2015/07/31

7.29真保副委員長解雇撤回ストライキを決行!


 7月29日、広島連帯ユニオンは真保副委員長(草津病院支部書記長)解雇撤回ストライキを行いました!
   草津病院は看護師として21年勤めて7月31日に定年を迎える真保草津病院支部書記長に対して、再雇用拒否の全く不当な解雇攻撃を行ってきました。病院にデカデカと「看護師募集」の看板を掲げているにもかかわらず!です。なんとしても真保書記長を解雇したかったのです。
  この解雇攻撃は「安全より金儲け」「労働者使い捨て」の草津病院の新自由主義医療に立ち向かって、一歩も引かず「絶対反対!」で闘う労働組合=草津病院支部の団結に追い詰められた病院による労働組合つぶしです。 草津病院支部は、「草津病院全体に溢れる怒りと結びつき、解雇撤回まで闘う」と、真保書記長と金光組合員がストライキに決起しました。
   朝7時30分、病院門前には、広島連帯ユニオン各支部組合員、高陽第一診療所労組、動労西日本、岡山大学医学部職員組合、広大自治会、全学連等約30人が結集しました。門前でのアピールを聞きながら、出勤する労働者が次々とビラを受け取っていきます。
  病院へのストライキ通告後、晴れやかな表情で正門前に出てきた2人を全員が大きな拍手で迎え、スト突入集会を行いました。スト決行の2人のアピールと、広島連帯ユニオン鈴木委員長、中山草津病院支部委員長の「断固闘う」決意に続いて、共闘の労働組合、学生から続々と連帯のアビールが行われました。全ての発言に、労働者階級の団結で社会を根底から変えていくという決意と、草津病院の労働者に対して、広島連帯ユニオン草津病院支部で共に闘おう!と団結を求める熱い思いが込められていました。最後に広島連帯ユニオン一貫田書記長の発言で締め括られた集会は勝利感と解放感に満ちていました。









2015/07/18

真保支部書記長不当解雇撤回!(医療の現場No.90)|草津病院支部

真保支部書記長不当解雇撤回!
「安全より金もうけ」の病棟大再編 絶対反対
組合に入って、一緒に闘おう!

『医療の現場』No.90(15/7/18)
広島連帯ユニオン草津病院支部

1.不当解雇撤回!組合の総力で闘うぞ! 

 広島連帯ユニオン草津病院支部の書記長であり、広島連帯ユニオン本部・副委員長でもある真保看護師に対する定年再雇用拒否=解雇攻撃を絶対に許さない!
 組合は絶対反対・解雇撤回で総力で闘います。この解雇は「安全より金もうけ」「労働者使い捨て」の草津病院理事会の経営に対して絶対反対で闘ってきた組合をつぶし、さらなる金もうけ主義の病院へと大再編していく攻撃です。
 草津病院で働くすべての労働者の怒りで、この不当解雇を撤回させましょう!

2.病棟大再編は破産した!職場の安全は崩壊寸前だ

 草津病院理事会が昨年末から強引に進めてきた病棟大再編=全面的な救急病院化に対して、組合は絶対反対で闘ってきました。この病棟大再編は労働者の誇りを奪い、不当配転で退職=解雇を狙うものだからです。そして全病棟でのさらなる要員不足・安全崩壊をもたらすものだからです。さらに、派遣労働者の導入で、全面的な非正規化・外注化をもたらすものだからです。
 いま、理事会が描いていた構想は行きづまり、病棟大再編は破たん寸前です。必要な人員は集まらず、労働者を病棟から病棟にたらい回しにしてなんとか成り立たせようとしています。
 その結果どの病棟でも人員不足・過労死寸前の超過重労働が横行し、いつ重大事故・事件がおきてもおかしくない安全崩壊寸前の状況になっています。

3.安全を守っているのは理事会ではなく労働者だ 

 草津病院理事会は金もうけ優先の経営に労働者が怒りを爆発させ団結して立ち上がることを恐れ、人事考課制度をいっそう改悪し、労働者を分断しようとしてきました。組合はこの人事考課制度に絶対反対で闘ってきました。
今回の真保支部書記長への解雇も直接的には組合が人事考課制度に反対していることを理由にしたものです。絶対許せません。
 いま、職場の状況は「誰か一人でも倒れたら崩壊する」「誰か一人でもやめたら成り立たない」という極限的な状況になっています。この中で労働者は人事考課制度による分断など実質的にぶっ飛ばして必死に力を合わせて職場を回し安全を守っています。その中で21年も草津病院で働いてきた真保看護師を解雇するなど許されない!
 一体、理事会はいまのこの職場の状況をなんだと思っているのか! 職場の安全について責任を取る気が少しでもあるのか! ただただ自分たちの経営施策の維持のために看護師を解雇するなど言語道断だ!
 私たち労働者は、いつも自分の職場で生き生きと安全に働きたいと考えています。しかしそれを破壊しているのが、資本家の悪らつな経営方針や管理職の労務支配です。病院が病棟再編の準備を始めた時期から今日まで、労働強化や強制配転で准看護師やケアワーカーが辛い思いで職場を去って行きました。もうこんなことは繰り返してはなりません。団結して声を上げましょう。

4.すべての職場の仲間は、組合に入って、団結して闘おう! 

