2015/11/15

山陽測器は不当解雇を直ちに撤回せよ!


ふざけるな!解雇理由はデタラメだ!山陽測器は不当解雇を直ちに撤回せよ!

 M組合員に対する解雇を満腔の怒りを込めて弾劾します。M組合員の解雇に何の正義もありません。山陽測器・桐木社長は労働委員会での不当労働行為の認定、M組合とユニオンの総力決起に追い詰められ、苦しまぎれに許し難い解雇の攻撃に出てきました。断じて許しません。ユニオンとM組合員は更に団結を固め徹底的に闘い必ず勝利します。

許せない即日解雇、私たちは解雇は絶対に認めません!

 11月13日17時15分、まだ業務中であったにもかかわらず突如社長室へ呼ばれ、桐木社長から「本日をもって解雇、17時30分以降部外者である」と告げられ解雇通知書を渡されました。「貴重品は持って帰ってね。17時半過ぎたら部外者なんだから」と桐木社長に言われました。ブラック企業で多く行なわれている突然のロックアウト解雇(即日解雇)され、「15分後は部外者」と告げられ、理不尽の極みです。解雇は絶対に認めません。

労働委員会命令を居直り、追い詰められて解雇の暴挙!

 昨年の3月、桐木社長はM組合員に対して退職強要、解雇の攻撃を行なってきました。3月の退職強要は録音されています。そこでは「解雇の本当の理由は社長より遅く出勤することだ」とあけすけに理由が語られています。団体交渉で厳しく追求した結果、あまりに不当な解雇だったので会社は解雇を撤回せざるを得なくなり解雇は撤回されました。
 しかしその後もM組合員に対する差別的、パワハラ的攻撃は桐木社長を先頭に執拗に続けられてきました。ユニオンとM組合員はこうした会社の攻撃に団結を固め闘ってきました。そしてついに労働委員会で勝利の命令を実現しました。
 労働委員会命令とM組合員を先頭とした門前闘争に完全に追い詰められた会社は、門前闘争を終えて出勤したM組合員に「死ね!!死ね!!」という暴言を浴せかけました。さらに解雇という暴挙に打って出てきたのです。しかし正義と勝利はM組合員とユニオンにあります。解雇撤回まで徹底的に闘い必ず勝利します。

デタラメな解雇理由を許すな!

 「職務遂行能力の低さ」ということが解雇の理由だと言うのです。こうした解雇の理由は桐木社長の「解雇してやる」という目で見たものでしかありません。そして許せないことに山陽測器で働く9割の労働者が「解雇を求めている」と言うのです。「労働者が解雇を求めている」というデマを持ち出すことで桐木社長自身の責任を逃れようとするその姿の中に、桐木社長の弱さと労働者を蔑視するどうしようもない体質が現わされているのです。
労働委員会命令の新聞報道記事を読まれた山陽測器の取引先と名乗る人物からユニオンに
 寄せられた手紙に「ご存知か不明ですが、S社は10年近く前にも当時の社員1名と労働条件等に関して訴訟がありました。また数年前には、労働環境の改善を求めた結果、改善されず1部署全員揃って退職したそうです。」という記述がありました。ユニオンもこのことは十分承知しています。これは、桐木社長は自分の気に入らない労働者に典型的なブラック企業の手口であるパワハラ、解雇の攻撃で山陽測器の労働者の支配をしてきていたことの表れです。
 M組合員の解雇撤回の闘いはこうした山陽測器・桐木社長との全面的な闘いです。また同時に社会的に蔓延する解雇の自由との闘いです。山陽測器で働く仲間の皆さん!決っして他人事ではありません!明日は我が身、真剣に考え、ユニオンと共に闘い勝利しようではありませんか!

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