「戦争するために入ったのではない」と除隊する人も増え、その結果「徴兵制復活」も否定できなくなりました。
 安倍首相は戦争法を進める一方で、「生涯派遣」にさせられる派遣法改悪や残業代ゼロ法案の成立も狙っています。労働者の抵抗の拠点である労働組合をつぶそうとしています。労働組合をなくして、経営者が労働者の首切りを自由にできるようにして、資本家のもうけを守ろうというのです。クビを切られた労働者は、「食うために」自衛隊に入らざるをえなくなる。
 安倍首相の狙いに対し、全国の労働組合で「ゼネラル・ストライキで戦争法を阻止する」という気運が盛り上がっています。社会の主人公である労働者が武器を作らされ、実際にそれを使って戦争をさせられるのです。一部の資本家や政治家、将軍が戦争をするわけではありません。だから、労働者が立ち上がって反対すれば、戦争は阻止できます。百年前のロシア革命はそれを証明しました。労働者の誇りをもって闘いましょう!



2015/08/17

不当な退職強要を許さない!|医療福祉支部


安佐市民病院、団体交渉当日、当該組合員と連帯ユニオン地域支部の仲間、医療産別の仲間でビラ配布。注目度120%!!

本日(8・17)病院と団体交渉!
不当な退職強要を許さない!

安佐市民病院で働く労働者の仲間のみなさん!私たちは、ひとりでも加入できる労働組合『広島連帯ユニオン』です。本日、連帯ユニオン組合員、看護師Aさんへの不当な退職強要問題について、団体交渉を行います。
 看護師Aさんに対して、看護師長、看護部長が個別面談を繰り返し、進退を問うなど、労働者としての誇りを失わせ、自主退職を促すような言動が行われています。研修や指導もそこそこに即戦力として業務にたたきこみ、そして管理職の意に添わなければ退職強要まがいの圧力をかけるようなやり方は不当極まりないことです。
 ユニオンは今回の団体交渉で、Aさんの問題は、安佐市民病院で働くすべての労働者の問題として、病院や管理職による不当な労務支配の内容を明らかにします。

「安全より金儲け」への 安佐市民病院の変質を許さない!

命や死に向き合う医療職場だからこそ、労働者を酷使したり使い捨てにするようなことは絶対に許されません。しかし、アベノミクスの下で医療・介護は資本家にとって新たなビジネスチャンスと位置付けられ、銀行や企業が利潤目当ての投資先にしています。広島でもこの2~3年、いくつもの救急病院が先を争うように増改築され、経営の再編が行われてきました。公立病院(市民病院)の独立行政法人化という形での民営化もこの流れの中で 行われました。
 これらの経営再編の核心は、徹底した営利追求と労働者の分断・組合破壊です。業務の外注化を進め、職員を非正規職に置き換え、労働者の団結を破壊し、バラバラにすることで営利追求を貫徹しようとしています。「安全より金儲け」の経営方針によって、収益を上げることがとことん追求され、どこでも慢性的な要員不足で過重労働です。膨大な業務と圧力の下で、労働者が心身ともに疲弊しても体が壊れるまで酷使し続けるのが奴らの手口です。
 これらの経営再編の核心は、徹底した営利追求と労働者の非正規職化、分断・組合破壊です。業務の外注化を進め、職員を非正規職に置き換え、労働者の団結を破壊し、バラバラにすることで営利追求を貫徹しようとしています。「安全より金儲け」の経営方針によって、収益を上げることがとことん追求され、どこでも慢性的な要員不足で過重労働です。膨大な業務と圧力の下で、労働者が心身ともに疲弊しても体が壊れるまで酷使し続けるのが奴らの手口です。

ユニオンに加入し 団結して職場を変えよう!

職場の理不尽な現状は仕方のないことではありません。労働組合の団結と闘いがあれば職場を変えることができます。労働組合は、労働者に矛盾や犠牲を押し付けてくる資本や経営と闘うものです。経営に協力するために存在するものではありません。労働組合の団結と闘いで不当な労務支配やパワハラをはねかえしましょう。
 広島連帯ユニオンは、「民営化・外注化絶対反対!」「非正規職撤廃!」という労働者の立場に立って闘う労働組合です。安佐市民病院で働く労働者の仲間のみなさん、下請けや外注先の会社の労働者の皆さん。広島連帯ユニオンに加入して労働組合の団結と闘争で職場を作り変えましょう!