 いま必要なことはこの「金もうけ優先」経営に絶対反対で闘う労働組合を職場に打ち立てることです。職場を回しているのは労働者であり、労働者が団結すれば金もうけ主義で突っ走る理事会と対抗し、働く者と患者の命を守ることができます。
 組合は、真保支部書記長解雇撤回闘争を、「安全より金もうけ」「労働者使い捨て」の経営絶対反対の労働組合を打ち立てる闘いとして闘い抜きます。
 草津病院で働くすべての労働者の皆さん!組合に加入し、ともに声をあげ、一緒に職場の現実を変えましょう!


2015/07/15

「戦争法案」衆院委員会採決弾劾!



 7月15日、衆院平和安全法制特別委員会で「安全保障」関連法案の採決が行われ、自民、公明両党の賛成多数で可決されました。絶対に許せません!広島からも多くの仲間が年休をとって国会前へ駆けつけました【写真上】。また、広島に残った仲間も八丁堀交差点から原爆ドーム前までデモ行進【写真下】。飛び入り参加も。
 安倍政権による採決強行に労働者の怒りは増すばかりです。8・6ヒロシマ大行動で安倍を倒そう!


2015/07/08

不当解雇は許さない!断固、解雇撤回で闘うぞ!|草津病院支部


解雇撤回闘争アピール

不当解雇は許さない!断固、撤回で闘うぞ!

広島連帯ユニオン草津病院支部書記長 真保修一(8病棟・看護師)


1.私の定年再雇用を拒んだことは解雇だ!

 私は本年7月末で定年を迎えますが、2006年より草津病院の中で労働組合を結成して、今日まで病院の数々の不当な労務支配と闘ってきました。このたび定年を迎えるにあたり、6月5日に草津病院より「嘱託雇用をしない」と通告されました。私は定年後も働く意思をはっきりと伝え、経営幹部はそれを確認しているにもかかわらず、再雇用を拒むということは解雇そのものです。
 解雇の本当の理由は、はっきりしています。私が草津病院の経営を批判し続け、職場の労働者の要求や怒りを代弁し、何よりも労働組合を結成して闘ってきたからです。私は不当解雇の撤回を求めて闘います。

2.病棟大再編で労働強化と安全崩壊!

 いま草津病院は全面的な救急病院化に向けて病棟大再編を強行しようとしています。この病棟大再編によって、多くの仲間が部署異動・賃下げ・自主退職を強要されつつあります。私たち組合は15春闘団交で、「病棟大再編絶対反対!賃下げ・首切り・安全崩壊を許さない!」と訴えて闘いました。現状はどうでしょうか。病棟大再編は破綻的です。草津病院のあらゆる職種の労働者を過労死するほど酷使して、しかも業務の中にとてつもない危険が広がっています。
 今こそ草津病院の労働者が本音の声を上げて職場を変える時です。私は看護師であると同時に労働組合の書記長として草津病院で働いてきました。病棟大再編をめぐって、職場の仲間の中に怒りが渦巻いている時に、労働組合の組合員であるということを理由にした解雇を、私と組合は絶対に許しません。

3.労働者を退職に追い込む病棟大再編絶対反対!

 安倍政権は、資本家が生き延びるために、労働者をいつでも自由に解雇できる制度を作ろうと狙っています。そしてそのために労働組合をつぶそうとしています。草津病院の経営もまったく同じです。
「 病棟再編計画」によって、元の5病棟(認知症病棟)で働いていた15人の准看護師と15人のケアワーカーを退職に追い込もうとしました。不本意な異動を強要しターゲットを定めて狙い撃ちです。そのために人事考課制度が使われ、パワハラが横行しています。また病棟大再編の中で、正社員や定年後の嘱託雇用のケアワーカーを非正規雇用や派遣労働に取り替えようとしています。労働強化に追い込んで根を上げて自主退職するのを待っているようなあくどいやり方です。
 私たち労働者は、いつも自分の職場で生き生きと安全に働きたいと考えています。しかしそれを破壊しているのが、資本家の悪らつな経営方針や管理職の労務支配です。病院が病棟再編の準備を始めた時期から今日まで、労働強化や強制配転で准看護師やケアワーカーが辛い思いで職場を去って行きました。もうこんなことは繰り返してはなりません。団結して声を上げましょう。

4.私への選別解雇を許さず、団結して闘おう!

