2014/11/09

11.8-10訪韓闘争、国際連帯をさらに発展させよう!


 11月8日から10日、広島連帯ユニオンは6名の仲間を韓国・民主労総の労働者大会に派遣しました。
 8日の前夜祭は、歌・踊り・寸劇などとアピールが交互に行われ、非常に組合員との一体感があるものです。登壇は産別や地域ごとのようです。城西工団労組と事前の会談を考えていましたが到着時間の関係で前夜祭終了後の交流会での話に。交流会は前夜祭会場のテントで、関西セミナーでお会いした金属労組ポハン支部のイゾンラクさんを中心にしたグループと、城西工団のグループにそれぞれ合流しました。イゾンラクさん他、KECの委員長など昨年の訪韓でお世話になった方々とも再会できました。城西工団労組の歴代3人の委員長と移住労働者労組の代表などと2時ごろまで交流の進め方について討議できました。言葉の壁をどう乗り越えるか、日常的に直面している城西工団労組の意見は重みがあります。
 9日午前中は、大邱グループでチョンテイル烈士の墓地を訪問、合同労組グループで建国大学を訪問、その他はセウォル号遺族の座り込み現場を訪問しました。
 労働者大会は当初の予定と違って、14時にヨンプン文庫前に結集し、デモで大学路を目指しました。宣伝カーで次々にソウル地域本部や闘争の当該から「日本の同志へ」のアピールが続々と行われました。集会は、大学路を約1kmにわたって3万人が埋め尽くして行われ、ステージはもちろん2台用意されたスクリーンも遠すぎて見えないほどです。それでも一体感のある集会でした。
 10日は午前中6人で観光ののち、2人が残って理念交流に参加しました。ソウル地域本部と動労千葉川崎執行委員のあいさつに続いて、動労千葉田中委員長、動労水戸石井委員長、セウォル号惨事についてソガン大学教授、福島から倉岡さんが報告しました。
 セウォル号惨事の報告では、問題点は(1)海上警察が外注化され全く救助できなかった(2)海運組合の検査が会員制で安全点検も外注化された(3)政府の規制緩和で船齢を20年から30年に延長したことの3つが核心であると提起されました。
 歓送会では、各産別ごとに自己紹介し、合同一般労組は吉本代表から、広島から8・6報告集を贈呈、関西合同労組のホヨンホさんが発言しました。ソウル本部の皆さんには、民主労総の役員選挙や烈士追悼で忙しい中を親切に対応していただきました。心から感謝したいと思います。

 今回の訪韓で、国際連帯がさらに前進しました。ユニオンの闘いをさらに飛躍させ、階級的団結を打ち固めていきましょう。

チョンテイル烈士墓地にて
前夜祭のあと交流会

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