2015/08/16

韓国大邱の城西工団労組を訪問、移住労働者決意大会に参加


テグ・ソンソ公団労組の仲間と
世界の労働者よ団結せよ!
広島連帯ユニオンの同志を歓迎します
民主労総ソンソ公団労働組合

まっかっかな横断幕!!!


移住労働者決意大会








 韓国 大邱の雇用労働部の前で移住労働者の権利を守らないことに抗議する行動に参加。移住労働者を多く組織する城西工団労組と移住労働者を支援する団体の交代で毎日昼休みに最低1人でも登場して抗議行動をしているとのこと。
 緑のペンキの跡は以前の抗議闘争でペンキ爆弾を投げつけた跡。建物だけは綺麗にしたらしい。前の歩道には抗議のメッセージが。






大邱 雇用労働部の前
谷口組合員は自分で韓国語で抗議のアピール


韓国大邱MBCで放送された移住労働者決意大会の報道。広島連帯ユニオンの訪韓団も写っています

2015/08/14

機関紙『連帯』8月号を発行

機関紙『連帯』8月号を発行しました。8.6ヒロシマの闘いを満載!

2015/08/11

8.6ヒロシマ大行動が大成功!安倍を痛打!


 被爆70周年の8・6ヒロシマ大行動は、1100名の結集で戦争絶対反対の団結を一層固め、戦争法制定と原発再稼働へ向かう安倍政権を痛打しました。さらに私たちの団結は国境を越え、国際連帯で戦争を阻止する展望を大きく前進させました。韓国の大邱から、城西(ソンソ)工団労組の3名の仲間がゼネストの渦中から参加してくれました。世界各国の労働団体からも、「世界の労働者がひとつだ」と実感できる感動的なメッセージ(8.6ヒロシマ大行動のサイトへ)が寄せられています。ゴアレーベンのケアスティン・ルーデックさんのメッセージには、
「権力を握った各国の政府は人民の幸福のことなど考えていない、頭にあるのは「世の中を回すのは金」ということです。私たちは多数だ。私たちは力があり、国は違っても同じビジョンのもとに立ち上がるんだ。再び核による惨禍が起こる前に、すべての原発とすべての核兵器プログラムを廃絶しよう!!」
とあります。全くそのとおりです。


 安倍首相の祈念式典出席を弾劾する大行動のデモは、沿道の拍手する人、手を振る人、いっしょに拳を突き上げる人たちと、感動的な合流を実現しました。式典では安倍のスピーチに対して「戦争をやめろ!」「戦争法案撤回しろ!」と弾劾の声がたたきつけられ、拍手までおこりました。戦争への道を強行すればするほど、安倍政権の危機は深まるばかりです。安倍政権を倒そう!絶対倒せる! どんな弾圧にも屈せず「戦争絶対反対」で立ち上がったなら、押さえつけられてきたあらゆる怒りを解き放ち、ひとつにまとめることができる。そう実感できる8月6日のデモでした。


 広島連帯ユニオンは、動労西日本の仲間とともにヒロシマ大行動の成功を牽引しました。特に、真保副委員長(草津病院支部書記長)の解雇撤回闘争を、8・6ヒロシマ大行動と一体で闘ったことが重要です。7.29ストライキを、「絶対に解雇を撤回させるぞ!」「病院の合理化・安全破壊と闘う組合つぶしを許さないぞ!」と、ユニオンと地域の仲間が団結してたたかい抜きました。職場の仲間の圧倒的な共感を生み出し、闘う労働組合をつぶそうとする病院資本の目論見を完全に粉砕しました。8月5日には、民主労総・城西工団労組の仲間と共に門前闘争を闘いました。労働組合にはあらゆる怒りをひとつにする力がある、労働者の階級的な団結こそが安倍政権を倒す、核も戦争もない社会をつくる展望をストライキが実際に示しました。


