2011/04/24

4.26 中国電力前 反原発デモへ!

 来る4月26日、チェルノブイリ原発事故25周年弾劾!フクシマ原発事故徹底弾劾!すべての原発を今すぐ止めろ!原発全廃!の怒りのデモを行います。
 例年闘ってきたチェルノブイリ・デーの闘争ですが、本年はデモをやります!中電本社から原爆ドーム前です。怒りの声をヒロシマの街にとどろかせよう!
 今こそ、ユニオン(労働組合)が、”くり返すな!”を訴える時です。
 全ての闘う仲間はぜひ参加を!

◇福島原発事故弾劾! ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!
◇すべての原発を即時停止・廃止せよ!
◇中国電力の島根原発・上関原発建設に絶対反対!
◇日本の核武装絶対阻止!朝鮮侵略戦争を許すな!
◇東日本大震災被災地を支援しよう!震災解雇を許すな!
◇労働組合をよみがえらせ、大失業・戦争の菅政権打倒を!
◇8・6反戦反核反原発広島世界大会を実現しよう!

ヒロシマ・フクシマ発 反原発1000万署名を集めよう!


昨年の4・26闘争

とき  4月26日(火)19:00~ *18:00から本部が居ます。
ところ 中電本社前集合
主催  広島連帯ユニオン

チェルノブイリ原発事故25周年に際して広島連帯ユニオンは訴える!
団結の力で、すべての原発を即時停止し、廃止する時が来た!


「チェルノブイリのようにはならない」というデタラメを25年! 
 3月11日に発生した東日本大震災の死者・行方不明者は3万人に達している。4月12日なって、原子力安全・保安院はようやく、福島第1原発事故の評価レベルを国際評価尺度に基づいて、現在のレベル5からチェルノブイリ原発事故に匹敵する最悪のレベル7に引き上げると発表した。この期に及んでも、政府は、「1986年のチェルノブイリ原発事故の時に放出された放射線物質の量とは相当異なる」と、福島原発の事故が、たいしたことではないかのようなコメントを発表した。チェルノブイリ事故の当時と全く同じ体質だ!本当に怒りに耐えない!
 ハラの底からの怒りを、今や解き放つ時がきた!原発について「関係ない」「仕方がない」と放置すれば、資本と国家に殺される時代がきたのだ。菅政権は、利潤を追及してやまない新自由主義・資本主義体制を生き残らせるため、労働者民衆を犠牲にすることをいとわない政策を開始している。体制護持のためには労働者民衆の生活や命など知ったことではないということだ。私たちは、1986年のチェルノブイリ事故を受けて、1989年の組合結成以来、三菱重工業など原発メーカーや中国電力をはじめ電力資本に対して怒りの声を上げ、日本の核兵器製造・核武装につながる原発建設反対を掲げて闘ってきた。今、私たち自身も問われている。真に原発と核をなくすためには、このままではいけないと。
「絶対に安全だ」と言って原発建設を推進した奴らに怒りがこみあげる。私たちは、今こそ全ての原発をただちに停止させるために闘いぬく決意だ。

東日本大震災-原発事故は資本と国家の犯罪だ!
 たしかに地震や津波は自然災害だろう。しかし、眼前で起きている事態は、断じて「災害」ではなく、資本と国家による犯罪行為に他ならない。資本と国家は、地方のコミュニティーをとことんまで疲弊させ、利潤の追求と核の保有のみを目的とした原発を地震列島の上につくり続けてきた。津波で破壊された職場、放射能によって放棄された工場から、膨大な労働者が休業手当も剥奪された上で、街頭に放り出されている。これを資本と国家による犯罪と言わずして何と言えばいいのか!俺たちの職場、地域を元通りにしろ!ということだ。被災地だけではない。すでに全国で膨大な労働者が職を失い、解雇されている。
 日本には原発がなくても電力需要をまかなうだけの火力・水力発電所がある。政府と電力会社はそれを停止させ、情報操作をして54基もの原発を造り続けた。原発建設は1960年代から進められてきたが、エスカレートしたのは、1983年にレーガン政権と中曽根政権が新日米原子力協定を締結してからだ。原子力政策は、新自由主義攻撃、民営化を軸とした労働者への全面攻撃と完全に期を一にした資本主義の生き残り政策であり、国鉄分割・民営化と同時に始まった攻撃である。その核心には日本の核武装のためのプルトウム保有が据えられている。

問われている労働組合の闘い
 今回の事態は、財界と一体化した労組幹部の犯罪も突きだした。連合は一貫して原発反対の声を封じ込めることに手を染めてきた。震災に対する連合声明は「政府の迅速な対応に感謝する」とまで言っている。全労連も「核の平和利用賛成」だ。電力総連は、原発事故隠ぺいに手を貸し、労働者の被ばくと被ばく死を葬り去る役割を果たしてきた。連合は5・1メーデーすら「自粛」した。これが「労働組合」の姿だ。労働組合は何をなすべきなのかが問われている。政府は怒りの声が渦巻いていることを恐れ、全国民の融合、政治休戦をあおり、闘う労働者を弾圧し、労働運動を絶滅しようとしている。今こそ労働運動を甦らせなければならない。今回の大震災は、後のない経済危機、財政破綻の渦中で起きた。日本経済は崩壊し、国家財政は全面的に破たんする。そして『大失業時代』がやってこようとしている。放射能汚染によって農業も漁業も全て壊滅させられる状況の中で膨大な労働者が解雇されようとしている。労働者・民衆の連帯と団結だけが最後の砦であり、勝利の唯一の希望だ。
 全世界の仲間たちに訴えます。今こそ日本政府に怒りの声を叩きつけてほしい。『すべての原発の即時停止・廃止しよう』1000万署名を全国・全世界で集めよう!起きている現実はすさまじいものだ。しかし、満ち溢れる怒りの声と結びつくことで、それに立ち向かうことができる。労働者が力を獲得するべき時が来たのだ。
 その力は資本と闘う労働組合の中にある。職場で闘う労働組合を再生させて、今こそ、その力で原発と核を廃止しよう。労働者は団結して生き抜くために闘おう。
来る5・1反失業・反原発メーデーに結集しよう!

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