2012/08/01

7月の闘い①

6月に引き続いて、7月も歴史を塗り替えるような闘いの連続でした。広島連帯ユニオンも結成以来の激しい闘いを職場と地域で繰り広げて、8・6ヒロシマへむけて全力で疾走している(?)ところです。
何より首都・東京の権力中枢に向かっての闘いが熱い!(暑いだけでなく)。民衆の怒りの炎で焼き尽くされようとしているようです。
毎週金曜夜の官邸前、7・16の17万人、7・29の国会前など多くの働く仲間が、それぞれ創意工夫を凝らして、怒りをあらわにして結集してきています。
その思い、怒りと呼応して、広島でも闘っていきます。
7月闘争として、活動を振り返ります。

●7・16 さようなら原発10万人集会
とにかく、人、人のすごい闘争でした。歴史的にも一つのエポックとなったように思います。今まで見たことのない大結集!発言者のスピーチも概ね感動的でした。多くの労働者民衆と一体となった感覚が新しい!青年、子連れの親子なども多かった。何もかも新鮮でした。会場の代々木公園一帯は言うに及ばず、渋谷・原宿全体に20万近い人々が集まっていました。
ステージが見えません
ユニオンの仲間で記念撮影
原宿を埋め尽くすデモ隊。さあ、ユニオンの旗はどこでしょうか?
ユニオンも総力で参加しました。久しぶりに「ユニオン」の組合旗、「全造船三菱広機分会」の幟を首都の空にはためかせました。デモは、警察の弾圧もあり長時間にわたり体力的には大変でしたが、そのぶん、長蛇の隊列になったので、宣伝効果は満点でした。沿道の声援や賛同のコールがスゴイ!ドンドンと飛び入りがデモに入ってきます。その点でも以前とは全く様変わりしました。ついに新時代が来た!


●7・22動労千葉を支援する会 定期総会へ参加
動労千葉を支援する会・広島の運営委員をユニオンで出しているので、その仲間と新しく国鉄闘争全国運動の呼びかけ人になられた 李東碩(イトンソク)さんとで参加しました。
李先生は、今年6月7日、ユニオンや他の労組と、韓国・大邱の労組、とくに民主労総の仲間との意見交換のセミナーなどを企画されました。それがきっかけでユニオンと懇意になりました。李先生は、韓国から来日され、世界経済や東アジア共同体構築へむけた働く仲間の交流の在り方を研究課題にしておられる学究です。労働組合の在り方や労働者の地域コミュニティについても調査されています。
李先生の企画した韓日の意見交換セミナーの様子(6月7日、広大千田キャンパス)
その中で、動労千葉の国鉄分割・民営化との闘いや1047名解雇撤回闘争、外注化反対・非正規職撤廃の闘いを知って、この度、全国運動の呼びかけ人を引き受けてもらうことになりました。
総会では、全国の仲間に向けて、連帯と団結にあふれたスピーチをされました。

総会で発言する李先生(7月22日 千葉市内)
「人を人と思わず、使い捨てる社会は間違っています 。それを正す力が労働者の中にあります。労働組合の運動は、そのために重要です。自律的で活き活きとした活動をしているみなさんとともに闘います。」

感動しました。先生は、他の呼びかけ人や会員のみなさんとも意気投合し、青年労働者とも交流しました。
広島としては、8・6ヒロシマ大行動の爆発に外注化阻止・非正規職撤廃の闘いの帰すうがかかっている!全力を結集を!と力説しました。
支援する会・広島も、物販を通した会員拡大と10・1JR構内検修業務外注化阻止の闘いを総力を挙げて取り組むことが必要だと思います。頑張ろう!
10・1 JR検修全面外注化阻止!を熱く訴える動労千葉を支援する会 山本事務局長
●7・23オスプレイ米軍基地搬入強行に抗議!
ユニオンと交流センター、8・6ヒロシマ大行動実行委など多くの広島の仲間と基地の港湾施設に停泊する輸送船の見える岸壁で怒りの抗議行動を行いました。

基地内に新設された大型港湾施設に着岸し荷降している輸送船を注視する

地元住民の実行委員会の呼びかける早朝7時の抗議行動と午後1時からの「人間の鎖」行動に参加しました。昼休みは、JR岩国駅前で街宣しました。署名を呼びかけた大半の人たちは、オスプレイ搬入には反対でした。
朝、目前に輸送船を見て怒りが倍加しました。多くの労働組合が西日本や全国から集まっていました。とくにJRや自治体の労働者が、組合として、たくさん参加していました。関西からは、関西地区生コン支部がマイクロバス1台で駆けつけていました。
長く、岩国での反基地闘争に参加していますが、現地の抗議闘争にこんなに多くの労組員が参加したことはなかったように思います。やはり時代が変わりつつあり、連合支配が終わりつつあると実感しました。 
来る8・6ヒロシマには、フクシマ―オキナワとの団結がかかっています。怒りをともにして、野田首相を ぶっ飛ばそう!





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