 櫻井よし子は日本会議広島支部の広島平和ミーティングで講演し、次のように言っています。
「いま必要な事は、自分の事は自分で守れる体制を早急に築く事。そして穏やかで、協調性を尊重する、日本的価値観や文化を世界に広める事である。実際、中韓以外のアジア諸国はそれを切実に求めている。これを国際社会で実現するには武力が必要。」
中国や韓国の労働者と私たちを分断しようとしています。絶対許せません。しかし、韓国・民主労総の仲間はゼネストに立ち上がり、中国でもデモやストに立ち上がっています。私たちと同じように、新自由主義と闘っている。必ず団結できます。また櫻井は、150万人の労働者を組織し改憲や徴兵制をうったえるUAゼンセンをもちあげて、連合を産業報国会にしようとしています。しかし、UAゼンセン傘下の労働者は、私たち広島連帯ユニオンが組織している労働者とおなじ、非正規職や女性労働者がおおくをしめています。労働組合とはこうだというものがハッキリすれば、必ず立ち上がります。被曝労働拒否をストライキで闘う動労水戸をみて、青年労働者が結集し、原発労働者が労働組合をつくるんだと立ち上がっています。だからこそ動労総連合を全国に!、広島でも動労西日本の広島印刷事業所閉鎖絶対反対をともに闘い、組織拡大を実現へ!



 8・9ヒロシマー8・9ナガサキの闘いから8・15へ、「戦争絶対反対!」「安倍を倒せ!」の1000万人の大運動を巻き起こそう! 9月、全国で国鉄集会を大成功させ、日本でゼネストを切り開く先頭で闘いましょう。


2015/08/10

厨房の人員体制、窒息誤嚥事故について、団体交渉で追求|高陽第一診療所労組

 

厨房の人員体制、窒息誤嚥事故について、団体交渉で追求

① 事故の原因・問題点・対策 ②家族への説明 ③補償の問題
を1週間以内に組合へ説明することを確認
理事会は誠実に回答せよ!

2015年8月10日
高陽第一診療所労組機関紙

 ●職場に安全を作るたたかいで「命より金もうけ」の新自由主義医療をひっくり返そう!

 今回の団体交渉は、厨房の人員問題とデイサービス利用者の誤嚥事故に対し、職場の安全を追及しました。新施設の開設の強行は厨房に重大な人員問題を引き起こし、労働強化と長時間労働で職場が危険な状態にまでなっています。新施設開設強行と食事の外注化は安全を崩壊させています。コスト最優先で職場の安全が崩壊している事、これは厨房だけの問題ではなく全職場における問題であることを、団体交渉で追及しました。
 理事会は今回の交渉で、これからの経営状態によっては労働条件の引き下げ・賃下げやボーナスのカットまで言い出しています。これ以上労働者や安全にかけるお金はないということは「命より金の新自由主義医療への完全シフト」を宣言する交渉の内容となりました。職場の安全は理事会の経営権で守られるものではなく、労働者が命と生活を守るために団結して闘うことで実現されていくのです。労働組合に入って共に職場に安全を作りましょう!

●「闘いなくして安全なし」今こそ国鉄闘争に学び闘おう!

 デイサービスの利用者の誤嚥事故の責任は、理事会の無責任な新施設経営にあり、現場の労働者はもちろん、利用者や家族の責任でもありません。この事故に理事会は利用者の嚥下の低下と食事形態を理解しない家族が原因で、現場の職員の食事介助のスキルの問題で責任を逃れようとしています。絶対に許すことはできません!食事を外注化して起こったこの事故は必然で、この事故を食事の外注化の問題にさせないために、職員を分断して安全を崩壊させています。
 外注化は闘わない限り止める事は出来ません。すべてを仕方ないとあきらめて理事会の決めたように進めたら、絶対に重大事故が起こることになります。職場で安全を作るために労働組合で闘うことが今の診療所には一番必要だと思います。これから医療福祉現場への矛盾は大きくなるばかりです。国鉄闘争は、分割民営化から28年、労組破壊の解雇を許さず、10万人署名運動を達成し、政府の不当労働行為を最高裁で認めさせました。JRの合理化・安全破壊とますます闘っていくことを宣言しています。医療福祉現場でも安倍政権の攻撃に対して、外注化・非正規化に絶対反対し、すべての職場に安全を勝ちとっていきましょう!
食事の外注化・クックチル方式とは・・ 調理加熱後、急速冷却することで一定期間保存できるようにした調理法。非正規労働者が大半の工場で大量生産で、コスト削減することがねらい。施設では加熱して配膳するだけ。厨房調理員の削減、人件費削減のために、全国の病院、高齢者施設へ導入が進んでいる。今まで診療所厨房で配慮してきた、一人ひとりの患者さんに対する配慮ができず、安全が二の次にされている。労組は絶対反対でたたかっています。

8・6ヒロシマ大行動に1100名が結集!
「戦争法絶対反対!安倍たおせ!」の怒りが共鳴!
8・9ナガサキ集会にも参加!

