2019/02/28

職場の力を背景に就業規則改定との闘いが前進|広大生協労組


就業規則改定(準職員規程=賃金改定・退職慰労金規程・資格取得支援規程)


職場の力を背景に交渉し大きな前進!


広大生協では、広島地区労働者代表と理事会の協議がようやく妥結しました。10月19日に壹貫田委員長が代表に選出されながら、大幅に協議が遅れたました。吉山専務から謝罪を得て協議を重ねた結果、大きな前進を実現することができました。
◆資格取得支援規程の改定は撤回!
◆準職員の時給改定はさらに10円UP+一部準職員Aの嘱託化
◆退職慰労金規程は8月24日にさかのぼって実施!
◆違法残業への責任の取り方は不十分、36協定は短縮して締結

2019/02/24

辺野古を埋めるな!沖縄に連帯し街頭宣伝


 2月24日、沖縄・辺野古基地建設のための埋め立てについて県民投票が行われ、72%・43万人が反対の意志を表明しました。沖縄の民意は基地反対をはっきりと示しました。基地反対のたたかいに連帯して、改憲・戦争阻止大行進!広島実行委員会の仲間とともに街頭宣伝を行いました。改憲・戦争攻撃に向かう安倍政権に対して、ともに絶対反対の声をあげていきましょう!

ユニオン春闘集会を開催


 2月24日、新しい仲間2人を迎えて「ユニオン19春闘勝利!集会」を開催しました。宮原執行委員が19春闘をいかに闘うか基調提起を行いました。改憲・戦争は絶対に許さないということを改めて肝にすえて、「働き方改革」と対決し、「非正規だけの社会にさせるな」を掲げて、職場から新自由主義攻撃に立ち向かおう!と訴えました。
 拠点職場の草津病院労組・広大生協労組・高陽第一診療所労組から、この間の闘いの報告と19春闘に向けての課題を明らかにしました。参加した仲間からは「安倍政権の改憲と自分の職場の闘いがつながっていると実感した」と感想が述べられ、拠点職場を先頭に19春闘を職場で闘う決意を新たにしました。
 また、集会の最後にスト権投票の開票を行い、春闘ストライキ権を確立しました。

2019/02/23

共謀罪学習会を開催|広大生協労組


広大法務研秋野教授を招いて「共謀罪学習会」を開催

2月23日、広大生協労組と改憲戦争阻止大行進!広島実行委員会が主催して、共謀罪学習会を開催しました。
 最初にHNKで放映された『自由はこうして奪われた』の一部を鑑賞しました。戦前の治安維持法による弾圧が、戦争体制を作っていくために普通の人をまで含めて猛威をふるったことがデータによって明らかにされた番組です。
 秋野先生からは、共謀罪について少し専門的な話をしていただきました。テロ等準備罪を口実に制定された共謀罪が、権力者の意のままに弾圧を拡大できる法律だということを改めて実感しました。秋野先生も「次の時代の治安維持法」になりかねない、こちらが監視していく必要があると、危機感をもって話されました。
 広大生協労組からは、壹貫田委員長が連帯労組関西生コン支部に対する共謀罪型の労組弾圧について話しました。「完全黙秘」と仲間の拡大で弾圧を跳ね返し、絶対に改憲・戦争を阻止できると確信できる闘いになっています。広大からも改憲・戦争阻止の大運動をつくっていきましょう!

2019/02/12

団体交渉で人員補充を実現|環保協

2/4 団体交渉で人員補充を実現
始業前サービス残業代の支払いを要求
ユニオンに入って働きやすい職場に

4月から人員補充を約束

広島県環境保健協会で働く仲間の皆さん
 2月4日広島連帯ユニオンは環保協と団体交渉を行いました。議題は昨年から問題になっている吉島分室・材料試験室での退職に伴うの人員補充をめぐる問題です。
 結論から言えば、交渉の末、4月からしかるべき人員を確保することを協会に約束させました。大勝利です。
 材料試験室では今年3月末で退職される方がおり、年休消化も含め昨年9月からすでに人員不足の状態に入っていました。協会は明確な人員補充の方針を示さず、今いる人でその人の仕事を回そうとしてきました。しかしこの数年の人員削減の中、もともと余裕のない人員体制の中で仕事の量が増大し、自分の本来の業務に支障が生じたり、体を痛める人まで出てきました。
 こうした中で、4月からではありますが、人員確保を約束させたことは大きな勝利だと思います。
 併せて、非正規職員全員の3月末での契約更新を約束させました。

始業前のサービス残業を追求
今後はきちんと支払うことを約束
組合は過去分の支払いを要求

さらに、ユニオンは材料試験室で常態化している始業前の残業について残業代の支払いがなされていないことを追及し、過去のものも含めて残業代の支払いを要求しました。これに対して協会は今後についてはきちんと時間外労働として申請してもらえば支払いを行うことを約束しました。
 過去の未払い残業代の支払いについては12日に要求書を提出しました。(裏面に要求書のコピー)今後の交渉の議題としていきます。

労働者の団結した力で職場を変えよう
ユニオンに入り一緒に労働組合を作ろう

人員不足やサービス残業などの問題は材料試験室だけの問題ではないと思います。
労働組合は労働者の団結した力で働きやすい職場にしていくものです。少数の組合であっても労働組合として団結してたたかえばこのように労働条件を改善させることができます。
 吉島分室・本部問わず、環保協での職場の問題を寄せてください。一緒に働きやすい職場にしていきましょう。

2019/02/11

機関紙『連帯』No.293を発行


機関紙『連帯』No.293を発行しました

NAZENヒロシマ総会に参加


 2月11日、「保養活動をとおして福島とともに歩むたたかいの展望」をテーマに、NAZENヒロシマの第7回総会が開催されました。安芸太田町と神石高原町での保養の取り組みが報告されました。続いて広教組組合員の倉澤さんが『放射線副読本』の配布をめぐる職場での攻防を報告。放射能は安全というキャンペーンのもとで被曝が強制されている現実に対して、ヒロシマから被曝の強制絶対反対の声をあげていきましょう。3.11反原発福島行動に結集しよう!原発再稼働・日本の核武装を止めよう!

