2013/02/24

2.24橋下打倒集会に参加


2.24橋下打倒集会が、大阪市役所前で開催され、ユニオンからも大挙参加しました。関西生コン支部、港合同、動労千葉に続いて、動労西日本の青年部が発言、労働者を使い捨てにするこの社会を変えようと力強く訴えました。橋下大阪市長のまるごと民営化攻撃は、労働組合を破壊し人権を奪う攻撃だということがハッキリしました。「ミス」や「事故」を労働者の責任にし「分限免職になる前に自主退職しろ」と強要するなど、絶対服従を強制する橋下市政に職場の怒りが爆発しています。 「入れ墨」処分撤回を闘う大阪市職の仲間、「君が代」不起立処分撤回を闘う大阪市教組の仲間を先頭に、民営化・外注化絶対反対!非正規職撤廃を闘おう。八尾北医療センターの明け渡し攻撃を粉砕した力で西郡更地化、道州制攻撃と闘おう。青年の未来を奪い返すために橋下打倒・安倍打倒しようと、団結を打ち固めました。


2013/02/23

2.23春闘総決起集会が大成功!


全国キャラバンを広島からスタートさせた東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会を迎えて、13春闘総決起集会を開催しました。10.13集会、定期大会に続いて、今回もユニオン青年部が集会の成功をリードしました。
 広島連帯ユニオン鈴木委員長の開会あいさつに続いて、3月19日の出獄を間近にした中山崇志草津病院支部委員長の獄中からのメッセージを紹介。壹貫田書記長の「13春闘アピール」をうけて、いよいよ鈴コン分会が登壇しました。特別報告に立った吉本書記長と鈴木会計は、3ヶ月雇用の非正規職が労働組合を作りストライキで解雇されながらも「絶対に負けるわけにはいかない」と共闘会議を結成して闘っていることを活き活きと語り、鈴コン分会の闘いを全国に拡げ労働組合を甦らせて行く展望を示しました(『月刊労働運動』2月号3月号の鈴コン分会インタビューをぜひ参照して下さい)。
 ユニオンからは推進機構支部、草津病院支部、青年部が発言。さらに、動労千葉を支援する会広島、高陽第一診療所労組から発言を受け、広島労組交流センター大江代表のまとめと団結ガンバローで集会を締めくくりました。また、スト権投票の結果が報告され、97%の高率で大量解雇情勢を迎え撃つ13春闘のスト権を確立しました。


【13春闘アピール】
■13春闘を、労働者はひとつになって闘おう!外注化阻止決戦の第2ラウンドを職場で闘い、広島連帯ユニオン100名・全国協1000名建設を実現しよう!
■2・17国鉄集会の成功を引き次いで、3・11福島集会への大結集を!

●労働者が闘って勝利する、大失業と侵略戦争の時代が来た!
 世界大恐慌が一層深刻化し、日米欧の資源・市場をめぐる争い、通貨切り下げ競争が激しさを増しています。戦争に訴えてでも自分の権益を守ろうと各国の資本家は必死になっています。こうした中で、マリに対するフランスの軍事介入やアルジェリアでの人質事件が起っています。
東アジアをめぐっても日米軍事同盟のもとで侵略戦争の策動を強め、資本が生き残るために労働者は命を差し出せという攻撃が、極右安倍政権のもとで強まっています。「尖閣」や「竹島」をめぐる問題の爆発と北朝鮮の核実験は、世界に核による分断を持ち込み労働者の階級的・国際的な団結を破壊し戦争を促進するものです。
大恐慌と大争闘戦(大国間のつぶしあい)時代への突入は、労働者に大失業と戦争を強制しています。安倍政権の『アベノミックス』の下、労働法の改悪によって、この2~3月の大量解雇情勢は、団結権を奪われ、生存することを破壊されて、自死(自殺)と隣り合わせで生活する非正規労働者、とりわけ青年の非正規職を大量に生み出しています。私たちは、青年のおかれた現実と感性のレベルで本当に一体化し、共に怒り、続々と立ち上がる青年労働者と一体となり、この根源的な怒りを自らの怒りとして闘い、怒りを団結に変え、団結の力-労働組合の力で社会を変えていくということです。そして地域や産別に拠点労組をつくるということです。労働者が立ち上がれば勝てる時代が来ました。
原発再稼動、消費大増税、オスプレイ強行配備、TPPへの参加などを推し進める自民党・極右超反動・安倍政権が登場しましたが、もはや国会では物事が決まらないことがはっきりしました。安倍政権は、福島を見殺しにし(福島圧殺内閣)、原発再稼働に必死となり、核武装の権利は絶対手放そうとしません。資本家階級は、今や統治能力を失いグラグラになっています。2~3月の闘いで安倍政権を打ち倒そうではありませんか!
今こそ戦争を必要とするような社会をひっくり返すために、世界中の労働者と団結しよう!そのために、国際連帯の具体的な組織化が求められる時代に突入しています。新自由主義の「外注化・非正規職化」との闘いは、全世界の労働者の共通の課題となっています。これを共に闘う階級的な国際連帯の闘いとして強化していこう。

