2014/10/04

10.4広島国鉄闘争集会が大成功


 10月4日、広島市西区民文化センターで「国鉄1047名解雇撤回! 許すな外注化・非正規化! 戦争と民営化に反対する闘う労働組合をつくろう! 広島国鉄闘争集会」を動労西日本・広島連帯ユニオン・動労千葉を支援する会広島の共催で開催し、65人が集まりました。
 冒頭、9・11郡山闘争のビデオが上映され、国労郡山工場支部の橋本書記長、動労総連合の「青年部」の明るく闘う姿にみな大注目でした。ユニオンの鈴木委員長が主催者を代表して開会あいさつに立ち、「闘う労働者の表情はみな生き生きとしている。動労千葉のようにストライキで闘う組合をあらゆる職場につくろう。この場のすべてのみなさんが11・2労働者集会に参加してほしい」と呼びかけました。
 連帯あいさつでは、広島星野文昭さんを救う会の増上昭典共同代表が「あと1、2年で星野文昭さんを奪還しよう」と訴え、NAZENヒロシマの室本けい子さんは、「99%の人たちみんなの怒りを結集し安倍を倒しましょう」と熱く訴えました。広島大学学生自治会からは国際反戦デー広島行動が呼びかけらましれた。

 動労西日本の大江照己委員長が「動労総連合を全国に」の決意を込めて基調報告を行いました。9・11郡山闘争、動労千葉の10・1ストの意義を語り、JRをはじめあらゆる職場で進む民営化、外注化との闘いへの決起を呼びかけ、「動労西日本の一大拠点を広島の地につくり出す。とりわけ青年労働者の圧倒的な結集を実現させよう。動労西日本を先頭にすえた広島の闘いを全国の仲間に示そう」と訴えました。
 続いて闘いの現場からのアピールが次々と。動労西日本の岡崎昭夫組合員は「労働組合の団結こそ安倍打倒の力。私は一人の青年労働者を獲得しなければならない」と組織拡大の決意を表明。
 ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長は、「職場では合理化による過重労働、事件・事故の多発に怒りが渦巻いている。今こそ反合理化・安全闘争を貫く階級的労働組合として職場丸ごとを獲得し、職場生産点を握って草津病院を自他共に認める拠点職場にする」と拠点建設の決意を鮮明に。

 福屋で解雇撤回闘争を闘う谷口恭子組合員は「外注化による分断を打ち破り、団結と労働組合を取り戻すことこそ核心。戦争を止める力もそこにある」と路線的確信をもって訴えました。さらに解雇攻撃をはね返した仲間が職場での奮闘を報告。
 高陽第一診療所労組から、森末委員長が「階級的団結を拡大し、高陽第一診療所を建設当初の原点を貫いて地域全体を組織していく拠点にする」と、自治体労働者から学童保育の民営化、外注化と闘う仲間が「絶対反対を貫くということは革命をやるということ。そのためには労働組合が強くなって闘っていかなければならない」と、教育労働者からは、不起立処分撤回の人事委員会闘争を闘う仲間から「組合は提訴を取り下げろと言ってきたが、不当な処分と闘い続けるのは当然。7・1閣議決定の下で教え子を再び戦場に送る教育に変えることを許してはならない」と訴えました。
 ユニオン青年部から訪韓闘争へのカンパの訴え、壹貫田書記長から11・2労働者集会へ向けた方針提起、広島労組交流センター植野代表から「組織拡大が確信できた」との閉会あいさつで締めました。


城西工団労組イムボンナム委員長から連帯のメッセージが届きました
 利潤より命を!非正規職撤廃!戦争と民営化反対のために闘っておられる同志たちに連帯のあいさつを伝えます。韓国の大邱城西工団労働組合委員長・イムボンナムです。
 私は去る8月5日、国際連帯集会、8月6日、ヒロシマ大行進に参加して、同志たちに深い感銘を受けました。人間らしく生きられる社会のために、社会の不条理と不正義に立ち向かい、正しさを持って闘っておられる同志たちの情熱的な姿を見て、多くのことを学びました。そのような心を見せてくださった同志たちに、もう一度心よりお礼申し上げます。
 今、韓国はまさに貪欲と破滅の道へ向かっています
 パククネ政権はセウォル号惨事の真実究明を要求する遺家族たちの絶叫と闘いを、財閥に対するありとあらゆる恩恵と、庶民の懐をはたくことで答えの代わりにしました。規制緩和の危険性を警告する声を全面的規制撤廃であざ笑い、医療民営化反対の世論を病院の付帯事業の大幅拡大で押さえつけてしまいました。政権に対する苦言は公権力を通じて処罰するという公安統治の時代を予告して、歴史を逆さまに回そうとしています。
 パククネ政権の爆発的な弾圧の中で、先輩たちが命をかけて闘い取った民主主義が砂の城のように力なく崩れ落ちる危機に処しました。国民の命と安全よりは「持った者」の利益のみのために法を作り、制度を悪用しています。
 このような時、労動者、民衆が全面的な抵抗に出ないならば、血で刻まれた私たちの歴史は、そっくりそのままブルジョア政権の歴史として、汚点となってしまうでしょう。
 このような問題は同志たちと違わないでしょう。
 パククネ政権退陣の闘いと安倍政権打倒の闘いは違うものではなく、新自由主義に立ち向う闘いは違うものではなく、民営化反対、非正規職撤廃、解雇撤回に対する闘いは違うものではありません。
 新自由主義が国境を引き離し、労動者階級を引き離しています。
 私たちはこの障壁を取り壊さなければなりません。全世界民衆の闘争を通じて労動者、民衆が夢見た世の中を勝ち取らなければならないでしょう。
 支配されず搾取されない平等な社会のために、私たちの先輩が築こうとした社会主義の社会を私たちが作らなければならないでしょう。
 同志たちと共にします。

 難しい条件の中でも力強く闘争される同志たちと共に肩を組んで進みます。トゥジェン(闘争)!!!

0 コメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。