2016/03/31

3.31山陽測器門前闘争、M組合員の解雇を撤回せよ!

解雇撤回で16春闘を闘うぞ!団結し労働者分断打ち砕こう!

闘う春闘を取り戻そう!

安倍政権と経団連・御用労働組合が一体となった「官製春闘」は破産しました。しかし、私たち労働者はますます「こんな賃金では生きていけない!」現実に置かれています。また、東広島のトンネル事故などに示されるように、過酷な超長時間労働の中で労働者は殺されています。今こそ、「生きさせろ」の怒りを爆発させ、闘う春闘を取り戻し、解雇撤回と大幅賃上げを一体で勝ち取ろう!

「生きさせろ」のストライキとともに闘うぞ!

動労千葉を先頭とした動労総連合と広島連帯ユニオンも加盟する合同・一般労組全国協議会傘下の組合は全国で解雇許すな!非正規職撤廃!生きさせろ!を掲げてストライキに立ち上がっています。3月16日、広島連帯ユニオンも動労西日本の仲間とともに広島印刷事業所廃止絶対反対のストライキを闘いました。
 山陽測器解雇撤回闘争は、安倍政権の解雇自由・総非正規職化攻撃と真っ向から対決する全国的な闘いです。16春闘で爆発を開始した全国のストライキとともに解雇撤回闘争を闘い抜きます。

労働者分断の評価制度・密告制度を打ち砕こう

山陽測器の解雇撤回闘争を通して明らかになってきたことは、山陽測器・桐木社長は職場の共同性をズタズタに破壊するとんでもない労働者分断支配を行ってきていたということです。解雇撤回裁判で出されてきた会社側の証拠では、M 組合員の仕事の些細な「ミス」(ミスとも言えないようなものやMさんの責任とも言えないようなものも)を膨大なエネルギーを使って報告書を作らせたり、M組合員の解雇か配転を要求する署名を書かせたりしていたことが明らかになりました。また、昨年のM 組合員への解雇やボーナスカット攻撃と時を同じくして労働者を分断する評価制度の導入を目論んできています。
 今、中国バブルの崩壊や日銀マイナス金利を導入などにに示される資本主義体制の危機の中で、すべての経営者たちが経営コンサルタントなどを使って「評価制度」を導入し、労働者の分断を図っています。また、公務員に対する賃金と連動する評価制度の導入も策動されています。
 そこでは「一人一人の労働を公正に評価する」「頑張った人が報われる」などという建前のもとで導入されていますが、実際には経営者にとって都合のいい労働者だけが評価され、優遇されることになっています。個々の労働者にとっては「自分の評価」を「他の労働者より上にする」ようとするようになり、労働者どうしがバラバラに分断されてしまいます。この分断を利用して経営者たちは全体として労働者の賃金の切り下げを行っています。
 そもそもあらゆる労働は他人の労働との協力関係においてしか成立しません。だから一人の労働だけを取り出して評価するなどということがそもそも成り立たない話なのです。
 職場の共同性を破壊する桐木社長の労働者分断と、その最たるものであるM組合員解雇を絶対に許しません。

桐木社長の存在こそ、職場を疲弊させている元凶だ!

桐木社長は12月の団交でM組合員解雇の理由を「Mさんの存在が職場を疲弊させる」などと言っていますが、職場の「助け合い」「フォロー」「協働」を破壊する桐木社長の労働者分断支配こそまさに職場を破壊し、疲弊させている元凶です。
 M組合員解雇撤回闘争は、分断支配を打ち破り、この職場に団結を取り戻す闘いです。解雇撤回闘争をともに闘おう!

山陽測器M 組合員解雇撤回・地位確認訴訟次回4月19日午後1時30分 広島地裁

2016/03/22

「介護労働者・竹川忠臣さんの無罪を勝ち取る会」が発足


 2015年5月18日にグループホームよってきんさい古江(美泉経営)で入所者の転落死亡事故が起きました。介護労働者竹川さん一人にその責任をおしつけ、広島地裁は懲役3年の実刑判決を下しました。その控訴審の第1回公判が4月12日に行われます。
 3月22日「介護労働者・竹川忠臣さんの無罪を勝ち取る会」が発足しました。を立ち上げました。全国の仲間の力で竹川さんの無罪を勝ち取りましょう!

