2019/04/21

尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会に参加


 尼崎事故を繰り返すな!尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会が4月21日、JR尼崎駅北口広場で開かれました。
 集会は動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西が主催、全国から185人が参加しました。動労千葉の川崎昌浩書記長は「第2の尼崎事故が目の前に迫っている。労働組合を解体し安全を破壊する攻撃と対決する」と宣言しました。さらに、港合同、関西生コン支部が発言。参加者は、労働運動の命運をかけ、共謀罪の先取りであり、改憲攻撃そのものである関生弾圧を労働者の団結で粉砕する決意を固めました。
 続いて動労西日本の山田和広書記長が、基調報告を行いました。尼崎事故の本質的な原因は、国鉄分割・民営化によって国鉄労働運動が解体されたことにあると断言し、JR西日本の責任を徹底的に弾劾しました。そして「尼崎事故現地闘争は、痛苦な反省から開始され、14年間、続けられてきた。2度と尼崎事故を許すな!の闘いは今こそ必要です。この闘いは、闘う労働運動をよみがえらせることとひとつなのです。」と述べました。
 次々に全国から結集した動労総連合の仲間が発言しました。動労水戸をはじめ、動労総連合・九州、動労北陸、動労福島が決意を表明。動労西日本は「戦争の波が押し寄せている。断固闘おう」と呼びかけました。さらに神戸市職の労働者や広島連帯ユニオンの矢田三恵さん(高陽第一診療所労組)の発言が続きました。集会には、天皇即位によるメーデー圧殺への激しい怒りと、これと対決してメーデーに決起する熱意がみなぎっていました。
集会後、事故現場までのデモを行いました。尼崎事故をなかったことにする凶悪な意志をむき出しにして外注化に突き進むJR西日本は、事故現場をドームに覆ってしまいました。激しい怒りが心底から湧き上がりました。14年間、続けられてきた「尼崎事故を許すな!」の闘いが今こそ必要です。それは、国鉄闘争が、改憲・戦争阻止!大行進の下で、闘う労働運動をよみがえらせる原動力であり、すべての職場での闘いと一体のものだと実感できました。

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