2018/12/08

山陽測器解雇撤回闘争勝利報告祝賀会を開催


山陽測器解雇撤回闘争が勝利和解勝利報告祝賀会を開催


 12月8日、広島連帯ユニオンは山陽測器解雇撤回闘争の勝利和解を受けて勝利報告祝賀会を広島市内で開催しました。広島連帯ユニオン組合員始め、動労西日本、地域の自治体労働者、婦人民主クラブ広島支部の仲間などが集まり、盛大に勝利を祝いました。
 M組合員は2014年に退職強要を跳ね返すためにユニオンに加入、県労委闘争なども取り組みながら不当解雇(1度目の解雇)の撤回、ボーナスカットの撤回などを勝ち取ってきました。追い詰められた会社は2015年11月にM組合員をロックアウト解雇。以来3年間に渡って社前闘争・労働委員会闘争・裁判闘争などあらゆる手段で解雇撤回を闘ってきました。
 ここに至るまでは決して平坦な道のりではありませんでしたが、団結を崩さず、「解雇撤回」の原則をトコトン貫いて、ついに今年10月組合も本人も納得のいく形での勝利和解を勝ち取りました。
 山陽測器資本はMさんを解雇するために詳細な「ミス報告書」を作成させたり、従業員に「解雇要求署名」を集めさせたりしてそれらを「解雇の根拠」とするなどとんでもなく悪らつなやり方をしてきましたが、それらは全て団結した闘いの前では会社にとっての不利な条件にしかなりませんでした。「団結して闘えば勝てる」ということです。
 8日の勝利報告会では本人から「団結があったから勝利できた。これからも末長くユニオンと一緒にやっていきたい」と晴れやかなアピール。山陽測器解雇撤回闘争の先駆けとなったサンナビ解雇撤回・倒産との闘いで勝利したF組合員からも「信念を貫いたからこそこのように勝利できた。信念を曲げていたらこうはならなかった」と発言。闘いが闘いを呼び、次々と青年が立ち上がっていく。画期的な展望を切り開いたと感じました。

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