2020/07/29

一時金の減額を職場のみんなの声で阻止! 高陽第一診療所労組




 ●みんなの声が大きくなれば必ず変える事が出来る!

夏季一時金が7月20日、常勤1.5ヶ月、パート0.75ヶ月で支給されました。みんながコロナ渦中に必死で働き感染予防をして来たのに減額はおかしいと声を上げていった事で減額を阻止しました。


コロナ情勢で診療所や複合施設でも様々な問題が浮き彫りになっています。団体交渉には様々な要求や意見が寄せられました。複合施設では非接触型の体温計があれば、従来の体温計より毎朝の体温測定が早く出来ると要望がありました。現場で要望したときには、「今あるものを使って下さい。」と取りあげられなかったため、組合の団体交渉でコロナ感染予防の備品として再度要求し、希望部署には購入することを勝ち取りました。仕事をいかに確実にこなしていくか、現場で労働者が必要に感じた要求です。


数字しか見ない経営者は必要ないと経費削減で切り捨て、今まではそれで終わっていました。しかしコロナ過で、現場が命と健康を守り、安全に働くには絶対に必要であると一人ではなくみんなで声を上げたことで一時金の減額を阻止し、赤外線体温計を勝ち取りました。


少しずつでもこの積み重ねがこれからは必要です。みんなで声を上げて、働き続けていける診療所と複合施設にしていきましょう!



 ●船橋二和病院で、一時金減額反対の労働組合のストライキ!

コロナによる経営悪化のための一時金の減額は社会的にも大きな問題になっています。東京女子医大では一時金ゼロで400人が退職するかもという事態になっています。その中で7月10日に千葉県の二和病院労働組合が一時金の減額に対して医師や看護師9名がストライキに立ち上がりました。


「とにかくここでやるしかなかった。これ以上我慢したらボーナスが出ないことが当たり前になってしまう」と語っています。「とくダネ」などでも報道され海外からも取材が来ています。


コロナで医療が減収になるから一時金の減額は当たり前になる、そうなれば医療は縮小を余儀なくされていきます。コロナが再拡大し、医療が崩壊していく事は時間の問題です。

そのように絶対にさせてはいけない。医療や介護は社会的に命と健康を守る重要な仕事です。


それをビジネスにして儲けるために「ベッドを埋めろ」「稼働率を上げろ」と言われ、現場は人員不足で疲弊し医療労働者としての誇りを奪われています。これを変えるために二和病院のような現場からの闘いが必要です。コロナで二和病院や全国の医療機関も、診療所でも同じ問題にぶち当たっています。これを打開するのは、職場に労働組合をつくり、みんなの声を一つにして職場を変えることから始まります。


組合に入って診療所と複合施設のこれからを働く者の立場で考えていきましょう。医療・介護・福祉のあり方、生きていける社会をどう作っていくのか、考えてみませんか。地域の医療機関や労働者と、競争ではなくつながって、医療をとりもどそうと呼びかけましょう。






 理事会よりの回答。(抜粋)

1.支給額

●・・・現在検討中。当法人の経営改善の長期的展望に基づき、

現実的に支給可能な一時金支払い限度額を設定して、それを

ベースに支給額を決定したいと思っている。現在法人内で検討中であり、まだ公表出来る段階ではない。・・


2.人員要求について

①人員補充の具体策:受付人員補充についてはハローワークと人材派遣会社に依頼中だが、応募なしが続いている。②病棟/ショートステイ・サービス付高齢者向け住宅の夜勤2人体制は経営的に出来ない。


3.設備・備品について

①各部署でのユニホームの予算化について⇒法人全体の年間予算作成に向けて準備中です。その中で位置づけます。②デイケア室のテーブルクロス、③厨房の茶碗⇒稟議書をあげて下さい。④コロナ感染予防の為の防具・・略⑤赤外線体温計の配置⇒各部署の希望調査を行います。


4.診療所と新施設の就業規則の格差

①就業規則の労組への交付・・当日交付。②年末年始出勤手当:事業所ごとに事業所の事情に応じて就業規則が作られるので、少々の格差が生じるのはやむを得ない。③年末年始4日間の公休化:②と同じ。


5.コロナ感染予防PCR検査の広島市におけるシステムと今後の診療所の対応方針について広島市の新型コロナウイルス感染対策に大きな変化はありません。・・これまでは鼻咽喉ぬぐい

液の採取が行われていたが、本年6月2日より、発症から9日以内の有症状者に対しては唾液によるPCR検査が保険適応になった。当診療所としては今回の新型コロナウイルス感染症の流行を契機に発熱外来を設置して感染症対応を行うこととした。具体的には新事務室の道路側の・・・その際、職員はフル装備する(マスク・防止・ガウン・フェースガード・手袋)。検体採取は唾液で行うようにする。



団体交渉報告(ほんの一部)

労組:アンケートによせられた声「経営難に直面している事実は理事会に大きな責任がある。その責任を果たすためにも一時金は支給すべき。理事が自腹をきっても。」に対してどう応えるのか?

理事長:しっかりした経営計画を作ってそれに沿ってやっていくしかない。それ以上のことはない。

労組:ちゃんとした経営計画と言われるが、経営難の責任は理事会にある。経営計画と言ってもちゃんと見せてもらって無い。今まで何してたんですか?年間1000万の返済を銀行から求められているのこと。その計画はどの様に考えているのか?職員に不利益にならないように、考えているか?しっかりした経営計画が本当にできるか?経営責任と言いながら、変っていない。経営計画をちゃんと文章で組合に提示して欲しい。

理事長:理念だけでは経営はできない。経営術としてのノウハウがありますから、・・。医療保険介護保険体制の中で、いかに増収するかという事にかかっている。ある程度目に見える形になっているがコロナで安定的に増収できる事はできない。無責任な約束をする事はできない。先は見えていない、絵に描いた餅のような事はできない。ひたすらがんばるしかない。


★「理念だけでは経営はできない。」「ひたすらがんばるしかない。」という理事会の無責任。私達労働者が職場を回す主人公。声をあげていきましょう。



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