2017/05/05

竹川さんを支援する会ニュースNo.9を発行


竹川さんの逮捕は他人事じゃない!! 泉陽会労働組合

執行委員長 新井佳世子

  竹川さん、こんにちは。泉陽会労働組合です。私たちは東京にある介護施設で働く職員で結成した組合です。現場に組合ができた背景には究極的な人員不足と過重労働がありました。それまで8~9人いた日勤の介護職員が退職や異動の末、補充されず5~6人に減らされ、毎日の残業は当たり前、18時間働いた夜勤者が1~2時間の残業をして入浴介助をしてから帰る、余暇活動は一切できない…そんな職場になりました。安全も守れない、働く喜びも感じられない、こんな現状を変えたいと思う仲間たちが集まって泉陽会労働組合を結成しました。
 組合が結成されて間もなく三役会議で竹川さんの話をしました。夜勤明けでの夜勤、違う施設を転々とする、事故が起きてもすぐに救急車を呼ぶなという指導…何か起きれば全ての責任が労働者に押し付けられる。なぜそのような事がまかり通るのか?それは職場に組合がないからです。
 私たちの職場でも年間2000件を越える事故報告書が提出されています。いつ誰が事故の当該になってもおかしくない。私たちは「竹川さんの逮捕は他人事じゃない、明日は我が身」だと思いました。そしてみんなで救援会に入ることを決めました。
 全国に竹川さんを想う仲間がいます。負けないで闘い抜いてください!!

副委員長 KS

 介護現場の人員不足は何処の施設でも切実ですよね。仕事の内容も利用者に寄り添えるような介護が出来ていないのが現実だと思います。時間に追われ仕事内容も煩雑ななかで事故が起きてもおかしくない環境だと、国や経営者達は全然分かってないのに一人の責任にされては誰だって、介護現場に就職したいとは思わないでしょうね。悪循環ですよね。そんな環境の中で働いている職員がもっと声を挙げていかないと、現場も国も変えていけないと思います。

書記長 YS

 介護施設は、何処も究極の人員不足です。その様な中、私たちの施設も、毎日の様に事故が起きています。いつ大きな事故が起きてもおかしくない状況です。現場の職員の善意に甘え、人員不足を放置する施設。またその様な状況を改善しない国のあり方に問題があるのであって、事故の責任を介護士一人に押し付けるのはおかしいです。私も、この様な現状をどうにかしたいと思い、微力ながら頑張っています。全国にもこの事件はおかしいと思っている人は沢山います。希望を捨てないで、諦めないで下さい。

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