 朝7時、原爆ドーム前に結集。
記念式典に出席し、被爆者の反戦・反核の思いを踏みにじる安倍首相を許さない!とデモ行進。
 大行動集会では、戦争法絶対反対の闘いはこれから!労働組合が、職場からストライキ・ゼネストを組織してたたかおう!と参加者が一丸となりました。

 大集会後のデモ行進には、飛び入り参加がたくさん。今、行動が求められていると実感。高陽第一診療所労組は、広島連帯ユニオンや広島の仲間と、韓国、大邱市から駆けつけた民主労総の仲間と一層団結を固めて、そして団結を拡大してたたかいます。
夏から秋ますます元気に闘いましょう!
 関連行事として、医療・福祉産別労働者全国交流集会、避難・保養・医療全国交流会、全国医師交流集会が開催されました。
 8・9長崎集会にも参加し、城臺美弥子さんの長崎での福島からの保養の取り組みについて学び、思いを共有しました。

2015/08/05

草津病院理事会は真保支部書記長への不当解雇を撤回せよ!|草津病院支部

8.5民主労総・城西工団労組の仲間と門前闘争

勝利するまで闘うぞ
解雇撤回!病棟大再編絶対反対!

『医療の現場』No.96
2015年8月5日
広島連帯ユニオン草津病院支部書記長
真保修一

■ストライキで職場の多数の仲間から激励がよせられる!

草津病院の職場の仲間のみなさん! 7・29解雇撤回ストライキ闘争へのご支援ありがとうございました。職場の中では、ストライキという形で、怒りを行動にして実行したことについて、何人もの方から「よくやったね!」という激励をいただきました。草津病院ではこれまで、怒りと悔しさの中で声を出せずに退職したたくさんの仲間がいました。今回は病院の不当な扱いに声を上げた労働組合に、職場の仲間から期待が寄せられたのです。

■私たちは、勝利するまで解雇撤回闘争を闘い続けます

私は労働組合を結成して不当な経営と闘いながら看護師として21年10か月草津病院で働いてきました。職場の仲間の支持と支援がなければこんなに長い間勤められなかったと思います。7月30日の団体交渉においても、平田事務部長は、私の嘱託再雇用を不採用にした理由は「採用基準に合わなかったから」などと言いましたが、しかし解雇の本当の理由は、労働組合を結成して「人事考課制度」と闘ってきたことですから、労働組合に対する不利益な扱いに他なりません。組合は、「真保支部書記長の解雇を不当労働行為である」として、広島県労働委員会へ申し立てました。私たちは、28年間「解雇撤回!原職復帰」で闘い抜く国鉄闘争にトコトン学んで、勝利するまで闘い続けます!

■安全より金もうけの病棟大再編絶対反対

私を不当解雇して労働組合を排除しようとしたもう一つの理由は、本年進められている病棟大再編です。病棟大再編の現状は破産的な状態です。理事会は、8月に内装工事を完了させ、9月に5病棟を「救急病棟」として申請すると言っています。危険極まりないことです。こんなことは、すべての矛盾や犠牲を労働者に押し付けなければできるものでははりません。8月―9月の救急輪番になって、5病棟の59床もの救急患者に対応する看護師やスタッフをどこから集めてくるつりなのでしょうか。またこの救急体制に対応する7病棟の急性期病棟への転換は簡単なものではありません。看護師の頭数だけ合わせれば利益が生まれると考える理事会や経営幹部はとんでもない考え違いをしています。

■強制配転・労働強化・自主退職へ追い込み、非正規職化を進めれば、安全が崩壊する!現場から絶対反対の声を!

8月―9月は、危険で多忙な激務の中で、強制配転が言い渡されます。欠員となった常勤や嘱託雇用のケアワ-カーに補充はなく、介護職を派遣労働者や非正規職に置き換えようとしています。全面的な救急病院化政策の病棟大再編のためにすべての職員をふるいにかけています。安全より金もうけの病棟大再編を許すことは、労働者が安全に働くこと、生きる権利を奪われることです。すべての草津病院の労働者のみなさん!組合に加入し、団結してともに闘いましょう!