●資本家の“やりたい放題”を絶対に許すな!安倍政権打倒へ
 13春闘をめぐっては、経団連はベースアップなどとんでもない定昇も見直す、経済財政諮問会議は労働者を自由に解雇できるようにしろとわめき立てています。ローソンに賃上げをさせ(18万人のうちの3300人の正社員のみが対象)、あたかも『アベノミックス』の下で、経済が上向くかのような宣伝をしています。しかし、大恐慌の危機から逃れることはできません。彼らが要求しているのは、結局は社会がどうなろうが労働者がどうなろうが自分たちは生き残るということでしかありません。
その最たる攻撃がJR東日本の『経営構想V』です。資本の生き残りをかけた戦略企業として、鉄道を海外にパッケージ輸出して外注化によって労働者を超低賃金で使い捨てるモデルを示し、雇用破壊の最先端を突き進もうとしているのです。「改正」労働契約法や「改正」高年齢者雇用促進法のもとで、非正規職の首切りや正規職の低賃金化はかつてなく激発しようとしています。連合・全労連など既成の労働運動がまったく闘えない中で、『雇用破壊元年』の攻撃を打ち破ることができる労働組合を再生していく13春闘にしようではありませんか。

●国鉄闘争全国運動-動労千葉の10・1外注化阻止決戦が切り開いた地平
 動労千葉は、10・1外注化阻止決戦を組合の総力をあげて闘い抜き、大合理化攻撃であるJR東日本の『経営構想V』を根底で打ち砕く地平を切り開いています。外注化が次々強行される中で、検修・構内業務の外注化を12年間にわたって阻止してきました。クビをかけて外注化とセットのシニア制度による再雇用を拒否し、エルダー社員として再雇用されても「後輩の仕事を奪うわけにはいかない」と検修・構内業務を拒否して闘った結果、若い平成採の労働者が動労千葉に加入しはじめたのです。同時に、国鉄分割民営化による1047名解雇撤回の闘いを、4・9政治和解に抗して国鉄全国運動を立ち上げて闘い、採用差別を認めさせる6・29判決をもぎ取ったのです。
 こうした12年間の地平の上に闘われた10・1外注化阻止決戦は、外注化阻止・非正規職撤廃で労働者がひとつになって闘い新自由主義を打ち破る展望を切り開きました。外注化は強行されたが職場は矛盾だらけです。ストライキを恐れて委託業務を毎朝発注・指示する、偽装請負をごまかすために運転法規上厳密さが要求される通告を「情報提供」と言い換える、安全はそっちのけで、いつ大事故が起きてもおかしくない状態です。
動労千葉は、鉄道の安全を破壊する外注化の矛盾をついて、『新しい時代の反合理化・運転保安闘争』として、外注化阻止決戦の第2ラウンドに突入しています。この闘いは、非正規職撤廃と一体の闘いです。そして全国の職場で同じような闘いを本当にやろうということです。共に闘おう!