高裁への無罪要求署名を至急集めてください!

4月12日の公判までにできるだけ集めたいと考えています。4月10日までに事務局まで届けていただけると助かります。

賛同・カンパをお願いします!

運動の趣旨に賛同いただき、裁判費用を捻出するためにカンパを要請しています。ご協力よろしくお願いします!
https://drive.google.com/file/d/0B0ivVDwHFxddaFJzckljZm55elU/view?usp=sharing

介護労働者・竹川忠臣さんの無罪を勝ち取る会

賛同と支援カンパの呼びかけ

 2015年5月18日、グループホーム・よってきんさい古江(有限会社美泉経営・広島市)で入所者が2階から転落し、その後死亡する事故が起きました。美泉資本はこの事故の責任の全てを現場にいた介護労働者竹川忠臣さん(当時32歳)一人に押しつけ、警察に突き出し、経営者としての責任を全面的に放棄しました。そして12月25日広島地裁の裁判員裁判は「保護責任者遺棄致死罪」で実刑3年の判決を下しました。
 この一審判決は極めて不当な判決です。安全対策を取らず、連続夜勤など労働者を極限まで働かせ、結果、事故を引き起こした会社の責任は一切追及されていません。全ての責任を現場の労働者一人に押し付けています。
 竹川さんは事故当日、16時頃から朝11時頃まで夜勤で働かせられ、帰ったその日の夕方からまた夜勤に入るという過酷な勤務を連続でやらされるという疲労の極に達していました。また毎日のように現場の問題の責任を追及し、叱責するという経営者=福川代表の強権支配の中で、日頃から「勝手に救急車を呼ぶな」と厳しく言われていました。そのため、事故当日、「即座に救急車を呼ぶ」という判断を妨げられました。しかも彼は事故直後会社に連絡・報告もしていたのです。事故の全ての責任はこのような働かせ方、職場環境を作り出している美泉資本にあります。竹川さんは無実です。
 近年、長時間過重労働の強制による極度の肉体的・精神的疲労を原因とする事故や事件が、介護をはじめ様々な労働現場で頻発しています。とりわけ、介護現場においては、介護保険制度=介護の民営化のもとで極限的な人員不足、過重労働が横行しています。しかし経営者は責任を逃れ、過酷な労働条件下で働いている労働者だけが、逮捕・起訴され、有罪・懲役を受けています。竹川さんは、若い誠実な介護福祉士です。この青年労働者を「犯罪者」に仕立て、事件・事故の根本的な原因をつくっている「命より金もうけ」の新自由主義的な経営や政府の責任を問わない一審判決は、誤っています。
 竹川さんは、同僚であり、広島連帯ユニオンの組合員である小此木さんをはじめとした広島連帯ユニオンの仲間との面会を通して、一審判決の誤りを認識し、怒りを燃やして控訴審に立ち上がりました。私たちは控訴審において無罪を勝ち取るために、竹川さんとともに闘います。全てのみなさんのご賛同とご支援をお願いします。

2016年3月22日

介護労働者・竹川忠臣さんの無罪を勝ち取る会
呼びかけ人・共同代表  小此木 庸一(美泉被解雇者・広島連帯ユニオン組合員)
            中山 崇志(広島連帯ユニオン草津病院支部委員長)
            森末 一義(高陽第一診療所労働組合委員長)
連絡先  広島市安佐北区落合1丁目14−9 高陽第一診療所労働組合気付 
       TEL 090-3745-6885(矢田) FAX 082-218-2946