2019/02/10

広島教職員100人声明集会に参加


 2月10日、「改憲・戦争阻止! 教え子を再び戦場に送らない! 広島教職員100人声明」が開催されました。100人を超える広島の教育労働者が、「被爆地ヒロシマから全国の教職員の仲間に、改憲と戦争を許さない行動を呼びかけます」と声をあげました。1998年の文部省是正指導による「日の丸・君が代」強制から20年、「ヒロシマつぶし」の攻撃に対する反撃がついに始まりました。広島連帯ユニオンも集会成功のために全力で取り組みました。

◆倉澤憲司さん(呼びかけ人・広教組組合員)
「広島ともつながっているアーリーンさんやセシリーさんらが組織した米UTLA(ロサンゼルス統一教組)のストライキのような闘いを実現したい」
平野綾子さん(呼びかけ人・広教組組合員・「君が代」不起立処分撤回裁判原告)
「広島からの教育労働者の声明は全国、世界に影響を与えることができる、すごいことかも」
不起立処分と闘ってきた東京の根津公子さんからメッセージ
「お名前を連ねられた皆様に、私は心から尊敬と連帯の気持ちを持ちます。100人は大きな数です。100人を超える仲間の支え合いに力を得て、ともに進みましょう」
勤評闘争の年、1958年に就職した高教組OBの賛同人
「今の大変な状況の中で立ち上がっているのは大したものだと思う。元気出してやりましょう」

改憲・戦争阻止! 教え子を再び戦場に送らない! 広島教職員100人声明

◎私たち広島の教職員は、戦争と核の惨禍をくり返さないために、憲法9条への「自衛隊」明記と「緊急事態条項」新設に反対します。
◎私たちは、今こそ教職員として宣言します。教え子を再び戦場に送らない! 子どもたちに「国を守るために命を捨てよ」と教える戦争教育の復活を許さない。教育を国の戦争の道具にすることは絶対に許さない。
◎被爆地ヒロシマから全国の教職員の仲間に、改憲と戦争を許さない行動を呼びかけます。

 安倍首相は、昨年秋の自民党総裁選において、「いよいよ改憲に取り組むときがきた。自衛隊を憲法にしっかり書き込む」と宣言しました。9条に自衛隊を明記するということは、日本が本格的な武力行使と戦争に踏み込むことを阻んできた憲法9条を、逆に戦争を正当化する条項に一変させるということです。改憲とは、日本が「戦争をしない国」から「戦争をする国」へと転換することです。「戦争をしないという9条」が、「自衛」の名で「戦争をする9条」に変わるのです。
 改憲のもうひとつの焦点は「緊急事態条項」です。これを新設すれば、首相の宣言一つで「憲法停止」「戒厳令」がしかれ、一夜の内に社会全体が戦争体制に組み込まれてしまいます。
 一体、これまでの戦争で、「自衛のため」と言わなかった戦争があったでしょうか。「自衛」の名のもとに行われた侵略戦争に組み込まれ、原爆による被爆という人類史上かつてない惨劇を体験したヒロシマ。もう二度と戦争をさせないという思いが、私たちヒロシマの教職員の原点でした。
 このヒロシマの教職員の闘いと団結を破壊するために、文部省是正指導による「日の丸・君が代」強制と大量処分がありました。そして教職員の非正規職化や学校業務の民営化や外注化は、職場の分断、組合つぶし、団結破壊をもたらしてきました。
 しかし、私たちの戦争絶対反対の思い、「教え子を再び戦場に送るな!」の固い意志は決して押しつぶされてはいません。私たちは、二度と戦争を許しません。二度と子どもたちを戦場には送りません。国策に従い、「国・天皇のために命を捧げることが何にもまして尊い」「国を守れ」と子どもたちに教え込み、戦場に送り出してしまった痛苦の歴史を絶対に繰り返しません。
 9条に自衛隊が書き込まれたら、学校では、「自衛のための戦力保持、武力行使、戦争は正しい」 と教えなければならなくなります。改憲と戦争教育は一体です。戦争で殺し、殺されたのは誰だったでしょう。一握りの権力者・資本家のために、犠牲になるのはお互いの国の労働者です。私たち労働者は殺し合いたいわけではない、戦争なんていらないのです。
 「戦争だけは許さない」「教え子を再び戦場に送らない」。このことは、教職員である以上、絶対に譲れません。改憲と戦争は、子どもたちを教え育むことと相いれないのです。
 広島のすべての教職員のみなさん。今こそ職場の団結をとりもどし、戦争のための改憲を阻む声をあげましょう! 

 2019年2月10日