●13春闘を団結し、職場で闘い労働組合を甦らせよう!
 本日、お招きしている東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の闘い、さらには郵政非正規ユニオンの闘いは、こうした動労千葉の闘いによって生み出された非正規職撤廃の闘いです。広島連帯ユニオンも加盟して合同一般労組全国協議会を結成し、この闘いを全国に拡げていく地平を切り開いています。分断され団結を奪われた非正規職の労働者こそ、労働組合を本当に必要としている、解雇攻撃と闘いながら組合の団結を拡げている鈴コン分会の闘いを絶対に勝利させよう。
 私たち広島連帯ユニオンは、12月の定期大会で今年度の早い段階で100名建設を実現しようと打ち出しました。全国協1000人建設の先頭で、青年労働者を組織する取り組みを強めよう!
13春闘はまさにその決戦です。推進機構(広島県地域保健医療推進機構)支部の闘いは、新システム導入絶対反対と一体で闘い、非正規職の雇い止め=解雇阻止をかちとっています。草津病院支部では、中山支部委員長への弾圧を組織拡大で跳ね返し、安全崩壊に行き着いた新自由主義病院と闘う労働組合建設に挑戦しています。
国鉄労働者はもちろん、自治体労働者や教育労働者、郵政労働者医療労働者の闘いとも固く結合しながら、全労働者がひとつになって闘う労働組合を甦らせる13春闘をかちとろう!
1047名解雇撤回・JR復帰をめざす国鉄闘争全国運動は、東京高裁への署名の拡大を行ない、同時に自らが職場で安全を取り戻すために資本と非和解の反合理化・運転保安闘争を貫く運動です。217国鉄全国集会の大成功を受けて、69の国鉄闘争全国集会大結集へむけた取り組みを開始しよう!
国鉄闘争と一体で、反原発闘争にたちあがろう!日々、被爆を強制されているフクシマの現実、その怒りと一体となって「復興」「復帰」の大キャンペーンと闘おう!再稼働を許さず、311フクシマ現地への大結集をかちとろうではありませんか!

鈴コン分会迎えて街宣

 広島を皮切りに全国キャラバンをスタートさせた東京西部ユニオン鈴コン分会を迎えて、定例の鈴コン街宣を行いました。

 22日に広島入りした鈴コン分会の吉本さんと鈴木さんは、2コースに分かれて組合まわりを行い、解雇撤回を訴えました。夕方からの交流会には14人が参加、鈴コンの闘いを聞いて労働組合の力を実感しました。一見強そうに見える会社も、労働者が団結して闘いを始めた途端に立場が逆転することがよく分かりました。ついに鈴コンと広島の闘いが一つに結びつきました。とことん労働組合の団結にかけ切って闘いましょう。


2013/02/11

機関紙『連帯』No.217(2013年2月号)を発行

機関紙『連帯』No.217(2013年2月号)を広島連帯ユニオンのサイトにアップしました。

2.11NAZENヒロシマ結成1周年集会に100名が集まる!


 2月11日、広島平和記念資料館会議室において、NAZENヒロシマ結成1周年集会が開催され、約100名が集まりました。福島から佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの世話人・福島診療所建設委員会呼びかけ人)を迎え、3・11福島大行動の大結集にむけての決意を固める場となりました。
 佐藤さんは、写真をスクリーンに映しながら、美しく豊かな自然を奪われた福島の現実、ペテン的な除染・復興に対する怒りを訴えました。被爆者・被爆2世から、子供たちの保養や診療所建設を進める立場から、大学から御用学者追放を闘う学生から、自民党安倍政権の福島見殺しを許さず、原発再稼働を阻止するための取り組みが報告されました。
 集会後、本通りアーケードを通って原爆ドームまでデモ行進を行い、3・11から8・6へのスタートをきりました。

