2017/07/18

一時金カットを絶対に許さない|高陽第一診療所労組


『きょうちくとう』No.134
2017年6月19日
高陽第一診療所労組

責任転嫁の一時金カットを絶対に許さない!

●労働者に経営破たんの責任を負わせるな!

 理事会は春闘の回答書で「一時金カットはやらない」「一時金カットは組合のデマ」「人件費削減には最後に手を付ける」と言いながら、夏季一時金の支給額を常勤1.5か月・パートを0.75か月に減額すると運営委員会で発表しました。絶対に許しません!
 経営破綻の原因である新施設建設を強行したのは理事会であり、食事を外注化し、人が集まらないと理由をつけて労働強化を押し付けてきたのは経営を成り立たすためではなかったのか?結局労働者に責任を押し付けることしかできないのか?理事会は今まで新施設に経営方針も無く、どんぶり勘定でやってきたことがはっきりしたのです。           
 組合は新施設に対して建設段階から絶対反対をしてきました。絶対にうまくはいかない最後には銀行に診療所を売り渡すことになる、安倍政権の介護政策に反対して闘おうと訴えてきました。しかし理事会はそれに耳を貸すこともなく自ら、命より金の新自由主義に転向していきました。労働者には一切の責任はありません、責任を取るのは理事会であり、一時金カットが組合のデマだというなら責任をもって一時金を支払え!

●今の社会で生き残るのではなく、社会を変えるために団結して闘おう! 

  今の時代と社会は東芝のような大企業でも経営が悪化し倒産していく時代です。その責任を労働者に押し付けていく、これが新自由主義の経営のあり方です。安倍政権の働き方改革に現れているように労働者すべてを非正規職にし、残業代をゼロにして、業務をすべて外注化していくことで利潤追求をしていくことが資本が生き残るために行われています。そのために労働組合を破壊して労働者を分断し、団結をさせなくしています。今の職場に必要なのは、自らの職場で労働組合に入って団結していくことです。敵の攻撃が分断し団結させないためなら、その攻撃を跳ね返し団結して闘えば労働者は必ず勝てるということです。
 診療所が生き残るためにどうするかではなく、命より金の医療福祉・介護を生きていくために労働者の手に奪い返していくことが重要になりました。すべての労働者が怒り立ち上がり始めています。となりの韓国では6月30日に闘う労働組合の民主労総が先頭でゼネストが闘われます。
 すべての労働者が生きていくために組合は闘います。夏季一時金も組合に入り団結して闘って勝ち取りましょう!

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