 経営幹部や管理職の思うままに強制配転や首切りを許しては、労働者は生きていけません。労働者の誰もが公平とは思えない人事考課制度を使って、労働者を支配するのは止めろ!これまでどれだけ多くの仲間が犠牲になってきたことでしょうか。
 退職させたい者には「D評価」を付け、昇進させたい者には「A評価」を付け、「B評価」と「C評価」のはざまで労働者を操作して、労働強化とサービス残業に追い込んで、結局、労働者が身体を壊して命まで落としてきたのです。
 資本家や経営者は、労働者が組合に入って団結して声を上げることを最も恐れています。組合の存在と団結が最も強いのです。だから組合は職場の労働者とともに、過重な過重な業務を強要し安全を崩壊させる草津病院と闘い、勝利してきたのです。今ここで、草津病院で、労働組合の組合員である私の不当解雇を許したら、すべての労働者に対して、本当に首切り自由の職場にされてしまいます。
 私は自分の不当解雇の撤回を訴えることで、職場の労働者の怒りや悩みを共有し、労働相談を聞き、大きな団結を作り出していきたいと思っています。そして草津病院を労働者が安心して安全に働ける職場に変えていきたいと思います。
 職場の仲間のみなさん、組合(広島連帯ユニオン草津病院支部)に加入してともに闘いましょう!(2015/7/8)

■全職員の立場で組合は闘う!

   金光美智子(1病棟・ケア ワーカー)
 私はホームヘルパー事業から病棟勤務に異動になり、初めての労働者代表選挙の時に真保書記長に出会いました。人となりを知るにつれ草津病院で働く仲間の事を考えている看護師さんだと感じました。
 現在はナース対ワーカー、派遣労働者対正社員という構図で過酷な業務の中、対立させられる場面も有りますが、同じ職場で働く仲間の結束力は理不尽な事に屈しない大きな力だと思います!
 減点方式の評価制度に苦しめられている仲間や退職に追い込まれている仲間の代弁、公に出来ない本音を組合は団体交渉等で公にしています。真保書記長の解雇は組合方針で評価制度に反対する組合員に対する不当な対応です!
 この度のむつみ会の「赤字見直しアンケート」でも働く私たちの事を考えた選択肢は有りませんでした!
 私たち組合員は全職員の立場に立って団結しています!
 使い捨ての駒にされ疲弊する前に一致団結すれば変えられる事が有ると思います!真保書記長への不当な雇用形態の変更=雇用打ち切りは私たちのみんなの行く末の問題です!それ故に本気で経営側とぶつかる覚悟でいます!
 皆さん!是非、辞める前に、ご一緒に一致団結しましょう!!

『医療の現場』No.89
2015年7月8日発行


2015/07/07

会社に要求書を提出しました!|広島地域支部

会社(サンナビ)に要求書を提出しました!


 先日は社内アンケートへのご協力ありがとうございました。アンケートへの回答も参考に、広島連帯ユニオンでは労働環境の向上・是正を目的として要求書を会社に提出しました。

1. 月給制の正規労働者には、月額一律2 0, 0 0 0円、時給制パートタイム労働者には時間あたり一律100円の基本給・基本賃金の賃上げを要求する。

増税や物価上昇などによる出費が増える中、それらの上昇分を超える基本的な賃金の上昇がなければ、賃金は実質的に減っているのと同じことです。( 実質賃金25か月連続マイナス= 2 0 1 5 . 6 .3 0厚労省発表) そこで、マイナスが少しでも是正されるべく賃上げを求めています。

2. 夏冬に寸志が支給されているが、その支給基準を明らかにされた上で、夏冬には年間で基本給の4ヶ月を一時金として支給することを求める。

夏季と冬季に支給されている“ 寸志” は、給与規則にも支給が明記されていない不安定なもので、しかも支給金額の根拠は全く明らかにされていません。そこで、金額の根拠を明確にさせるとともに、“ 賞与” あるいは“ ボーナス” と呼べるような金額の一時金を支給することを求めています。

3. 通勤のためにかかる交通費の実費を手当てとして支給されたい。

会社に通勤するのも、特に距離がある場合は目に見えて負担が生じるはずです。通勤にかかるガソリン代や公共交通機関の運賃などの実費を会社負担として、懐の心配が要らない通勤を実現したいと思います。

4. 汚れを落とした後の商品を乾燥させるための場所を設定、確保されたい。
5. 事務所西側の窓に、以前付いていたようなブラインドを設置されたい。

これらは会社の設備や環境の改善です。入荷時から汚れていた商品などを洗濯してみて状況を見る場合がありますが、それを干す専用の場所が確保されていません。また、今の事務所には窓から日光が直接、または反射で差し込んでまぶしくなることが多いですが( 特に夏季)、ブラインドが壊れたあと撤去されたままです。現状のロールスクリーンだけでは遮光されて室内が暗くなってしまいます。

 この要求書に基づいた団体交渉を7月1 6日(木) 1 9時からおこなう予定です。現在非組合員の方も、組合に結集して共に要求をし、団体交渉に参加しましょう!