2016/03/19

反原発3.19えひめ行動に参加



住民も労働者も被曝してはいけない

伊方原発再稼働阻止・全原発廃炉を愛媛県職労が呼びかけ

 3月19日、雨にけむる松山城をバックに、伊方原発再稼働阻止3.19えひめ集会が開催されました。ひとたび事故が起これば、住民が被曝の危険にさらされるだけでなく、自治体労働者をはじめ多くの労働者が被曝労働を強いられます。事故がなくても原発労働者の被曝はさけられません。
 原発は直ちに廃止する以外にないと、職場から労働組合が立ち上がっていることに感動しました。集会では、舞鶴で高浜原発の再稼働に反対して闘っている京都府職労舞鶴支部や、常磐線延伸による被曝労働拒否をストライキで闘う動労水戸が発言。労働組合が先頭に立てば再稼働は阻止できる展望をしめしました。
 福島診療所建設委員会の椎名さんも社会を担っている労働者とともに世界を変える先頭に立つことを語られ、NAZENえひめの介護労働者も、施設のお年寄りの避難のために子どもの避難と板ばさみになる現実を強烈に訴えました。労働組合が先頭に立つことで活き活きと力強く闘いが前進することを実感しました。ユニオンもともに闘おう!






2016/03/16

動労西日本の3・16ストライキをともに闘う


 3月16日、動労西日本のJR広島印刷事業所廃止絶対反対のストライキをともに闘いぬきました。7月31日をもって印刷事業所を廃止する攻撃は、「第二の分割民営化」ともいうべき「国鉄的なもの」を最後的に一掃する攻撃です。そして、印刷事業の外注化によって外注先の労働条件も非正規職化などでさらに切り下げられることになります。もうけのために鉄道事業で最も重要な安全を切り捨てる一方で、極限まで外注化・非正規職化を進めているのがJR資本です。
 今広島駅周辺は、再開発でマンションや商業施設の新築ラッシュです。広島鉄道病院の新築移転を含めて医療福祉ゾーンとしても開発が進められています。一方でJR西日本は三江線廃止など地方切り捨てを進め、すべてを「もうけ」に集中させようとしています。動労西日本の岡崎執行委員が廃止絶対反対で立ち上がり、昨年末から毎週のように社前闘争を闘っています。十数人の職場のたった一人の闘いが、外注化阻止・非正規職撤廃の闘いを大きく前進させる基軸的な闘いとなっています。広島連帯ユニオンは、この闘いと固く連帯して共に社前闘争を担っています。



2016/03/13

青年部先頭に3・13広島春闘行動をかちとる


 3月13日、動労西日本と広島連帯ユニオンが中心となって広島春闘行動を行いました。原爆ドーム前から青年部を先頭に広島の繁華街をデモ行進。街頭宣伝では国鉄解雇撤回新署名と全学連6同志奪還を訴えました。集会では、基調提起を草津病院支部中山委員長が行い、「戦争か革命か」「闘うか何もしないか」の二者択一のわかりやすい情勢の入った」と訴え、「動労総連合を先頭とした闘いが安倍を追い詰めている。国鉄解雇撤回新署名に全力で取り組もう」と提起。「草津病院でも外注化・非正規化を目的とした病棟再編によって過重労働・長時間労働・サービス残業・医療事故などが労働者に押し付けられている。支部の団結を固めて病棟再編絶対反対で闘う」と決意を述べました。
 動労西日本の岡崎執行委員が印刷事業所廃止=解雇攻撃とストライキで闘う決意を表明。高陽第一診療所労組からは新施設での外注化・非正規職化に絶対反対で闘う決意。広大生協労組からは食堂の外注化による労働強化と労働者への分断、労災の激発に対して絶対反対の路線で闘う決意が語られました。教労の仲間は、広島の中学校で発生した自殺問題について「以前は職員会議で先生同士で話し合ってなんでも決めていたが、15年前の文部省による是正指導以降それが無くなったのが原因」と弾劾。さらに、介護施設での転落死亡事故の責任を懲役3年という極刑で青年労働者に押し付けようとする美泉との闘い、学校統廃合絶対反対で闘う安芸太田町の闘いが報告されました。宮原青年部長が「新自由主義の崩壊が社会の崩壊をもたらし、戦争に突っ込んで行こうとしている。組織拡大の困難はみんなの困難。全体の団結で突破しよう」とまとめ、ストライキで闘う16春闘へ団結を固めました。

