2020/02/21

CDSパワハラ解雇撤回!社前闘争やりました

2月20日、3度目のCDS株式会社に対する社前闘争を行いました。「パワハラで不当解雇を撤回させよう」という訴えに、多くの人がビラを受け取っていきました。



以下はビラからの引用です。

会社は、広島支社の横暴な職制のいうことを鵜呑みにするな! 

 2019年4月にOさんは、長年にわたる職制のパワハラを会社に訴えました。
 Oさんは、長年にわたるパワハラについて、ひとつひとつを日にち・名前・状況などを具体的に示しA4何枚にもまとめた文書を添えて訴えました。これに対して会社は表面上の聞き取りはしましたが、何の根拠もなくパワハラ加害者である小笠原課長達のいうことは正しく、Oさんの言うことは間違いと決めつけ、「パワハラの事実は確認できなかった」としました。

わずかな反論も矛盾だらけ! 
 以下はOさんが昨年の4月に会社側に正式に文書で提出したパワハラの事実についての訴え(抜粋)と会社側の回答です。
(会社の回答はこれだけです!)

【Oさんの訴え】
0.2014年
A課長によるパワハラにてM氏が退職する。
私は、そのパワハラの様子を目の前で目撃していたが、業務にかこつけてひどいいじめだった。更に、パワハラで人を退職までさせたのに、A課長には何の懲戒処分もなく、上の人は何をやっても許される、自分がターゲットになったら…と恐怖を感じる。今でも感じ続けてます。

2.2016年 3/25~
配線図の新規提案の業務が完了したので、私の席を電子OMチームに戻して欲しいと朝礼で何度かお願いしていたら、3/31の朝礼で、A課長に意味も分からず、みんなの前で恫喝された。

【会社の回答】
A課長の聞き取り結果「Oさんは、A課長に比べて年上で入社も早いので、そんなことをするわけない」


 会社は、A課長が言うことを何の根拠もなく正しいとして「そんな事実はなかった」と認定しました。「入社20年近く働いてきた(当然、A課長より入社は早い)M氏がA課長のパワハラで退職した」事実があったことなどを考えれば、会社はA課長の言葉を鵜呑みにするのではなく、朝礼に出てた第三者から聴取するなどをして、慎重に調査するべきではないか!


【Oさんの訴え】
3.2016年4/4~
K元広島支社長に呼び出されセクハラしてると一方的に言われ、電子OMの業務には戻さないと言われる。相手がセクハラと言ったらセクハラなんだと、恫喝される。言葉尻ばかりとらえて、「何だその言い方は!」と何回か怒鳴られ、言いたいことも言えなくなった。
どうしても、納得いかないので、K元広島支社長とは2回話ししましたが、全く聞く耳をもってもらえず、「会社に知れたらお前はクビだから、言えない」と脅迫まがいなことを言われた。

16.2017年
7/3、小笠原課長にいきなり席替えを言われ、朝礼後にすぐ席替えをさせられる。
(それも、直接ではなくS係長経由。ほんと、臆病者で卑怯なやり方!)
S係長が移動するので、S係長の近くが良いという理由だったが、S係長とは島1つ離れた、廃棄PCが積んである島に一人だけで座らされる。
露骨ないじめで、ショックを受け頭痛もひどくなったので午後から帰る。
7/4,5と、頭痛がひどく会社に行けなかった。(会社には連絡を入れて休んでいます)
7/6、ようやく出勤すると、朝礼後にみんなの前で、K元広島支社長が「O(呼び捨て)、ちょっと来い!」と怒鳴り、ミー ティング室に呼ばれる。ミーティング室に入るやいなや、また大声で「なめとるのか!」と怒鳴られる。

【会社の回答】
K元広島支社長の聞き取り結果「大声を出したことはあるかも知れない。ただ、あったとしても恫喝の意図はない」
小笠原課長のOさんへのいやがらせ(ある日突然、Oさんの席を事務所内の端の廃棄PCが山積みの席に移動させる)については言及なし


 会社は、K元広島支社長の主張を一方的に信じて、「そんな事実はなかった」と認定しました。そもそも、大声を出したことも覚えていないのに、意図はなかったということが矛盾している! また上司が部下に対して大声で怒鳴ること自体がパワハラではないだろうか!どういう理由で大声でどなったのか、その行為に正当性があるかないかを調査してこそ、本当の調査ではないだろうか!
 さらにO氏へのパワハラの主導者と思われる小笠原課長のいやがらせについては何の言及もないのは何故だろうか!
自分たちのまずいことには蓋をしているとしか思えない!上のもの同士、お互いをかばいあってなれあいでやっているという体質そのものだ!

自分の身が危なくなったので、Oさんに責任転嫁! 
 パワハラ加害者達は、Oさんの具体的な訴えに対して恐れをなして、Oさんが態度が悪いのでしかたなくやったと言わんばかりに、Oさんに問題行動があり悪いと問題をすり替えてきました。これに対して会社は、きちんとした調査もせずに加害者のこんな言い訳を信じて、Oさんを懲戒解雇してきたのです!
 そもそも、CDSという会社は、解雇するということはその人の人生(家族の人生)を無茶苦茶にするということ、労働者にとっての死刑宣告であるということを理解しているのか! 理解しているのであれば、一方的な意見だけでなく、もっと誠実で平等な調査をして結論を出すべきではないのか!

団体交渉の議題にOさんへのパワハラ問題は取り上げないという暴挙! 

このように、会社は「パワハラの調査の過程でOさんの問題行為がでてきて懲戒解雇にした」と主張し続けてました。一方で、会社はパワハラ調査の過程・内容の詳細説明を一切していません。そこで、ユニオンは2回目の団体交渉の議題として「Oさんへのパワハラ調査経緯と結果」を要求しました。
 そうすると、なんと会社は信じられない行動にでてきました!「Oさんへのパワハラ」については「O組合員の懲戒解雇に対する本件団体交渉の対象ではない」ということで拒否してきたのです! 
 パワハラの事実、それに対する「Oさんを排除する」という結論ありきのいい加減な調査しかしていないことが暴かれることを恐れての行為としか思えません!!
このようにO氏の決死のパワハラの訴えを逆手にとって、事実を曲げてOさんを一方的に悪者にしたてあげたのです!
CDS株式会社は、一部上場会社として恥ずかしくないのか!みなさんも、CDS株式会社に抗議の声をお願いします。

CDS株式会社
本社 〒444-3511 愛知県岡崎市舞木町字市場46番地
TEL 0564-48-7281(代表)FAX 0564-48-6264
広島支社 
〒732-0827 広島市南区稲荷町4番1号 広島稲荷町NKビル11階
TEL 082-568-2207 FAX 082-568-2202

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