2014/06/08

国鉄闘争で限界を超えよう!国鉄闘争全国運動6.8全国集会


 国鉄闘争全国運動6.8全国集会が、東京・文京シビックホールで開催されました。全国から1650名が参加し、この間の国鉄闘争を基軸にした階級的労働運動の実践が会場全体をおおい、国鉄闘争を新たな段階へ発展させる勢いを実感する集会となりました。
 開会あいさつでは、鈴コン支援連帯共闘会議の花輪さんが、鈴コン分会の勝利判決は職場の闘いで押し込んでもぎとったことを強調され、人間扱いされていない非正規職の闘いを国鉄闘争と一体でインタナショナルな闘いとして闘うことを訴えました。連帯のあいさつで佐藤幸子さんは、福島の怒りの声を「美味しんぼ」問題などで押しつぶす安倍政権と対決しているふくしま共同診療所への支援を訴えました。港合同、関西生コン支部、動労千葉の三労組が集会を牽引、動労千葉の田中委員長は「日本の労働運動の限界を自分たちの団結でのりこえよう」と先頭に立って闘う決意を明らかにされました。
→3労組・呼びかけ人から(日刊動労千葉)http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7720.htm
 韓国鉄道労組のオムギリョンさんは、新自由主義に国境がないように労働者の闘いにも国境があってはならない、階級的労働組合の復元のためにともに闘おうとアピール。同志に対する信頼と国民の支持があったから鉄道民営化阻止の22日間のストライキを闘いぬけたこと。根底に、成果給を一緒にして分け、職種を超えて一緒に闘争するなど、ともに闘いともに責任を追う伝統と気風にあったことを、熱く語られました。国鉄闘争が韓国の労働者の闘いとつながり、世界の労働者はひとつという国際連帯を前進させています。
→オムギリョンさんの発言(日刊動労千葉)http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7721.htm
 国鉄闘争を先頭で闘う闘争団や動労総連合とならんで、解雇撤回を勝ち取った鈴コン分会を始め、小竹運輸、郵政八王子西局、沖縄のIJBSなどの解雇撤回を闘う仲間が、国鉄闘争と一体で不屈に闘っていることが、勝利の展望を示しています。
 愛媛県職労の宇都宮委員長が集会宣言を朗読し、「動労総連合を全国に! 最高裁10万筆署名を集めきろう! 国鉄闘争で団結し日本の労働運動の限界をのりこえよう!」という今後の闘いの方向を示しました。
→全国運動の新たなアピール(国鉄闘争全国運動)http://www.doro-chiba.org/z-undou/mokuteki/yobikake2014.htm
 今春広島連帯ユニオンが切り開いた解雇撤回の地平をさらに発展させて、ともに団結していきましょう。アクオ西日本の解雇撤回の闘いを、8・6闘争そのものとしてユニオンの総力を上げて闘いましょう!

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