広島労組交流センター総会が成功裡に勝ち取られる
4月3日(日)、広島市西区民文化センターにて、広島労組交流センターの2016年度定期総会が開催されました。広島連帯ユニオン青年部の会員が議長を務め、総会後の交流会まで、終始青年労働者が中心となってとり仕切られた総会でした。
冒頭に、代表の動労西日本大江委員長が主催者あいさつ。「動労総連合を全国にと掲げ、わずか2年で本日の北陸結成にまで至った。だれがこれを予測できただろうか。しかし、情勢はそこまで来ている。戦争阻止のためにも仲間を増やす一年としたい」と組織拡大決戦を訴えました。連帯のあいさつには婦人民主クラブ全国協広島支部の福井秀子さんが立ち、「職場でこそ怒りをもって闘うことが大事。ここを乗り越えて組織拡大を」と、この間の活動の教訓から発言しました。
議案提起を広大生協労組の壹貫田委員長が行いました。朝鮮侵略情勢下、1~3月の激闘を総括し、水戸、舞鶴、愛媛の「被曝労働拒否」の闘いが「労働の奪還」を基軸に、新自由主義と闘う労働運動を復権させていることを鮮明にしました。CTSの就業規則改悪を阻止した動労千葉の闘いに続き、G7広島外相会合への闘いから5.1メーデーに総決起することを提起しました。
続いて質疑・討論に入り、最初に動労西日本岡崎組合員が春闘スト報告をうけました。動労西日本三拠点でのスト決起と、何より「広島印刷事業所廃止絶対反対」を掲げた揺るぎない決起が資本との関係を一変させ、労働組合の枠を越えて闘いの広がり、職場からの決起の展望を示していることを示しました。また、自治体労働者部会から発言に立った女性労働者は、「非正規職撤廃で広島に自治体労働者の拠点を」と決意を表明しました。
草津病院支部や高陽第一診療所労組をはじめ、医療福祉労働者が新自由主義との闘いを活き活きと発言。「よってきんさい古江」・美泉闘争で竹川さんの無実を勝ち取るとともに、全県下の労働者を組織する決意を明らかにしました。そして、広島連帯ユニオンの各支部から解雇撤回の闘い、教育労働者部会、広大生協労組、非正規職への差別的待遇に怒りを燃やす郵政青年労働者が次々と発言しました。
特別決議として、「全国で絵画展を開催し、労働者階級人民の階級的団結で星野さんを取り戻す決議」、「朝鮮侵略戦争を許さず、G7広島外相会合に反対する決議」、「鈴木たつお弁護士を推薦し、7月選挙闘争へ総決起する決議」を採択し、大江代表による団結ガンバロウで総会をしめくくりました。
2月に開催された全国総会で「ゼネストを組織する交流センター」への飛躍を開始しました。この3月には、京大反戦バリストへの弾圧粉砕と一体で、動労総連合と全国の会員によって各地で連続した春闘ストライキが闘い取られています。広島県交流センターもまた、組織拡大こそ最大の課題であること、四大産別に交流センターの拠点を建設すること、ここにこそ飛躍のカギがあることを鮮明にさせた総会でした。
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