2015/08/04

F組合員がサンナビで労働者代表に!|広島地域支部

 吉報です。サンナビのF組合員が、7月27日開票の労働者代表選挙において、全13人票中9票を獲得して職場の労働者代表となりました!
 この間、サンナビでは労働組合として職場アンケートに取り組み、去る7月3日、要求書を会社へ提出しました。その後、F組合員は、自らの言葉で組合員としての思いを職場ビラで明らかにし、昨年の解雇撤回闘争勝利をさらに発展させ、それが、急速に職場の労働者からの支持を集める決定的情勢を引き寄せました。
 投じられた9票すべてが、日頃からF組合員が、職場の労働者と「呼吸」をするように団結してきたがゆえの「信頼」です。これは、ただ単に多数派になったことにとどまらず、「労働者は分断を打ち破って団結すれば勝てる」ことを示すと同時に、労組の存在感を労働者にも会社にも示す「合同労組運動」の展望を切り開くものです。

 闘いは、まさにこれからです。7・31団交を支部の団結で闘い抜き、いざ8・6ヒロシマ大行動へ!

2015/08/03

美泉はOさんの解雇を撤回せよ!


美泉はOさんの解雇を撤回せよ!
7月31日、解雇撤回を求めて第1回の団体交渉を行ないました

解雇の本当に理由は逮捕されているTさんの支援
 グループホームよってきんさい草津で働くO介護福祉士は「配置転換に応じない」などを理由として解雇されました。ほんとうにひどい話です。「配置転換に応じない」ということが理由にされていますが本当の理由は介護現場で起きた事故で逮捕起訴された仲間の支援をしていることなのです。
 解雇の理由とされた配置転換の話の中で、美泉のF代表は「逮捕されているTさんに会いに行つているのは本当か?」「あなたは美泉の職員なんですよ!」と激しく詰め寄ってきました。その時Oさんは、応じることが不可能なような遠距離の配転を強要するのは、Tさんに会って激励していることをやめさせるためなんだと思いました。

Tさんには一切何の責任もありません

 介護福祉の労働現場は安倍の成長戦略の柱とされ「金もうけがいちばん」の経営の中、極限的な状況になっています。夜勤でのひとり勤務は当り前で、すき家の「ワンオペ」よりひどい状況が生み出されているのです。T君は、事故が起きる前の7日間、連続して夜勤を行なわされてきました。美泉のF代表は日常から大声でどなり散らし、119番通報さえも代表の許可なしには行うことは出来ません。T君の逮捕の原因となった事故はこうした状況の中で起きました。
 介護福祉士の誰もが、自分の職業に誇りを持ち働いています。その誇りを打ち砕くような労働現場になっているということが、今回の事件の最大の原因であり、それ以外の原因はありません。Tさんには一切の責任はない。これがOさんの立場であり、広島連帯ユニオンの立場です。

労働組合の団結の力で勝利しよう!

 不当な解雇は許しません。不当な逮捕も許しません。労働者が団結すれば勝利出来ます。労働組合を甦らせ、労働者は団結しよう!共に闘い勝利しよう!


<2015年5月19日のマスコミ報道より>

けがした入居者を放置か 介護福祉士の32歳男を逮捕

広島市の介護施設で、2階から転落したとみられる女性に手当てを受けさせなかったとして、介護福祉士の男が逮捕された。女性はその後、死亡が確認された。
 介護福祉士の容疑者(32)は18日午前6時20分ごろ、広島市の介護施設の敷地で、けがをして倒れていた入居者の女性(82)を見つけたにもかかわらず、手当てを受けさせずに放置した疑いが持たれている。女性は、異変に気付いた別の職員の通報で病院に搬送されたが、死亡が確認された。女性は2階の窓から転落したとみられている。容疑者は調べに対して、容疑を認めている。警察は、遺体を司法解剖して、放置されたことと死亡の間に因果関係があるか調べる方針。

2015/08/01

解雇・病棟再編との闘いはこれからだ|草津病院支部


解雇・病棟再編との闘いは、これからだ!
7.29ストライキを決行!