2016/03/11

3.11反原発福島行動'16に参加


変える力はここにある! 私たちが歴史を動かす!
3.11反原発福島行動'16に参加


 3.11反原発福島行動'16が、郡山・開成山野外音楽堂で開催されました。東日本大震災から5年、福島原発事故による健康被害を覆い隠し、国や電力会社の責任を居直って、「復興」の名の下に放射能汚染地域への帰還を強制していく攻撃が強まっています。しかし、この現実を根本から変える運動が、着実に根を張っていると実感できる集会でした。
 主催者あいさつで動労福島の橋本さんは「福島の労働運動を変える」と宣言しました。続いて壇上に立った愛媛県職労、京都府職舞鶴支部、江戸川区職の自治体労働者が、再稼働絶対反対で立ち上がっていることが、労働組合が時代を変える決定的な力となっていることを示しています。
 また、ふくしま協同診療所の闘い、三里塚反対同盟といっしょに登壇した農民会議や希望の牧場の闘い、動労水戸の被曝労働拒否の闘い、いわき合同ユニオンの原発労働者のメッセージが続き、こうした闘いの上に原発再稼働阻止!安倍政権倒せ!の展望をつかんでいることが実感できる集会でした。
 佐藤幸子さんが「甲状腺ガンのことは話すな」というような分断をのりこえてついに患者の会が作られたことを紹介され、原発労働者のメッセージでは「働くとは働く者が作る職場でなければならない」と誇りを持って働き被曝労働絶対反対を貫く団結が呼びかけられました。そして、弾圧をはね返して闘う京大生は「反戦ストは犯罪行為なのか?」と社会に問いかけ安倍打倒の先陣を切っています。
 椎名千恵子さんが「命を生き抜き、命の側に立って闘いの火柱をたてる」というアピールに続き14時46分に黙とう、希望にあふれる集会宣言のあと郡山駅までデモ行進しました。沿道からも「よくぞ言ってくれた」と共感が寄せられました。解散集会では、動労総連合の仲間が続々とアピールし、続く闘いを牽引する熱気があふれる行動となりました。

 3.13広島春闘行動から3.19伊方原発再稼働阻止えひめ行動へ! 

「3.19伊方原発再稼働阻止えひめ行動」→賛同用紙をダウンロード

2016/03/05

国際婦人デー広島行動に参加



貧困と戦争の安倍たおせ!女たちは怒っている!

 3月5日、「国際婦人デー広島行動」を42人の参加者で行いました。「安倍倒せ!戦争と貧困の世の中をひっくりかえそう」「派遣法廃止!非正規・労働法改悪を打ち破ろう」をスローガンに掲げ、テーマを「医療・介護」にして、病院・介護職場の拠点づくりを目指しました。一朝一夕には行きませんが、組織化のスタートを切ることができました。
 折しも、3月7日から始まる米韓軍事大演習直前、朝鮮侵略戦争の切迫と同時に、韓国民主労総ゼネストがうちぬかれ、労働者民衆の根底的怒りが革命をめざしている!中での国際婦人デーでした。集会後のデモでも、その注目度、女性たちの熱いエールをひしひしと感じました。
 集会の基調を高陽第一診療所労組書記長の矢田さんが行いました。「そもそも労働とは」を問いかけ、新自由主義の社会で、介護・医療労働など社会を運営するために必要な「公共」とされた部門が民営化・外注化され、絶えず安価なサービスにされようとしている!社会の民営化・外注化・非正規職化と職場で闘う労働組合を作り拡大していこう!国鉄の新たな署名が最高の武器だ。この提起は、その後のグループ討論でも活発な論議となりました。医療や自治体の若い女性労働者が、発言、討論、デモ、すべての先頭で担った国際婦人デー行動でした。

2016/03/01

山陽測器解雇に対して、解雇無効・賃金仮払いの仮処分を提訴|広島中央支部

安倍の解雇自由・総非正規職化許すな
全国の労働者とともに 山陽測器解雇撤回を勝ち取るぞ

広島地裁に解雇無効・賃金仮払いの仮処分を提訴

 2月16日、広島連帯ユニオンはM組合員を先頭に、M組合員解雇撤回のために、広島地裁・民事14部に解雇撤回・賃金仮払いの仮処分申請を行いました。広島県労働委員会での「解雇は不当労働行為」の争いも含めユニオンはあらゆる手段で解雇撤回を勝ち取ります。山陽測器で働く労働者の皆さん! 地域住民の皆さん! そして全国の闘う労働者の皆さん! ともに力を合わせ、安倍政権の解雇自由・総非正規職化攻撃そのものである山陽測器解雇を撤回させよう!

