2017/05/24

労災の責任を取れ!総代会へビラ入れ|広大生協労組

広大生協理事会は労災の責任を取れ!

広大生協労働組合
機関紙『団結』No.246
2017.5.24

労災の責任は100%理事会にある

生協の職場で労災が続発しています。生協食堂が中四国事業連合方式になって、「今までの1.5倍も忙しくなった」「いや2倍も忙しくなった」と言われるような職場になりました。突発的な事故による労働災害もそうですが、過重な労働が原因で次第に手などの体を壊すような職業病労災も、経営陣である理事会に全責任があります。治療の補償はもちろん、労働災害が起きない職場にする責任があります。労働組合は、同じように職業病労災になっている多くの労働者が声を上げることができずにいる事実を指摘し、理事会が責任ある対応をするよう求めてきました。しかし、理事会の回答は報告がないから労災になっている人はいないという、許しがたいものでした。

労働者酷使で「経営の改善」

「利用する組合員の満足度が高まることで利用が増え、生協の経営が改善されることで職場環境や労働条件の改善が計られ」と言っています。その「経営の改善」は、労働災害が起きるような労働強化や、最低賃金ギリギリでパート労働者を使い捨てにすることで、もたらされたのではありませんか。職場環境や労働条件の改善と言いますが、巨額の設備投資をして改装した霞食堂で職業病労災が発生していることをどう考えているのでしょうか。

職場を回しているのは労働者

この間労働組合は、職場から改善を求める声が上がっている霞食堂の洗浄室の改善や、緊急措置として安全な運営ができるように出食を制限をするよう要求しました。しかし、理事会の回答は「現在の洗浄器でも十分」というものです。職場会議や個人面談のたびに改善を求める声が上がっていることを知った上でこの回答です。理事会の計画通りに働けば何の問題もない、働き方が悪いのが問題だと言わんばかりです。しかし、計画通りにならないところを必死でカバーして、何とか職場を回しているのは現場の労働者です。

職場の団結=ストライキで職場を変える

私たちは、被災者の作業軽減がされたらそれで十分とは考えていません。職場の現実は何ひとつ変わっていないからです。欠員が出てもなかなか要員が補充されない。新たに働く仲間がやっと増えてもすぐに退職してしまう。設備の改善を要求しても労働災害が起きるような職場の現実はまったく変えようとしない。こうした理事会の仕打ちに対して、職場の仲間とともに労働者として生きるために声を上げていきます。
 私たちは生きていくために働いているのであって、体を壊すために働いているのではありません。この現実を変えるために労働者自身の団結した力、ストライキで闘います。生協労働者の皆さん、学生・教職員の皆さん、「日常」の中にこそ変えるべき現実があります。この「日常」との闘いは、新自由主義に行き着いた資本主義の行き詰まりの中で起きており、その突破のために戦争と改憲に向かう安倍政権との闘いそのものです。ともに団結しましょう!

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