2013/02/09

2.23 春闘総決起集会のご案内


各労働組合の皆様
働く仲間の皆様へ

2.23 春闘総決起集会のご案内

 皆様の日頃のご活躍に対し敬意を表します。
 昨年末に行なわれた衆議院選挙では、原発再稼動、消費大増税、オスプレイの強行配備、TPPへの参加など反労働者的政策をすすめてきた民主党に労働者階級の怒りが爆発し、民主党政権は引きずり降ろされました。
 しかし自民党・安倍政権は労働者階級に支持されて登場してきたわけではありあません。今回の選挙で実際に獲得した自民党票は前回の大敗したときの得票数を下回っているのです。ただ小選挙区制というカラクリが自民党の大勝を演出しただけなのです。その自民党・安倍政権はあくまでも新自由主義政策を推し進める超反動政権として登場してきています。大恐慌に締め上げられて無謀とも言える超金融緩和= ンフレ政策の強行、何ひとつ解決していない福島の現実を無視抹殺し、原発政策は再稼動どころか新設さえも行なおうとしています。更に国防軍の創設から憲法改悪、道州制導入と突き進もうとしています。
 13春闘は、連合、全労連など既成の勢力が全く闘えない中で、安倍政権= 新自由主義と対決し3月末大量首切り情勢を迎え打つ闘いです。外注化こそ労働者を非正規職に突き落してきた資本の手口です。広島の地でも、広島県地域保健医療推進機構では、運転部門の外注化= 嘱託職員の運転手の雇止の攻撃がかけられています。また広島連帯ユニオン・草津病院支部では、金儲けが一切の病院の新自由主義化の中で、医療の安全問題が大爆発しています。私たちは、この広島連帯ユニオン・推進機構支部、草津病院支部での闘いを労働組合の建設、労働組合の強化・拡大として闘い抜いています。2.23春闘集会はこの2 つの支部の闘いを地域共闘の力を結集して勝利する闘いでもあります。
 私たちは、昨年の101日のJR東日本の検査・修繕部門の全面外注化の攻撃に対して動労千葉、動労水戸、動労総連合のストライキを含む総力の闘いでJR東日本の労働者の総反乱状態を作り出しJR東日本をふるえ上らせた闘いに勝利の確信をつかみました。第2ラウンドの闘いに突入しているJR 全面外注化阻止の闘いの勝利こそ、13春闘勝利の道です。
2.23集会では、非正規労働者の解雇撤回闘争を闘う、東京西部ユニオン・鈴木コンクリート工業分会の仲間が3名参加します。
 外注化阻止・非正規職撤廃! 13春闘勝利! 2.23春闘総決起集会へ賛同、参加をお願いします。

     日時:2 23 () 18:00 より
     場所広島市まちづくり市民交流プラザ(北館5階研修室A)
     主催広島連帯ユニオン(連絡先082-873-1446)
     共催広島県労働組合交流センター(連絡先082-209-5705)

2013/02/06

事故の一切の責任は経営にある|草津病院支部


またしても重大事故発生!
事故の一切の責任は経営にある!
全職員の団結で草津病院の安全を取り戻そう!
医療の現場No.45(2013/2/6)


 2月2日の夜、21時過ぎに病棟で、患者さん同士の「殺人未遂」事件が発生しました。【2月4日付 中国新聞で報道】
 昨年の「放火事件」の実態も明らかにされていない中で、時をおかずして、またしても重大事態が発生したのです。病棟での事故の一切の責任は病院(更生会)にあります。草津病院は、職場の安全に責任を取れ!
●病棟での事故の責任は現場の職員にはない!
 幸にして最悪の事態は免れたものの、重大な事件でした。今回の事件も9月の「放火事件」の際と同じ夜間帯の要員と病床の不足が原因です。
 現状では、職員がどんなに注意を払っていても防げない状態があります。精神科病院である以上リスクは常に存在しているのです。その上で、安全を確保する責任が病院にはあります。職員が労働災害に遭う可能性も大いにあります。職員の死傷事件になっていたかもしれないということです。
 現場労働者には、職場での事故の責任は何一つありません!
●団結して安心して働ける職場を取り戻す時だ!
 4ヵ月に2回も人の命に係わる事態が引き起こされています。病院は職員と患者の命を何と思っているのでしょうか!組合は、この間の団交でも9月の「放火事件」についての見解と方針を全職員に明らかにして、職場の安全に責任をとれ!と更生会に提起してきたにもかかわらず、今回の事態を迎えました。人員や病床が充分でないのに点数・収益のために救急急性期病院を続けることが最大の問題・矛盾なのです。
 本当に怒りに堪えません。いい加減にしろ!と言いたい。病院の「金儲け」優先の経営方針と事故の隠ぺい体質を許さず、組合が先頭に立って、すべての職員の団結で、職場の安全を守っていく取り組みを、さらに推し進めることが急務であることをはっきりしました。
●草津病院は職場の安全を確保しろ!
 実際、命が奪われる事態が発生してからでは遅いのです。今、私たち職員が一致団結して声をあげなければ、本当に安全が崩壊してしまいます。しかし、職場から怒りを表明して、組合で団結して闘えば安全を取り戻すことは可能です。利潤を生まない安全に資本は経費をかけません。本当に必要最低限の経費しか出さないのです。草津病院を見れば、それは明らかではないでしょうか!
 草津病院は、職場の安全を第一に考えて職場・病棟の安全に責任をとれ!昨年9月の「放火事件」と今回の事故についての事実と見解を、全職員に明らかにせよ!すべての職員は、今こそユニオンに結集しよう!