安倍政権の労働法制の大改悪を許すな!

 安倍政権は昨年、安保戦争法案と同時に派遣法の改悪案を成立させ、さらに今国会で残業代ゼロ法案、解雇の金銭解決法案を成立させようとしています。これらは私たち労働者の働き方、雇用のあり方、職場環境を一変させる大攻撃です。
 改悪派遣法は3年ごとに人を入れ替えれば企業は永久に派遣を使っていいとされ、「常用雇用代替禁止」の原則が解禁されました。これまで派遣労働を「例外的なもの」としてきたものを、「正社員や直接雇用こそが例外的」というあり方に大転換を狙うものです。
 さらに残業代ゼロ、解雇の金銭解決制度は「正社員はサービス残業をやって当然。正社員でも自由に解雇していい」という攻撃です。
 まさに解雇を自由化し、9割非正規職化を狙う攻撃です。

「同一労働・同一賃金」のペテン

 安倍は今年に入って突如として「同一労働・同一賃金」を叫び始め、マスコミなどでもキャンペーンが始まっています。安倍や資本家たちの言っている「同一労働・同一賃金」は「正社員をゼロにして全員非正規に」(竹中平蔵の発言)ということです。
 そもそも労働基準法に明記された「同一労働・同一賃金」の原則は労働者どうしを賃金で差別をしてはならないという規定です。歴代自民党政権と資本家たちはこの労基法の規定など無視し、派遣法制定などを水路に非正規職を増大させてきました。すでに「同一労働・同一賃金」などという状況を徹底的に解体しておいて、自分たちが作り出したその状況を逆手にとって「正社員も非正規も同じ仕事をしているんなら全員非正規の賃金に」「できの悪い正社員は非正規に突き落とせ」という論理で労働者を徹底的に分断し、労働者全体の賃下げと非正規化を進めようとしています。
 昨年までは「アベノミクスで賃上げ」と言っていた安倍や資本家どもは、年末からの株価暴落、世界大恐慌の爆発という情勢の中で今度は「同一労働・同一賃金」などというペテン的なスローガンで労働者をだまそうなどと考えているのです。

山陽測器解雇は安倍の攻撃の先取り

 山陽測器でのM組合員への解雇攻撃はまさに安倍政権の「資本天国・労働地獄」の攻撃の先取りです。いやむしろこうした解雇をあらゆる職場・産業でどんどん積み重ね、既成事実化し、それを法律にしてしまおうという攻撃です。
 だからこそ、山陽測器の不当解雇撤回の闘いは安倍の労働法制改悪攻撃との闘いの最前線です。全国の労働者・労働組合から注目と支援が寄せられています。

国鉄解雇撤回闘争の前進と一体で勝つ

 今の非正規増大、労働者の無権利状態を作り出した出発点となった国鉄分割民営化攻撃に対して、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)を先頭に国鉄1047名解雇撤回闘争が闘われ、様々な裏切りや屈服を乗り越えて昨年6月、ついに最高裁判所に「国鉄解雇は不当労働行為」を認めさせる判決を勝ち取りました。「国や企業が本気で労働者に攻撃してきたら勝てない」と言われてきましたが、動労千葉のように職場での外注化・非正規化反対の闘いと解雇撤回の闘いを一体で闘い、全国の労働者と繋がって戦えば勝てることを示しました。今、判決を武器にJRに直接解雇撤回を要求する全国10万筆署名が始まっています。
 国鉄解雇撤回闘争を軸にあらゆる産業の労働者が結集し、解雇・非正規化・賃下げ・労働強化と闘い各地で闘う労働組合の建設が進んでいます。山陽測器解雇撤回闘争もこの国鉄解雇撤回闘争の勝利的前進と一体で闘い、全国の仲間とともに勝利を勝ち取る決意です。全ての皆さん! 団結しこの社会を一緒に変えましょう。ご支援をよろしくお願いします。