 組合は、多くの職場の仲間の解雇撤回への支持を受けて、7・29に2名の指名ストライキを決行しました。病棟大再編が激しく進む中での真保支部書記長の7月末の嘱託不採用=不当解雇に対して、解雇撤回を求めて組合の実力を行使しました。またこのストライキは、「安全より金もうけ」の病棟大再編に絶対反対を貫く闘いでした。労働者の団結の力で、病棟大再編を止めさせ、真保支部書記長の不当解雇を撤回させよう!私たちとともに起ちあがり、職場の生きられない現実を自分たちの手で変えていきましょう!

7・30団交で不当解雇問題を追及!

7 月30 日、組合は草津病院と団体交渉を行いました。病院は「嘱託雇用しなかったのは『就業規則』の規定通り」というばかりでした。しかし問題は、その就業規則の内容や、再雇用の基準がまったく不当極まりないものです。結局は、働く意志がある労働者を理事会に従わないから再雇用しないということです。
 現在の「再雇用の基準」は、かつて、病院の言うがままの労働者代表との間で作った「選別制度」であり、理事会に都合よくでっち上げられた「就業規則」なのです。
 「再雇用の基準」の実態である今の「人事考課制度」は、理事会や管理職の意に添わない労働者は、評価は絶対に上がらない構造であり、そのために職場から排除され、退職せざるをえないシステムになっています。
 組合は、今回の真保支部書記長の不当解雇問題について、去る7 月24 日に、広島県労働委員会へ「不当労働行為救済」の申し立て行いました。解雇撤回まで徹底的に闘う決意です。

労働者の使い捨てを許すな!

理事会は、「定年退職後の労働者の生活や雇用は、病院とは関係ない」「病院に再雇用制度があれば、法的には問題はない。再雇用を望むかどうかはその職員の個人の問題。」と言い放ち、再雇用して欲しかったら組合の方針を変えて、人事考課制度を容認しろ!と言わんばかりでした。これは労働者の団結権を認めないと言っているに等しい態度です。理事会は組合が人事考課制度を拒否していることを百も承知で、このような「就業規則」をドロナワ式で押しつけてきたのです。このような労働者の生活に責任を取らない態度は、実は草津病院のすべての労働者に向けられています。
 労働者は「煮て食おうが焼いて食おうが理事会の自由」というようなあり方は、病棟大再編の配置転換と同じで、絶対に許せるものではありません。
 ともに怒りを爆発させていこうではありませんか!
 南館の外壁に横断幕を掲げて募集しても、看護師が集まらない現状であるにもかかわらず、平田事務部長は「現在の病院内の業務には、要員不足も過重労働もサービス残業もないと認識している」などと公言する始末です。
 勤務時間中にテンテコ舞いで働いても、さらに日勤者が18時、19時まで帰れないという現実、夜勤帯の仕事量が多くて事故やトラブルが頻発している現状を、「そんなものはない」と言い張る経営幹部に心から強い怒りが湧いてきます。職場では、人事考課制度にしばられて、事実を報告することすらできなくなっています。

組合に加入して下さい!ともに闘い団結を広げよう!職場から8・6ヒロシマ大行動へ!

草津病院が、なぜ労働者を酷使して安全より金儲けの病棟大再編に突き進むのか。それは大恐慌の深まりの中で、安倍政権が戦争への道をひた走り、社会保障を解体し、医療・福祉や労働者を食い物にして1%以下の資本家が生き残ろうとしているからに他なりません。今どこの医療・福祉の現場でも、とてつもない過重労働と安全崩壊が進んでいます。
 しかしその一方で、日本中いや世界中で労働者が起ちあがっています。ギリシャをはじめヨーロッパの労働者の闘い。韓国の医療労働者の労働組合はMERS と闘い、医療の外注化や非正規職化を進めてきたパククネ政権に対してゼネスト(ゼネラル ストライキ)に立ちあがっています。たとえ組合があっても、資本家と闘わず、資本家の利潤追及に率先協力しているような組合では、労働者を労働強化と戦争に追い立てるばかりです。
 来る「被爆70 年8・6ヒロシマ大行動」の団結力で生活破壊と戦争・原発の安倍政権を打倒し、社会を変えよう。
 草津病院で働くすべての仲間のみなさん!今こそ闘う労働組合・草津病院支部に加入し団結して、耐え難い現実に対して声を上げていきましょう!労働者が社会の主人公になろう!